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シカゴ消防局の消防士らが命がけで人々を救い出すさまを描く、迫力のレスキューアクションシリーズ第8弾。製作総指揮はヒットメーカーのディック・ウルフ。『Dr.HOUSE』のジェシー・スペンサー、テイラー・キニーらが第1シーズンから続投している。今シーズンでは、大切な仲間を失いながらも、使命を果たすために悲しみから立ち上がる隊員たちの姿が熱く描かれる。マットレス工場の火災現場に駆けつけた消防隊員たち。爆発が迫るのに気づいて退避するが、その途中で爆発が起きて床が崩落してしまう。救命士のシルビー・ブレット(カーラ・キルマー)の腕が下敷きになってしまい、ステラ・キッド(ミランダ・レイ・メイヨ)が必死で助け出す。マシュー・ケイシー(ジェシー・スペンサー)は予想外の事態に混乱するものの、ウォレス・ボーデン大隊長(イーモン・ウォーカー)の言葉でなんとか落ち着きを取り戻す。ジョー・クルース(ジョー・ミノソ)は、現場で倒れていたブライアン・“オーチス”・ズヴァナチェック(ユーリ・サルダロフ)を発見。救急車に付き添ったクルースは、友のひどいケガの状態を見て泣き崩れる。オーチスはクルースに見守られながら息を引きとった…。3カ月が経ち、完治したブレットはフィアンセとフォウラートンへ去っていった。その後、ケイシーは火災現場に救命士を呼んだ責任を審問会で問われ…。
2020年、韓国で放送され大ブームとなったドラマ『梨泰院クラス』。多くの視聴者をとりこにしたこの作品が、ついに日本でリメイク! 2022年7月よりテレビ朝日で放送された。舞台を梨泰院から東京・六本木に移し、金と権力によってどん底にまで突き落とされてしまった主人公を竹内涼真が演じる。『梨泰院クラス』の原作となったWebマンガの作者・チョ・グァンジンや、韓国のドラマ制作会社、スタッフの協力を得て作り上げられた日韓共同作品に、多くの期待が集まった。2006年秋、大手外食産業「長屋ホールディングス」に長年勤めてきた宮部信二(光石研)は本社勤務となり、息子・新(竹内涼真)とともに東京に引っ越してきた。高校3年生の新は都内の明城高校に転入したのだが、登校初日、新の自己紹介が終わり、担任が席を外したその直後、いきなり教室内に罵声が飛んだ。龍河(早乙女太一)が雄大(矢本悠馬)を殴り倒し、雄大の頭にトマトジュースをかけながらいいがかりをつけ始めたのだ。クラスメイトは沈黙のまま、誰ひとり龍河を止める者も、雄大を助ける者もいなかった。見かねた新が思わず立ち上がると、隣の席の優香(新木優子)が彼を制した。龍河は明城高校に多額の寄付をしている「長屋ホールディングス」の御曹司であり、新の父親の上司の息子だったのだ。しかし事態を見過ごせない新は…。
『ウェントワース女子刑務所 シーズン3』はオーストラリアで2015年に放送された。大人気サバイバルドラマのシーズン3。どこにでもいるごく普通の主婦だったビー・スミスが、ウェントワース女子刑務所内でトップ・ドッグに上り詰め、“クイーン・ビー”と呼ばれるまでの過酷な道のりを描いた大ヒット作。キャストにはダニエル・コーマックやニコール・ダ・シルバ、セリア・アイルランドらが名を連ねた。ウェントワースのボスになったビー(ダニエル・コーマック)は、ブレイデン(リーフ・アイルランド)殺害の罪で刑期が追加され無期懲役となり、刑務所の外にまでビーの存在は広まっていた。看守長・ファーガソン(パメラ・レイブ)が、刑務所内のルールをさらに厳しくしたことで囚人たちの間の不満は募っていく。一方でビーは、ボスとして対応を求められ…。そんななか、外の世界では“レッド・ライト・ハンド”という女性だけで構成された自警団グループが、女性をしいたげた男たちに制裁を加える事件が発生していた。リーダーのカズ(タミー・マッキントッシュ)はビーを崇拝し、ウェントワースに面会に現れる。
『日常』は2011年4月から9月にかけて放送された学園ポストモダンギャグアニメ。非常識で不思議な「日常」が題材の物語だ。原作はあらゐけいいちの漫画で、「月刊少年エース」などに連載されていた。終始、奇想天外な「日常」が展開され、そのシュールな作風はほかに類を見ない。アニメ版の制作は、『涼宮ハルヒの憂鬱』『けいおん!』などを手がけた京都アニメーション。テレビアニメのほか、OVA、ゲーム、小説などさまざまなメディア展開も見せている。オープニングテーマ「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」は、ヒャダインこと前山田健一のメジャーデビューシングルであり、麻生夏子が出演するPVなども大きな話題となった。物語の舞台は県立時定高校。そこに通う1年生の相生祐子(本多真梨子)、長野原みお(相沢舞)、水上麻衣(富樫美鈴)は、ドタバタと楽しい毎日を過ごしている。そのほか、2年の笹原幸治郎(川原慶久)や立花みさと(堀川千華)などが、ヤギに乗って登校したり学内でバズーカ砲を撃ちまくったりとハチャメチャ。町内では、東雲研究所のはかせ(今野宏美)と、はかせに作られた女性型ロボット・東雲なの(古谷静佳)がドタバタな日常を送る。
『To LOVEる -とらぶる-』は、2008年4月より放送されたSFラブコメディアニメ。全26話。主人公の結城リトと、リトのもとへ現れた宇宙人の女の子・ララを中心としたキャラクターたちの、ドタバタな日常を描いた作品。リトとララに加えて、もう1人のヒロインである西連寺春菜を交えたやり取りがユニークだ。また多くの女性キャラクターたちによる、ちょっとエッチで刺激的な描写も魅力。原作は「週刊少年ジャンプ」にて、2006年から2009年まで連載された矢吹健太朗(作画)、長谷見沙貴(原作・原案など)による大人気漫画。 続編である『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』を含めてシリーズ累計発行部数は、1,600万部を超えている。恋愛に奥手な高校生・結城リト(渡辺明乃)は、クラスメイトの西連寺春菜(矢作紗友里)に告白しようとしていた。しかし突然宇宙から隕石が飛来して邪魔され、上手くいかなかった。その夜、リトがお風呂に入っているとそこにいきなり裸の女の子が現れる。あまりの予想外の出来事に、リトは腰を抜かした。その女の子はララ(戸松遥)という名の、宇宙人の女の子だった。なんとララはデビルーク星の王女で、お見合いばかりの生活に嫌気が差して逃げてきたらしく…。
2014年10から12月にかけて、TBS系列の「日曜劇場」枠で放送された青春ラブコメドラマ。『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』などを手掛けた、宮藤官九郎によるオリジナル作品。宮藤の脚本作品として、前年に大ヒットした『あまちゃん』以後初のテレビドラマとして注目された。主演は錦戸亮と満島ひかり。そのほかにも波瑠や永山絢斗、さらに重岡大毅、川栄李奈、黒島結菜、森川葵、矢本悠馬、竜星涼など、多数の人気若手俳優たちが出演した。原平助(錦戸亮)は、母校の仏教系男子校・東高、通称「とんこー」の国語教師。偏差値の低いとんこーは、わずか100mの距離に隣接するカトリック系の女子校・聖三島女学院、通称「三女(さんじょ)」からは露骨に下に見られていたが、経営難などの理由で合併話が進んでいる。平助は高校時代、三女の生徒・蜂矢祐子(波瑠)に片想いしていたが、親友の蔦谷サトシ(永山絢斗)に彼女を奪われ、三女の礼拝堂を焼失させる事件を起こしてしまった過去を持つ。そのことを長年誰にも明かせずにいる平助は、両校の交流を深めようとするが、祐子の妹で三女の教師・蜂矢りさ(満島ひかり)から猛反発を受ける。
最強に理不尽な青春、ここにスタート!『銀の匙 Silver Spoon』は、2014年3月に公開された日本の映画。原作は『鋼の錬金術師』で知られる荒川弘の漫画であり、2011年から2019年まで「週刊少年サンデー」に連載されていた。作者自身の経験を活かした農業高等学校を舞台とした学園もので、実写映画版である今作の監督は『机のなかみ』『麦子さんと』などを手掛けた吉田恵輔。主題歌はネオ・フォーク系のパイオニア・ゆずが担当している。有名な進学系の中学校に通っていた八軒勇吾(中島健人)は、すさまじい勉強社会のなかで脱落し、学業成績でしか評価してくれない両親に嫌気がさしていた。そして、逃げるように全寮制の農業高等学校・エゾノーに進学した。だが、エゾノーは当然ながら農業に対する志を持った生徒ばかりのため、将来の夢も何もない勇吾は浮いた存在となる。そんななかでも、御影アキ(広瀬アリス)、駒場一郎(市川知宏)らクラスメイトとのふれあいを通じて、勇吾は徐々に前向きな気持ちになっていき…。
漫画界のアカデミー賞と呼ばれるアイズナー賞にて、最優秀ユーモア賞を受賞した任侠コメディ作品『極主夫道』が実写ドラマ化! 2020年10月より放送。2021年4月にはNetflixでアニメが独占配信、2022年6月には主要キャストが続投し、実写映画が公開された。不死身の龍と呼ばれた伝説の男・龍が、結婚を期に専業主夫に転身! 本人は一生懸命でも、傍から見ると笑いが止まらないドタバタ任侠コメディが幕を開ける。最凶の極道男・龍(玉木宏)は「暴力では大切なものは守れない」と気づき、結婚を機に専業主夫になった。専業主夫の仕事は、炊事洗濯・買い物・弁当作り・掃除・イベント行事と大忙し。妻の美久(川口春奈)との、お互いにどこかズレたやりとりが繰り広げられる。主婦仲間と話していても、ヤクザ言葉のせいでとんでもない勘違いをしてしまう。警察が職務質問をしてきたら、セール券でその場しのぎ。極道の漢たちがやってくれば、己の料理の腕で黙らせる!町内、極道、警察がうごめくこの街で、今日もたくさんのアクシデントに見舞われながら、龍は極主夫道を極めるため日々新たな家事スキルを身につけていく…。
『推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、岡山県で地下アイドルとして活動する女の子たちと、そのアイドルたちを応援するオタクたちを描いたテレビアニメ。徳間書店「月刊COMICリュウ」で2015年から連載されており、2017年には「このマンガがすごい!2017」のオトコ編第12位にランクインしている。アニメはTBSほかにて、2020年1月より放送された。2022年には実写ドラマ化も制作され、2023年には実写映画が公開。岡山県のパン工場でアルバイトとして働く主人公・えりぴよ(ファイルーズあい)。ある日、マイナーな地下アイドルグループ「ChamJam」の路上ライブを見かけたえりぴよは、そのメンバーの中でサーモンピンクが担当カラーの市井舞菜(立花日菜)に強烈な印象を受ける。そして、えりぴよは自分の全財産をつぎ込むほどの舞菜ファンになっていく…!しかし、舞菜の人気は「ChamJam」中でも最下位。舞菜はもっと評価されるべきだと考えているえりぴよは、熱心に応援し、一日中推しのことだけを考えるように。そのえりぴよの姿を、オタクたちは「伝説」と呼び、一目置かれるまでの存在になっていく――。ファンとアイドルという一線を画すふたりの関係は、いったいどこに向かうのか? そして、舞菜たち「ChamJam」はタイトルにある「武道館」に行くことができるのか?
5秒間のみ他人の身体を乗っ取る、自分の姿を消す…。思春期に差し掛かったごく一部の人間に「特殊能力」が発症する世界での、SFファンタジーアニメ。麻枝准が原作・脚本・音楽、キャラクター原案をNa-Gaが担当。アニメーション制作はP.A.WORKS。2015年7月より放送。乙坂有宇(内山昂輝)は、5秒だけ他人の身体に乗り移って、その人間を操ることができる特殊能力を持つ。この能力を悪用して試験でカンニング等を繰り返し、名門高校に合格。優等生生活を送っていた。しかし、ある日ふとしたことから星ノ海学園の生徒会長・友利奈緒(佐倉綾音)と高城丈士朗(水島大宙)に能力者であることを見破られる。友利から科学者に捕まって実験台にされる能力者が多くいることを知らされ、妹の乙坂歩未(麻倉もも)とともに学園に転入した。そして有宇はひとりの能力者として、生徒会で自分たちと同じ能力者に警告または保護する活動に協力することになる…。
『グレムリン』や『グーニーズ』などワクワクするような作品を生み出してきたクリス・コロンバス監督が描いた、家族のいない「新型」ファミリー・アドベンチャー! 日本では1991年に公開された。兄たちからいじめられている8歳の少年・ケビンは、「家族が全員いなくなればいい」と願った。その願いは思わぬ形で現実となったのだが…。アメリカのシカゴに住むマカリスター家は、クリスマスシーズンに家族全員でパリへ旅行にいくことに。出発の当日、目覚まし時計が鳴らず、家族は慌てて空港へ向かう。だが、屋根裏部屋で寝ていたケビン(マコーレー・カルキン)だけが家に取り残されてしまった。ひとりでの生活を満喫していたケビンだったが、マカリスター家にふたり組の泥棒、ハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)が現れる。そんな泥棒から大切な家を守ろうと、ケビンはあらゆるトラップを仕掛けてふたりを迎え撃とうと計画するのだった…。
世界中で爆発的な人気を誇る『ハリー・ポッター』の新シリーズ第1弾。原作者であるJ・K・ローリング自身が脚本を手がけたことでも大きな話題となった。全世界での興行収入は約900億円にものぼり、日本でも73.4億円の大ヒットを記録した。2016年公開。大都市ニューヨークを舞台に繰り広げられる、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描いたファンタジー・アドベンチャー。魔法動物の保護と調査のためにニューヨークを訪れた、魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)。彼は魔法のトランクにたくさんの魔法動物を詰め込んで旅をしているのだが、ひょんなことから何匹かの動物が逃げ出してしまう。しかもアメリカでは魔法動物は禁じられているため、ニュートは事態を知った「米国魔法省」から違反者として追われることに!さらに、魔法撲滅を訴える秘密結社「新セーレム救世軍」も関わってきて、物語は思わぬ方向へと展開していく…。
プロポーズした日の翌日、彼女は忽然と男の前から姿を消した…。『彼女のウラ世界』はVODサイトでWeb配信されているドラマ。原作は『ワカコ酒』シリーズの脚本を務めた女里山桃花で、情報Webサイト「東京カレンダー」に連載されていた。モラハラ気質の男と謎が多い女、ふたりのある瞬間の物語を「TOSHIRO SIDE」「AKIKO SIDE」と男女それぞれの視点で描いている。制作会社に勤務する西村敏郎(三浦貴大)は、マッチングアプリで知り合った近藤明子(剛力彩芽)と3年間つき合ってきたが、ついにある晩にプロポーズ。そして翌日の夜、敏郎は制作中のドラマについて、自宅でリモート会議をしていた。そこで彼女を同僚に紹介しようとしたとき、敏郎は明子がいないことに気づく。なんと明子は、プロポーズのときに渡した指輪の箱に「さようなら」というメモを残して忽然と姿を消してしまったのだ。敏郎は訳もわからぬまま明子を探しはじめるが、そこから自分が明子のことをほとんど知らなかったことに気づきはじめ…。
まったく考え方の異なるふたりの男とひとりの女が織り成す、奇妙で素敵なラブストーリー!『協奏曲』は、1996年10月から12月にかけて放送されたテレビドラマ。田村正和と木村拓哉演じるふたりの男性と、宮沢りえ演じるひとりの女性による儚くも美しい奇妙な三角関係が描かれている。劇中音楽はバート・バカラックの曲を若草恵が編曲したものを全編にわたって使用し、独特の優雅さを演出。ヴァネッサ・ウィリアムスの主題歌に乗せて紡がれるオープニング映像も大反響となった。建築家を夢見る若者・貴倉翔(木村拓哉)と、その恋人・榊花(宮沢りえ)。海岸で暮らすふたりの前に、突如海からひとりの男があらわれた。事故に遭ったというその男を翔と花は介抱したが、実はその男、翔が憧れている有名建築家・海老沢耕介(田村正和)その人だったのだ。貧乏暮らしをする翔と花に対し、耕介は恩返しとばかりに世話を焼いていくが、そこから3人の複雑な恋愛模様が形成されていく…。
『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』は、2007年8月に公開された特撮ヒーロー映画。平成仮面ライダーシリーズの第8作『仮面ライダー電王』の劇場版作品であり、内容はテレビ版の第27話と第28話の間の出来事となっている。今作では、その後の劇場版で野上良太郎役を演じる溝口琢矢が初出演を果たしているほか、敵役を演じた渡辺裕之が当時史上最年長の仮面ライダーとして話題になった。主題歌は青春パンクの旗手・175Rが担当している。いつものように、野上良太郎(佐藤健)たちは街に出没したイマジンを追って過去の世界へ。ところが、その事件はデンライナーを強奪するための罠だった。その首謀者・牙王(渡辺裕之)はまんまとデンライナーを乗っ取り、オーナー(石丸謙二郎)、ナオミ(秋山莉奈)、そして4人のイマジン、モモタロス(関俊彦)、ウラタロス(遊佐浩二)、キンタロス(てらそままさき)、リュウタロス(鈴村健一)は囚われの身となってしまった。その後、なんとか脱出したモモタロスが良太郎、そしてハナ(白鳥百合子)と合流するが、良太郎はショックにより一時的に電王に関する記憶すべてを失ってしまっていた…。
生田斗真主演の青春群像ドラマ。高知県の四万十川周辺を舞台に、7人の若者たちの葛藤と成長を描く。ヒロインを演じる真木よう子をはじめ、桐谷健太、香椎由宇、柄本佑、木村文乃、国仲涼子ら豪華キャストが顔を揃える。解雇をいい渡された派遣社員の小平丈太郎(生田斗真)は、恋人(大塚千弘)からもフラれてしまう。一方、大学病院で研究職についていた二階堂かほり(真木よう子)は、地元・四万十の病院への異動をすすめられる。就職先をネット検索していた丈太郎は、四万十市の「地域おこし協力隊」の募集をみつけ、四国への移住を決心する。偶然同じ飛行機で高知に向かった丈太郎とかほり。機内でみかけたかほりに丈太郎は声をかけるが、軽くあしらわれてしまう。駅には協力隊の隊長・藤井順一(桐谷健太)が丈太郎を迎えにきていた。かほりの姉のさより(国仲涼子)と同級生だった順一は、かほりに声をかけ、彼女が医者として地元に勤めることになったと聞いて喜ぶ。その後、迎えにきたさよりの車でかほりは実家に向かう。役所の日下課長(松重豊)から高齢者のサポート業務を頼まれた丈太郎は、町になじむためには知らない人にも挨拶することが大切だと教えられる。新居に案内された丈太郎は、不動産屋の今井春菜(木村文乃)に紹介される。隣人の大村郁子(倍賞美津子)の育てている花をほめた丈太郎は、さっそく彼女に気に入られ…。
大人気作家・東野圭吾原作のベストセラー小説を、志田未来主演で連続ドラマ化。2010年放送。バスの転落事故に遭遇した後、娘の体に妻の魂が宿って甦る奇跡を描くヒューマンファンタジー。夫の平介役を佐々木蔵之介が演じる。杉田平介(佐々木蔵之介)は妻の直子(石田ひかり)と娘の藻奈美(志田未来)と3人で、平凡だが幸せな毎日を送っていた。ある夏の日、妻と娘だけで長野の実家にバスで帰省することになり、平介は玄関先でふたりを見送る。その数時間後。直子たちを乗せたバスが転落事故を起こしたという緊急ニュースが流れ、平介は動揺する。現場に駆けつけた平介は、医師から状況説明を受ける。直子が覆いかぶさって守ったおかげでほとんど外傷がなかった藻奈美は、意識不明のままだった。重傷を負った直子は藻奈美の無事を確かめてから、平介が見守るなか息を引き取る。間もなく目を覚ました藻奈美は、表情も言葉も失ったままだった。直美のことを藻奈美にどう話せばよいのかと苦悩する平介。そんななか、とうとう口を開いた藻奈美は、自分は藻奈美ではなく直子だという驚きの告白を始め…。
ガンダムを操るのは、水星から来たひとりの少女…!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、2022年10月から2023年1月にかけて放送されたテレビアニメ。シーズン2は2023年4月より放送。1979年から1980年にかけて放送された『機動戦士ガンダム』からはじまった「ガンダムシリーズ」の一作である。テレビシリーズとしては初となる女性主人公の物語で、舞台はモビルスーツ訓練学校となっている。監督は『スプリガン』の小林寛。シリーズ構成は『コードギアス 反逆のルルーシュ』『革命機ヴァルヴレイヴ』などを手掛けた大河内一楼が務めている。舞台は企業による宇宙進出が盛んとなったA.S.122。水星に住む17歳の少女、スレッタ・マーキュリー(市ノ瀬加那)が、アスティカシア高等専門学園へ編入することになった。スレッタは同世代とのコミュニケーションに慣れていないこともあり、同級生にうまく溶け込めない。仕方なくあれこれとスレッタの世話を焼くミオリネ・レンブラン(Lynn)。そのミオリネにグエル・ジェターク(阿座上洋平)という上級生が暴力をふるったため、スレッタはグエルに決闘を申し込んだ。この学園では、モビルスーツ同士の決闘によって「望むもの」を取り合うルールがあったのだ。そして、スレッタは愛機・エアリアルで戦いに挑むが…。
もし悪を葬れるものがあるとしたら、それはつまり、それ以上の「悪」…。『銀と金』は、2017年1月から3月にかけて放送されたテレビドラマ。原作は『賭博黙示録カイジ』『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』などのギャンブル作品で知られる福本伸行の漫画であり、1992年から1996年まで「アクションピザッツ」に連載されていた。裏社会で生きる者たちの、命を懸けた駆け引きや壮大なギャンブル勝負などを描いている。主演は池松壮亮。裏社会のフィクサー・平井銀二役には、原作者の指名によりリリー・フランキーが起用された。フリーターの森田鉄雄(池松壮亮)は、何をやってもうまくいかず、その怒りをギャンブルにぶつけていた。そんなある日、鉄雄は競馬場で平井銀二(リリー・フランキー)という男に声を掛けられ、ある仕事を依頼される。銀二のいわれるがままに金貸しの助手を務めた鉄雄は、その後ある老人を大金と引き換えに殺害するよう銀二にいわれる。しかし鉄雄はそれを拒み、大金を銀二に返却。それでも「裏社会で生きたい」という思いを銀二に告げると…。
大ヒットラブコメアニメ『かぐや様は告らせたい』シリーズの最新作。原作における「クリスマス編」のアニメ化であり、かぐやと白銀の関係が大きく進展するストーリーが語られた。いくつもの「恋愛頭脳戦」を乗り越えてきた、ふたりの決断に注目だ。文化祭の最終日。かぐや(古賀葵)と白銀(古川慎)はファーストキスを終え、幸福の絶頂にあった。しかし、かぐやは初キスにもかかわらず、ある失敗をしていた。その結果、かぐやの頭の中で脳内会議がおこなわれ、攻撃性のある人格・氷かぐやへと入れ替わってしまう。一方、白銀は、束の間の達成感に浸っていたが、ただキスをしただけで、ふたりが恋人同士になったわけではない事実に気がつく。白銀はなんとしてでもキスの意味を探ろうとするが、かぐやに軽くかわされてしまうのだった。そんな中、ついにクリスマスイヴがやってくる。白銀は藤原(小原好美)やかぐやとクリスマスパーティーを開催し、今度こそかぐやの気持ちを確かめようとするのだが…。
文明開化もめざましい近代日本。帝都に屋敷を構える名家の長女・斎森美世は実母を早くに亡くし、幼い頃から継母と異母妹から虐げられて生きてきた。すべてを諦め、日々耐え忍んでやり過ごすだけの彼女に命じられたのは、美しくも冷酷な軍人・久堂清霞との政略結婚だった。数多の婚約者候補が逃げ出したという噂の通り、清霞は美世を冷たくあしらう。 しかし逃げ帰る場所さえもない美世は、久堂家で過ごすうちに、清霞が実のところ悪評通りの人物ではないことに気づいていく。そして清霞もまた、これまでに言い寄ってきた婚約者たちとは違うものを美世に感じ、いつしか互いに心を通わせ、それぞれが抱いていた孤独が溶けていく。 「望んでしまった…少しでも長く、この人と居たいと。」 しかしその頃帝都では、不穏な【災い】が次々に人々を襲う。清霞はその最中で国を司る帝から、国民の盾となることを命じられる。命を賭して戦う清霞。その身を案ずる美世。しかしその【災い】の影には、思いもよらぬ陰謀が渦巻いていた。任務を全うする清霞の背後で、美世にも魔の手が迫る。やがて残酷な運命が、容赦なく二人を切り裂いていく― 願うのはたったひとつ、あなたの幸せ。
新生イナズマジャパンに秘められた真実とは!?テレビアニメ『イナズマイレブンGO』シリーズの第3期。松風天馬率いる新生イナズマジャパンが世界一の座を目指して、数々の試練を乗り越えていく。少年サッカーの世界大会「フットボールフロンティア・インターナショナルV2」。その大会に出場する代表選手の発表を聞くため、松風天馬(寺崎裕香)ら100名以上の候補者がスタジアムに集まっていた。そんな彼らの前に、日本代表チームの監督・黒岩流星(佐々木誠二)が現れ、ついに代表選手11名を発表する。雷門イレブンからは、キャプテンとして天馬が抜てきされたほか、剣城京介(大原崇)、神童拓人(斎賀みつき)が選ばれる。だが、残り8名は知らない選手ばかりだった。そうしたなかで、天馬率いる日本代表チームは、突然エキシビジョンマッチをすることになる。相手は強豪校・帝国学園である。きっと天馬たち以外の8名もなにか特技があるに違いない。そう考えた天馬は、作戦を立てて、帝国学園に立ち向かう。だが、どうも彼ら8名の動きがおかしい。それもそのはずで、なんと彼らはトップ選手どころか、サッカー未経験者だったのである。そのため、当然エキシビジョンマッチにも惨敗する。いったいなぜ黒岩は彼らを日本代表チームに選んだのか。キャプテンの天馬がチームを成長させていくなかで、その隠された真実が明らかになる。
2015年に公開された大ヒットアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』を、人気アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人主演で実写映画化。4人の高校生男女の切ない恋心と、それぞれの成長を描く。ヒロイン役の芳根京子をはじめ、石井杏奈、寛一郎、大塚寧々、荒川良々ら実力派が出演。夢見がちな少女だった成瀬順(芳根京子)は、自分のおしゃべりが原因で父・泰史(平原テツ)と母・泉(大塚寧々)が離婚してしまったことに傷つき、言葉を発せなくなったまま高3に成長する。ある日、担任の城嶋(荒川良々)から、「地域ふれあい交流会」の実行委員に坂上拓実(中島健人)、順、仁藤菜月(石井杏奈)、田崎大樹(寛一郎)の4人が指名される。順と大樹は反発し、元恋人同士の拓実と菜月は複雑な思いを抱く。出し物に提案されたミュージカルに拓実と菜月はあまり乗り気ではなかったが、順だけが興味を持つ。順の思いに気づいた拓実は、音楽には不思議な力があるかもしれないといって彼女に寄り添う。次第に順は拓実に心を開き、メールで会話するようになった。クラスでの打ち合わせで、順はミュージカルをやりたいという気持ちを歌で伝える。言葉と違い、歌ならば腹痛が起きないことに順は気づいたのだ。その夜、母に責められて追い詰められた順は、自分の経験をモチーフにミュージカルの歌詞を書き上げて拓実に送信し…。
大ヒット映画『シュレック』『ボス・ベイビー』のドリームワークスによるコメディアニメ。アーロン・ブレイビーの児童文学シリーズを原作に、華麗にお宝を奪う怪盗「バッドガイズ」の活躍を描く。オリジナル版ではサム・ロックウェル、オークワフィナらが、日本語版では尾上松也、安田顕らが声優を務める。天才スリ師のミスター・ウルフ(サム・ロックウェル)、金庫破りの達人・スネーク(マーク・マロン)、クレイジーなケンカ屋・ピラニア(アンソニー・ラモス)、変装ならおまかせのシャーク(クレイグ・ロビンソン)、毒舌ハッカーのタランチュラ(オークワフィナ)は、怪盗「バッドガイズ」のメンバーたちだ。銀行から金を盗み出し、スネークの誕生祝をしていた彼らは、テレビリポーターのティファニー(リリー・シン)が自分たちのことを極悪非道な犯罪者だと話すのを観てにんまり。しかし、その後登場した新知事のダイアン・フォクシントン(ザジー・ビーツ)から、独創性のない二流犯罪者だといわれたウルフたちは怒りを爆発させる。彼らはダイアンの鼻を明かすために「黄金のイルカ」を盗みに入るが、失敗して捕らえられてしまう。名士のマーマレード教授(リチャード・アイオアディ)によって、「バッドガイズ」は善人に変わるためのプログラムを受けることとなるが…。
今作は2018年に公開された『ハロウィン』の続編映画。2021年公開。前作の直後からストーリーが展開し、炎の中に閉じこめても死ななかったブギーマンと、街の住民たちの戦いが描かれていく。心を持たない殺人鬼・ブギーマンを、ジェームズ・ジュード・コートニーが演じた。セリフもなく素顔すら映らないが、圧倒的な存在感を見せつけている。また、1作目からシリーズに出演しているジェイミー・リー・カーティスがローリー役を再演した。ローリー(ジェイミー・リー・カーティス)の機転により、死んだと思われたブギーマン(ジェームズ・ジュード・コートニー)が生きていた。炎の中から復活したブギーマンは、消火活動にあたっていた消防士たちを皆殺しにし、ふたたび活動を開始する。ブギーマンの復活を知ったローリーの孫・アリソン(アンディ・マティチャック)は、父の敵を討つためブギーマンの捜索に乗り出す。街の住民たちもブギーマンへの怒りをあらわにし、武器を持って捜索を始めるが、次第に怒りが暴走していき、無実の人間を追いつめてしまうのだった…。
『君は淫らな僕の女王』で知られる、横槍メンゴの同名コミックを原作としたテレビアニメ。可愛らしいキャラクターたちが織りなす、ドロドロの恋愛劇が話題を呼んだ。エロティックな要素も今作の特徴であり、思わずドキッとしてしまうような性描写も含まれている。安楽岡花火(安済知佳)と粟屋麦(島﨑信長)は、学校の誰もが憧れる理想のカップルだ。しかしふたりにはそれぞれ好きな人がおり、それを理解したうえで交際していた。花火は兄妹のように育ってきた、鐘井鳴海(野島健児)が好きだったが、関係を壊すのが怖くなり、告白できていない。麦は中学時代の家庭教師だった皆川茜(豊崎愛生)に好意を寄せていたが、花火と同じく、想いを伝えられていなかった。茜と鳴海は花火たちの高校で新任教師として働いており、いつの間にか距離を縮めていた。そのことに気がついた花火と麦だったが、ふたりの関係を邪魔することはできず、焦りを感じていき…。
2009年5月に始まった日本の裁判員制度。国民の中から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する制度であり、市民が市民を裁くというこれまでにないシステムに大きな関心が集まった。この制度の開始に先駆けて2009年4月から放送スタートした、裁判員制度がテーマのドラマである。フリーターの青年がある日突然裁判員に選ばれ、次々と事件に巻き込まれていく…。裁判員制度が始まったら自分の身にも起こりうるかもしれない、というテーマに多くの注目が集まった。主人公のフリーターを、ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』『魔王』などでブレイクした生田斗真が好演している。裁判員候補者の待機室に駆け込んだフリーター・吉岡徹(生田斗真)。すでに30人ほどの候補者たちが集まっており、面談後、抽選で裁判員が選ばれるという。今回の裁判は、世間を騒がせている東条ホールディングス会長(早川純一)の殺人事件についてであり、裁判所前には多くのマスコミが集まっていた。抽選の結果、裁判員に選ばれたのは主婦・渡部いずみ(加藤あい)、中学教師・田所秀雄(中村靖日)をはじめ、吉岡を含めて6名。裁判の流れを説明されたメンバーは、吉岡の提案でお互いをあだ名で呼び合うことに決めた。そんな彼らの様子を盗撮し、監視していた男(鈴木亮平)がいた。そしてその男は不敵な笑みを浮かべながら、「ようこそ、魔女裁判へ」と呟く…。
“味”体験料理バトル、開宴!食を極めんとする若者たちが切磋琢磨する料理アニメ 『週刊少年ジャンプ』連載の人気漫画をアニメ化。バトルを通して主人公が成長する王道ストーリーが展開されるが、官能的でエロティックに演出される試食シーンも見所。 下町の定食屋・ゆきひらでは、今日も父・城一郎と息子・創真が料理対決を繰り広げていた…。父を超える料理人を目指す創真だが、父の提案で料理学校・遠月学園の編入試験を受けることに。だが、そこは卒業到達率10%以下の超絶エリート校だった…。
斗南大付属高校3年の相原琴子は落ちこぼれのF組だが、優秀クラスA組の中でIQ200と噂される入江直樹に2年間片想いしている。告白を決意した琴子はラブレターを渡すが、「いらない」とあっさりフラれてしまう。傷心の琴子は父と新居に引っ越すが、流星群が落ち倒壊。そこで父の親友の家に居候させてもらうことになるが…。
「失敗しない」孤高の天才外科医・大門未知子が活躍するヒューマンドラマ第4弾 主な出演者は従来通りで、新たに吉田鋼太郎、滝藤賢一、草刈民代、そして女優デビューとなるミス・ワールド 2013 日本代表の田中道子などが脇を固める。 ニューヨークを訪れた大門未知子。未知子の前で突然妊婦が倒れ、近くにいた久保東子が掃除婦として働いているという近所の病院で処置をする。帰国後、未知子は腐敗にまみれた東帝大学病院に派遣されることになるが、何と未知子を招いたのは東子だった。
マーベル・ヒーローたちが集合した『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』後に勃発した、キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立を描いた『キャプテン・アメリカ』シリーズの第3作目。 世界の危機を幾度も救ってきたアベンジャーズ。しかしあるとき、ナイジェリアの都市ラゴスでの任務において、一般人が巻き添えになり多数の死傷者が出てしまう。 また約一年前には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦いで、ソコヴィアに住む多くの一般市民が犠牲になっていた。 これらの件でアベンジャーズは世間から批判を浴びるようになり、ヒーローたちを国連の監視下に置く「ソコヴィア協定」の制定に向けて世界は動きを見せていた。 ソコヴィアの件を猛省していたアイアンマンことトニー・スタークは、この協定に真っ先に賛同。何人かのヒーローもそれに続いた。 しかしキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは、「協定は選択する権利まで奪う」と、強く反対の意を示す。 そんな折、 スティーブのかつての親友バッキー・バーンズが、爆破テロ事件の容疑者として指名手配されてしまう…。 協定をめぐり、分裂の危機に陥ったアベンジャーズ。それぞれの信念をかけたヒーローvsヒーローの戦い=シビル・ウォーが、いまはじまる。
突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため闇の魔術との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!ベネディクト・カンバーバッチ主演、『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオが贈る、時間と空間の概念を超えたアクション超大作!(C)2017 MARVEL
フジテレビで2004年に放送された連続ドラマ。東大法学部を卒業し、大手企業を相手にバリバリ活躍していた弁護士が、ひょんなことから身近な家事事件や民事事件を扱うことになる。そんな主人公の弁護士を、宝塚トップスター出身の天海祐希が演じている。後にスペシャルドラマや続編が制作される人気シリーズとなった。同僚を演じる玉山鉄二や佐々木蔵之介とのテンポよいかけ合いも見所だ。資格試験の中でも、最難関といわれる司法試験を突破した者だけがなれる弁護士。しかしすべての弁護士が高い給料を望めるわけではない。だから多くの弁護士は、多額の顧問料とステータスが得られる大手企業の顧問弁護士を希望するのだ。その一方で遺産相続や離婚など、家族間や男女間における一般的な人間関係のトラブルを扱う弁護士は、なかなか儲からない。感情的なクライアントへの対応など、かなりの忍耐と労力を必要とするにもかかわらず、報酬はまったく見合っていないのが現状なのだ。東大法学部を卒業し、業界大手の法律事務所で華々しい活躍を見せていた間宮貴子(天海祐希)だが、自分の実績に対する事務所の対応に不満を感じ、ついに独立を決意した。同僚の広澤(竹野内豊)を誘い、共同経営で事務所を構えた貴子だったが、開業初日、受付担当・香織(美村里江)以外のスタッフが全員来ていないことにがく然とする…。
警視庁では原則的に許されていない潜入捜査。しかし難事件を解決するためには潜入することも必要だ…。そんな悩みを持つ捜査一課から密命を受け、潜入捜査を請け負うことになった私立探偵が今作の主人公・トカゲである。人並みはずれた記憶力を持つ、ちょっと不思議な探偵・トカゲを松田翔太が雰囲気たっぷりに演じている。2013年に放送され、今作でTBS連続ドラマ初主演となった松田翔太、助手役を務める蓮佛美沙子、TOKIOのメンバー・松岡昌宏など、個性的な顔ぶれがそろった作品だ。毎話ごとに登場するゲストにも竹中直人、西田尚美、北村有起哉をはじめ、個性あふれる俳優陣が名を連ねている。人並み外れた映像記憶力と身体能力を兼ね備えた男・織部透(松田翔太)は警視庁捜査一課の元刑事。2年前に警視庁を辞め、今は吉祥寺の「ヤナギ探偵事務所」で探偵として働いている。「ヤナギ探偵事務所」所長の柳田雅彦(伊東四朗)は、警視庁から秘密裏に依頼された民間の潜入捜査員の第1号として、織部を指名することにした。どこにでもスルッと入り込んでしまうことから、通称トカゲと呼ばれている織部。事務所に新しく入った推理小説マニアの元銀行員・望月香里(蓮佛美沙子)は、所長からトカゲの助手になることを指示され、やる気満々でトカゲにあいさつをする。しかしトカゲから返ってきた言葉は「興味ない」の冷たい一言であった…。
小学校の担任・しのぶ先生が教え子たちとタッグを組み、身の回りに起きる事件を解決していくという東野圭吾の小説“しのぶセンセシリーズ”。その第1作目『浪花少年探偵団』を原作として、2012年にTBSで放送された連続ドラマ。ヒロイン・しのぶ先生を演じるのは、NHK連続テレビ小説『つばさ』や『デカワンコ』などでヒロインを演じた多部未華子。彼女の威勢のいい関西弁と豊かな表情がとてもコミカルかつチャーミングであり、思わず惹きこまれる。教え子の小学生を演じている子役時代の濱田龍臣や前田航基などの、元気でかわいらしい姿もとても微笑ましい。大阪のサンセット商店街で珍しく車の渋滞が起きており、クラクションが鳴りやまない。近所に住む修(前田旺志郎)や郁夫(前田航基)、鉄平(濱田龍臣)たちが見に行くと、その原因は停車したままの仮免許練習中の教習車のようだった。教習車を運転していた若い女性(多部未華子)は、助手席の指導教官(六角精児)からさんざん文句と嫌味をいわれ続けていたのだ。とうとうその女性は勢いよく運転席から出ると、周囲の野次馬たちにかまうことなく、「教官ならもっとわかりやすく教えろ!」とすごい剣幕で教官を叱り飛ばした。あまりの勢いに驚いた郁夫たちだったが、まさかその女性・竹内しのぶが、自分たちの新たな担任になるとは夢にも思っていなかった…。
2019年に月9枠で放送されると人気となり、2021年にはシーズン2も放送された大人気ドラマの劇場版! “チームラジハ”が再集結する!メガホンをとったのは、大ヒット映画『マスカレード・ホテル』などの鈴木雅之。窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一など、ドラマ版おなじみの豪華キャストが勢ぞろいしている。甘春総合病院で放射線技師として働く五十嵐唯織(窪田正孝)は、同じく甘春総合病院で働く幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)に片思い中だ。しかし、杏はアメリカ留学が決まっており、迫りくる杏の出発に、唯織は意気消沈していた。そんなとき、杏に1本の電話が入る。離島で診療所を開き、医師として島民を支えていた杏の父・正一(佐戸井けん太)が危篤だというのだ。急いで島へ向かう杏であったが、正一は間もなく息を引き取ってしまう。さらに、島には台風が近づいており…。一方、甘春総合病院には交通事故で意識不明状態の男性・高橋圭介(山崎育三郎)と、その妻で妊娠中の高橋夏希(若月佑美)が運び込まれてくる。一命をとりとめた圭介に対し、夏希は先が長くないと判断され…。
大人気アニメシリーズ『ドラゴンボール』の劇場版第21作目。原作者の鳥山明が脚本とキャラクターデザインを担当した。主人公の孫悟飯がピッコロとタッグを組み、懐かしの敵・レッドリボン軍の末裔を相手に迫力ある戦いを繰り広げる。野沢雅子が孫悟空・悟飯・悟天の3役を務めるほか、古川登志夫、神谷浩史、宮野真守ら実力派声優が出演。孫悟空(野沢雅子)らに滅ぼされた悪の組織・レッドリボン軍。しかし、レッド総帥の息子のマゼンタ(ボルケーノ太田)は、Dr.ゲロの孫で人造人間製造技術を持つDr.ヘド(入野自由)を仲間に引き入れ、軍の復活を目論んでいた。一方、学者業が忙しい孫悟飯(野沢雅子)は、師であるピッコロ(古川登志夫)に娘のパン(皆口裕子)の幼稚園のお迎えまで頼んで叱られる。ひとり修行に励んでいたピッコロのもとに、Dr.ヘドが作った人造人間・ガンマ2号(宮野真守)が現れ、激しい戦いとなる。ピッコロは倒されたふりをしてガンマ2号の後をつけ、基地に潜入する。ピッコロはそこにいたもう一体の人造人間・ガンマ1号(神谷浩史)と、目を疑うような最凶の敵の姿を見つけて驚くのだった。ピッコロはブルマ(久川綾)に電話をし、孫悟空らを修行先から呼び戻すように伝える。マゼンタは孫悟飯をおびき出すために、娘のパンを誘拐する計画を立てるが…。
入試保母と呼ばれるプロ家庭教師の女性によって、秘密が暴かれていく家族をスリリングに描く韓国の愛憎ミステリー。主人公キム・ユンジン役のソン・ユナと、家庭教師のリサ・キムを演じるキム・ソヨンの白熱の演技合戦は一番の見所。共演はキム・テウ、ソン・ジェリム。激しい受験戦争が繰り広げられる韓国・江南地区。パーティーが開かれている最中、入試保母のリサ・キム(キム・ソヨン)が高所からプールに転落して大ケガを負う。彼女を突き落とした容疑で、雇い主のキム・ユンジン(ソン・ユナ)は刑事のハ・ジョンワン(ソン・ジェリム)による取調べを受ける。ユンジンの夫ハン・ジェヨル(キム・テウ)とリサの間には不倫の噂があった。ユンジンはこれまでの経緯を語り始める。3か月前。息子の受験に専念するために、ユンジンは精神科医をやめて専業主婦となった。必死になり過ぎる妻を、夫は心配する。一方、行方不明の姉を探していたリサ・キムは、探偵から姉の精神科医だったユンジンについての話を聞く。ユンジンが医師をやめたのは事故が原因で、病院がそれを隠ぺいしたことを知ったリサは、さらに詳しく調べるよう迫る。しかし、ユンジンの夫が警視正であることを知る探偵社は手を引いてしまう。ユンジンが周囲から入試保母を雇うよう勧められていることを知ったリサは、自らが保母となって近づくことを企み…。
車田正美原作の人気漫画をアニメ化し、80年代に大ブレイクしたバトルファンタジーのスピンオフ。復活した黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちの新たな戦いが描かれる。出演は田中秀幸、久川綾ほか。アスガルドを守るために戦おうと民に語り掛けていたリフィア(久川綾)は、牢に入れられてしまう。彼女はそこに投獄されていた獅子座のアイオリア(田中秀幸)と出会う。素手で牢を打ち破り、兵をなぎ倒すアイオリアを見たリフィアは、彼が黄金聖闘士(ゴールドセイント)だと気づく。リフィアはアイオリアに、神オーディーンの地上代行者だったヒルダ(堀江美都子)が突然病に倒れてしまったことを話す。後任のアンドレアス(関智一)は国の禁忌とされていた大樹ユグドラシルを復活させ、人々をだましてアスガルドを支配しようとしていた。一刻も早くユグドラシルを消滅させたいリフィアは、必死でアイオリアに協力を求める。ヒルダからアスガルドの未来を託されたリフィアは、国を守ることを固く決心していた。しかし、ハーデスとの戦いの最中にあるアイオリアは、リフィアの願いを断る。彼は嘆きの壁を破壊したときに死んだはずの自分に、オーディーンがなにをさせようとしているのかと考え思い悩んでいた。アイオリアと別れた後、リフィアは追手に捕らえられてしまう。彼女を守るために戻ってきたアイオリアは、戦いに巻き込まれていき…。
女子落語家たちのゆる~いガールズトーク!?原作・久米田康治、作画・ヤスのギャグ漫画『じょしらく』をもとにしたテレビアニメ作品。5人の個性豊かな女子落語家たちが、楽屋を舞台にゆるくてクスッと笑える日常系トークを繰り広げる。原作は、講談社の月刊少年漫画雑誌「別冊少年マガジン」で連載されていた。コミックスは全6巻。都会の一角にある昔ながらの寄席「末広亭」。そこでは、新進気鋭の5人の女子落語家たちが日々お客さんたちを前に、落語を披露していた。江戸っ子のようなしゃべり方で、ツッコミを入れる蕪羅亭魔梨威(佐倉綾音)。ノリがよく、ボケもツッコミもバランスよくこなす防波亭手寅(山本希望)。小柄でかわいらしく、天真爛漫な波浪浮亭木胡桃(小岩井ことり)。クールだけれどもしばしば突拍子もないことをいう空琉美遊亭丸京(南條愛乃)。少し根暗で情緒不安定ぎみなところがある暗落亭苦来(後藤沙緒里)。実に個性豊かな面々である。ある日、楽屋でパーティーの招待状を開いた5人は、「普段着でお越しください」という注意書きを目にする。そこから、「普段着」とはいったい何なのか、1日のうちで最も長い時間着ている服が普段着なのかといった、どうでもいいような議論が始まる。だが、その議論の末に、5人は明後日の方向に暴走してしまう…。こんなふうに、ゆるくてクスッと笑える楽屋ガールズトークが繰り広げられていく。
2007年、韓国SBSで放送され、最高視聴率37%を記録した大ヒットドラマ。演技に定評のあるパク・シニャンが主演を務めることで大きな注目を集め、1話から高い視聴率を獲得した。視聴率はどんどん伸び、韓国内では社会現象をも巻き起こしている。2015年には日本でも同タイトルのリメイクドラマがつくられ、草彅剛が主演を務め、大人気作品となった。ソウル大を卒業し、大手証券会社で働くエリート証券マン・ナラ(パク・シニャン)は、恋人のチャヨン(キム・ジョンファ)との結婚を控え、幸せな日々を送っていた。その日はナラの妹・ウンジ(イ・ヨンウン)の結婚式に参列したふたりだが、会場でガラの悪い男たちを見かける。男たちを率いているのは、悪質で有名な南大門の闇金業者・マ社長(イ・ウォンジョン)。彼はナラの父・サンス(ナム・イル)を脅し、臓器売買契約書に無理やりサインをさせていた。さらにマ社長らは祝儀袋を片っ端から奪い始め、止めに入ったナラや家族を巻き込んだ乱闘となり、結婚式は台無しになってしまう。ナラはその夜、父からまだ5億ウォンを超える莫大な借金が残っていることを聞かされる。家の権利はとっくに奪われ、家族は住む場所さえも失ってしまった。翌日から闇金業者は、ナラの職場にも執拗に取り立てに来るようになってしまうのだった…。
素性を隠して結婚した夫と、彼の過去を追う刑事である妻を描く、韓国発のノンストップラブサスペンス。『クリミナル・マインド:KOREA』で共演した韓流スターのイ・ジュンギとムン・チェウォンが、スリリングな関係の夫婦を熱演している。共演はチャン・ヒジン、ソ・ヒョヌ。金属工芸作家のペク・ヒソン(イ・ジュンギ)と刑事のチャ・ジウォン(ムン・チェウォン)の夫婦は、ひとり娘のウナ(チョン・ソヨン)と仲睦まじく暮らしていた。ただヒソンの母・コン・ミジャ(ナム・ギエ)から嫌われていることだけが、ジウォンの悩みの種だった。両親と一緒にヒソンの誕生日を祝っていた最中に、ジウォンは仕事に呼び出されてしまう。階段で大ケガをした少年の取調べに向かうジウォン。少年は父に突き飛ばされたと証言するが、父親は罪を認めず、捜査は難航していた。取材にきた週刊誌記者のキム・ムジン(ソ・ヒョヌ)は、ジウォンと出会う。家族にはなにも問題ないと激高する母親の姿を見て、ジウォンは違和感を抱く。ジウォンの夫が金属工芸作家だと聞いたムジンは、自身が記事を担当するヨンジュ市連続殺人事件の殺人鬼も同じ職業だったことを思い出す。夫の作品の宣伝をしてほしいジウォンは、ムジンにヒソンの工房を紹介する。工房を訪ね、ヒソンの顔を見たムジンは…。
再生回数10億回を突破した中国ラブコメディー! ヒロインを演じるのは、『長歌行』などで注目を集めるチャオ・ルースー。相手役にはオーディション番組『創造営2019』からデビューしたリウ・ターが出演している。ほかにも話題の若手俳優たちが勢ぞろいし、現代版シンデレラストーリーを繰り広げる。グー・アンシン(チャオ・ルースー)はギリギリの生活ながらも、配達員の仕事をしながら明るく毎日を過ごしていた。そんなある日、夜道をバイクで走っていたアンシンは、道に突然現れた男性とぶつかってしまう。しかも、病院に到着した男性は記憶がないといいだすのだった。自分のせいで男性を記憶喪失にしてしまったと思ったアンシンは治療費を払おうとするが、その高額な料金に驚く。さらに男性から賠償金を要求され、すぐにはその金額を払えないことから、回復するまで自分の家で療養したらどうかと提案するのだった。その提案に乗った男性は、しばらくアンシンと一緒に暮らすことに。しかし、実はその男性はIT企業の御曹司・リン・ユエ(リウ・ター)であり、アンシンとぶつかる前に何者かに追われていたところを、ブレーキの故障から車ごと海に落下。自力で道路に這い上がってきたそのときに、アンシンとぶつかったのだった。しかも、記憶を失ったフリをしていただけで…。うっかり出会ったふたりの運命は!?
悪い子のもとにあらわれる「黒いサンタ」の活躍を描いた、コメディ映画。監督は実写版『銀魂』や『勇者ヨシヒコ』シリーズを手掛けた福田雄一が務め、吉沢亮がサンタクロースハウスの運営に巻きこまれる主人公を演じた。ある年のクリスマスイブ。大学入試に失敗し、就活もうまくいかない三春(吉沢亮)は、バイト先のコンビニから賞味期限切れのクリスマスケーキを盗んでしまう。その様子を見ていた黒いサンタ・クネヒト(玉木宏)は、三春を拉致し、北極に連れて帰るのだった。突然のできごとに驚く三春だったが、意外と好待遇の「サンタクロースハウス」に惹かれ、クネヒトの下で働くことに。しかし、サンタクロースハウスは文字どおりのブラック企業で、三春は過酷な仕事を押し付けられてしまう。そんな中、クリスマスの消滅を画策する「ネズミ」が、赤いサンタの素質を持った三春を襲おうとする。予期せぬ事態に混乱する三春だったが、世界中の子どもたちにプレゼントを届けるため、仲間たちと奮闘していく。
今作は「生まれ変わり」をテーマに、愛する人との絆を描いた感動大作である。原作は2017年上半期の直木賞を受賞した同名小説で、映画版では大泉洋が主演を務めた。時代を超えて愛し合うふたりの純愛や、ファンタジックな設定を使ったストーリーに注目だ。サラリーマンの堅(大泉洋)は、妻の梢(柴咲コウ)と、娘の瑠璃(菊池日菜子)と幸せな生活を送っていた。しかし、梢と瑠璃は交通事故に遭い、突然この世から去ってしまう。大きな傷を負った堅は、仕事を辞め、実家で暮らすようになる。そんなある日、堅のもとに、生前の瑠璃と最後に電話で話したとされる三角(目黒蓮)が訪ねてくる。三角は大学生のころに、「瑠璃」という年上の女性と交際していた。そして堅の娘こそ、三角が知る瑠璃(有村架純)の生まれ変わりだと主張しはじめる。娘の尊厳を傷つけられたと感じた堅は、そのまま三角を追い返してしまうが、「生まれ変わり」の証拠が次々と出てきてしまい…。
『ザ・メニュー』は、上流階級の人々が集まる高級レストランを舞台に、シェフの狂気を描いた作品だ。幾度となく悪役を演じてきたレイフ・ファインズがシェフを演じており、映画冒頭から不穏な空気が充満している。絶海の孤島にあるレストラン・ホーソンは、多くの食通たちを満足させてきた名店だ。そんなホーソンに招待された美食家のタイラー(ニコラス・ホルト)は、恋人のマーゴ(アニャ・テイラー=ジョイ)を連れ、島を訪れる。今夜のゲストは評論家のリリアン(ジャネット・マクティア)や、俳優のジョージ(ジョン・レグイザモ)など、著名人ばかり。ゲストはシェフのジュリアン(レイフ・ファインズ)が生み出す、魅惑的なコースに心を奪われるが、マーゴだけはレストランが持つ違和感に気がついていた。その直後、ゲストの前で副料理長が拳銃自殺してしまう。ジュリアンは自殺すらコースの一部だと主張し、逃げ惑うゲストたちを制止する。レストランは完全な密室となり、ゲストは逃げることも許されず…。
原作者の尾田栄一郎が総合プロデュースを担当した、劇場版『ONE PIECE』の最新作。今作は映画作品で初めてシャンクスのストーリーが語られる作品であり、原作第1話よりも前に相当する、ルフィの過去が明らかになる。今作のオリジナルキャラクター・ウタの声優には、名塚佳織が起用された。歌唱シーンのみ歌手のAdoが担当しており、ミュージカル映画としても楽しめる作品となっている。世界的歌姫・ウタ(名塚佳織)のコンサートにやってきた麦わらの一味は、夢のような時間を過ごす。しかしルフィ(田中真弓)は、ウタがシャンクス(池田秀一)の娘であることを世界中に明かしてしまうのだった。12年前。ウタはシャンクスたちとともに、ルフィの故郷・フーシャ村を訪れていた。互いに海賊を目指していたルフィとウタはすぐに仲よくなり、固い友情で結ばれていく。そんなある日、ウタは音楽の勉強をするため、シャンクスたちの船を降りてしまうのだった。
28年前、ある村で起こった不可解な大火災事件。現代に起きる連続予告殺人事件の犯人を追ううちに、時を経て2つの事件の奇妙なつながりが見えてくる…。主人公の警察庁特殊チームに属する優秀な刑事を演じるのは、『野獣の美女コンシム』や、『ストーブリーグ』などのヒットドラマで知られるナムグン・ミン。頭脳明晰でどこか怪しげな雰囲気を漂わせた刑事を好演している。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』や『愛の不時着』など、大人気ドラマを制作し続けてきたスタジオドラゴンの作品だ。橋の上を猛スピードで逃走している大型トラックを、ヘウォン(ソリョン)たち警察庁特殊チームが待ち構えていた。中には特殊チームが追い続けている銀行強盗の常習犯が乗っているのだ。無線から聴こえたチーム長・ジョンウ(ナムグン・ミン)の「危険な真似はするな!」という声も無視し、ヘウォンは走って来たトラックのタイヤに向けて銃を発砲する。たちまちタイヤはパンクし、バランスを失ったトラックは、猛スピードのまま蛇行し始めたのだが、運悪く周りには下校途中の学生たちがたくさん歩いていた。このままでは多くの学生たちを巻き込んだ大事故を起こしかねない…。そのとき、気が動転して焦っている犯人の背後から突然、ジョンウが現れた。驚く犯人をよそに、ジョンウは通行人への衝突を避けるため、思いっきりハンドルを切るのだが…。
飯豊まりえ主演のテレ東グルメドラマ。ひねくれ者のヒロイン・つぐみと、柄本時生演じるインスタに食事の写真を投稿する営業マンとの恋愛がコミカルに描かれる。毎話つぐみが食するおいしそうな料理の数々も見所だ。片桐はいり、ダンディ坂野ら個性派が顔を揃える。ひねくれ者のコンビニバイト店員・川本つぐみ(飯豊まりえ)。浮気をした彼氏に理不尽な形でフラれた彼女は、川に向かって怒りをぶつける。浮気野郎のことを忘れれば白馬の王子が現れるかもしれないという同僚・岡林(片桐はいり)の言葉を思い出し、つぐみは元彼のインスタのフォローをはずす。カツカレーを紹介しているインスタを偶然見つけたつぐみ。投稿者がホワイトホースと名乗っているのを見て、彼こそ白馬の王子さまではないかと期待する。つぐみと同じく失恋したらしき彼は、その悲しい思いを詩的に綴っていた。彼が投稿した店に向かったつぐみは、そこがひなびた中華食堂と知って驚く。女ひとりでは入りにくい風貌の店を前に躊躇しながらも、つぐみは自分を奮い立たせて入店する。店内は予想どおり男性客ばかり。彼女は勇気を出して、誰も頼んでいないカツカレーを注文する。出てきたカレーを口に入れたつぐみは、普段食べているものとまったく味が違うことに驚き…。
丸木戸マキの漫画作品を瀬戸利樹と中田圭祐主演でドラマ化。巨大隕石の衝突によって10日後に滅亡することになった地球を舞台に、恋し合う男たちの終末の姿を描く。共演は富本惣昭、井手上漠。10日後に巨大隕石の衝突によって地球が滅亡することが政府から発表され、困難な状況だが平時と同じ生活をするようにとだけ伝えられる。会社員の仁科真澄(瀬戸利樹)は呆然とテレビを見つめた後、ざまあみろといってひとりで泣き笑いする。混乱状態にある街をとおり抜け、真澄は静かな母校の大学図書館へと向かった。そこで彼は、偶然日下部律(中田圭祐)と再会する。律は真澄にとって最も会いたくない男だった。真澄が初めて律と出会ったのは大学時代の新歓シーズンだった。所属していた出版サークルでミニコミ誌を売っていた真澄は律に声をかけ、彼から自分の記事を誉められて舞い上がる。真澄は思わず律を勧誘し、入部した彼と親しくなるうち次第に恋心を抱くようになっていった。しかしその後、イケメンの律が実は女性にだらしない男で、かかわったサークルを女絡みでつぶしてきたことを知った真澄はショックを受け…。
きらたかしの人気漫画『ハイポジ』を今井悠貴主演でドラマ化。16歳の自分にタイムスリップしてしまった冴えない46歳の主人公が、人生をやり直すために奮闘する姿をコミカルに描く。効果的に流れる80年代の音楽がたまらない郷愁を誘う。共演は黒崎レイナ、鈴木絢音、いしのようこほか。リストラされたばかりの46歳の冴えない中年男・天野光彦(柳憂怜)は、風俗店の風呂で滑って頭を打ち意識を失ってしまう。目を覚ますと光彦は16歳の自分(今井悠貴)になっていた。魂だけがタイムスリップしていることに気づかず、夢を見ていると思い込んだ光彦。彼はあのころの自分ができなかったことをしようと決心し、ひとりで音楽を聴いていた初恋のクラスメイト・さつき(黒崎レイナ)に話しかける。なにを聴いているのか聞かれた彼女は、光彦にイヤホンを片方差し出す。聴こえてきたのは中村あゆみの歌う「翼の折れたエンジェル」だった。さつきがくれたカセットを見て、光彦は思わず懐かしいといってしまう。そんな彼をちょっと変わってるといい、さつきは去っていった。光彦は廊下で、後に自分の妻となる16歳の幸子(鈴木絢音)に出会う。このころまだふたりは知り合っていなかった。現実の幸子(いしのようこ)からは離婚を切り出されていたことを光彦は思い出し…。
名取裕子と麻生祐未がダブル主演を務める刑事ドラマ。2018年放送。エリート警官と叩き上げ刑事という正反対のふたりがタッグを組み、難事件を解決していくさまを描く痛快ストーリー。ドラマ『マルホの女〜保険犯罪調査員〜』でも共演した名取と麻生が、息ぴったりのかけ合いを見せる。翌年に第2シリーズが放送された人気作。伊東四朗、鶴見辰吾、高橋克典、渡辺いっけいらベテラン実力派が脇を固める。警視庁のキャリア警官・北条百合子(名取裕子)が、神奈川県警捜査一課に異動となった。一方、叩き上げの捜査一課刑事・三浦亜矢(麻生祐未)は、立てこもり犯を見事確保する。鮮やかな手腕に若手刑事の緑川(小関裕太)は感心する。入居することになった警察の社員寮で挨拶まわりを始めた百合子は、飯田結衣(大村彩子)という女性と知り合う。亜矢たちが事件解決の打ち上げをしていたところに、百合子が現れた。定年前に犯人カクホをしてみたいと無邪気に話すエリートの彼女を見て、亜矢は驚きあきれる。そのとき、打ち上げにこなかった刑事・飯田(佐藤アツヒロ)から電話が入る。それは、彼の妻の結衣が社員寮の部屋で殺されていたという驚きの事実を伝えるものだった…。
話題のYouTube「社畜OLちえ丸」を実写化した、玉城ティナ主演のコメディドラマ。超絶ブラック企業で奮闘する健気なヒロインの姿をコミカルに描く。苦境をたくましく乗り切っていく姿は痛快だ。共演は望月歩、平山祐介、鶴田真由。バリキャリOLを目指していたちえ丸(玉城ティナ)。しかし、勉強も就活もがんばった末に彼女は社畜となり、その日々の様子をYouTubeで配信していた。ちえ丸が配属されたのは、超絶ブラック企業の営業部だった。初出社した彼女は、鬼上司の分倍河原(平山祐介)の掛け声に社員たちが一斉に拳を上げて応えるのを見て驚き、思わず大声を出してしまう。注目を浴びてしまい、慌てて社員たちの前で自己紹介をするちえ丸。すると、まだ8時前だというのに分倍河原から遅いと怒鳴りつけられる。定時は9時ではないのかと聞くちえ丸に、「定時は消費期限じゃねぇ。賞味期限だ」という訳のわからない説明をする分倍河原。しかしそれを聞いた社員たちは「本日の名言いただきました」といって、拍手をして上司をほめたたえ…。
昼ドラマの大ヒットシリーズ『キッズ・ウォー』の第2期。主演は生稲晃子。子連れ同士で再婚した元ヤンキーのヒロインが、大家族とともに日々奮闘するさまをコミカルに描く。さまざまな問題にぶつかっても明るく乗り越えていく姿が、大きな共感を呼んだ。活発な娘・茜役を演じた子役時代の井上真央にも注目だ。再婚同士の春子(生稲晃子)と大介(川野太郎)のあいだに娘を授かり、今井家はさらににぎやかになった。司法書士試験のために勉強中の大介が家のことを引き受け、春子は大工の仕事を再開する。ある日、クラス担任の山村(正希光)が、もともと地毛が茶色い生徒・川田美沙(堀部知穂)に髪を黒く染めるようにいって叩くのを見た今井茜(井上真央)は、反発して教壇を蹴りつけた。その後、学校に呼ばれた母の春子は、最初は謝ろうとしたものの、事実を知って山村と大沢校長(大和田伸也)に美沙の気持ちを考えろと怒鳴りつける。春子は学校での一件を食卓で家族に報告する。春子までが先生を正面から非難したと聞いて、驚きあきれる家族たち。父親が家事をすることに家族内でも賛否両論あるなか、春子は立派に家事をこなしている大介を誉め…。
世界的大ヒット映画『ジョーズ』シリーズの第3弾。第1作目で特殊効果を担当したジョー・アルヴスが初監督を務めた3D作品。主人公が前作のブロディ署長から彼の長男・マイケルに引き継がれ、デニス・クエイドが演じている。共演はベス・アームストロング、ルイス・ゴセット・ジュニアほか。巨額を投じた海洋水族館・海底王国が完成した。チーフ・エンジニアのマイケル(デニス・クエイド)は、同僚の海洋生物学者・キャスリン(ベス・アームストロング)と恋人同士だった。開園前日に、有名な海洋生物写真家のフィリップ(サイモン・マッコーキンデール)ら来賓客や、マイケルの弟・ショーン(ジョン・パッチ)が続々到着する。そんななか、パークと海底とを仕切るゲートが壊れていることがわかり、スタッフのひとりが修理に向かう。翌日になっても戻らない彼をマイケルとキャスリンは捜しにいくが、なんとホオジロザメと遭遇してしまう。必死で逃れたマイケルたちから報告を受けたカルヴィン所長(ルイス・ゴセット・ジュニア)は、サメを捕獲して飼育することを決める。マイケルたちは、麻酔銃を用いてサメを捕獲する。開館して客が押し寄せると、館長はキャスリンの許可を得ずにサメを公開する。しかし、弱っていたサメはすぐに死んでしまう。そのころ、海底トンネルにいた客が、海中に漂うスタッフの無残な死体を発見し…。
『アンチャーテッド』シリーズを手掛けたゲームスタジオ・ノーティードッグ制作の同名作品を基にした、ドラマシリーズ。進化した菌類が引き金になったパンデミックにより、荒廃してしまった世界が描かれる。サバイバルホラーとしての側面もあるため、原作をプレイしていない人でも楽しめる作品といえるだろう。未知の菌類が人間に寄生する事件が発生。寄生された人間は自我を失い、他人を襲うようになった。菌類は爆発的に広まっていき、巻きこまれたジョエル(ペドロ・パスカル)は娘のサラ(ニコ・パーカー)を失ってしまう。それから20年後。文明はほぼ完全に崩壊し、生き残った人間たちは不自由な生活を余儀なくされる。生き残っていたジョエルは、サラを失った傷が癒えないまま、違法なビジネスに手を出していた。そんなある日ジョエルのもとに、反政府組織のトップ・マーリーン(マール・ダンドリッジ)がやってくる。彼女がジョエルに与えた仕事は、謎の少女・エリー(ベラ・ラムジー)を安全に目的地まで運ぶことだった…。
不思議な雰囲気漂う京都を舞台に、先輩と黒髪の乙女の長い一夜を描く、長編アニメ。2017年4月公開。森見登美彦による原作小説では1年のストーリーだったが、今作ではたった一夜に、すべてのストーリーがまとめられた。主人公の先輩役を演じたのは、歌手としても活躍する星野源。ヒロインには、人気声優の花澤香菜が起用された。大学生の先輩(星野源)は、後輩の黒髪の乙女(花澤香菜)に恋をしていた。しかし、奥手な先輩に告白なんてできるわけもなく、1年が過ぎていく。先輩は「なるべく彼女の目にとまる作戦」、通称「ナカメ作戦」を実行していたが、特に効果は得られなかった。ある日、ふたりはOBの結婚式に参加する。もちろん先輩は、どうにか黒髪の乙女とお近づきになろうとするが、彼女はひとり京都の町へと消えていった。町を歩いていた黒髪の乙女は、立ち寄ったバーで「偽電気ブラン」と呼ばれる酒のことを聞く。どうしても飲んでみたくなり、「偽電気ブラン」を持っている李白(麦人)に会うため、ふたたび京都の町へと繰り出すのだった。
『サマーウォーズ』や『バケモノの子』を監督した、細田守の最新作。2021年7月公開。前作『未来のミライ』はジブリ作品以外で、初めてアカデミー賞にノミネートされた日本のアニメ作品となり、海外でも高い評価を受けた。今作では『サマーウォーズ』以来となる、ネット上のバーチャル空間を舞台に、人気歌手・ベルと自警団から追われる竜の関係を描く。主人公の声を務めたのは歌手の中村佳穂で、今作の主題歌も担当している。母を亡くし、他人と距離を置くようになった鈴(中村佳穂)は、バーチャル空間「U」で歌姫・ベルとして活躍していた。ベルの正体は友人の弘香(幾田りら)しか知らず、正体不明の歌姫として世界中の注目を浴びるようになる。しかし、ベルのライブに「U」の秩序を乱している竜(佐藤健)が乱入。自警団「ジャスティス」とステージ内で戦ってしまい、ライブは台無しになってしまう。竜に興味を抱いた鈴は、弘香と協力して、竜の正体を探ろうと聞きこみをはじめるのだった。
赤塚不二夫原作の人気ギャグマンガをアニメ化。1988年放送。六つ子の松野兄弟が巻き起こす騒動を描くナンセンスギャグストーリー。人気キャラクターのイヤミが叫ぶ「シェー」は流行語となった。そのほかにも、イヤミと仲のよいチビ太や、拳銃を鳴らしながら犯人を追いかけるおまわりさんなど名物キャラクターが登場する。赤塚台駅に到着したイヤミ(肝付兼太)を、チビ太(田中真弓)が出迎える。イヤミはこの町に住むことを決め、セールスマンになって稼ぐといってはりきる。一方、六つ子の松野おそ松(井上瑤)、チョロ松(松本梨香)、トド松(林原めぐみ)、カラ松(真柴摩利)、十四松(松井菜桜子)、一松(横尾まり)は母(横尾まり)に叩き起こされ、大騒ぎしながら朝食を食べていた。その後、留守番中の6人のもとに訪ねてきたイヤミは、子どもしか家にいないことを知って盗みに入ろうとする。まさか六つ子とは思わず、イヤミはひとりに100円を渡して買い物にいかせるが、部屋のあちこちに同じ顔の子どもが何人もいるのを見て驚いて逃げ出す。泥棒だと気づいて追いかける六つ子たち。やっと逃げ切って泣きついてきたイヤミに、チビ太は発明家のデカパン博士(大平透)を紹介してあげることに。博士の研究所に着いたイヤミは、テーブルに置かれていた飲み物を勝手に飲んでしまう。しかし、それが歯の生える薬だったため大騒ぎとなり…。
2020年より放送されている中村梅雀主演の人気ドラマシリーズ『今野敏サスペンス 機捜235』の第4作目。初の連続ドラマ化となった。2023年放送。ドラマ『警視庁強行犯係 樋口顕』との完全コラボ作品で、中村演じる縞⾧省一と内藤剛志演じる樋口顕がタッグを組み、難事件を解決していく。共演は平岡祐太、山本未來、榎木孝明。機捜235の警察官・縞長省一(中村梅雀)と高丸卓也(平岡祐太)は盗難車両を追っていた。ふたりは犯人を追い詰めるが、男は車を乗り捨て別のバイクで逃走してしまう。その後、高架下で男性の遺体が見つかったと連絡を受け、縞長たちは駆けつける。高丸は現場近くにいた不審な男(鈴木拓)を追いかけ、反対側から現れた樋口顕(内藤剛志)が取り押さえる。男は被害者・山崎礼二(姜暢雄)を見つけたとき、すでに死んでいたと証言する。山崎は樋口らが別件で追っていた男だった。近くに吸い殻が落ちていたのに、山崎のカバンのなかにはタバコもライターもなかったことをおかしいと指摘する縞長。それを聞いた樋口は、吸い殻を鑑識に回すことを決める。その後、山崎を殺害した凶器の鉄パイプから、14年前の放火殺人事件で指名手配中の男の指紋が検出され…。
元風俗嬢のちひろと、孤独を抱えるキャラクターたちの交流を描いたドラマ映画。安田弘之が手掛けた同名漫画を原作としており、『愛がなんだ』などで知られる今泉力哉がメガホンを取った。繊細な心情描写や、メッセージ性の強いシナリオに注目だ。また、『花束みたいな恋をした』に出演した有村架純が主人公・ちひろを演じ、リリー・フランキーや風吹ジュンらベテランキャストがわきを固めている。弁当屋で働いている元風俗嬢のちひろ(有村架純)は、誰に対しても偏見を持つことがない、少し不思議な女性だった。時間を見つけては近所の小学生(嶋田鉄太)と遊び、ホームレスのおじさん(鈴木慶一)と談笑する。ちひろは次第に人気者になり、周囲にいる人々の人生を変えていく。そんなちひろを慕う女子高生・オカジ(豊嶋花)は家庭に問題を抱え、息苦しい毎日を過ごしていた。しかし、ちひろと交流を重ねていくうちに、少しずつ自分らしさを取り戻していく。
ウェルザードのホラー小説『カラダ探し』を映画化した作品。デスゲームに巻きこまれ、同じ1日をループすることになった高校生たちを描く。ホラー要素も少なからず存在しているが、高校生同士の絆や恋愛など、青春映画としても楽しめる作品に仕上がっている。クラスメイトから仲間はずれにされている明日香(橋本環奈)は、今日もひとりぼっちでお昼休みを過ごしていた。しかし、見覚えのない女の子や、井戸から伸びる無数の手など、不思議な幻覚を見るようになる。その日の夜。明日香が目を覚ますと、そこは学校の礼拝堂だった。礼拝堂の中央には棺が置いてあり、高広(眞栄田郷敦)や留美子(山本舞香)らクラスメイト6人の姿もあった。状況をつかめない明日香たちは礼拝堂の外に出るが、「赤い人」の襲撃により、全員が命を落としてしまう。明日香たちは赤い人から逃げつつ、女の子の体を探す「カラダ探し」に巻きこまれていた。そして「カラダ探し」をクリアするまで、同じ1日が延々とループすることを知る。毎晩のように殺されては蘇る生活を送るようになった6人は、次第に絆を深めていく。
『リング』シリーズと、『呪怨』シリーズのクロスオーバーが実現したホラー映画。タイトルどおり、貞子と伽椰子を対決させるストーリーが展開する、Jホラーファンにとっては夢のような作品である。「見たら必ず死ぬ呪いのビデオ」と「入ったら死ぬ呪いの家」、どちらの呪いが勝つのか勝負の行方に注目だ。呪いのビデオを見てしまった女子大生・夏美(佐津川愛美)は、親友の有里(山本美月)とともに、呪いを解く方法を探しはじめる。しかし、有名な霊媒師でも呪いを解くことができず、夏美もビデオを見てしまうのだった。一方、「呪いの家」の近くに越してきた女子高生・鈴花(玉城ティナ)は、伽椰子(遠藤留奈)にいざなわれるまま家の中に入ってしまう。そこに霊媒師の常盤経蔵(安藤政信)がやってきて、伽椰子に殺されそうになっていた鈴花を救い出す。夏美たちの事件にも関わっていた経蔵は、貞子(七海エリー)と伽椰子を衝突させ、ふたつの呪いを同時に消滅させる方法を思いつくのだが…。
中島敦、太宰治、江戸川乱歩など文豪の名を持ったキャラクターが、異能力で戦う人気アクションアニメの第4期。2023年放送。今シリーズでは主人公らが強敵・フョードルの罠に陥りながらも、諦めず立ち向かっていく姿を熱く描く。出演は上村祐翔、宮野真守、神谷浩史、小山力也ほか。福沢諭吉(小山力也)は軍警から誘いの電話を受けるが、自分はもう誰とも組まないといって断る。そんななか、福沢の依頼人だった社長が窓から突き落とされて殺された。重要書類を整理していた社長秘書は、犯人はもう捕らえられたと福沢に報告する。犯人の織田作之助(上村祐翔)は赤みがかった髪の少年で、傍らのテーブルには二丁拳銃が乗せられていた。そこに突然、学生帽をかぶった傍若無人な少年・江戸川乱歩(神谷浩史)が現れる。事務見習いの面接を受けるために訪れた彼は、山ほど広げられた書類のなかから、一瞬で自分の必要な書類を見つけ出せると豪語する。乱歩が窓を開け放つと、並べられていた書類は強風で散乱。秘書は憤るが、乱歩は書類は盗まれてなどおらず、社長を殺した真犯人が織田ではないことをいい当てる。事件を解決した乱歩にぜんざいを食べさせてやりながら、身の上話を聞く福沢。乱歩が両親を亡くしており、仕事もないことを知った福沢は、次の仕事先である演劇場に彼を連れていくが…。
ぼく、先生のこと、好きになっちゃいました…。片田舎に住む25歳の女性中学教師と14歳の男子生徒との切ない純愛を描いた、禁断のラブストーリー。読者、審査員、TV記者の投票によって決まるザテレビジョンの第99回ドラマアカデミー賞で『中学聖日記』は最優秀賞を、Uruが書き下ろして歌った主題歌「プロローグ」はドラマソング賞も受賞した。かわかみじゅんこの同名漫画の原作をTBS系テレビでドラマ化した作品。子星中学校3年生の新任としてやってきた末永聖(有村架純)。教師となる夢を叶え、多忙ながらも充実した日々を送っていた。ある日、聖は遠距離恋愛中の恋人・勝太郎(町田啓太)からプロポーズされる。夢だった教師の仕事にやりがいと楽しさを感じはじめていた聖は、複雑な気持ちに。そんなとき、聖のクラスの男子生徒・黒岩晶(岡田健史)がクラスメイトとボヤ騒ぎを起こしてしまう。この出来事がきっかけで、聖と晶は急接近。晶は秘めていた聖への想いを告白する。聖は教師や婚約者がいるという立場ながらも、純粋に気持ちをぶつけてくる晶にどんどん惹かれていき…。
「仮にここが異世界として。俺は、元の世界に戻るべきなんだろうか?」天涯孤独の冴えないサラリーマンが操るのは、オンラインゲームの中では骸骨姿の絶大な権力を持つ魔法詠唱者モモンガ。ある日、異世界に転移してしまったモモンガが世界征服を狙うダークファンタジー。映像化不可能といわれた、丸山くがねの1,000万PVを超える大人気web小説原作のテレビアニメ第1期!長く続いたオンラインゲーム『ユグドラシル』が、サービス終了を迎えようとしていた。ゲーム内で栄光を誇ったモモンガ(日野聡)はひとり、その最後の瞬間を待っていたのだが、サービス終了時刻になってもログアウトしない。それどころか自ら行動しないはずのキャラクターたちが、意思を持って動き出した!そのことに驚いたモモンガは「ユグドラシル」と似た世界へと自分が転移していることに気づく。転移後の世界でモモンガは、自身が在籍したかつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗り、世界征服を目指していく…。
本屋大賞受賞作家・凪良ゆうによる大人気BL小説『美しい彼』の実写ドラマシーズン2! 2021年に放送されたシーズン1は、第59回ギャラクシー賞にてマイベストTV賞第16回グランプリを受賞。BLアワード2022BEST映像部門でも1位を獲得して話題に!主演は萩原利久、八木勇征。ほかにも仁村紗和、和田聰宏といった新キャストが出演している。紆余曲折を経て付き合うことになった平良一成(萩原利久)と清居奏(八木勇征)は、平良の家で同棲生活を始めていた。清居に対し、信仰にも似た愛を捧げる平良は、清居の隣で目を覚ます日々を奇跡と呼ぶのであった。しかし、普通のカップルのように過ごしたい清居にとって、ネガティブ思考で少しズレた感覚を持つ平良の反応は、ときにじれったく感じるものだった。そんなある日、清居は平良を連れてブランドのレセプションパーティーに参加することに。自分は不釣り合いだと最初は渋っていた平良であったが、清居のためにと一念発起。普段なら絶対にしないであろうおしゃれをして、パーティー会場へ向かうのだった。しかし、案の定その場の空気に圧倒されてしまった平良は、逃げるようにトイレへ。すると、トイレから出てきたところをあるモデルに詰め寄られ…。
完ぺき美少女生徒会長が生徒会を執行する!原作・西尾維新、作画・暁月あきらの漫画『めだかボックス』をもとにしたテレビアニメ作品。完ぺき超人の美少女生徒会長が、目安箱に投書された依頼を受けて、幼なじみの男子生徒とともにさまざまなトラブルを解決していく! 原作漫画は、集英社刊行の「週刊少年ジャンプ」で連載されていた。文武両道・才色兼備の完ぺき超人である美少女、黒神めだか(豊崎愛生)。箱庭学園に入学したばかりであるにもかかわらず、生徒会長選挙で強烈なカリスマ性を披露。98%という圧倒的な支持率で、見事第98代生徒会長に選ばれる。めだかの公約のひとつは、生徒たちが依頼を投書できる目安箱の設置。彼女はその依頼を解決していくことで、学園をよりよくしていこうと考えていた。生徒会長就任まもなく、最初の依頼が舞い込む。その内容は、剣道場をたまり場にしている3年生の不良たちを追い出してくれというものだった。そこでさっそくめだかは、幼なじみの人吉善吉(小野友樹)を巻き込んで、不良の巣くつと化した剣道場に乗り込む。そして、予想の斜め上をいく解決をなしとげてしまう。しかし、この依頼には裏があった。めだかを快く思わない依頼者の男子生徒はついに本性を表し、彼女の努力を否定しようとする。それを悟った善吉は、めだかを守るために、ひとりでその男子生徒に立ち向かうのだった…。
波乱の地方大会が幕開ける――。テレビアニメ『ツルネ』シリーズの第2期。県大会優勝を果たした風舞高校弓道部のメンバーが、地方大会でライバルたちと激突するなかで、自らの想いに向き合っていく! 原作は、綾野ことこの小説『ツルネ-風舞高校弓道部-』シリーズ。部員は1年生だけであるにもかかわらず、「県大会優勝」という快挙をなしとげた風舞高校弓道部。早気に悩まされてきた鳴宮湊(上村祐翔)も、ようやく調子を取り戻し、心の底から弓道を楽しめるようになっていた。そんななか、校内行事のスポーツ大会が開催され、すべての部活動が休止されることになった。だが、湊をはじめ男子部員たちが考えるのは、弓道のことばかり。その様子を見た女子部員たちから「弓道バカ」といわれてしまうほどだった。全国大会への出場が決まった湊たちだったが、その前に地方大会がひかえていた。その大会では、敗者復活で全国大会出場を狙う名門・桐先高校弓道部と再び対戦することになる。桐先の主戦力である藤原愁(小野賢章)は、勝利に向けてストイックに練習を重ねるのだった。だが、地方大会にはもう1校ダークホースがひそんでいた。二階堂永亮(福山潤)率いる辻峰高校弓道部である。昨年までの試合データがない無名の高校だったが、湊と愁に強烈な執着を見せる永亮がひとりで弓道部を立て直してしまっていた。こうして、波乱の地方大会が始まるのだった…。
高校のバスケットボールチームの実話を映画化した感動作。問題児と熱血コーチとの熱い絆を描く。主演はサミュエル・L・ジャクソン。リック・ゴンザレス、チャニング・テイタムが共演。人気ミュージシャンのアシャンティが映画初出演を果たしている。高校時代にバスケのスター選手だったケン・カーター(サミュエル・L・ジャクソン)は、問題児ばかりの母校・リッチモンド高校のバスケコーチを引き受ける。カーターは自分の指導どおりにやれば勝てるようになると告げ、自分をニガーと呼んだチモ・クルーズ(リック・ゴンザレス)を追い出し、残ったメンバーをしごき始める。カーターは、部員を取り巻く環境の悪さや、意識の低さに気づく。彼は選手と保護者を呼び、学業の成績を上げることや、試合にタイをつけてくることなどを記載した契約書を渡してサインさせる。名門校に通うカーターの息子・ダミアン(ロバート・リチャード)は、父のもとでバスケをプレーしたいがために、リッチモンド高校への転校を決める。反対していたカーターだったが、息子の決意を知って承諾する。とうとう迎えた試合の日。厳しいトレーニングを積んできた選手たちは、必死で走り続けて見事勝利を手にする。いつもチームにケチをつけていたクルーズが、ある日練習に姿を現し…。
血のつながらない家族の絆と、芽吹いた恋心を温かな視線で描く中国の人気ドラマ。笑いと涙に彩られた感動作。『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』のタン・ソンユン、『働く女子流ワタシ探し』のソン・ウェイロン、『大宋少年志~secret mission~』のチャン・シンチョンという若手実力派俳優らが3兄妹を繊細に演じ、人気を博した。母を病で亡くし、麺の店を営む父の李海潮(トゥー・ソンイエン)とふたりで暮らす少女・李尖尖(タン・ソンユン)。ある日上階の部屋に、警官の凌和平(チャン・シーリン)が妻の陳婷(ヤン・トンシュー)と息子の凌霄(ソン・ウェイロン)とともに引っ越してくる。一家は幼い娘を亡くしており、心に傷を負っていた。尖尖は凌霄と仲良くなろうとするものの、そっけなくあしらわれてしまう。尖尖は父のお見合いについていき、見合い相手の賀梅(ユエン・ラン)とその息子・賀子秋(チャン・シンチョン)に出会う。父に結婚して欲しくない尖尖は、母子に反発する。一方、陳婷が娘を失って以来精神が不安定になっていた凌家では夫婦ゲンカが絶えず、怒鳴り声は近隣に響き渡っていた。そのことを理由に、近所の子どもたちからいじめられる凌霄を見た尖尖は、勇ましくいじめっ子に飛びかかり…。
韓国KBSで2019年に放送され、その年のKBS演技大賞で5冠を達成した話題のドラマである。陰謀に巻き込まれ、心優しい医師から冷酷な復讐者へと変貌していく主人公をナムグン・ミンが好演している。刑務所や病院を舞台にした作品は多くあるが、刑務所内の医療課長というあまりなじみのない職業にスポットを当てている点も魅力だ。ドラマ『月桂樹洋服店の紳士たち ~恋はオーダーメイド!~』など、多くの人気作品で知られるファン・インヒョクが演出を手がけている。殺人教唆の罪で服役中の財閥夫人・ジョンヒ(キム・ジョンナン)のもとに、ある男がやってきた。その男・イジェ(ナムグン・ミン)は、あらゆる手を使ってもなかなか釈放されず、苛立っているジョンヒに、刑を執行停止にするためのある方法を提案する。それはジョンヒの診断書に、新たに“ファンコニ貧血”という病名を書き加えるというものだった。イジェに教えられたファンコニ貧血の症状を偽装するため、ジョンヒは睡眠時間を極端に削り、皮膚のシミをわざと作り、イジェの指示した薬を服用し続けた。そしてついにジョンヒは、刑の執行停止を認めざるを得ないほど、体調を悪化させることに成功したのだ。塀の外へ出ることができたジョンヒに、見返りとしてイジェが求めたのは、意外にも西ソウル刑務所・医療課長になるための推薦状だった…。
韓国で2017年に放送され、最高視聴率47.5%という高い数値を記録した感動と笑顔に包まれる大ヒットドラマ。単なるラブストーリーではなく、恋や仕事の悩み、そして家族との複雑な関係など、ひとりひとりが抱えるさまざまな問題を丁寧に描いた作品。5年ぶりに地上波ドラマに復帰したパク・シフが悩み多き御曹司を演じ、ひと味違うチャーミングな一面を見せている。また、パク・シフととても息の合った演技を見せたシン・ヘソンは、今作の演技が高く評価され、一躍トップスターの仲間入りを果たしている。ジアン(シン・ヘソン)は朝から周辺を走り回ってゴミ箱をいくつも漁り、粉ミルクの空き缶を必死に集めていた。それは上司の娘の工作に必要なものであり、ジアンは上司に気に入ってもらうためならば、どんなことでもする覚悟なのだ。そんなジアンのことを同僚たちは陰で悪くいうのだが、なんとしても正社員になりたいジアンはなりふり構っていられない。そのころ、大手ヘソングループ副会長の妻として、華やかな日々を送るミョンヒ(ナ・ヨンヒ)のもとに1通の手紙が届いた。何気なく開けたミョンヒは、「25年前に失踪した娘の居場所を知っている」と印字された手紙に驚き、思わずその場に投げ捨ててしまう。ミョンヒの脳裏に、25年前の忌まわしい事故の記憶がよみがえるのだった…。
漫画や小説発祥ではなく、バンダイナムコオンラインが提供するアプリケーションゲームを主体にアニメ化された『アイドリッシュセブン』。父親が経営する小鳥遊事務所に所属するアイドルグループ・IDOLiSH7を売り出すために、主人公の小鳥遊紡がマネージャーとなって奮起する。第1期はTOKYO MXにて、2018年1月から5月まで放送されていた。キャラクターデザインは、少女漫画家として有名な種村有菜が原案を担当している。父・小鳥遊音晴(千葉進歩)が経営する小鳥遊事務所に新入社員として入社した小鳥遊紡(佐藤聡美)。入社早々、紡は社運をかけて発足されたデビュー前のアイドルグループ・IDOLiSH7の担当をすることとなる。あまりの重役にたじろぐ紡だったが、IDOLiSH7のメンバーである和泉一織(増田俊樹)、二階堂大和(白井悠介)、和泉三月(代永翼)、四葉環(KENN)、逢坂壮五(阿部敦)、六弥ナギ(江口拓也)、七瀬陸(小野賢章)がバスケットボールをする姿を見て、思わず応援したくなる彼らの魅力に気づく。しかし、社長命令でデビューはその中の3人のみだけだという。そこで、オーディションをおこなうことになる。
異世界からの侵略者「近界民(ネイバー)」とネイバーから人々を守る界境防衛機関「ボーダー」。ボーダーにあこがれて入隊した少年が仲間とともに成長していく姿を描いた群像劇。「週刊少年ジャンプ」「ジャンプスクエア」に連載された葦原大介のSFアクション漫画が原作。第1期が2014年10月から、第2期が2021年1月から、第3期が2021年10月から放送された。人口28万人の都市・三門市。ある日突然、異世界への門が開いて「近界民(ネイバー)」と呼ばれる侵略者が攻撃してきた。そのピンチを救ったのが界境防衛機関「ボーダー」。侵略者を撃退し、巨大な基地を作り上げて防衛体制を整えた。それから4年の月日が経ったが、門は依然として開いたままである。ある日、ボーダーに所属している中学生・三雲修(梶裕貴)のクラスに転校生がやってきた。彼の名前は空閑遊真(村中知)。4年前に三門市を恐怖に陥れた「近界民(ネイバー)」のひとりだった…。
小学館刊行の『少年少女日本の歴史』をアニメ化。1983年から放送された。日本の誕生から明治維新までを楽しくわかりやすく描いた人気作で、教育現場でも用いられている。出演は鈴木富子、中野聖子ほか。大陸から獲物を追って日本列島に移動してきた人々が、日本人の先祖となった。4~5千年前から人々は家を建てて暮らすようになり、縄文式土器を使って貝をゆでて食べ、捨てた貝殻の跡が貝塚として現在も残っている。生きていくために、狩りは男たちの重要な仕事だった。ケガや天災に見舞われても、人々はまじないに頼るしかなかった。約2千年前に、中国から稲作が伝わってきた。米を保存するための高床式倉庫や、田んぼを歩くための田下駄、弥生式土器、鉄製の道具などが作られるようになった。雨が降らないときには、巫女による雨乞いがおこなわれた。人々は収穫を祝う祭りをおこない、離れた地域にも米作りの知識を伝えるようになっていく。米のおかげで人々の生活は安定し、人口が増えていった。しかしその一方で、水田の水や豊かな土地をめぐって争いが起こるようになり…。
人気漫画を原作とした伝説の熱血野球アニメ。主人公・星飛雄馬が父から野球のスパルタ教育を施された後、巨人軍で活躍するようになっていく姿を熱く描く。花形満、左門豊作をはじめとする個性的なライバルたちや、飛雄馬が身に着けた「養成ギプス」、彼の魔球「大リーグボール」などが大きな話題となった。出演は古谷徹、加藤精三。雪の降りしきるなか、少年・星飛雄馬(古谷徹)は父・一徹(加藤精三)の指導を受けながら、キャッチボールを続けていた。倒れた息子を父は厳しく叱咤し、立ち上がらせる。昭和32年に巨人軍に入団した長嶋茂雄は、スター選手としてもてはやされていた。しかし飛雄馬はその話題を嫌い、長嶋の話をしていた級友たちとケンカしてしまう。夜遅くまで野球の特訓を続けていた飛雄馬父子は、通りがかりの男たちから貧乏人はスター選手にはなれないとからかわれる。カッとした飛雄馬は思わず魔送球を投げて見せるが、父から厳しく叱られる。一徹は元巨人軍選手だったが、戦争のケガによって夢を絶たれていた。叶わなかった夢を自分に押し付ける父に、飛雄馬は激しく反抗する。そんな息子に殴りかかろうとする父を、姉の明子(白石冬美)が必死に留めるのだった。その後、長嶋の入団会見場に乗り込んだ飛雄馬は、魔送球を投げて一同を驚かせるが…。
その一射が出会いの始まり――。綾野ことこの小説『ツルネ-風舞高校弓道部-』(KAエスマ文庫)をもとにしたテレビアニメ作品。風舞高校弓道部に入部した5人の男子高校生たちが、弓道を通してかけがえのない青春をつむいでいく。2022年に劇場版、2023年にテレビアニメ第2期も公開されている。矢を放ったときに鳴る弦の音、「弦音(つるね)」。幼いころにその美しい音に魅せられて弓道を始めた鳴宮湊(上村祐翔)は、中学時代を通して弓道一筋の生活を送っていた。ときは流れ、湊は幼なじみの竹早静弥(市川蒼)とともに、地方にある公立の風舞高校に入学する。そこで思いがけず、小学校時代の親友・山之内遼平(鈴木崚汰)とも再会することになる。そんな湊たちは、入学まもなく弓道部顧問のトミー先生こと森岡富男(鈴木勝美)から、弓道部に入部しないかと誘われる。だが、ふたつ返事で承諾する静弥と遼平のふたりに対して、湊は乗り気ではない様子である。それでも湊と一緒に弓道をしたい遼平から強引に誘われて、湊はしぶしぶ弓道部の説明会に参加する。すると、その場でトミー先生から弓を引く実演をしてほしいと頼まれる。だが、湊はその実演で射に失敗して、逃げるように弓道部を後にする。実は、湊は中学最後の試合で、弓引きにとっては致命的な病にかかってしまっていたのである。けれども、ひとつの出会いが湊を変えることになる…。
“人を救って人に救われて、ずっと、ここで生きてきた。”このキャッチコピーがまさにピッタリ当てはまるコトー先生の奮闘記。2003年にフジテレビで放送され、大きな感動を与えた連続ドラマ『Dr.コトー診療所』が続編、スペシャルドラマを経て16年ぶりに映画として帰ってきた。2022年12月に公開され、コトー先生を演じる吉岡秀隆が、島の浜辺で青い海を見つめている背中に、どこか温かな懐かしさを感じる。また、俳優業を引退していた富岡涼が今作のためだけに復帰し、成長した姿を見せたこともファンに大きな喜びを与えた。日本の西端にある美しい孤島・志木那島に東京から五島健助(吉岡秀隆)がやって来てから、はや19年の月日が流れていた。島のたったひとりの医師として皆に親しまれ、島民たちにとってかけがえのない存在となっている“コトー先生”。診療所で長年コトーを支え続けてきた看護師・彩佳(柴咲コウ)と数年前にようやく結婚し、彩佳のお腹には今、新しい命が宿っていた。相変わらずコトーは時間さえあれば島中を自転車で走り、島民たちの健康状態をチェックして回っている。診療所では、さまざまな雑務をこなしてくれる役場の職員・和田(筧利夫)と看護師の彩佳、そして彩佳に憧れて看護師になった那美(生田絵梨花)の3人がコトーを支えていた。そんなある日、東京から若い医師・織田判斗(髙橋海人)が診療所にやって来るのだが…。
『機動戦士ガンダムZZ』は、1986年3月から1987年1月までテレビ朝日系列で放送された。『機動戦士Ζガンダム』の続編であり、全47話で構成されている。主人公の無鉄砲なジュドー・アーシタ役を、『ONE PIECE』でフランキーやボン・クレーを演じる矢尾一樹が担当した。またヒロインで勝気なパイロットであるルー・ルカ役を、『名探偵コナン』で鈴木園子を担当していることで知られる松井菜桜子が演じた。約1年続いたグリプス戦役の直後、時代は第一次ネオ・ジオン抗争へと突入する。シャングリラコロニーで貧しい生活を送るジュドー・アーシタ(矢尾一樹)は、優等生である妹のリィナ(岡本麻弥)を学校に通わせたいと考え、ジャンク屋としてお金を稼いでいた。しかし、彼が仲間たちとしていることは盗賊まがいのことである。妹のリィナに反対されながらもジャンク屋稼業に取り組んでいた矢先、イジェクション・ポッドに乗ったヤザンを拾う。ジュドーとその仲間たちは、ヤザン(大塚芳忠)の提案でZガンダムの強奪を狙うことにした。しかし追い込まれたヤザンが本性を現し、重傷者を出してしまう。ジュドーはそれを許せずZガンダムに搭乗し、逃走したヤザンを追いかける。
本当の愛、そして幸せを追い求め、逃避行を繰り広げる男女の姿を描いたラブストーリー。江戸川乱歩賞など、多くの賞を受賞してきた作家・野沢尚が原作と脚本を手がけている。主演は、大ヒットドラマ『愛していると言ってくれ』において、耳が不自由な画家役で人気を集めた俳優・豊川悦司。多くを語らず、真面目に仕事に向き合う姿、そして大きな優しさを持った青年・理森を好演している。長野県の自然豊かな町・清澄の駅で駅員として働く柴田理森(豊川悦司)。生まれ育った小さな町で、平穏な日々を過ごしていた理森だったが、ある日、地元では見慣れない女の子・誌織(鈴木杏)と出会う。町から離れた小学校へ電車通学している誌織は、駅で童話を音読しながら母親のお迎えを待っていた。すると、静かな町では目立ちすぎる真っ赤な車が勢いよく駅に到着する。うれしそうに駆け寄る詩織を見送りながら、理森は運転席にいた誌織の母・かほり(夏川結衣)の、どこか憂いを帯びた横顔が気になっていた…。ある夜、仕事帰りの理森が草原で美しい星空を眺めていると、こっそり家を抜け出し、ひとりで星を見に来たという詩織が現れた。流れ星にママが幸せになってくれることを祈ったという詩織に、理森は詩織が読んでいる童話『青い鳥』の話の続きを聞かせるのだった…。
今作は地上600mのタワーの頂上で立ち往生してしまった、ふたりの女性を描くサバイバル映画である。高所でのシーンが映画のほとんどを占めており、観客の精神もすり減ってしまうほど、恐ろしい映像が連続する。フリークライミングを楽しんでいたベッキー(グレイス・フルトン)は、不慮の事故で夫のダン(メイソン・グッディング)を亡くしてしまう。ベッキーはあまりのショックで立ち直れなくなり、慰めようとした父・ジェームズ(ジェフリー・ディーン・モーガン)を拒絶するのだった。そんなある日、クライミング仲間のハンター(ヴァージニア・ガードナー)がやってきて、自身最大の挑戦にベッキーを誘う。彼女は放棄された600mのテレビ塔を登ろうとしており、頂上からダンの遺灰を撒こうと提案する。ダンの死により、クライミングに対してトラウマを抱えていたベッキーだったが、ハンターの熱意に負け、ふたりでテレビ塔を登りはじめる。頂上までは順調に進んでいたが、降りようとした瞬間はしごが壊れ、ふたりは地上600mに取り残されてしまう…。
『オールド・ボーイ』で知られるパク・チャヌク監督が手掛けたラブストーリー。被疑者の女性に恋をしてしまう刑事を主人公に、人間が抱く愛情の本質を描いていく。今作はほかのパク・チャヌク作品ほどキャッチーなストーリーではないが、何度もくり返し観たくなる魅力を秘めている。刑事のヘジュン(パク・ヘイル)は、クライミング中に転落死した男性(ユ・スンモク)を調べていた。ほかの刑事たちはただの事故であると主張するが、ヘジュンは爪の中に残っていた皮膚の欠片から、この事件が他殺である可能性を疑いはじめる。捜査の中で、ヘジュンは被害者の妻・ソレ(タン・ウェイ)と知り合う。ソレにはアリバイがあり、被害者を殺害することは不可能だったが、ヘジュンは執念深く彼女の生活を監視していく。いつしかふたりは親密な関係になり、互いの部屋に出入りするようになる。しかし、ヘジュンはソレが犯人である、決定的な証拠を見つけてしまい…。
『#マンホール』は、マンホールに落ちた男の脱出劇を描いた作品である。命のタイムリミットが迫る中、謎が謎を呼ぶ展開が連続する、緊迫感のある映画に仕上がった。Hey! Say! JUMPのメンバーである中島裕翔が、穴に落ちた男を演じており、ほぼ全編に渡るひとり演技に挑戦している。結婚式の前日に同僚たちと飲みに行った川村(中島裕翔)は、千鳥足で渋谷の街を歩いていた。それから数時間後、目を覚ました川村は自分がマンホールの中に落ちていることに気がつく。落ちた拍子に足を怪我しており、はしごも壊れているため、自力で脱出することができない。そこで川村は元カノの舞(奈緒)に電話をかけ、渋谷まで助けに来てもらおうとする。しかし、舞が渋谷にやって来てもマンホールは見つからず、助けを求めた警察も川村の言葉を信用してくれない。窮地に陥った川村は、SNSで「マンホール女」のアカウントを作り、SNSの住人たちに場所を特定してもらおうとする。
豪華声優陣が「推し名画」をプレゼンする!?徳島県鳴門市にある大塚国際美術館が贈る「学べる美術アニメ」。7人の人気声優が大塚国際美術館で味わえる名画の魅力を紹介する! 作中の設定やストーリーの原案はすべて同美術館のスタッフが担当した。神戸のテレビ局サンテレビで放送された後、公式YouTubeチャンネル「セブンボイスミュージアム」でも公開される。徳島県鳴門市にある大塚国際美術館。そこは、世界各国の名画約1,000点を陶板で原寸大再現したものを展示しているめずらしい美術館である。約4キロの展示コースを歩くなかで、ミケランジェロからレンブラント、フェルメール、ゴッホ、そしてシャガール、ピカソまでを味わうことができる。その大塚国際美術館には、木村レオ(土屋神葉)ら、巨匠たちの生まれ変わりである学芸員たちが働いていた。そこに新人学芸員の藤田業穂(畠中祐)らも加わり、美術館スタッフはかなりにぎやかになる。そんななか、館長(オラキオ)が「名画-1グランプリ」の開催を宣言する。それは、大塚国際美術館内にある名画のなかから、人気No.1の名画を決めるというものだった。こうして、学芸員たちは「名画-1グランプリ」を勝ち抜くため、自らの前世である巨匠たちの名画を全力でプレゼンすることになる。はたして人気No.1の名画はどれに決まるのか!?
種子島を舞台にした、拡張科学アドベンチャー!5pb.とニトロプラスが贈るアドベンチャーゲーム『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』をもとにしたテレビアニメ作品。種子島の高校にあるロボット研究部に所属する高校生たちが、巨大ロボットの製作に取り組むなかで、世界に隠された驚くべき計画に巻き込まれる!原作ゲームは『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』に続く、「科学アドベンチャーシリーズ」第3弾。「ポケコン」と呼ばれる携帯端末の普及により、拡張現実が当たり前となった近未来の種子島。その島にある中央種子島高校のロボット研究部では、実物大の巨大ロボットの製作がおこなわれていた。しかし現在の部員は、ロボット大好き少女の瀬乃宮あき穂(南條愛乃)と、その幼なじみの八汐海翔(木村良平)の2名のみ。何の実績もない弱小部であるゆえに予算もなく、巨大ロボットが完成する目途も立っていない。まさに廃部寸前の状態に追い込まれていた。それでもあきらめないあき穂は、半年後のロボット万博に出場することを目指す。ところが、その予算を学校に申請したところ、教頭から無理難題を突きつけられる。なんとロボット格闘大会「ROBO-ONE」優勝を条件とするといわれたのだ。こうしてあき穂たちはまずROBO-ONEに向けたロボット製作を始めるのだった。
『闇芝居』シリーズのスタッフが贈る、怪獣ショートアニメ第2弾!オリジナルショートアニメ『KJファイル』シリーズの第2期。怪獣をこよなく愛するクリエーターたちが生み出した数々の怪獣たちが、昭和レトロなイラストやテーマソングとともに紹介される!20世紀初め、世界各地に怪獣たちが突如出現した。当初、人類は怪獣たちを撃退するべく、戦闘を試みたものの、結局その圧倒的な力を前にあきらめることになる。その代わり、人類は国連怪獣監視団(通称・クーロンズ)を設立し、叡智を結集して、怪獣たちの監視に力を注ぎ始める。その報告のひとつとして、怪獣生命科学の重鎮・ギレルモ・マルケス博士(小林清志)が紹介するのは、城壁怪獣「ウォルガモス」。1967年に初めて発見された怪獣である。当時発生した局所的な地震の原因を調べるなかで、観光地となっていた古城が怪しいと推定されたことがきっかけだった。調査した結果、その古城は建造物ではなく、ウォルガモスだったのである。うっかり古城のなかに入った観光客は、ウォルガモスの餌食になってしまう。また、巨大なウォルガモスが暴れると、人々が踏みつぶされてしまうかもしれない。そんな事態が想定されていた。ところがさらに分析を進めると、なんとウォルガモスの移動速度がとてつもなく遅いことが判明するのだった…。こんなふうに、怪獣たちの知られざる情報が紹介されていく。
朝鮮で1894年に起きた東学党の乱を背景に描く時代劇。『不滅の恋人』のユン・シユンと『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』のチョ・ジョンソク演じる兄弟が、過酷な運命に翻弄されるさまをドラマチックに描く。ハン・イェリ、チェ・ムソンら豪華キャストが共演。19世紀末。朝鮮は外国による干渉と腐敗政治により没落し、民は貧しさに苦しんでいた。悪徳役人ペク・マンドゥク(パク・ヒョックォン)は米を買い占めて民衆の怒りを買う。彼の庶子であるペク・イガン(チョ・ジョンソク)は汚れ仕事を引き受け、東学の頭のチョン・ボンジュン(チェ・ムソン)を容赦なく打ち据える。一方、日本留学から帰国した嫡子のイヒョン(ユン・シユン)は、両親に大切に迎えられる。兄・イガンを慕うイヒョンは、悪行をたしなめる。そのころ、蜂起を決意した東学教徒による協力者を募る通文が出回っていた。日易商人のソン・ジャイン(ハン・イェリ)がペク・マンドゥクを訪ねてきて、相場より高い金で米を買うと申し出るが断られる。市場に滞在するというジャインを追い返そうとするイガン。気の強いジャインは、汚い言葉を日本語で投げつける。居合わせたイヒョンは、争いを避けるために兄には訳さずにごまかす。その後、ジャインの手下が米を不正に購入していることがわかり、イガンと対立する。イヒョンは彼らがケンカを始めたことを聞きつけ…。
『余命1ヶ月の花嫁』は2009年5月に公開された日本映画で、乳がんを患い若くして亡くなった女性の最期の1ヶ月を描いたノンフィクション作品。2007年に報道番組『イブニング・ファイブ』で放送されたドキュメンタリー特集がもとになっており、2010年には舞台化もされている。制作は東宝で、主演は榮倉奈々と永山瑛太。JUJU with JAY'EDによる主題歌「明日がくるなら」は、今作のために書き下ろした渾身の一作。イベントコンパニオンの長島千恵(榮倉奈々)は、イベント会場でのお互いの失敗により赤須太郎(永山瑛太)と偶然出会う。その後、太郎が交際を申し込むが、なぜかそれを渋る千恵。千恵はこのとき、既に乳がんを患っていたのだ。それでも交際をはじめたふたりは幸せだった。しかし病状は悪化していき、いよいよ乳房を切除せざるをえないとわかったとき、千恵は太郎と別れることを決意。太郎の元から去った千恵は、太郎の思い出の地である屋久島へと向かった。一方、太郎はそんな千恵を追いかけていき…。
『西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜』は、2008年7月から9月にかけて放送されたテレビアニメ。原作はよしながふみの漫画であり、「Wings」で連載されていた。男性スタッフのみで構成される洋菓子店を舞台にした日常スイーツグルメ作品である。アニメ版の制作は日本アニメーション+白組で、監督は奥村よしあき。2001年に放送されたテレビドラマ版はキャラクター設定などが変更され、オリジナル要素が多くあったが、今作は原作漫画に忠実なつくりとなっている。一流商社に務めていたエリート営業マン・橘圭一郎(藤原啓治)はある日突然会社を辞め、洋菓子店「アンティーク」を開くことを決意。そして、店の核であるパティシエに選んだのは小野裕介(三木眞一郎)という天才ケーキ職人。ところが、この小野は橘が高校時代にこっぴどく振った男だった。しかし、その後吹っ切れた小野はゲイとして開花し、今では「魔性のゲイ」と呼ばれる新宿二丁目の伝説となっていたのだ。そしてさらに、網膜剥離でボクサーの道を絶たれた神田エイジ(宮野真守)が、導かれるようにアンティークで働くこととなり…。
『さかなのこ』は、さかなクンの自叙伝を映画化した作品である。さかなクンに相当するミー坊役には、女優ののんが起用されている。さかなクン本人とは性別が異なるが、その点にはいっさい触れられることなく、物語が進行していく。今作にはのんのほかにも、さかなクン本人や、柳楽優弥、磯村勇斗などが出演。のんをはじめ、個性的な演技で独特の世界観を作り上げている。小学生のミー坊(西村瑞季)は、周囲から心配されるくらい魚が大好きだった。「お魚博士」を夢見て、毎日図鑑を眺めていたが、ある日、不思議なギョギョおじさん(さかなクン)と出会う。おじさんの影響を受け、さらに魚にのめりこんだミー坊は、いつしか高校生になっていた。高校でも魚の研究を続けていたミー坊(のん)のもとに、不良たちがやってくる。不良たちともすぐに仲よくなったミー坊は、漁師の網にかかったカブトガニを育てることに。愛情をこめてカブトガニに接していたところ、人工孵化に成功させ、新聞で取り上げられるのだった。
アニメ『冴えない彼女の育てかた』シリーズ、ついに完結!テレビアニメ『冴えない彼女の育てかた』シリーズの劇場版。好きなライトノベルやゲームを熱く語るオタク男子高校生と、クラスメイトの平凡な女子高生が、一緒にゲーム制作をするなかで、次第に距離を縮めていく! 原作は、ゲームシナリオライター・丸戸史明によるライトノベル。2作目の美少女ゲーム制作を始めたサークル「blessing software」。主題歌を歌うバンド「icy tail」のワンマンライブと新作ゲームのプロモーションを成功させ、ゲーム開発の山場に差しかかりつつあった。サークル内の人間関係が多少ギクシャクしているような気もするけれど、原画・シナリオ・演出・音楽の担当それぞれが自分の作業に打ち込んでいた。そんななか、サークル代表兼シナリオ担当のオタク男子高校生・安芸倫也(松岡禎丞)は、スランプに陥っていた。サークル副代表で同級生の加藤恵(安野希世乃)をモデルにしたメインヒロインの個別ルートシナリオに行き詰まっていたのだ。途方に暮れた倫也は、偶然再会したゲームプロデューサーの紅坂朱音(生天目仁美)に相談をもちかけ、書きかけのシナリオを読んでもらう。すると彼女にブチ切れられ、「自分の妄想をたれ流せ!」といわれ…。
物語の舞台はアメリカへ!テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』シリーズの第2期。デラックス日本大会を制した近導ユウユたちが、今度はアメリカでカードファイトを繰り広げながら、大会の裏に隠された秘密に迫る!最強のヴァンガードファイターを決める国際イベント「デラックス」。その日本大会を勝ち抜いた近導ユウユ(蒼井翔太)、狐芝ライカ(小笠原仁)、江端トウヤ(内田雄馬)の3人は、アメリカのニューヨークに来ていた。現地で開催されるエキシビジョンマッチで、デラックスUSA大会を制したファイターたちと戦うためである。会場に着いたユウユたちはそれぞれの対戦相手を知らされる。驚いたことに、ユウユの対戦相手は、「ブラックアウト」の元リーダー、桃山ダンジ(小野友樹)だった。デラックスの裏に隠された秘密を探るため、単身でアメリカに乗り込んで、USA大会で2位になっていたのである。久しぶりにダンジと全力の戦いをしたユウユは、ダンジからとある情報を与えられる。それは、「星天の魔女」の異名で知られるUSA大会優勝者・ソフィー・ベル(三森すずこ)こそが、秘密の鍵を握っているというものだった。こうして、ユウユたちはアメリカの強豪ファイターたちを相手に、カードファイトを挑みながら、デラックスの真実に近づいていくことになる。
超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディが、ここにスタート!『私に天使が舞い降りた!』は、2019年1月から3月にかけて放送されたテレビアニメ。原作は椋木ななつの漫画であり、2017年から「コミック百合姫」で連載されている。人見知りでオタクな女子大学生が、女子小学生に恋してしまう百合コメディ。アニメ版の制作は動画工房で、シリーズ構成は『ネオ アンジェリーク Abyss』『小林さんちのメイドラゴン』などを手掛けた山田由香。オープニングテーマは、主要キャスト5人の声優、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美が担当している。大学1年生の星野みやこ(上田麗奈)は、極度の人見知りでコスプレオタク。しかし、自分で着る楽しみは秘密にしており、いつもは妹のひなた(長江里加)に自作の服を着せて楽しんでいる。そんなある日、ひなたが友だちの白咲花(指出毬亜)を連れてくると、みやこは花のかわいさに完全に一目惚れ。花と友だちになりたくて近づいていくが、その不審な言動に逆に警戒されてしまう。それでも、みやこは花がお菓子に目がないという部分を利用し、自作の服を花に着せてはお菓子を与えるという毎日がはじまった…。
法律で裁けない悪人に制裁を下すテロリストたちを描いたサスペンス映画。共感を呼ぶストーリーが話題になった同名漫画の映画化作品で、SNSが生活の中心になった現代社会に警鐘を鳴らす作品である。テロリストたちのリーダー・ゲイツを演じたのは、演技派俳優の生田斗真。今作では悲惨な過去を持つゲイツを、悲壮感たっぷりに演じている。そんなゲイツを追うエリート刑事役には、戸田恵梨香が抜擢された。また、鈴木亮平や荒川良々、濱田岳など、個性派俳優がテロリスト役で出演している。覆面をつけた「シンブンシ」と呼ばれる男が、ネット上にあらわれる。シンブンシはSNSで誹謗中傷をくり返す男や悪徳企業に制裁を下し、ネット上ではヒーローのようなあつかいを受けていた。そんなシンブンシを追うサイバー犯罪対策課の刑事・吉野絵里香(戸田恵梨香)は、少ない情報から居場所を突き止めようとする。しかし、巧妙な手口を使ったシンブンシに翻弄されてしまい、尻尾をつかむことができず…。
大人気SFコメディ『スペース☆ダンディ』の第2シーズン。今シーズンでは、アニメ監督の湯浅政明が手掛けたエピソードや、漫画家の上條淳士や大友克洋が参加したエピソードがラインナップされている。宇宙人ハンターのダンディ(諏訪部順一)は、今日もポンコツな仲間たちとともに、宇宙人登録センターを訪れていた。しかし、どこにでもいる牛を宇宙人と見間違えてしまったため、一同は検査員のスカーレット(桑島法子)から、転職を勧められてしまう。新しい仕事を探しはじめるダンディだったが、宇宙ひもを引っ張ったことが原因で、突如並行世界に移動する。そこには女の子にモテモテで、仲間にも恵まれた別世界のダンディがいた。それ以降、さまざまな場所にあらわれる宇宙ひもの力により、ダンディは並行世界を渡り歩くことになる。そんな中、ある世界のダンディが起こした珍事により、ひとつの宇宙に何人ものダンディが集合してしまう。矛盾が生じた宇宙は次第に姿を変えていき、矛盾だらけの世界になってしまうのだが…。
『スペース☆ダンディ』は、いい加減な宇宙人ハンターが起こす珍騒動を描いたSFコメディである。『カウボーイビバップ』の制作に携わった菅野よう子や渡辺信一郎、佐藤大などが再集結した作品で、ほかにも著名なクリエイターたちが参加した。金欠中の宇宙人ハンター・ダンディ(諏訪部順一)は情報を仕入れるため、セクシーな女性たちが集まるレストラン「ブービーズ」へとやってくる。相棒のロボット・QT(佐武宇綺)は、まじめに新しいターゲットを探そうとするが、ダンディは女の子たちと遊んでばかり。ついにはQTの電源も切れてしまうのだった。今日もグダグダなダンディたちだったが、偶然出会ったベテルギウス星人・ミャウ(吉野裕行)から、めずらしい宇宙人が生息する惑星の情報を入手する。ダンディはミャウを仲間に加え、さっそく惑星へと向かうが、そこは大型で凶暴な宇宙生物が支配する惑星だった。別の場所では、天才科学者のゲル博士(石塚運昇)がダンディの後を追っていた。しかし、ダンディはゲル博士の存在に気がついておらず…。
前衛的なストーリーが評価された名作コミック『ウォッチメン』のドラマシリーズ。原作そのものをドラマ化しておらず、あくまでも「原作の続編」になっている。そのため、オリジナル要素が多かった映画版『ウォッチメン』とは、異なる点が多い。今作の仕掛け人となったのは、原作ファンとしても知られるデイモン・リンデロフ。『ウォッチメン』が持っていた方向性を変えず、まったく新しいドラマに仕上げている。人類が核戦争の危機を脱してから34年が経過した、2019年。アメリカでは白人至上主義者たちの集団「第7機兵隊」が台頭しはじめる。彼らはかつて存在していたヒーロー・ロールシャッハのコスチュームを模倣し、世間に恐怖を与えていた。そんな世界でヒーロー活動をおこなうアンジェラ(レジーナ・キング)は、黒人警官を襲撃した第7機兵隊のメンバーを捕らえ、集会場の場所を聞き出す。アンジェラの活躍により、事件は解決に向かうと思われたが…。
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