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動画配信サービスで配信している作品から編集部が厳選した注目作品の一覧です。
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『ペット・セメタリー』はスティーブン・キングが執筆した、同名小説を映画化した作品である。ホラー映画ではあるが、希望にすがってしまう人間の内面をメインに描いており、単なるホラーとは一線を画すストーリーだ。映画版に際しては、スティーブン・キング自らが脚本を執筆した。主題歌を歌ったラモーンズも、キングの要望により採用されている。医者のルイス(デイル・ミッドキフ)は、家族とともに田舎町に引っ越す。家のすぐそばにはトラックが走る道路があり、小さな子どもたちに気を配る必要があった。しかし、妻(デニーズ・クロスビー)と子どもたちが実家に帰った晩、ひとりになったルイスが見ていない隙に、飼い猫がトラックに轢かれてしまう。焦ったルイスは、隣人のジャド(フレッド・グウィン)に連れられ、家の裏にある墓地に猫を埋める。すると、翌日には死んだはずの猫が歩いて家に戻ってきたのだった。喜ぶルイスだったが、猫は生きているときと違い、凶暴になっていて…。
『ビバリーヒルズ・コップ』は、コメディアンのエディ・マーフィの初主演作だ。はみ出し者の刑事が親友の仇を討つアクションコメディで、エディ・マーフィの人気に火がつくきっかけとなった。キャストは主演のエディ・マーフィのほかに、ジョン・アシュトンやジャッジ・ラインホルドが出演。主人公の上司を演じたギルバート・R・ヒルは、当時現役の警部であり、後に制作されたシリーズにも出演している。デトロイト市警のアクセル(エディ・マーフィ)は、熱意ある警官ながら、上司や同僚から疎まれていた。そんな彼の前に、親友のマイキー(ジェームズ・ルッソ)が現れる。久しぶりの再会に喜ぶふたりだったが、その日の晩にマイキーが何者かに殺されてしまう。アクセルはマイキーの無念を晴らすため、マイキーが住んでいたビバリーヒルズへと足を運ぶ。許可なく捜査をしていたアクセルだったが、現地の警察からも睨まれる事態となり、ついには逮捕されてしまうのだった。
1988年4月からフジテレビ「月9」ドラマとして放送された、『びんびんシリーズ』第2弾のドラマ。主演の田原俊彦が扮する徳川龍之介と、野村宏伸が扮する榎本英樹の名コンビが教師となって登場する。大ヒット名作ドラマ『金八先生』の生徒役としてデビューし、その後歌手としてスターダムにのし上がった田原俊彦が、教師役に初挑戦となった。「教育とは愛だよ」「人生は闘いだ」など、子どもたちへの愛情に満ちあふれた龍之介が放つ名言の数々や、同僚であり同居人でもある榎本との「榎本っ!」「せんぱ~~い!」のやりとりが、多くの視聴者の心をつかんだ。理想に燃える熱血教師・徳川龍之介(田原俊彦)が、銀座第一小学校に新たに赴任してきた。都心の居住人口減少化にともなって児童数が激減してしまい、統廃合の話が持ち上がるなか、龍之介が受け持つことになった5年1組の児童は16名。高学年になり、生意気盛りのやんちゃな子どもたちとの出会いが龍之介の心を一段と熱くする。そんな龍之介にも悩みがあった。それは大家に追い出され、住む場所を失ってしまったことだ。龍之介は同僚で、ひとり暮らしをしている榎本(野村宏伸)の住む超豪華マンションに転がり込むのだった。
夢色パティシエール、待望の高校生編がスタート!松本夏実の少女漫画『夢色パティシエール』をもとにした、テレビアニメ作品の第2期。パティシエールを目指す少女が仲間たちとともに、スイーツショップを中心とした街づくりに取り組む! 原作は集英社の少女漫画雑誌「りぼん」で連載されていた。製菓専門学校・聖マリー学園高等部の1年生、天野いちご(悠木碧)は、パティシエールを夢見る少女。2年間のパリ留学を終え、帰国を果たした彼女は、学友たちと久しぶりに再会するのを楽しみにしていた。ところが、かつて「チームいちご」でともに切磋琢磨した、安堂千乃介(浜添伸也)と花房五月(代永翼)は、自分の夢を追うために休学を決断。樫野真(岡本信彦)は、特進により1学年上になっていた。それを知ったいちごは、「チームいちご」も自然消滅かと落胆するのだった。そんななかアンリ先生からの指示で、いちごと樫野は建設中の街「マリーズ・ガーデン」の一角にある開業前の洋菓子店に向かうことになった。ふたりはそこで、ほかに呼び出された2人のメンバーとともに、ある壮大なプロジェクトを知らされる。それは、この「マリーズ・ガーデン」でスイーツショップ中心の街づくりをするというものであった。いちごたち4人は、そのプロジェクトを実現するために、メインストリートにあるスイーツショップをすべてプロデュースすることを任されるのだった…。
『ゴーストバスターズ』は、幽霊退治をテーマとしたコメディ映画だ。幽霊退治専門のビジネスをはじめた「ゴーストバスターズ」たちを描き、大ヒットを記録した。映画に使われたロゴマークは、ポップカルチャーを代表するアイコンにもなっており、幅広い場所で使われている。監督はコメディ映画を多く手掛けてきた、アイヴァン・ライトマン。主演はコメディアンのビル・マーレイ。「ゴーストバスターズ」のメンバーはダン・エイクロイドやハロルド・ライミス、リック・モラニスが演じた。幽霊を捕らえる装置を開発していたピーター(ビル・マーレイ)、レイモンド(ダン・エイクロイド)、イゴン(ハロルド・ライミス)は、資金の問題で大学を追い出され、途方に暮れる。3人は幽霊退治をビジネスにできないかと考え、「ゴーストバスターズ」を設立。依頼を募り、ホテルにすみつくゴーストを退治する。「ゴーストバスターズ」は大成功をおさめ、多くの依頼が舞い込んでくるが、彼らの活動は環境保護局から怪しまれていた。ついにはピーターの想い人であるディナ(シガニー・ウィーバー)が、悪霊に憑りつかれてしまうのだった。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『ちゅらさん』などの人気作で知られる、脚本家・岡田惠和の初医療ドラマ『にじいろカルテ』は、2021年1月21日から放送。主演を務めるのは、『とと姉ちゃん』『過保護のカホコ』などに出演してきた高畑充希。そのほかに井浦新、北村匠海、安達祐実、眞島秀和、水野美紀らが脇を固める。女性内科医・真空(高畑充希)は、東京にある大きな病院にて救急救命の仕事に携わっていた。とある病気を患ってしまったが、それでも内科医の仕事を続けたいと思い、病気であることを隠して虹ノ村診療所の募集に応募し合格する。虹ノ村診療所へ向かった真空は、まず「にじいろ商店」にて虹ノ村に住む個性豊かな村人たちと遭遇した。さらに虹ノ村診療所に案内され、「本業は農家だ」と豪語する外科医の朔(井浦新)や、いじられキャラだが仕事ぶりは優秀な男性看護師・太陽(北村匠海)と出会う。病気を隠しながら働くものの、そのうち病気のことがバレてしまい…? 曲者だらけの診療所と個性豊かな虹ノ村の人間たち。真空はそこに新たな居場所を見つけられるのか…?
『俺の家の話』は、2021年1月22日からTBSテレビ系金曜ドラマ枠で放送のテレビドラマ。主演は、高い演技力で俳優としての評価も高い長瀬智也が務め、脚本は人気脚本家の宮藤官九郎によるオリジナルストーリーとなる。これまで『池袋ウエストゲートパーク』や、『タイガー&ドラゴン』といった人気作を生みだしてきた長瀬智也と宮藤官九郎のふたりが、再びタッグを組む。共演者にも西田敏行、戸田恵梨香、桐谷健太、永山絢斗といった実力派の人気俳優が顔をそろえる。かつて人気プロレスラーとして名を馳せた、ブリザード寿こと観山寿一(長瀬智也)。けがや年齢もあって昔の人気も衰え、現在では小規模なプロレス団体で試合を続けていた寿一のもとに、父であり重要無形文化財「能楽」の保持者でもある、観山寿三郎(西田敏行)の危篤の知らせが届く。20年以上ぶりに家族と再会する寿一だったが、弟の踊介(永山絢斗)と妹の舞(江口のりこ)は冷ややかな反応…。それに激昂した寿一はプロレスラーを引退し、二十八世観山流宗家を継承することを決意する。その後、一命を取りとめ無事退院した寿三郎だったが、かつての威厳はどこへやら、デイケアサービスのヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)と結婚してすべての遺産をさくらに相続するといいだして…!? 介護と遺産相続をめぐる激しいバトルに、寿一と家族、さくらが巻き込まれていく!
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は、2021年1月より放送開始となったテレビアニメ作品。『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など、人気テレビドラマの脚本家として知られる野島伸司がはじめて原案・脚本を手掛けたオリジナルテレビアニメである。制作は『PERSONA5 the Animation』『約束のネバーランド』などを手掛けたCloverWorksで、監督は若林信。DÉ DÉ MOUSE、クラムボンのミトによる音楽も見所で、いじめやパワハラなど、現代の不条理に悩む少女たちの思いを描いている。オッドアイが特徴的な不登校の女子中学生・大戸アイ(相川奏多)は、ある夜、謎の声に導かれてひとつのエッグを手に入れる。そのエッグをどうしたものか考えあぐねていると、アイは学校のような異世界へと迷い込んでしまう。そこで謎の声の挑発に乗るようにエッグを割ると、西城くるみ(安済知佳)という女子中学生が出現。そして、突如多数のモンスターが襲いかかってきた。懸命に逃げるアイとくるみだったが、アイのなかに「逃げていてはダメだ」という思いが徐々に沸き上がる。そこには、亡くなった親友の長瀬小糸(田所あずさ)への辛い思いが重なっていた…。
『アズールレーン びそくぜんしんっ!』は2021年1月より放送開始となったテレビアニメ作品で、2019年10月から2020年3月まで放送されていた『アズールレーン』のスピンオフアニメである。原作は、中国のマンジュウとヨンシーが共同開発した、iOS/Android向けの育成シミュレーションゲームアプリ。さまざまな艦船を擬人化した内容で、『艦隊これくしょん -艦これ-』からのインスパイア作品とされている。今作は、そのなかに登場するキャラクターの日常をほのぼのと描いた4コマ漫画のアニメ化作品で、ホリが「まんが4コマぱれっと」で連載している。アニメ版の制作はYostar Pictures/studio CANDY BOXで、監督は『異世界食堂』ではシリーズ構成も務めた神保昌登が担当している。物語は、主にジャベリン(山根希美)、綾波(大地葉)、ラフィー(長縄まりあ)らが通う学園が舞台となっている。そこでの何気ない会話や小さなトラブルをとおして、ほのぼのとした友情物語が紡がれていく。主要3キャラクターのほかにも、Z23(阿部里果)、明石(上坂すみれ)、ボルチモア(髙橋ミナミ)など、人気キャラクターが次々と登場。個性豊かに艦船たちの日常を彩っていく。
『あの子が生まれる・・・』は、ある病院を舞台に繰り広げられるホラードラマ。フジテレビにて製作され、同会社の配信サービスであるフジテレビオンデマンド(FOD)で全10話が配信されている。原作・脚本を務めるのは、『リング』シリーズで有名な鈴木光司。謎の妊婦(小倉優香)を中心に起こる不可解な現象を、病院の人々の隠された過去を交えながら、恐怖を感じさせる独特な雰囲気で表現している。そして主人公の看護師・今泉菜央を、『全裸監督』の出演などで知られる森田望智が務めている。ある病院に、救急車と交通事故を起こした謎の妊婦が運ばれてきた。その妊婦はどこか怪しい雰囲気を漂わせており、本人の身元がわからないだけでなく、不気味な笑顔を見せながら一切の言葉を発さなかった。しかも医師たちは、妊婦の顔を見て焦り始めていた。そんなある夜、病院の看護師・今泉菜央(森田望智)は、謎の妊婦の部屋に院長(羽場裕一)が訪れるのを見かける。その部屋に近づくと謎の妊婦は、院長と何か話していた。そして妊婦は院長に向かい、自分を殺しにきたのかと聞くのだった。
『時をかけるバンド』は、動画配信サービス・フジテレビオンデマンド(FOD)で配信されたオリジナルドラマ。2006年の東京を舞台に、売れない音楽バンド・ちゃあはんを、未来から来たという謎の男・亮(三浦翔平)がプロデュースしていく姿を描いた青春コメディドラマである。韓国のオリジナル脚本をもとに、日本のキャストとクリエイターで再構成。未来からきた謎の男・亮を、ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』や映画映画『THE LAST MESSAGE 海猿』にも出演した人気俳優・三浦翔平が演じている。ガールズバンド・ちゃあはんは、ボーカルの江花有希(白石聖)、ベースの加藤汐里(長井短)、ドラムの村上瞳子(大原優乃)の3人組。オーディションにも失敗続きで、事務所から売れ残った500枚のCDを、3日以内売り切らなければ契約解除すると宣告される。途方に暮れる3人の前に2019年の未来から来たという謎の男・亮が現れ、ちゃあはんをプロデュースすると提案してきた。3人は自分がプロデュースすれば売れるという亮の発言を不審に思うが、ほかに売る方法もなく亮の提案に乗ることになる。亮が考えた、CDを売るための秘策とは…?
『A3! SEASON AUTUMN & WINTER』は、2020年10月から12月に放送されたテレビアニメ。大人気スマホアプリゲーム『A3!』の、アニメ化作品。『A3!』アニメ版は、全24話で構成されている。『A3! SEASON SPRING & SUMMER』は1~12話、今作は13話以降で、『A3!』アニメ版の後半部分にあたる。劇団の借金を返すために、劇団の監督になった主人公・立花いづみ(名塚佳織)が、季節ごとに主役となる劇団員を集めて、演劇を成功させるために奔走するストーリー。個性ある劇団員たちが、さまざまな問題を乗り越えて演劇に挑んでいく姿が魅力である。原作ゲームは、イケメン役者育成ゲームとして女性を中心に大人気。アニメだけでなくコミックやCDなども制作されており、舞台やライブイベントも含め幅広くメディア展開している作品だ。夏公演は大成功に終わり、季節は秋に移ろうとしていた。いづみは秋公演のオーディションを始め、ヤンキー風の摂津万里(沢城千春)や兵頭十座(武内駿輔)、七尾太一(濱健人)、伏見臣(熊谷健太郎)、また演劇場を取り壊そうとしたヤクザ・古市左京(帆世雄一)など5名の男性が参加する。さらにほとんどが、演技初心者だったのだ。果たしていづみはそのメンバーたちをまとめ、秋公演を成功させることができるのであろうか?
『レッドアイズ 監視捜査班』は、2021年1月23日から日本テレビ系土曜ドラマ枠で放送のテレビドラマ。主演は歌手や俳優として、幅広い活躍をみせるKAT-TUNの亀梨和也。ほかにも松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北斗、木村祐一といった俳優陣が出演する。元犯罪者の捜査官たちが、最新の監視システムを駆使し凶悪犯を追い詰めていく。日本全国に存在する防犯カメラ。その数はなんと500万台。この防犯カメラの映像を駆使した最新の監視システムによって、犯罪捜査をおこなう特殊部隊が神奈川県警に新設される。その名は、神奈川県警捜査分析センター、通称・KSBC。元神奈川県警捜査一課の刑事であった伏見響介(亀梨和也)は、愛する恋人を殺した連続殺人犯を探すためにKSBCの特別捜査官に転身する。伏見がKSBCに集めた民間捜査官は、一癖も二癖もある個性的なメンバーばかり。元大学教授で優秀なプロファイラー、元自衛官のシングルマザー、若くして天才的な知能を持つハッカー。超人的能力で凶悪犯を追う彼らだったが、実はそれぞれが暗い“過去”を持っていた。最新の監視機器を搭載した監視の塔を拠点に、捜査官たちがリアルタイムで犯罪者を追跡し追い詰めていく! 伏見は連続殺人犯を見つけだし、最愛の恋人の仇をとることができるのか!?
『プロジェクトA』はジャッキー・チェンの代表的なアクション映画である。痛快なストーリーと、ジャッキーによるアクションもあり、日本でも大ヒットを記録した。劇中では約20メートルの高さからスタントなしで落下する、命がけのアクションシーンを披露。以降、このシーンはジャッキーの代名詞となった。さらに、今作は主演・脚本・監督をすべてジャッキーひとりで担当している。共演にはサム・ハン・キンポーや、『スパルタンX』に出演したユン・ピョウなどが出演した。20世紀の香港は海賊行為に悩まされていた。水上警察のドラゴン(ジャッキー・チェン)は、海賊たちの取り締まりに力を入れていたが、一向に捕まえることはできない。さらに陸上警察とのいざこざも起こし、大切な船も海賊たちに爆破されてしまう。ついには陸上警察との合併を余儀なくされた。しかしイギリス人が海賊たちに人質となり、ふたたびドラゴンの出番がやってくる。ドラゴンは陸上警察のジャガー(ユン・ピョウ)や、泥棒のフェイ(サモ・ハン・キンポー)と協力し、海賊に立ち向かっていく。
日本映画の最高峰ともいわれる『七人の侍』。同作は世界中の映画監督、俳優に衝撃を与え、現在でも親しまれる名作映画だ。そんな『七人の侍』を西部劇としてリメイクした作品が、『荒野の七人』である。原作のファンであるユル・ブリンナー自ら制作を進め、上映時間こそ大幅に短縮されているものの、細部にわたって忠実にリメイクされた。キャストもユル・ブリンナーをはじめ、スティーヴ・マックィーンやチャールズ・ブロンソンなど、西部劇を代表するスターが集結している。西部開拓時代のメキシコ。盗賊に襲われた小さな村に住むミゲル(ジョン・A・アロンゾ)は、身を守る武器を購入するため、国境を越えてアメリカ西部を目指す。ミゲルが訪れたテキサスの町では、ガンマンのクリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(スティーブ・マックイーン)が、悪党を相手に華麗な銃さばきを披露していた。その姿を見て、ミゲルは「銃の撃ち方を教えてくれ」とガンマンたちに懇願する。しかしクリスは、「ガンマンを7人雇え」と助言。自ら助っ人を買って出て、ガンマンを集めはじめるのだった。
織田信長が、現代からタイムスリップ!? 多くの人が知っている歴史上の人物・織田信長が、実は普通の高校生で「信長は2人」いた? 『信長協奏曲』の原作は石井あゆみの漫画。第57回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。2014年10月から12月まで、「月9」枠で放送された。主題歌は、Mr.Childrenの「足音 〜Be Strong」。原作漫画『信長協奏曲』は、テレビアニメや実写映画にもなっている。主人公は、勉強が苦手な高校生サブロー(小栗旬)。逃げ癖のあるサブローは、女性に告白しても、断られそうなら逃げてしまう。そんなサブローが修学旅行で時代村にいたのに、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで、馬に乗った織田信長(小栗旬)に遭遇する。サブローと織田信長がそっくりなことから、「自分の代わりに織田信長として生きてくれないか?」といわれる。信長として生きていくことになってしまうサブローは、最初は気楽だったが、城主の父親が斬られて死んだことをきっかけに、「逃げられない」と意識が変わる。多くの人が死んでいく戦国時代で、天下統一のために生きていく。
『ザ・プロム』はセクシャルマイノリティーの少女と、落ち目の舞台役者たちを描いたミュージカル映画である。原作となったのは、ミュージカル『プロム』だ。映画版では、メリル・ストリープやニコール・キッドマンなど、ハリウッドを代表する名優が出演した。かつての栄光を忘れられない舞台女優・ディーディー(メリル・ストリープ)は、ゲイの俳優・バリー(ジェームズ・コーデン)と舞台に立つ。しかしショーの評判は芳しくなく、評論家にも叩かれてしまった。一方で、同性愛者に対する風当たりの強いインディアナでは、ひとりの女子生徒をめぐって問題が起きていた。異性との参加が義務付けられている「プロム」にて、同性愛者のエマ(ジョー・エレン・ペルマン)とパートナーの参加が拒否されてしまう。エマのニュースを耳にしたディーディーと仲間たちは、自分たちの名前を売るためにインディアナを訪れる。そして、エマの学校に乗り込み、「さまざまな愛の形」を肯定する歌を披露するのだが…。
学生時代に仲のよかった友人でも、ときが経つにつれて疎遠になることがある。しかし当時の思い出は色あせず、ずっと心に残り続けるものだ。『佐々木、イン、マイマイン』は、そんな誰もが経験するノスタルジーを描いた作品である。今作は「大人の青春映画」と呼ぶにふさわしいストーリーだ。佐々木役を演じた細川岳の実体験がもとになっており、「かつて青春時代を過ごした大人」に向けられた、ストーリーとなっている。売れない俳優の悠二(藤原季節)は、彼女との関係もうまくいかず、アルバイトに明け暮れる日々を送っていた。そんなときに高校の同級生の多田(遊屋慎太郎)と偶然再会する。ふたりは高校時代を懐かしみ酒を酌み交わすが、悠二は同じく高校時代の友達である佐々木(細川岳)のことを思い出してた。佐々木は女子の前でも平然と全裸になる、変わった男だった。高校卒業後には一度会ったきりで、悠二とは疎遠になってしまう。しかし、佐々木の存在は悠二のなかではっきりと生きており、大人になっても影響を与え続けていた。
『リトル・モンスターズ』は幼稚園の遠足中にゾンビに遭遇したふたりの幼稚園教諭を描く、ゾンビコメディ映画である。幼稚園児とゾンビという、これまでにないシチュエーションを採用し、ブラックコメディとしても楽しめる作品だ。主演を務めたのは、アカデミー助演女優賞などを受賞したルピタ・ニョンゴ。『ブラックパンサー』や『スター・ウォーズ』シリーズに出演するなど、人気の高い女優である。共演には『アナと雪の女王』のオラフ役でおなじみの、ジョシュ・ギャッドが名を連ねる。デイヴ(アレクサンダー・イングランド)は姉の家に居候している、冴えないミュージシャンだ。恋人とも別れてしまったが、甥っ子が通う幼稚園の先生・キャロライン(ルピタ・ニョンゴ)に一目惚れ。彼女を助ける名目で、デイヴは遠足の付き添いに立候補する。そして子どもたちが待ちに待っていた遠足の日。デイヴは付き添いとして、子どもたちと農場へ向かう。そんななかで、突如ゾンビパニックが発生。キャロラインは子どもたちを驚かせないよう、「ゲーム」だと嘘をついて、ゾンビから逃げることになる。
法で裁かれない悪人を「掃除」する異能力者たち――。上条明峰のバトルアクション漫画『CØDE:BREAKER』をもとにした、テレビアニメ作品。“異能”を持った者たちが、法で裁かれない悪人たちを抹殺していく。原作は、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載されていた。凛としたたたずまいの美少女高校生・桜小路桜(日笠陽子)は、文武両道で品行方正な優等生。性格もまじめで、だれに対しても分け隔てなく接することから、全校生徒のあこがれの的になっていた。ある夜、帰宅途中のバスのなかから、桜は偶然信じられない光景を目撃する。なんと公園で複数の男たちが青い炎に包まれていたのである。しかも、その横には彼らに炎を放ったと思われる不審な青年の姿もあった。驚いた桜は警官を連れて現場に急行するが、そこにはちりひとつ残されていなかった。翌日、桜のクラスにひとりの転校生がやってきた。彼の名は、大神零(岡本信彦)。その顔を見た桜は、瞬時に彼こそが昨日の不審な青年であることに気づく。大神の正体に疑問を持った桜は、さっそく大神を呼び出して、昨日何をしていたのかと問い詰める。しかし彼の返答には不自然なところはなく、昨日の事件にかかわった証拠も見つからなかった。それでも納得できない桜は、大神の様子を監視し続けることにする。そんなとき、桜はまたもや公園で超常的な現象を目の当たりにすることになるのだった…。
『フェリスはある朝突然に』は、青春映画の巨匠、ジョン・ヒューズが監督した作品だ。やんちゃな高校生・フェリスのズル休みを描いており、まさしく「青春の1ページ」と呼ぶにふさわしいストーリーといえる。今作は同じくジョン・ヒューズ監督作の『ブレックファスト・クラブ』と並び、80年代学園映画の金字塔として知られている。最近では『レディ・プレイヤー1』で言及されたり、『デッドプール』のキャラクターがパロディをおこなうなど、後世の作品にも影響を与えた。シカゴに住むフェリス(マシュー・ブロデリック)は、仮病を使って学校を休むことを思いつく。しかしすでに何度も仮病を使っており、普通に嘘をつくだけでは親にも先生にも疑われてしまう。親相手には迫真の演技で乗り切ったものの、学校ではフェリスを助けるために募金活動が始まる。フェリスは恋人のスローン(ミア・サラ)を早退させ、本当に風邪で休んでいたキャメロン(アラン・ラック)を連れ出し、街へと繰り出す。一方でフェリスの仮病を疑った校長(ジェフリー・ジョーンズ)は、フェリスの自宅へと向かうのだった。
湘南で大暴れする暴走族の群像劇!吉田聡の漫画『湘南爆走族』をもとにした、OVA作品。手芸とけんかが得意な男子高校生が、湘南で活動する暴走族の2代目リーダーとして、仲間たちとともに大暴れする! 原作は、少年画報社が発行していた漫画雑誌「少年KING」で連載されていた。茅ヶ崎市にある神奈川県立波打際高等学校。その手芸部には、女子生徒たちに交じって、せっせと手芸に励むリーゼントの男子生徒がいた。彼の名は、江口洋助(翔)。実は、湘南で活動する暴走族「湘南爆走族」の2代目リーダーだった。江口が湘南爆走族に入ったきっかけは、初代リーダーである桃山麻子と出会ったこと。江口の自転車操縦テクニックを見てピンと来た桃山が、彼に2代目リーダーを託すことになった。もともとけんががめっぽう強かったこともあり、江口はすぐに同年代のツッパリたちを従えて、湘南爆走族の立て直しを成し遂げた。湘南の海岸沿いを仲間たちとともに爆走する日々を送るかたわら、江口は趣味の手芸もコツコツと続けていた。はじめこそ手芸部の部員たちに恐れられていたが、今では手芸部の部長として、部を盛り立てる立場になっていた。そんななか、同じ手芸部に所属する同学年の女子生徒、津山よし子(鶴ひろみ)の誕生日が近いと知った江口は、秘かにプレゼントを用意する。それをきっかけに、江口は津山との距離を縮めるのだった…。
2018年に韓国のケーブルテレビtvNで放送され、有料チャンネルであるにもかかわらず、同時間帯に放送されたドラマのなかで視聴率トップとなった大ヒット作品である。結婚後すっかり変わってしまった妻の姿に、思わず結婚したことを後悔してしまう主人公をチソンが演じている。“視聴率保証俳優”の異名を持つ演技力の高さで、妻におびえる夫の姿をリアルに表現し、視聴者から多くの共感を得た。脚本はドラマ『ああ、私の幽霊さま』や『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』などの話題作を手がけてきたヤン・ヒスンが担当。今作は日本でもリメイクされ、2021年1月にフジテレビで放送がスタートした。KCU銀行に勤めるジュヒョク(チソン)は、2児の父親。夜中にぐずる子どもに起こされ、共働きの妻ソ・ウジン(ハン・ジミン)とともに今朝も寝坊してしまう。遅刻したジュヒョクは慌てて仕事を始めるが、金額を間違えてしまい、大急ぎで顧客を追いかける。疲れ切ったジュヒョクは、ウジンに頼まれていた子どもの保育園のお迎えをすっぽかしてしまったことを思い出す。おそるおそる家に帰ると、そこには鬼のような形相で罵声を浴びせるウジンの姿が…。結婚前はあんなにかわいかったウジンの変貌ぶりに、ジュヒョクはウジンとの結婚を心から後悔してしまうのだが…。
『ブルース・ブラザース』は、ミュージックビデオの第一人者であるジョン・ランディス監督の出世作だ。彼はマイケル・ジャクソンのヒット曲「スリラー」のミュージックビデオを撮影したことでも知られ、映画界にも多大な功績を残した監督である。主演は33歳という若さでこの世を去った、伝説的コメディアン、ジョン・ベルーシ。そして映画以外でも彼の相棒であった、ダン・エイクロイドが出演している。映画自体もふたりが組んでいたバンドが下敷きとなっており、多くの有名ミュージシャンもカメオ出演した。とある刑務所の前。エルウッド(ダン・エイクロイド)は、出所してくる兄のジェイク(ジョン・ベルーシ)を迎えに来ていた。合流したふたりは世話になった孤児院へ挨拶に行くが、シスターから資金難を知らされる。ジェイクは支援を申し出るが、「犯罪で稼いだ金は受け取らない」と拒否されてしまう。ふたりは金を集めるため、昔のバンド仲間を招集。「ブルース・ブラザース」を結成し、演奏をはじめるのだった。
今作はパンクロック好きな男の子と、異星人の女の子との交流を描いた作品だ。エイリアンが登場する作品ではあるが、大規模なVFXは使用されず、あくまでも「ボーイミーツガール」主体の作品として制作された。原作小説を執筆したのは、コミック作家でもあるニール・ゲイマン。彼は『スターダスト』の原作や、英語版『もののけ姫』の制作にかかわるなど、多方面で活躍している作家である。監督は『ラビット・ホール』を手掛けた、ジョン・キャメロン・ミッチェルが務めた。70年代のロンドン。パンクロックが好きなエン(アレックス・シャープ)は、ライブハウスに出かけ、お気に入りのバンドの曲を聴く。そのまま打ち上げに参加するため、仲間と会場へと向かうが、そこはバンドのメンバーもおらず、ファンの姿もなかった。しかし不思議な音楽に導かれ、近くの家でおこなわれていたパーティに参加する。仲間たちは女の子を口説きはじめるが、エンは不思議な魅力を持つ少女・ザン(エル・ファニング)と出会うのだった。
現在はアメリカだけでなく、世界各国でゾンビ映画が作られるようになり、ゾンビ映画ファンを喜ばせることは難しくなった。『アナと世界の終わり』はそんな停滞気味のゾンビ映画に、新しいアイデアを持ち込んだ意欲作だ。今作ではゾンビとミュージカルという、水と油のようなジャンルが見事に融合している。ゾンビのホラー部分がミュージカルのノリで中和され、これまでにないゾンビ映画が誕生した。主演は、エラ・ハントが務めた。卒業を控える高校生のアナ(エラ・ハント)は、父(マーク・ベントン)の運転する車で学校へと向かう。親友のジョン(マルコム・カミング)も同乗していたが、彼の発言が原因で父と大喧嘩をしてしまう。その後も父との仲は気まずくなるばかりだったが、ジョンの励ましもあり、アナはふたたび元気を取り戻す。しかし学校への通学途中で、突然謎の雪だるまに襲われる。彼女は音楽にノリノリで気がついていなかったが、この町はすでにゾンビに侵食されていた…。
『黄金の七人』は、クライム・サスペンスの名作として知られるイタリア映画だ。70年代から80年代には多くのクライム映画が作られたが、今作の影響を受けた作品も多い。日本では、『ルパン三世』に影響を与えたといわれている。今作は金品を「盗む」過程ではなく、「盗んだ後」に重きが置かれている。金塊の分配で揉めていく泥棒たちをめぐってドラマが展開し、裏切り裏切られの怒涛の展開は必見だ。教授(フィリップ・ルロワ)は6人の男を集め、金塊が保管されているスイスの銀行に強盗を仕掛ける。教授の練り上げた計画はすさまじく、あっという間に金塊を強奪した。しかし、メンバーで分配されるはずだった金塊を教授が持ち逃げしてしまう。教授の策略によって警察に捕まった6人だったが、教授が唯一信頼していたジョルジャ(ロッサナ・ポデスタ)には別の計画があった。彼女はターゲットの銀行と裏でつながっており、教授をだまして金塊を持ち逃げしようとしていたのだった。
仁義なき暴走族の戦い!吉田聡の漫画『荒くれKNIGHT』をもとにした、OVA作品。神奈川・湘南を舞台に抗争を繰り返す、暴走族チームの構成員たちの壮絶な生き様を描く。原作は、少年画報社が刊行する青年漫画雑誌「ヤングキング」などで連載された。神奈川県西部に広がる湘南。そこでは、互いに激しく対立するふたつの暴走族チームが、日夜しのぎを削っていた。そのひとつは、善波七五十(置鮎龍太郎)率いるチーム「輪蛇(りんだ)」。もうひとつが、伊武恋二郎(梁田清之)率いるチーム「虎武羅(こぶら)」であった。ある夜、輪蛇のメンバーたちが、何者かによって次々と襲撃される事件が起こる。ある者は猛スピードのバイクで追突され、またある者は金属バットを持った謎の一団に襲われた。いずれもメンバーがひとりでいるところを狙った計画的な犯行であった。報復の念を抱く輪蛇の面々は、やがてその事件の首謀者を知ることになる。その首謀者とは、湘南に現れた第3の暴走族チーム「夜行蟲」の副総長・知地岩(磯部弘)であった。実は知地岩は、善波に病院送りにされており、つい先日まで1年間入院生活を余儀なくされていた。今回の事件は、善波に対する知地岩の私怨が引き起こしたものだったのである。そんななか、夜行蟲のメンバーのひとり・天野(金丸淳一)が、輪蛇とつながりのある元恋人の花沢小梅(笠原留美)に近づこうとするのだった…。
2012年にフジテレビ「月9」ドラマとして放送された作品。ドラマ『LIAR GAME』や『任侠ヘルパー』など、話題作で知られる古家和尚が脚本を手がけた。演出は、『29歳のクリスマス』や『HERO』などのチーフディレクターや、社会現象を巻き起こしたドラマ『ロングバケーション』の演出などを務めてきた鈴木雅之が担当している。主演の木村拓哉はドラマ『あすなろ白書』で俳優としても注目され、以後数々のドラマに主演して高い視聴率を記録し続けており、今作での無一文で無職という斬新な役柄にも大きな期待が集まった。また、主人公の頼りない上司を演じるのは実力派俳優・中井貴一。頼りないけど信頼できる上司、そしてすべてを捨て、無一文になってからはお互いに助け合う同志・模合をコミカルに演じており、木村拓哉と息ピッタリのコンビネーションを見せている。「ミラクル魔法瓶」企画開発営業部・課長として仕事もバリバリこなし、部下からの信頼も厚い金田一二三男(木村拓哉)。しかしある朝、金田一が出社すると同僚たちの冷たい視線を感じた。なんと金田一が、会社の機密情報を漏えいしたという話がでっち上げられていたのだ。証拠品まで発見され、金田一は解雇処分に…。突然の出来事に途方に暮れ、家に帰ると、自宅で爆発事故が起きてしまう。1日にして仕事と家をなくし、無一文になってしまった金田一は行く当てもなく…。
2013年10月にフジテレビ「月9」ドラマとして、放送がスタートしたドラマ。演出を担当したのは、ドラマ『空から降る一億の星』や、『Dr.コトー診療所』シリーズなど、大ヒットドラマの演出を数多く手がけてきた中江功。今作の舞台となった、瀬戸内海に浮かぶ島々の映像の美しさにもこだわりが見られる。また脚本は、ドラマ『BOSS』シリーズなどの脚本を担当してきた徳永友一が手がけており、コミカルな要素も散りばめられたストーリーに思わずクスッとさせられる。徳永友一は2019年に映画『翔んで埼玉』で、日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したことでも知られている。また、主人公の医師を演じた松田翔太がかっこ悪いお調子者役に挑戦している。瀬戸内海に浮かぶ小さな島々のなかには、病院や診療所などが存在しない“無医島”がある。そんな無医島を巡り、医療サービスを提供しているのが「海診丸」だ。その日、海診丸の内科医・内村葵(藤原紀香)や看護師の戸神眞子(武井咲)たちは、歓迎会の準備をしながら新しくやってくる医師の到着を待っていた。しかし、約束の時間になってもなかなかその医師は現れなかった…。その夜、風呂上がりに看板で風に当たっていた眞子は、不審な男に出くわし、思わず勢いよく跳び蹴りをしてしまった。その男こそ、大幅に遅れてやってきた新任の医師・瀬崎航太(松田翔太)だったのだ…。
ドラマ『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』は、2007年6月に放送された学園物語である。壮絶ないじめに遭いながらも、本当の親友を見つけながら立ち向かっていく姿が描かれている。原作はすえのぶけいこが手掛けており、2006年度講談社漫画賞少女漫画部門を受賞した作品である。当時、少女漫画では「いじめ」や「格差」に関する物語が少なかったこともあり、少女漫画界を震撼させた。主演には、ミスマガジン2005グランプリを獲得した北乃きい。そのほかに、ドラマ『3年B組金八先生』で女優デビューを果たした、福田沙紀が抜擢されている。高校受験を控えた中学3年生のころ。椎葉歩(北乃きい)は、親友の篠塚夕子(大沢あかね)と同じ高校に通うことを誓い、ともに受験勉強に勤しんでいた。しかし、受験では歩だけが志望校に合格。夕子はやるせない気持ちと絶望感でいっぱいになり、歩と絶交。自殺未遂を図るほど、精神状態が崩壊していた。大切な人を傷つけてしまったことが心の傷となり、高校では内向的な性格になってしまった歩。そんな歩に声をかけたのが、安西愛海(福田沙紀)だった。愛海とすっかり意気投合した歩だったが、密かに不良扱いされていた羽鳥未来(関めぐみ)に憧れていた。そんなある日、歩の人生を揺るがす大きな事件が起こるのであった。
『告白』は湊かなえの小説を映画化した、ミステリー作品である。その年の日本アカデミー賞ではR指定作品ながらも、最優秀作品賞に選ばれるほど高い評価を受けた。橋本愛や三吉彩花など、現在活躍している俳優が多く出演していた映画でもある。主演は『四月物語』に出演した松たか子。冷静ながらも迫力のある演技で、生徒だけでなく観客にも恐怖を感じさせている。そのほかに、岡田将生や木村佳乃、芦田愛菜が出演。当時まだ10代だった橋本愛にも注目が集まった。ある終業式の日。教師の森口(松たか子)は、「自分の娘はこのクラスの生徒に殺された」と告白する。しかし、生徒たちの反応はない。森口はさらに「今日の牛乳にエイズ患者の血液を混ぜ、犯人に飲ませた」と語り、揺さぶりをかけた。真犯人は動揺するが、その後は警察に逮捕されることもなく、森口は学校を辞めてしまう。嵐は過ぎ去ったかに思えたが、娘を殺された森口の復讐はこのときすでに始まっていた…。
『ブルージャスミン』は、セレブの転落人生を描いた映画だ。『ラジオ・デイズ』や『アニー・ホール』で有名なウディ・アレン監督作品であり、自身の監督作品のなかでもっとも評価された作品のひとつとなった。主人公のジャスミンを演じたのは、賞レース常連のケイト・ブランシェット。今作の演技は絶賛されており、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。また、共演のサリー・ホーキンスも助演女優賞にノミネートされている。ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、セレブな生活を送っていた女性だった。しかし、夫のハル(アレック・ボールドウィン)が詐欺の容疑で逮捕。夫の財力で生きてきたジャスミンは、全財産を失ってしまう。妹のジンジャー(サリー・ホーキンス)は庶民的な生活を送っている女性だが、ジャスミンにとっての唯一の希望だった。ついには仕事を見つけるまで、ジンジャーの家で居候することになったジャスミン。しかし、彼女は庶民的な生活に慣れておらず、セレブ生活から抜け出せなくなる。
ドラマ『桜蘭高校ホスト部』は、2011年7月からTBS系列で放送された学園物語である。日本有数の超お金持ち高校に入学した庶民が、暇を持て余した美男子たちが集う「ホスト部」にあるきっかけで入部する。原作は葉鳥ビスコによる同名漫画。累計発行部数は、1,300万部を突破している。さまざまな系統のイケメンと、庶民である主人公とお金持ちの王子系イケメンとの恋の行方に目が離せない!良家のご子息やご令嬢が通う、超お金持ち高校・私立桜蘭学院。この学校に、特待生で入学した一般庶民の藤岡ハルヒ(川口春奈)は、特待生をキープするために毎日勉強に励んでいた。ある日の放課後、静かに勉強ができる場所を探そうと、南校舎にある第三音楽室へとたどり着くハルヒ。そこには、暇を持て余した美少年たちが女性をもてなす「ホスト部」なる集団がいた。不覚にも校内オークションに出品予定の、高価な花瓶を割ってしまったハルヒ。割ってしまった花瓶の返済のため、須王環(山本裕典)によってホスト部に勧誘されるのだが、女子だと知らないホスト部ではハルヒをめぐってさまざまな波乱が巻き起こる!
TBS日曜劇場で、2021年1月から放送開始のドラマ。ヒロインの刑事とサイコな殺人鬼の魂が入れ替わってしまう、奇想天外なストーリーを描き出すのは、大きな話題を呼んだドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』や名作ドラマ『JIN-仁-』など、数々の作品を手がけてきた脚本家・森下佳子。映画化もされた人気作『ホタルノヒカリ』やNHK大河ドラマ『八重の桜』、『義母と娘のブルース』など、数々の主演ドラマでさまざまな役を演じてきた綾瀬はるかが、今作で初めて刑事役に挑戦する。相手役は、ドラマ『民王』や『カルテット』でいくつもの助演男優賞を受賞し、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で一躍ブレイクした実力派俳優・高橋一生が演じる。見た目はイケメンの敏腕社長だが、心のなかは女性に入れ替わってしまうという複雑な役柄を演じる。正義感が強く、仕事への熱意はあるのだが、そそっかしい性格のため、失敗も多い警視庁捜査第一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)。ある日、事件現場に急行した彩子は、猟奇的な殺人を匂わせる遺体とは裏腹に、キレイに掃除され、清涼感すら漂う殺人現場に妙な違和感を覚える。同居人の渡辺陸(柄本佑)から、無臭の業務用特殊洗浄剤があることを聞いた彩子は、その洗剤の製造元であるベンチャー企業のコ・アース社に関心を持つのだが…。
テレビ朝日の新たなドラマ枠「オシドラサタデー」の『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』は、2021年1月16日より放送。主演は生田斗真。売れない脚本家・圭佑(生田斗真)のもとに、連続ドラマの仕事がきたけれど進行状況と締め切りが最悪だった!? 個性豊かな登場人物に振り回されながら、圭佑は家事に、連続ドラマ脚本の執筆に奔走する!物語の主人公は、吉丸家の大黒柱として妻や子どもの面倒に専念しながらも、細々とした執筆活動を続けるあまり売れない脚本家・圭佑。妻の奈美(吉瀬美智子)は、「香坂りり子」のペンネームでヒット作を生み出す売れっ子作家。圭佑はそんな妻や子どもの面倒を見ている日々を、何不自由なく暮らしていた。しかしそんなある日圭佑のもとへ、東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)から連続ドラマのメインライター依頼が電話でかかってきたのだ。喜んで仕事を受ける圭佑だったが、現場へ行って仰天。有名ライターが降板した結果のオファーだった上、作品内容やタイトルすら何も決まっていないというらしい。しかも、主演俳優にトップスターの八神隼人(岡田将生)が出演するのだとか。千載一遇のチャンスから、大ピンチとなった圭佑は、プレッシャーに襲われながらも「明日までに、ストーリー案考えてきて」という無茶な依頼に取り掛かる。
プロサッカー選手・長友佑都がアニメキャラに!?日本を代表するプロサッカー選手・長友佑都をモデルにした、ショートアニメ作品。元気いっぱいな少年が、サッカーと出会い、学生時代を経て、日本代表選手になるまでを描く。アニメーション制作は白組。長友選手自身が監修を務めた。幼稚園児のゆうとくん(竹内順子)は、ちょっぴりやんちゃで元気いっぱいな男の子。幼稚園のアイドル・カナちゃん(庄子裕衣)に想いを寄せるものの、そのカナちゃんはサッカー少年のマーくんに夢中。カナちゃんの気を引きたいゆうとくんは、自分もサッカーを始めることにする。ところがいざサッカーを始めてみたゆうとくんは、次第にサッカーの魅力にとりつかれていく。いつしかカナちゃんの注目を浴びようという目的も忘れて、ひたすらサッカーの練習に取り組むようになっていた。そんなゆうとくんの姿を見て、カナちゃんはこっそりとエールを送るのだった。ときが過ぎ、小学生になったゆうとくんは、弟とともにサッカーの練習を重ねていた。しかしセンスのある弟に嫉妬しては、ところかまわず弟と大ゲンカを繰り広げる。これにはコーチもあきれ果てるしかなかった。けれどもさすが兄弟というべきか、ピッチに立つと息もぴったりに協力プレイを繰り広げていた。そんななかゆうとくんのもとに、地元名門チームの入団テストを受けてみないかという誘いが届くのだった…。
アニメ『ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜』は、2018年8月にアプリ「アニメビーンズ」で配信された恋愛物語である。夫の不倫をきっかけに、ごく普通の幸せな家族の生活が音を立てて崩れていく。かつてない胸騒ぎと感動が押し寄せる、新感覚のラブストーリーとなっている。原作・こやまゆかり、作画・草壁エリザが手掛けた同名漫画が原作で、マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」で連載。純平の浮気相手・井筒里奈の声を担当するのは、ドラマでも同役を演じた松本まりか。自宅でネイルサロンを開業している高森杏寿(立石めぐみ)。大手ゼネコンに勤務している夫・純平(やまなか正之)とは仲が良く、幸せな家庭を築いていた。そんなある日、ネイルサロンに訪れた女性客から「夫に満足しているのか」と不躾なことを聞かれる。反論する安寿だったが、スマホに出会い系のアプリを入れられてしまう。数日後、安寿のもとに見知らぬ男性から1本の電話がかかってくる。それはなんと、旦那が不倫をしているという内容だった。この電話をきっかけに、2組の夫婦の歯車があらぬ方向へと回り始めてしまうのであった。
『最響カミズモード!』は、2020年10月9日よりTOKYO MXほかにて放送のテレビアニメ。企画・制作はBN Picturesで、リズムカードバトルゲームを題材とした作品である。主人公の夢幻ダイ(漆山ゆうき)が、石の神・ゴウテツ(新祐樹)を中心とした仲間たちとともに、太鼓を使用したリズムゲームを用いて、神様の争いであるカミズモウ大会で優勝するために戦っていくアニメ。コミカルなキャラクターが多く登場して、必殺技を交えた迫力のリズムバトルが楽しめる。また作品のイメージキャラクターとして、チョコレートプラネットやジョイマンなどのお笑い芸人が起用された。ドラムが好きな小学生・夢幻ダイは、大会に優勝できなかったことからドラムをやめてしまっていた。そのダイの前に突然石の神であるゴウテツが現れ、一緒にカミズモウをしようと頼んできた。ダイは断ろうとするが、ゴウテツは執拗につきまとってくる。その2人の前に、ワルダーク(勝杏里)という名の神が現れカミズモウをすることになってしまう。こうしてダイとゴウテツによる、さまざまなライバルや敵とのカミズモウが始まっていくのだった。
『よりぬき銀魂さん ポロリ篇』は、2020年10月より放送の『銀魂』アニメシリーズ。宇宙人から襲来した天人に敗れた江戸を舞台に、坂田銀時(杉田智和)とその仲間たちの活躍を描いたSFコメディアニメである。物語の合間にコメディネタを交えながら、2017年に放送された『銀魂 ポロリ篇』から選りすぐった作品を放送している。原作漫画は、累計発行部数5,500万部以上の大人気作品。2021年1月には、『銀魂』アニメ化15周年記念作品『銀魂 THE FINAL』も公開された。地球にきた星海坊主(速水奨)は、娘の神楽(釘宮理恵)が男の子からラブレターをもらう場面を目撃してしまう。星海坊主は怒り狂って万事屋を訪ねると、そこに神楽が現れて彼氏ができたと知らされ驚愕する。同じく彼氏ができたことに納得できない銀時と、彼氏のことを聞こうとするが、神楽は明日デートだという。2人は戸惑いながらも神楽の彼氏を迎えようとするが…。
『アクダマドライブ』は、2020年10月から12月まで放送されたオリジナルアニメ。科学は発達しているが歪んだ歴史を持つ世界を舞台に、個性的な犯罪者たちの活躍を描くSFサスペンスアニメである。謎に包まれた不思議な世界観のなか、犯罪者たちの華麗なアクションが魅力の作品になっている。アニメーション制作は、『NARUTO -ナルト-』や『BLEACH』を手掛けたstudioぴえろ。主要キャラクターの1人である医者の声を、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役などで有名な緒方恵美が担当している。空に飛行船が飛び交う、進んだ科学技術を持つ都市・カンサイ。カンサイの住人である一般人(黒沢ともよ)は、たこ焼きのお金を払えなかった罪で捕まってしまい、警察のコウリュウ場に連れていかれてしまった。そこで一般人は、コウリュウ場を襲撃してきた犯罪者・アクダマたちの争いに巻き込まれてしまう。その窮地から逃れるため、自分も詐欺師というアクダマだと主張した一般人。アクダマの仲間になることになり、カンサイを揺るがす大きな事件に巻き込まれていくのだった…。
アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』は、2021年1月13日よりNHK Eテレにて放送の異世界ファンタジー作品である。人気オンラインゲームの世界に閉じ込められてしまった現代人が、異世界住民と結託して街に平和と秩序を取り戻していく。橙乃ままれの2番目に書籍化されたファンタジー小説が、もとになっている。アニメは1期が2013年10月、2期が2014年10月に放送されており、今作は第3期目となる。オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に閉じ込められて約1年。シロエ(寺島拓篤)たち冒険者は、ギルド「ログ・ホライズン」を結成し、さらには攻略に関する知恵を武器に冒険者を集め、自治組織「円卓会議」の立ち上げに成功したのだ。円卓会議の発足により、徐々に平和を取り戻しつつあった。ゲーム内の住民である「大地人」との交流も進み、外交も徐々に活発化した矢先、冒険者の結束の象徴である円卓会議を巡り、新たな危機が訪れるのであった。
ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』は、2021年1月から日本テレビ系深夜ドラマ枠「シンドラ」で放送のコメディ作品。下町の銭湯を舞台に、個性豊かなお客様によるハプニングを次々と切り抜けていく爽快さが魅力。Kis-My-Ft2の北山宏光と、Sexy Zoneの佐藤勝利のダブル主演。また、今作のドラマの脚本にはシソンヌ・じろう、ハナコ・秋山寛貴、かが屋・賀屋壮也、空気階段・水川かたまりの人気芸人たちが手掛けている。個性的なお客さんがやって来て、ハプニングが巻き起こる!ここは創業150年の歴史を誇る、下町の銭湯「鵬の湯」。古き良き銭湯を先代から譲り受けた第5代目番頭・松見芯(北山宏光)とその後輩・梅ヶ丘龍大(佐藤勝利)は、なんとか銭湯を切り盛りしていた。そんな鵬の湯に足を運ぶお客さんは、クセが強い個性豊かな人ばかり。しかも、次々とハプニングが発生するのだ! クセモノぞろいのお客様たちを相手に、今日も元気に営業中。
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』は、2021年1月23日から「土曜ナイトドラマ」枠で放送のヒューマンドラマである。ぬいぐるみや石など、一般的に感情を持たない「モノ」の気持ちがわかる、特殊な感覚を持つ女性。他人との関わりを避けてきた彼女が、広い世界に足を踏み出しさまざまな経験を積み重ねていく。主演には、ドラマ『美食探偵 明智五郎』や『妖怪シェアハウス』など、数々のヒロイン役を務めてきた若手人気女優・小芝風花が抜擢。さまざまなヒューマンドラマを手掛けてきた脚本家・橋部敦子との初タッグで、見る人を感動の渦へと巻きこむ作品となっている。これは、ある不思議な感覚を持ち合わせる女性と、その家族の物語である。一見、普通の女性である清水萌子美(小芝風花)。実は、ぬいぐるみや石など感情を持たないものの気持ちがわかるという、繊細な感覚を持ち合わせているのだ。この感覚は幼少期のころからあったが、周りからは理解されず問題児だと思われてきた。周囲との関わりを持たず、狭い世界に閉じこもっていた萌子美であったが、あるきっかけで広い世界へと足を踏み出すことに…!
ドラマ『ドリームチーム』は、2021年1月22日から放送のヒューマンドラマである。高校時代、バスケ部のキャプテンとして熱き青春時代を過ごしてきた3人の女性。人生のどん底にいる彼女たちが、かつてのバスケ部の恩師の言葉により、逆境を乗り越えていく青春ドキュメンタリーとなっている。主演には、実力派女優として名高い山口紗弥加が抜擢され、そのほかに財前直見や桜庭ななみらが出演。高校バスケ部の恩師・安東勝仁(伊武雅刀)とのお別れ会に集まった、元女子バスケ部員たち。なかでも一際不幸なオーラを放っているのが、歴代のキャプテンである榎木香菜(山口紗弥加)、鶴賀優子(財前直見)、三代澤茜(桜庭ななみ)である。彼女たちは、別々のトラブルに見舞われており、口をそろえて「自分のピークは高校時代だった」とこぼした。そんな彼女たちを見た恩師の妻・佳恵(余貴美子)は、香菜たちに「バスケ部の寮に住まないか?」と提案。どん底の人生を歩んでいた3人が、恩師の「最後まで攻めろ」という言葉を後押しに這い上がっていく。
ドラマ『その女、ジルバ』は、2021年1月9日より「オトナの土ドラ」枠で放送のヒューマンドラマである。どこにでもいる40歳の女性が、ひょんなことから超高齢熟女バーの世界へ飛び込むという、ポジティブな気持ちになれる作品となっている。主演には、ドラマ『ほんまもん』や『風林火山』などに出演した池脇千鶴が抜擢された。約9年ぶりの連ドラ主演となるが、主人公の新米ホステスと伝説のママの2役を華麗に演じ、「完璧な役作りに感動した」など絶賛の声が上がっている。きらびやかなアパレル業界で、販売員として働いていた笛吹新(池脇千鶴)。結婚間近で絶頂期を迎えていた新であったが、婚約者に裏切られ、さらにはリストラで倉庫勤務に回され、一気にお先真っ暗に。しかも、その日は自分の40歳の誕生日。その上、職場の倉庫部門の新任課長として婚約破棄をした男・前園真琴(山崎樹範)が目の前に現れる。世界一会いたくない男と、この先毎日顔を合わせなければいけない地獄から逃げ出したかった新。そんなとき、偶然にも「ホステス求む! 40歳以上」の張り紙を目にするのであった。
『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』は、テレビ東京とTBSスパークルの共同制作によるテレビドラマシリーズの第3シリーズ。テレビ東京の深夜ドラマ・ドラマ24枠で2021年1月から放送開始された。日本の映画やドラマなど、エンタメ界に欠かせない名脇役の俳優陣が本人役で出演した人気シリーズだ。田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の4人のほかにも、超豪華な俳優陣が本人役で数多く出演する。あの名脇役たちが、金曜日深夜に帰ってくる! 今回の彼らの舞台は、撮影所・バイプレウッド。ここで撮影が進められている7チャンの刑事ドラマ「チーム7」には、濱田岳、柄本時生、志田未来、杉野遥亮、勝村政信、渡辺いっけい、近藤芳正、西村まさ彦が出演していた。ところが、急に主演が突然降板をして!? これをきっかけに若手とベテランによる主演争いが勃発し、現場は大混乱! どんどん険悪な雰囲気になっていくが、この撮影現場に田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の4人が入り込んでしまい!?バイプレウッドで巻き起こる、100日間の大騒動! テレビ東京史上、もっとも壮大なスケールの“バイプレ祭り”をご堪能あれ!
2021年1月、フジテレビ系で放送のドラマ。原作は、佐々木充郭の小説『スクールポリス』。学校内に警察官が常駐するという“スクールポリス制度”を試験的に導入した、東京都の公立中学校を舞台とする架空のストーリーである。主人公であり、日本初のスクールポリス(SP)に志願した元刑事・嶋田隆平を演じるのは、藤原竜也。15歳で初舞台『身毒丸』にて鮮烈なデビューを飾り、その後数々の舞台や映画で活躍してきた藤原竜也が、主演を務める。舞台となる公立中学校の国語教師であり、スクールポリス制度に異議を唱えるヒロインを演じるのは、真木よう子。藤原竜也との約18年ぶりとなる共演が話題となっている。脚本には『刑事7人』や『遺留捜査』シリーズを手がけた大石哲也、『GTO』シリーズや『家政夫のミタゾノ』などを手がけた山岡潤平らが名を連ねている。東京都立赤嶺中学校では、文科省の承認を得たスクールポリス制度の試験的な導入がついにスタートした。日本初のスクールポリスに志願したのは、かつて警視庁捜査一課に所属していた嶋田隆平(藤原竜也)。隆平の初登校日、3年1組で数学教師・一ノ瀬(石井正則)に授業態度の悪さを指摘された生徒が逆上してしまった。さっそく隆平は教室に乗り込み、器物損壊、かつ暴行罪で生徒を逮捕するのだが…!?
2017年に制作されたレバノン映画で、第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映された。ヴェネツィア国際映画祭では、ヤーセルを演じたカメル・エル=バシャがパレスチナ人で、初めて男優賞を獲得し話題になった。また第90回アカデミー賞の外国語映画賞に、レバノン史上初めてノミネートされた作品だ。監督はクエンティン・タランティーノ監督の、アシスタントカメラマンを務めていたレバノン出身のジアド・ドゥエイリ。自動車修理工場を営むトニー(アデル・カラム)は、身重の妻と2人で暮らしている。彼はまた、レバノン国内のパレスチナ難民排除を訴えるキリスト教系の政党のメンバーだった。ある日、街の建物の修繕をおこなっていたパレスチナ人の現場監督・ヤーセル(カメル・エル=バシャ)とトニーは、ささいなことで口論になった。後日、謝罪に来たヤーセルにトニーは暴言を吐き、激昂した彼に殴られてしまう。トニーはヤーセルの暴行に対して起訴をする。「喧嘩両成敗」で解決するであろうと思われていた裁判は、当事者のふたりさえも予想していなかった意外な展開に発展していく。
イギリス・ロシアの共作で、日本では2015年8月に公開された。監督はドキュメンタリー作家としても有名な、ケヴィン・マクドナルド。ジュード・ロウが主人公のロビンソンを演じ、彼の役者としての新しい一面が見られる作品となっている。潜水艦を舞台に繰り広げられる金塊をめぐっての人間ドラマは、ラストまで何が起きるかわからず目が離せない。海洋サルベージの専門家のロビンソン(ジュード・ロウ)は、11年も勤めていたアゴラ社から、突如解雇をいい渡された。今まで仕事一筋で、妻子にも逃げられてしまったロビンソンは、突然の解雇に呆然とするばかりだった。30年近くも海で生きてきた彼にとって、陸で新しい職を持つことなんて考えられないことだったのだ。そんなとき、ロビンソンは同じくアゴラ社に解雇されたカーストン(ダニエル・ライアン)から、黒海に沈んでいる金塊を積んだUボートをサルベージするという一攫千金の儲け話を持ちかけられた。ロビンソンはその計画に乗り、イギリス人だけでなくロシア人も含めた12人の乗組員を集める。出発に向けて潜水艦のメンテナンスをおこなう乗組員たち。はじめは良好な関係が築き上げられているかのように見えたが、ロビンソンの「儲けは全員で山分け」という言葉がきっかけとなり、一攫千金に目がくらんだ乗組員たちが取り分をめぐって争いをはじめた。
アメリカで2015年6月に公開された、アクションコメディ映画。日本では劇場未公開作品だが、本国では高い評価を受けた作品である。監督は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』や、リメイク版の『ゴーストバスターズ』で有名なポール・フェイグ。主演はドラマ『ギルモア・ガールズ』『サマンサ Who?』で人気と知名度を得て、2011年には『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー賞にノミネートされたメリッサ・マッカーシーが務め、その脇をジュード・ロウ、ジェイソン・ステイサムらが固めた。ただのスパイ映画やアクションコメディ映画にとどまらず、ひとりの女性の成長物語としても楽しめる映画である。また『007』のオマージュをしているような場面もある。CIAの内勤分析官のスーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー)は、現場エージェントのブラッドリー・ファイン(ジュード・ロウ)のパートナーとして彼のスパイ活動をサポートしていた。しかしスーツケース型核爆弾の行方を探っていたファインは、スーザンがオンラインでサポートをしている最中に、爆弾の隠し場所を知るレイナ(ローズ・バン)に射殺される。レイナは「CIAのトップエージェントの面々を知っている」と発言し、CIAのエージェントたちが戸惑うなか、身元がばれていないスーザンは現場エージェントになることを申し出る。
監督はフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセルの3人で、彼らはROADKILL SUPERSTARSという映像制作集団として活動している面々でもある。『スキャナーズ』『ターミネータ4』などにも出演している、カナダの個性派俳優マイケル・アイアンサイドがゼウスを演じている。核戦争によって荒れ果てた地を、20インチのBMXが駆け抜けるなど、終始シュールな空気を醸し出している。またヒロインのアップルを演じたロランス・ルブーフの、チャーミングな魅力も話題になった。日本公開は2015年10月。1997年、核戦争によって文明は崩壊し、地上のあらゆるものが汚染され、水が大変貴重なものになっていた。そのため人々は、水をひとりで牛耳る首領ゼウス(マイケル・アイアンサイド)の支配に怯えながら暮らしていた。アメコミ『ターボライダー』の主人公に憧れるキッド(マンロー・チェンバーズ)もそのひとりだったが、ある日謎の少女アップル(ロランス・ルブーフ)との出会いがきっかけとなり、今までひとりで生きてきた彼の人生が大きく変わっていく。
『あの頃ペニー・レインと』は、若くして記者になった少年とグルーピーの少女の関係を描いた青春映画だ。劇中でもたびたび登場する「グルーピー」とは、バンドの追っかけをしている少女のことである。今作は15歳にして記者に抜擢された少年が主人公だが、これはキャメロン・クロウ監督の実体験をもとにしている。彼もまた、主人公と同じように15歳で多くのロックバンドの取材をおこなった。ロックが大好きな少年ウィリアム(パトリック・フュジット)は、自分が書いた記事を雑誌の編集長に送る。その腕を認めた編集長は、15歳のウィリアムを記者に抜擢。さっそくウィリアムはロック会場に取材に行くが、記者に見えないため関係者入り口から入ることができなかった。そんなウィリアムの前にグルーピーのペニー(ケイト・ハドソン)と、大人気バンドの「スティルウォーター」が現れる。バンドに気に入られたウィリアムは、会場に入ることに成功。同時に魅力的なペニーに心を奪われていく。
星の数ほどあるホラー映画のなかでも、『シャイニング』は名作として語り継がれている作品だ。特にジャック・ニコルソンがドアの隙間から顔を出すシーンは、あまりにも有名である。監督のスタンリー・キューブリックは、2秒しかないこのシーンを撮るためだけに何テイクもの撮り直しをおこなった。しかし、ストーリーラインはかなり複雑で難解そのもの。原作小説は存在しているものの、ほとんど変更されている。キューブリックの演出やニコルソンの演技は、高く評価された。家族3人で山奥のオーバールック・ホテルに引っ越してきたジャック(ジャック・ニコルソン)は、管理人としてホテルに暮らしはじめる。彼はアルコール中毒を患っており、たびたび不可解な行動をとることでも知られていた。息子のダニーは「シャイニング」と呼ばれる能力を持っており、ホテル内で何度も幽霊を目撃する。一方のジャックはホテルの異様な重圧に耐えきれず、精神に支障をきたしてしまう。ついには斧を持ち出し、妻子に襲い掛かるのだった。
『夢のチョコレート工場』は、ロアルド・ダールのファンタジー小説を映画化した作品。原作小説は2005年にも『チャーリーとチョコレート工場』として映画化されているが、今作は原作者自ら脚本を執筆している。そのため、より原作小説に近いストーリーとなった。主演を務めたのは、『俺たちに明日はない』に出演したジーン・ワイルダー。彼が劇中で披露する「Pure Imagination」は、後に多くのミュージシャンにカバーされた名曲である。『チャーリーとチョコレート工場』で同役を演じた、ジョニー・デップとの違いにも注目したい。世界的なショコラティエのウィリー・ワンカ(ジーン・ワイルダー)は、5人の子どもたちを自身の工場に招待する計画を立て、製造しているワンカチョコレートのなかに金のチケットを5枚だけ仕込み、世界中に流通させた。貧乏な家に生まれたチャーリー(ピーター・オストラム)も、ワンカの工場に行きたかったが、チョコを買ってもらえるのは年に1度だけ。もちろんチャーリ―にチケットが当たるはずもなく、世界中で裕福な子どもがチケットを当てていく。しかし偶然拾ったお金で買ったチョコに、最後の金のチケットが入っていた。
『パリの恋人』は名女優オードリー・ヘプバーンが、はじめてミュージカルに挑戦した作品だ。共演にはジーン・ケリーと並ぶミュージカル俳優として知られる、フレッド・アステア。初共演だったふたりのコンビネーションも話題となった。監督は後に『シャレード』で、ふたたびヘプバーンとタッグを組むことになるスタンリー・ドーネン。劇中の曲は、『雨に唄えば』『踊る大紐育』など多くのMGMミュージカル映画に参加してきた、ロジャー・イーデンスが作曲している。ニューヨークに住むジョー(オードリー・ヘプバーン)は流行物に疎く、地味な格好をしていた。しかし、彼女の住むニューヨークはファッションの中心地。ある雑誌の編集長が「時代はピンク」と発言したがために、街中がピンクの物であふれていた。ある日、ジョーの働く本屋にカメラマンのディック(フレッド・アステア)と、大勢のモデルが詰めかけてくる。ディックは流行に流されないロケ地を探していたのだった。ジョーの本屋は撮影のために荒らされてしまうが、彼女を気に入ったディックは新規のモデルに推薦する。
60年代のフランスでは、のちに「ヌーヴェルヴァーグ」と呼ばれる作品が多く作られた。「ニューウェーブ」を意味するこの作品群は、これまで培われてきた枠にとらわれず、新しい映画手法がふんだんに使われた。『気狂いピエロ』は、ヌーヴェルヴァーグ期のフランス映画を代表する作品だ。監督は『勝手にしやがれ』『軽蔑』などを手掛けた、ジャン=リュック・ゴダール。構成、脚本にとらわれず斬新な方法で撮影された今作は、何度見ても新しい発見ができる奥深さがある。フェルディナン・グリフォン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、妻や子どもたちとの生活に限界を感じていた。妻との仲も冷え込み、愛情もほとんど残っていない。そんな彼の前に現れたのは、かつて関係を持っていたマリアンヌ(アンナ・カリーナ)だった。久しぶりに再会し、愛しあったふたりだったが、マリアンヌの家には男の死体が。一文無しで家を飛び出したふたりは、車に乗って南へと逃げ出すのだった。
ドラマ『3Bの恋人』は、2021年1月よりABCテレビで放送の恋愛物語である。恋愛に臆病な女性が、美容師・バーテンダー・バンドマンの3B男子と、ひょんなことから出会ってしまうという危険な恋が描かれている。原作は、横山もよが手掛けるLINEマンガで人気急上昇中の『3Bの恋人~付き合ってはいけない職業男子との恋遊戯~』。主演の馬場ふみかをはじめ、神谷健太やHIROSHI、桜田通、井上苑子、永尾まりやなど、今勢いのある若手俳優がキャストに選ばれている。トリマーとして働く小林はる(馬場ふみか)は、付き合って2年になる彼氏と結婚式に向けてドレスの試着をしていた。幸せ絶頂のはるだったが、なんと付き合っている彼氏が妻子持ちだという事実が発覚! あまりのショックに恋愛に臆病になってしまう。そんなはるのもとに、勤め先のペットサロンの常連客・杉崎(みひろ)から、空前のモテ期が到来していると予言されるも、出会う男は付き合ってはいけない3B男子ばかり! はるに待ち受ける運命に、目が離せない!
ドラマ『直ちゃんは小学三年生』は、2021年1月からテレビ東京系で放送のヒューマンコメディである。リアルな小学3年生の少年となった4人の大人が、子どもならではの視点で短くも濃い放課後を過ごすという、クスっと笑える作品に仕上がっている。主演には、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』で俳優デビューをした杉野遥亮が抜擢された。ほかにも渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルなど実力派俳優たちが友達役として出演している。小学3年生の直ちゃん(杉野遥亮)はある日の放課後、公園で見知らぬカードで友達のてつちん(前原滉)、山ちょ(竹原ピストル)とめんこ遊びをしていた。そこへ、お金持ちで賢い少年・きんべ(渡邊圭祐)が加わり、見知らぬカードがICカードであることに気付く。「もしかしたら大金が入っているかもしれない」と、ちょっとすごいものを手に入れた4人は、恐る恐るICカードを使ってみようと試みるのであった。
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、2021年1月から日本テレビ系で放送開始の水曜ドラマ。主演・菅野美穂、脚本・北川悦吏子による、“エキサイティング・ラブストーリー”となっている。菅野美穂演じる水無瀬碧の、娘・水無瀬空を演じるのは浜辺美波。そのほかにもロックバンド[Alexandros]の川上洋平や、お笑いタレントの有田哲平がドラマに登場する。主題歌は家入レオの「空と青」。水無瀬碧(菅野美穂)は、恋愛小説家で少女のような天然な性格のシングルマザー。大学生の娘・水無瀬空(浜辺美波)は、しっかりものだがオタクだ。そんな母と子は、2人暮らしをしている。そんなとき2人は、ある理由から「恋をしよう!」と決意する。オタクの娘に恋愛してほしい母親の気持ちが届いたのか、空は別世界の人間だと思っていた同級生の光(岡田健史)と距離が近づいていき…? 一方で恋愛小説の連載が打ち切りになった碧は、どうなってしまうのか…!?
入社した職場は戦場のようだった!?2021年1月12日から放送開始のTBS系火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、上白石萌音主演のドラマ。TBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』でヒットを飛ばした上白石萌音が、火曜ドラマに帰ってくる!主題歌はKis-My-Ft2の「Luv Bias」。演出を務めるのは、『恋はつづくよどこまでも』を担当した田中健太、『花より男子』シリーズを担当した石井康晴、『私の家政夫ナギサさん』を担当した山本剛義。地方から上京した鈴木奈未(上白石萌音)は、大手出版社の音羽堂出版の面接を受け、無事、採用される。しかし配属されたのは、希望していないファッション雑誌編集部で激務だった…。初出社では社内で何もわからないなか、上司の宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)に助けてもらい、編集部にたどり着く。そこで上司の半田進(なだぎ武)に、青山へ行けといわれる。事態が飲み込めない奈未に与えられた仕事は、「MIYAVI」編集長・宝来麗子(菜々緒)の雑用係だった。
『WIXOSS DIVA(A)LIVE』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、バーチャル空間「WIXOSSLAND」でおこなうカードバトルやライブなどで、少女たちが競い合っていくという物語。原作はタカラトミーが発売するトレーディングカードゲーム『WIXOSS』であり、『selector』シリーズ、『Lostorage』シリーズに続いて3年ぶり5度目のアニメ化となる。制作はJ.C.STAFFで、キャラクターデザインはバーチャルYouTuberとしても活躍しているしぐれういが担当している。舞台は、カードゲーム・WIXOSSが大流行し、WIXOSSLANDというバーチャル空間でプレイヤーが仮想バトルをおこなえるという世界。そこでは、3人組でバトルの勝敗とセレクターポイントを競い合う「ディーヴァバトル」が人気を博していた。「夢限少女」という伝説的ディーヴァに憧れる少女・明日平和(福積沙耶)は、トップディーヴァを夢見てチームメンバーを募集。そこで、初心者狩りをおこなう卑劣なディーヴァがいることに憤りを示し、一緒にいた友人・温故昭乃(星ノ谷しずく)とともに対決を申し込む。そしてもうひとり、WIXOSSLANDでは名の知れたファイター・魁令(白石晴香)が平和に協力し、戦いに挑んでいく…!
『SK∞ エスケーエイト』は2021年1月から放送開始となったオリジナル・テレビアニメ作品で、閉鎖された鉱山でルール無用のスケボーレースがおこなわれるというストーリー。制作は『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』など、大ヒット作を次々と生み出しているボンズ。シリーズ構成は、『コードギアス』シリーズでおなじみの大河内一楼。監督は『Free!』を手掛けた内海紘子と、豪華なスタッフが揃った。声優陣も畠中祐、小林千晃、緑川光、子安武人と人気声優がズラリと並んでいる。高校2年生の少年・レキ(畠中祐)はスケートボードに夢中な毎日を送っていたが、なかでも閉鎖した鉱山でおこなわれる「S」という極秘レースにハマッていた。それはどんな妨害も許される危険なレースで、レキはシャドウ(三宅健太)との決闘で腕に怪我をしてしまう。そんなとき、カナダから転校してきたランガ(小林千晃)が偶然レキがアルバイトしている店を手伝うことになり、レキとともに「S」の会場へ客注のボードを届けることに。ところがレキのミスでボードを取り違えてしまい、客は怒り心頭。シャドウとの決闘が決まっていた客はレキに「代わりに走れ」というが、レキは怪我をしている身。すると、ランガがレキのボードに自分の足をガムテープで固定しはじめる。急遽シャドウとの決闘をおこなうことになった、ランガの実力とは…!?
『オルタンシア・サーガ』は、2021年1月から放送開始となったファンタジーアニメ。原作はf4samuraiから配信されている、スマートフォン・タブレット向けゲームアプリ『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』。アニメ版の制作は、『アルスラーン戦記』などファンタジー戦記ものには定評があるライデンフィルムが担当。また、オープニングテーマはMY FIRST STORY、エンディングテーマはまふまふと、ともにゲームの楽曲を担当していたミュージシャンが引き続き手掛ける。舞台はイエペタス半島の大国・オルタンシア王国。その地は、長い間オリヴィエ公国とカメリア公国によって周辺の脅威から守られてきた。ところが聖王歴767年、突如としてカメリア公国が反乱を起こした。オルタンシア王国の城に攻め入る、カメリアの兵士たち。そして国王(矢野正明)は殺害され、最後まで身体を張った王国騎士団のフェルナンド・オーベル(子安武人)も命を落とす。それからときが経ちフェルナンドの息子・アルフレッド(細谷佳正)は、叔父のモーリス・ボードレール(津田健次郎)に鍛えられ、従者のマリユス(堀江由衣)とともにカメリア公国との戦闘に参加していく…。
『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』は、主人公のはぐれ魔術士オーフェン(森久保祥太郎)が、仲間とともに冒険を繰り広げる姿を描いたダークファンタジーアニメ。『魔術士オーフェン』シリーズ25周年を記念して作られたアニメで、2020年に制作されたリメイクアニメの続編だ。さまざまな謎が張り巡らされた展開に、魔法を交えた激しいバトルが魅力の作品になっている。原作はライトノベルで、シリーズ累計1,400万部を突破している大人気作品。姉弟子であるアザリー(日笠陽子)を追って、魔術師と対立するキムラック教の聖都・キムラックへ向かうオーフェンたち。その途中、山のなかで謎の怪物たちに襲われてしまう。オーフェンたちは、そこで同じく襲われていた女剣士メッチェン(鬼頭明里)とともに怪物たちを殲滅し、メッチェンにキムラックの案内を頼む。しかしメッチェンは案内の対価として、遺跡探索の手伝いをオーフェンたちに依頼するのだった。オーフェンたちは依頼を達成し、陰謀が渦巻くキムラックに向かうことができるのだろうか?
『怪物事変』は、2021年1月よりTOKYO MXなどで放送のオカルトアニメ。半妖の主人公・日下夏羽(藤原夏海)を中心に、人間の社会で暮らすさまざまな怪物たちが活躍する物語だ。原作は、「ジャンプスクエア」にて2017年1月号より連載中の人気漫画。原作者の藍本松は、ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞した。アニメーション制作は『忍たま乱太郎』シリーズのアニメーションを担当している、亜細亜堂がおこなっている。夏羽の声を藤原夏海、飯生の声を『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役などで知られる花澤香菜が務めている。ある田舎に東京から、オカルト専門の探偵・隠神(諏訪部順一)が訪れた。その地域では家畜が次々と変死する奇妙な事件が多発しており、隠神はその捜査のために呼ばれたのだ。そこで隠神は、村人から「泥田坊」と呼ばれて嫌われている少年・夏羽に出会う。隠神はその夏羽に興味を覚えて、一緒に行動するようになる。しかし夏羽には、屍鬼と人間の血を引いた半妖の子であるという秘密があった。夏羽は自分を怪物だと自覚しており、今回の事件も自分が原因だと考えるのだが…。
『ゲキドル』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、「演劇」と「アイドル」をモチーフとした物語。大災害を受けた世界を舞台に、3Dホログラム演劇に魅せられた少女たちの姿を描いている。オッドエンタテインメントが手掛けるメディアミックスプロジェクトであり、キャラクター原案は漫画家の関谷あさみ。『ゲキドル アライヴ』のタイトルで、2017年2月号から「電撃マオウ」にて漫画版が連載されている。アニメ版の制作は、『聖痕のクェイサー』『3D彼女 リアルガール』などを手掛けたフッズエンタテインメント。劇中劇として描かれる、『アリスインデッドリースクール』も注目ポイント。世界同時都市消失という未曽有の災害から5年。世界はまだまだ復興の過程であった。そこで注目されているのは、「シアトリカルマテリアルシステム」という3Dホログラムを利用した特殊な演劇。この舞台劇に憧れる少女・守野せりあ(赤尾ひかる)は、街で「アリスインシアター」の演出家兼女優である榊原かをる(花澤香菜)に劇団の案内チラシを渡されたことをきっかけに、演劇の世界へと飛び込む決心をする。まずは見学しようとアリスインシアターの稽古場へ赴くせりあだが、成り行きで劇団員・各務あいり(持田千妃来)の稽古相手を務めることに。そこで見せたせりあの実力とは…!
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品。中年で無職の男性が、中世ヨーロッパ風の異世界に転生してしまうという異世界ファンタジーである。原作は理不尽な孫の手のライトノベルで、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、その後MFブックスにより書籍化。サイト上では、2013年10月から2019年2月まで累計ランキング1位を維持した大人気作である。アニメ版の制作はスタジオバインドで、今作を制作するために設立された。高校時代のいじめが原因で34歳まで引きこもっていた男(杉田智和)が、ある日トラックに轢かれそうになった高校生をたちを助けようとして事故死してしまう。そして男が再び目覚めると、その身体がルーデウス・グレイラット(内山夕実)なる赤ん坊になっていることに気づく。さらには、剣術を使う父・パウロ(森川智之)、魔法を使う母・ゼニス(金元寿子)を見て、そこが異世界であり、自分が転生したのだと自覚する。ルーデウスは次第に成長していくなかで独学で魔法を学び、やがて魔術師のロキシー・ミグルディア(小原好美)が魔法の先生として雇われる。ロキシーのもとで魔法を教わり、家族の温かみに触れたルーデウスは、前世でのトラウマを克服して懸命に生きていく…。
『スケートリーディング☆スターズ』は、2021年1月から放送開始となったオリジナル・テレビアニメ作品。高校生のフィギュアスケーターたちが、架空のフィギュアスケート団体競技「スケートリーディング」に打ち込んでいく物語である。制作はJ.C.STAFFで、総監督は『無限のリヴァイアス』『スクライド』などを手掛けた谷口悟朗が務めている。内田雄馬、花江夏樹、小野友樹、前野智昭、神谷浩史など、人気男性声優が多数出演することでも話題。男子フィギュアスケートで活躍していた前島絢晴(内田雄馬)は、ジュニア時代にどうしても超えられない篠崎怜鳳(神谷浩史)という人物がいた。その篠崎に「君は一生僕には勝てない」といわれたことをきっかけに前島はフィギュアスケートを辞め、高校生になってもいろいろな運動部の助っ人をしながらも、何かに打ち込むことのない生活を送っていた。そんなとき、篠崎がシングルから団体競技であるスケートリーディングへの転向を発表。一方、前島も実は隠れてフィギュアスケートの練習を続けており、篠崎の演技を何度も見ていた。そこへ、流石井隼人(古川慎)という同じ高校1年生の少年が現れ、前島に「篠崎を倒すため、一緒にスケートリーディングをやろう」と持ち掛けられる。悩む前島だったが、篠崎が出場する大会会場へと向かい…。
『ホリミヤ』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、さまざまな友情や恋愛の形を描いた青春学園もの。原作は『堀さんと宮村くん』のタイトルで、ウェブサイト「読解アヘン」に公開されていたHEROのウェブコミック。後に「月刊Gファンタジー」で、萩原ダイスケが作画を担当した『ホリミヤ』としても連載。アニメ版の制作は『PERSONA5 the Animation』『約束のネバーランド』などを手掛けたCloverWorksで、監督は石浜真史が務める。女子高校生・堀京子(戸松遥)は、学校では美人で成績優秀、誰にでも好かれる人気者だが、実は共働きの両親に代わって家事や弟たちの面倒をみることに忙しく、家ではぶっきらぼうな一面もあった。一方、同じクラスの宮村伊澄(内山昂輝)は、学校では地味で目立たない眼鏡男子だが、実は耳や口に9つもピアスを付けていたり腕や背中に刺青を施したりと、まったく別の一面を持っていた。ある日、怪我をした京子の弟・創太(寺崎裕香)を家まで送り届けたことをきっかけに、ふたりはお互いの別の一面を認識し合う。それからは、伊澄は学校でも京子と親しく話すようになり、石川透(山下誠一郎)、吉川由紀(小坂井祐莉絵)などのクラスメイトとも次第に打ち解けていき…。
『はたらく細胞BLACK』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメで、『はたらく細胞』のスピンオフ作品。原田重光が原作、初嘉屋一生が作画を務めた漫画がもとであり、不健康な人間の体内をブラック企業になぞらえ、胃潰瘍、心筋梗塞など深刻な病気をシリアスに扱っている。メインキャラクターの性別が、本編とは逆になっているのも特徴。アニメ版の制作はライデンフィルムが務め、シリーズ構成・脚本を元コントグループ「WAGE」の森ハヤシが担当している。本編の『はたらく細胞』がふいに襲ってきた病気や怪我を扱っているのに対し、今作では不健康・不摂生な成人男性の肉体を舞台としているため、その体内は細胞が働くには劣悪な環境となっている。主人公の赤血球・AA2153(榎木淳弥)は、新人研修のビデオで各所の細胞たちが爽やかに働いている姿を見せられるが、実際に現場に入ると、そこは人手不足で休む間もなく働かねばならないさながらブラック企業の有り様だった。さらには「喫煙」という魔物が襲い、血管内は荒れ放題。先輩赤血球がどんどん倒れていくなか、働くことに疑問を持ちはじめてしまう赤血球・AA2153。そこへ現れた白血球・1196(日笠陽子)が細菌たちを倒していき、そんな赤血球・AA2153を諭していくが、これはまだまだ苦難の第一歩でしかなかった…。
『はたらく細胞!!』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、2018年7月から9月にかけて放送された第1期『はたらく細胞』の続編となる。とある人間の体内を舞台に、年中無休で働いている数十兆個もの細胞を擬人化した物語。原作は清水茜の漫画で、2015年から「月刊少年シリウス」にて連載している。アニメ版の制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『あんさんぶるスターズ!』などを手掛けたdavid productionで、監督は小倉宏文が務める。前作に続いて、エンディングテーマを担当するのはClariS。人間の身体のなかでは、常に数十兆個もの細胞が日々働き続けている。体内の隅々に酸素を運搬する赤血球・AE3803(花澤香菜)は、頼りないながらも後輩を持ち、今日も元気に酸素や二酸化炭素を運んでいる。体内に侵入したウイルスや細菌を駆除する白血球・1146番(前野智昭)は、日々血管内をパトロールして侵入者と戦闘。攻撃的な反面、面倒見がよくお人好しなところもある。第1話では「たんこぶ」を題材とし、内出血した患部で血小板のリーダーちゃん(長縄まりあ)やうしろまえちゃん(石見舞菜香)などが、協力して傷口を塞いでいく様子が描かれている。
『弱キャラ友崎くん』は2021年1月に放送開始となった学園ラブコメアニメで、さえないゲーマーがふとしたことから実際の人生で「リア充」を目指して攻略していくという物語。原作は屋久ユウキによるライトノベルで、2016年5月よりガガガ文庫から刊行。千田衛人による作画で、コミカライズもされている。アニメ版の制作は『ロウきゅーぶ!』『りゅうおうのおしごと!』などを手掛けたproject No.9。主題歌は新人女性声優ユニット・DIALOGUE+が担当している。高校2年生の友崎文也(佐藤元)はあらゆるゲームを攻略し尽くしたゲーマーで、特に「神ゲー」とあがめる『アタックファミリーズ(通称:アタファミ)』という格闘ゲームでは「nanashi」のハンドルネームでランキング日本一に君臨している。しかし実生活では自らを弱キャラと評し、人生はもともとのキャラ設定で勝敗が決まってしまう「クソゲー」だと感じていた。そんなある日、アタファミで2位に位置する「NO NAME」なる人物に会いたいといわれる。そして対面した人物は、なんと文也と同じクラスで才色兼備のヒロイン・日南葵(金元寿子)だった。葵は尊敬するnanashiが人生をクソゲーと罵ることを許せず、人生は神ゲーであり努力で攻略できると説教。葵の言葉にゲーマーの血が騒いだ文也は、葵を師として「人生」というゲームを攻略していくことを決心する。
『ゆるキャン△ 第2期』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、2018年1月から3月にかけて放送された第1期『ゆるキャン△』の続編。アウトドア好きの女子高生たちが、身の丈に合ったゆるいキャンプを楽しむ内容となっている。原作はあfろによる漫画で、2015年から「まんがタイムきららフォワード」にて連載がはじまり、その後「COMIC FUZ」に移籍。2020年にはテレビドラマ化もされている。アニメ版の制作は『スタミュ』を手掛けたC-Stationで、監督は京極義昭が務めている。今作は、主人公のひとりである志摩リン(東山奈央)が中学生時代に祖父からキャンプ道具を譲り受け、はじめてのキャンプをする過去描写からはじまる。今では仲間たちのなかでもっともキャンプノウハウに長けているリンだが、さすがにはじめてのときは失敗続き。それでもキャンプの魅力にすっかりハマッてしまう。そして現在。1期では11月から12月の様子が描かれ、今作ではその続きとして年末から物語がはじまっていく。もうひとりの主人公・各務原なでしこ(花守ゆみり)は、キャンプ道具を買うお金を貯めるために郵便局でアルバイト。野外活動サークルの仲間・大垣千明(原紗友里)や犬山あおい(豊崎愛生)もアルバイトで忙しい。そして、リンは大晦日から遠方へソロキャンプに出掛けていく…。
『天地創造デザイン部』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品。神様からの依頼を受けて、さまざまな動物たちをデザインしていくというファンタジーギャグとなっている。原作は、蛇蔵・鈴木ツタの共同原案、たら子の作画による漫画で、2017年から「月刊モーニングtwo」に連載されている。アニメ版の制作は旭プロダクションで、監督は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』などを手掛けた増井壮一が務めている。天地を創造した神様(龍田直樹)は次に生き物を造る段階に入るが、ここで面倒になって下請け業者に委任することにした。この下請け業者が「天地創造社」であり、そのデザイン部の面々が神様からのオーダーを踏まえて、さまざまな動物を造っていくことになった。室長の土屋(井上和彦)は馬、動物の試食に目がない木村(梅原裕一郎)は牛、女言葉で話す中性的な金森(岸尾だいすけ)は鳥など代表的な動物が採用されていくなか、神様との連絡役として新人天使の下田(榎木淳弥)が加入。この下田の頭に神様からのオーダーが届き、デザイナーが素案を考え、エンジニアである火口(泊明日菜)が試作品を造り、採用か不採用かの是非を問うのである。そして、斬新な発想がウリの水島(諏訪部順一)が、新たに手も足もない造形の「蛇」を考案するなど、多種多様な生き物がハプニングとともに生まれていく…。
『装甲娘戦機』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、『ダンボール戦機』のテレビ新シリーズ。「装甲娘PROJECT」のアニメ版となり、選ばれし少女たちが転送先で謎の金属生命体と戦うというストーリー。制作はstidio A-CATで、監督は『ヨルムンガンド』や『超可動ガール1/6』などを手掛けた、元永慶太郎が務めている。鹿乃が歌うエンディングテーマ「コンパスソング」も話題。東京へは滅多に出てこない埼玉県在住の少女・リコ(逢田梨香子)は、ある日友人とともにLBXという人型ホビーロボットの新作イベントへ赴いた。そこで父へのお土産として、LBXの福袋を買ったリコ。何とはなしにそのひとつ「アサシン」のLBXに触れた途端、リコはその全身にLBXを纏った姿で別次元の世界へと転移してしまった。そこは荒れ果てた廃墟世界となっており、ミメシスという金属生命体が多数徘徊していた。VRゲームだと勘違いしたリコはミメシスに向かっていくが、銃弾はまったく当たらず、身体にダメージを受けて「現実の戦闘」であることを認識する。幸い帰還途中だった装甲娘たち、キョウカ(大西沙織)やユイ(村川梨衣)らに助けられ、この世界で戦い続けるしかないことを告げられるリコだった…。
『ワールドトリガー 2ndシーズン』は、異世界からの侵略者・近界民(ネイバー)と、ネイバーの防衛組織・ボーダーとの戦いを描いたSFアクションアニメ。特殊な道具であるトリガーを使用した、緻密な戦略を交えた能力バトルが魅力の作品だ。第1期は、2014年から2016年まで放送された。今作はアニメの第2期で2021年1月から放送開始され、第3期もすでに制作が決定している人気作品である。原作は「週刊少年ジャンプ」から「ジャンプスクエア」に移籍して、現在も連載中の人気漫画。また主人公の1人である三雲修の声を、『進撃の巨人』のエレン役など多くの作品で活躍する有名声優・梶裕貴が務めている。そしてアニメーション制作を、『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』など多くの有名なアニメーションを担当している、東映アニメーションが手掛ける。ボーダー本部では、本部を襲撃してきたガロプラと、それを迎え撃つボーダーの精鋭たちとの激しい戦いが繰り広げられていた。それを察知したヒュース(島﨑信長)は、ガロプラの動きに応じて不審な動きを見せる。一方で、それを知らされていないB級ランカーたちによるB級ランク戦がおこなわれていた。さまざまな思惑が入り混じるなか、物語は転換期を迎える。
『夢中さ、きみに。』は、2021年1月から毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で放送のテレビドラマ。和山やまの同名漫画短編集が原作。今作が単独で初の主演となる大西流星が、不思議な魅力を持った男子高校生役を演じる。ほかにも高橋文哉、福本莉子、坂東龍汰、楽駆、横田真悠、前田旺志郎、河合優実などが出演する。主題歌は、主演の大西流星が所属するなにわ男子の楽曲「夜這星」。都内の名門女子高に通う、松屋めぐみ(福本莉子)。本の世界にどっぷりと浸かる小説オタクのめぐみは、いつものようにSNSに読書感想の投稿していた。すると、「仮釈放」というアカウントから、返事が届く。仮釈放が投稿しているのは、拾い文字の画像で単語を作ったものだけ。なぜか仮釈放のくだらない投稿に心を惹かれるめぐみは、仮釈放のあげる画像から同じ街に住んでいることに気づく。ある日、偶然にも仮釈放の正体である林美良(大西流星)と出会う。また、別の日。二階堂明(高橋文哉)は、学園で都市伝説化されているちょっとした有名人。関わると必ず不吉な目にあうとされているのだ。偶然が重なり、二階堂との関わりが多くなった目高優一(坂東龍汰)は、おそるおそる二階堂に話しかけてみることに。ミステリアスな魅力を持つ林と、逆高校デビューを果たした二階堂が織りなす青春群像劇。
『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』は、2021年1月から日本テレビ系の深夜ドラマ「木曜ドラマF」枠で放送のテレビドラマ。製作は読売テレビで、江戸キリエの漫画『江戸モアゼル』が原作。女優としても活躍しているタレントの岡田結実が主演を務め、江戸時代から令和にタイムスリップした花魁役を熱演する。ほかにも葉山奨之、吉谷彩子、前田公輝、田中直樹、山口まゆなどが出演。フリーターの蔵地俊輔(葉山奨之)はある晩、謎の光から現れた花魁姿の女性・仙夏(岡田結実)を目撃する。急な出来事に驚く蔵地だったが、幻覚を見たのだといい聞かせ、家路につく。しかし、蔵地の居候する叔父・雄彦(田中直樹)の家に帰ると、そこにはさっき見た仙夏の姿が…! 新手の詐欺じゃないかと怪しむ蔵地だったが、雄彦の娘で歴女・江戸マニアの寿乃(山口まゆ)の調査によって、仙夏が江戸時代に吉原で伝説を残した本物の花魁だということがわかる。江戸に帰れるまでしばらくは令和の時代を生きるしかないと腹をくくった仙夏は、蔵地が働くカフェで一緒に働くことに!?しかも、蔵地が泉美(吉谷彩子)に恋心を抱いていることを知ると、2人の仲を取りもつことを宣言し…。令和に舞い降りた伝説の花魁が、令和の時代で新しい恋の嵐を巻き起こす!
『あなた犯人じゃありません』は、2021年1月からテレビ東京系の深夜ドラマ・木ドラ25枠で放送のテレビドラマ。同局で人気のバラエティー番組『青春高校3年C組』に出演中の生徒たちが、テレビドラマに挑戦。AKB48や乃木坂46などのプロデューサーとしても知られる、秋元康が監修を務める。主演は、青春高校3年C組の学級委員長・日比野芽奈。ほかに刑事役として山崎樹範、3年C組の担任役として北乃きいが出演する。主題歌は、青春高校3年C組アイドル部の楽曲「自分のことがわからない」。ある日、高校のプールで3年C組の担任である泉(北乃きい)が、刺殺体となって発見された。この事件を担当することになったのは、刑事の五島ケイジ(山崎樹範)。事件解決のために、3年C組の生徒ひとりひとりから話を聞いていく。そしてひょんなことから、クイズが大好きな学級委員長・日比野芽奈(日比野芽奈)が事件の捜査に協力することに。調査を進めていくと、演劇部員の前川歌音(前川歌音)が突然、「私が先生を殺しました」と自白をはじめて!?次々に自白してくる犯人たちを、クイズ好きの委員長が「あなた、犯人じゃありません」と大論破!? 日比野と五島の凸凹コンビが、学校で起きた殺人事件の解決に奔走する!
『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、数々の名作アニメーションを世に送り出してきたピクサー。『ソウルフル・ワールド』はピクサーの最新作であり、23本目となるアニメーション映画だ。監督を務めたのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』を監督したピート・ドクター。名監督ともいわれる彼が、今作で描き出したのは「生きる意味」という、かなり難解なテーマだ。しかしピクサーが得意とする柔らかく、なじみやすい世界観を構築し、子どもにも理解できる作品に仕上がっている。中学校でジャズを教えているジョー・ガードナー(ジェイミー・フォックス)は、憧れだったジャズシンガーとセッションをする。ピアノの腕が評価され、ジョーはカルテットの仲間入りを決めるが、その帰り道に工事中のマンホールに落下してしまう。目が覚めると、そこはソウルたちが暮らす世界だった。なんとか地上に戻ろうとするジョーは、生まれる前のソウルが集まる場所「ユー・セミナー」に迷い込む。そこで迷えるソウルの22番(ティナ・フェイ)と出会い、生きるための「きらめき」を見つけるため、奮闘していくことになるのだが…。
2021年1月7日から、フジテレビの木曜劇場で放送開始のドラマ。関ジャニ∞のメンバーで、俳優としても活躍の幅を広げている大倉忠義が、フジテレビ系のゴールデンプライム帯連続ドラマで初めての主演を務める。さらにヒロインを演じる人気女優・広瀬アリスとは、夫婦役で初共演する。原作は、韓国のケーブル放送tvNで2018年に放送され、同時間帯に放送されたドラマのなかで視聴率トップの座を獲得した大ヒットドラマ『知ってるワイフ』。日本版リメイクとなる今作では、結婚5年目を迎えた恐妻家の主人公・剣崎元春を大倉忠義が演じる。剣崎元春(大倉忠義)は、銀行に勤める2児の父親。職場では業績を上げられずに上司から怒鳴られ、家に帰れば妻・澪(広瀬アリス)から不満をぶつけられ、おびえながら肩身の狭い日々を送り続けている元春。ある日、元春が大学生のときに周囲から「女神」と呼ばれていた美人の後輩・江川沙也佳(瀧本美織)と再会し、大学時代に実は彼女が自分のことを好きだったと知らされる。「もし沙也佳と結婚していたら…」と今さら後悔をしてしまう元春に、思いもよらない出来事が!
ドラマ『電車男』は、2005年7月から放送された。オタクで彼女いない歴23年の「電車男」と、容姿端麗で英語も堪能の仕事ができる才色兼備の「エルメス」が、あるきっかけで電車内で出会い、恋へと発展していく軌跡が描かれている。恋に臆病な青年が、ネット上の仲間たちからの大きな声援によって、純粋に恋と向き合っていく。主演は、伊藤淳史と伊東美咲が務めている。ほかにも、白石美帆や速水もこみち、小栗旬など豪華キャストが勢ぞろいしている。東京にある外資系貿易会社グレースフル・トレーディングに勤務している、青山沙織(伊東美咲)。容姿端麗で英語も堪能と、才色兼備の女性である。その日は、会社の同僚である沢崎果歩(佐藤江梨子)たちと、会社が主催する船上パーティーに駆り出されていた。同じ日、人材派遣会社「ワーカホリック」の営業マンである山田剛司(伊藤淳史)は、友人の松永勇作(劇団ひとり)たちとともに、秋葉原で開催されていた声優イベントに参加していた。接点のないふたりはその日の夜、電車内で酔っぱらいに絡まれた沙織を、山田が勇気を振り絞って助けたことで出会う。「お礼がしたい」という彼女の気持ちに応え、住所を教えた山田。そのことを、Aちゃんねるの毒男スレッドに書き込むのであった。
ドラマ『Stand Up!!』は、2003年の7月からTBS系列で放送された青春コメディ作品である。高校の学年内で最後の童貞である4人の男子高校生たち。童貞卒業を目指し、日々葛藤する彼らの青春を描いている。二宮和也や山下智久、鈴木杏、成宮寛貴、小栗旬が出演。脚本は、ドラマ『ナースのお仕事』シリーズで脚光を浴びた金子ありさが担当。性に興味のある複雑な青年の気持ちが丁寧に描かれており、青春時代を彷彿させる作品に仕上がっている。戸越高校に通う浅井正平(二宮和也)。彼は、ある朝図書室で女性ものの下着を発見! 校内中大騒ぎになるも、同級生の田中守(菊田高之)が彼女と性行為をしたことを自白する。これで正平の学年で童貞なのは、岩崎健吾(山下智久)・宇田川隼人(成宮寛貴)・江波功司(小栗旬)・正平の4人だけである。同学年のギャルたちからは「ラスト4」と呼ばれ、童貞であることをバカにされるのであった。童貞を卒業したいけれど、個々にさまざまな悩みを抱えている正平たち。そんな彼らの前に、幼なじみでかつてみんなのマドンナであった大和田千絵(鈴木杏)が、突然目の前に現れたのだった。
アニメ『名探偵コナン』の10周年を記念して制作された、初の実写化ドラマ『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 〜さよならまでの序章 (プロローグ)〜』。2006年10月に第1作が放送され、視聴率は13.4%を記録した。今作はアニメ『名探偵コナン』では見られない、主人公・江戸川コナンが小さくなる前の姿を描いた「エピソード0」のような物語となっている。10周年記念作品だけに豪華キャストが揃っており、主人公の工藤新一役には国民的人気俳優・小栗旬が抜擢された。これは、まだ工藤新一(小栗旬)が江戸川コナンになる前の出来事である。数々の難事件を解決し、警視庁捜査一課の目暮警部(西村雅彦)からも一目置かれるほどの推理力を持つ高校生探偵・新一。そんなある日、新一の学校では3日間の修学旅行を控えていた。幼なじみの毛利蘭(黒川智花)も、新一と過ごす修学旅行を楽しみにしていたのだが、事件以外には興味がない新一。パスしようとするも、玄関に置かれた謎の挑戦状を目にし、修学旅行へと挑むのであった。挑戦状を送った犯人は? その目的はなにか? 難事件が新一たちを待ち受けている!
今作は「究極の映画愛。」とのキャッチコピーがつけられているように、映画への愛情であふれた作品だ。B級スプラッター映画を基本としながらも、映画制作の現場への皮肉、映画ネタを織り交ぜたコメディを内包している。監督は、今作が初長編作品となるヤングポール。主演を務めるのは、実力派俳優・三浦貴大。そのほかに成海璃子や板垣瑞生、永尾まりや、手塚とおる、麿赤兒が出演。黒沢明(三浦貴大)は、過酷な映画制作現場で働く助監督だ。わがままなキャストのご機嫌をとり、監督の要望を逐一実行するなど、雑用として扱われている。想像と違う撮影現場で黒沢の精神は消耗していたが、魂をこめて書いた脚本、『ゴーストマスター』だけは手放さなかった。しかし、“ゴーストマスター”は黒沢がため込んでいた「映画への執念」を吸収し、命を持ちはじめてしまう。ついには壁ドンの練習をしていた俳優・桜庭勇也(板垣瑞生)にゴーストマスターが憑りつき、モンスターへと変貌。現場は大混乱に陥るのだった。
自動車工場のある下町に住む22歳の若者たち。男女の若者たちが抱える葛藤や夢、希望が描かれる。『若者のすべて』は、1994年10月から12月までフジテレビで放送されたドラマ。脚本は、ドラマ『ちゅらさん』や『ひよっこ』、映画『いま、会いにゆきます』を手掛けた岡田惠和が担当。主題歌はMr.Childrenの「Tomorrow never knows」、挿入歌は「星になれたら」「CHILDREN'S WORLD」「ジェラシー」。第3回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、撮影賞、キャスティング賞のほかMr.Childrenが主題歌賞、木村拓哉がベストドレッサー賞を獲得。亡くなった両親が残した自動車工場を、借金を抱えながらも営むのは原島哲生(萩原聖人)。守(EBI)は、事件で殴られて寝たきりの植物人間になってしまった。その守が植物人間になったことで自分を責め、姿を消した武志(木村拓哉)。医者になりたくて医学部を受けるが、4浪している圭介(武田真治)。女優を目指してオーディションを受ける、亮子(深津絵里)。商社に勤めて、結婚間近な薫(鈴木杏樹)。同じ街で暮らして、仲間として成長してきた22歳の男女たちが抱える思いや生き方とは?
『SHOW BY ROCK!! STARS!!』は、2021年1月よりTOKYO MXなどで放送のテレビアニメ。サンリオによるバンドがテーマのプロジェクト『SHOW BY ROCK!!』シリーズの最新作で、今までテレビシリーズで登場したキャラクターたちが勢揃いする作品だ。また2020年の「サンリオキャラクター大賞」では、ハローキティやマイメロディなどの有名キャラクターがランクインするなか、作品名である『SHOW BY ROCK!!』としてエントリーして総合8位を受賞した。腕試しとして、音楽都市MIDICITY(ミディシティ)の音楽フェスティバルへ出場するために旅立った、「Mashumairesh!!(ましゅまいれっしゅ!!)」のメンバーたち。車に乗り意気揚々と出発するが、その途中で暴走する車に遭遇。警察に囲まれるほどの事態になってしまった。その場をMIDICITYのバンドグループである「Plasmagica(プラズマジカ)」などの協力で、なんとか乗り切ったMashumairesh!!。Mashumairesh!!は、どんなバンドチームと出会っていくのか!?
『BEASTARS(ビースターズ) 第2期』は、ある学園を舞台に擬人化された動物たちの姿を描いたダークファンタジーアニメ。大人気を博した第1期アニメの続編で、2021年1月より放送。前作に続きハイイロオオカミのレゴシ(小林親弘)を中心とした、多くの動物たちの心の葛藤が魅力的に表現されている作品だ。原作は「週刊少年チャンピオン」で連載された、大人気漫画。原作漫画の累計発行部数は500万部を突破しており、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞や第11回マンガ大賞など、数々の漫画賞を受賞している。また原作者・板垣巴留は、『グラップラー刃牙』シリーズで有名な漫画家・板垣恵介の娘であり、親子2代で人気漫画家になっている。ウサギのハル(千本木彩花)に想いを告げたレゴシはその後、普段の学園生活を取り戻していた。そんなある日、レゴシは半年前に起こった食殺事件の犯人探しを依頼される。レゴシは悩みながらも、愛するハルやそのほかの草食動物たちを守るため、犯人を捕まえようとする。しかし犯人から襲撃され、手も足も出なかった。果たしてレゴシは、食殺事件の犯人を捕まえることができるのだろうか?
『七つの大罪 憤怒の審判』は、中世ヨーロッパ風の世界・ブリタニアを舞台に、七つの大罪とその仲間たちの活躍を描いたファンタジーアニメ。アニメ『七つの大罪』シリーズの、最終章となる作品だ。テレビ東京系列で2021年1月より放送。魔神族との戦いのなかエリザベス(雨宮天)や七つの大罪たちが、大罪のリーダーであるメリオダス(梶裕貴)を救うために奔走するストーリーとなっている。原作は鈴木央による、累計発行部数が3,700万部以上の大人気漫画。またテレビアニメ以外にも、劇場版アニメや舞台、ゲームに小説など、幅広くメディア展開している。エリザベスを連れ去ったエスタロッサ(東地宏樹)を追って、キング(福山潤)やゴウセル(髙木裕平)たちは天空演舞場跡地に辿り着いた。一方、キャメロット城に侵入したマーリン(坂本真綾)やエスカノール(杉田智和)たちの前には、魔神王の繭に形を変えたメリオダスがおり、その前にはゼルドリス(梶裕貴)たち魔人族が立ちはだかる。そしてそれぞれで、激しい戦いがはじまった。またバン(鈴木達央)は、メリオダスの魂を取り戻すために煉獄へと身を投じた。さまざまな思惑が入り混じるなか、七つの大罪たちはメリオダスを救い出し、魔神族との戦いに終止符を打つことができるのか?
『おじさまと猫』は、2021年1月6日からテレビ東京系列で放送のテレビドラマ。主演は、テレビ東京では初主演となる俳優の草刈正雄。相棒となる猫・ふくまるの声優は人気俳優の神木隆之介が務め、ほかにも小関裕太、武田玲奈、平山浩行、高橋ひとみ、升毅が出演する。原作はインターネットを中心に話題となった、桜井海による同名コミック。おじさまと猫の、ハートフルストーリーが描かれる。とあるペットショップに、1匹だけ売れ残った成猫がいた。日に日につけられていた値段は下がっていくが、訪れるお客さんには見向きもされない。いつしか、この猫は人から愛されることを諦めてしまっていた。そんなある日、ペットショップに1人の男性がやってくる。彼は、世界的に有名なピアニスト・神田冬樹(草刈正雄)。愛する妻に先立たれてしまってから立ち直れずにいた神田は、この売れ残っていた猫にひとめぼれをする。もともと動物が苦手で、このペットショップにも亡き妻との会話を思い出してたまたま立ち寄っただけだったが、思いがけずに「この猫をください」という言葉を口にする。こうして、ブサ猫・ふくまるを新しい家族として迎え入れた神田。孤独でふさぎこんでいたおじさまと、人から愛されることを諦めたブサ猫の、1人と1匹の心温まる日常がはじまる。
『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』は、2021年1月から放送開始となったハイファンタジーアニメ作品。ある村の少年が、軍人を目指して都会へ出ていく物語である。原作はサトウとシオによるライトノベルで、2017年2月からGA文庫より刊行されており、臥待始の作画でコミカライズもされている。アニメ版の制作は『アルスラーン戦記』『魔法少女特殊戦あすか』などを手掛けたライデンフィルムで、監督はmigmiが務めている。辺境にあるコンロン村に住む少年・ロイド(花守ゆみり)は、村で最も弱いといわれているが軍人になることを夢見て王都へ出ていく。王都に着いたロイドは、コンロン村の村長の弟子であるマリー(茅野愛衣)を訪ねる。はじめは相手にしていなかったマリーだが、ロイドの出身がコンロン村と聞いて驚愕。コンロン村とは魔王を倒した勇者たちの子孫が住む人外魔境の村で、自分にまったく自信を持っていないロイドも、実は巨大なモンスターをあっさり倒したり高等魔法を使いこなす強者だったのだ。さらには、ロイドが持ってきた水晶玉から、マリーの師匠であるアルカ(日岡なつみ)も現れて大騒動。結局、ロイドは士官学校の試験までマリーの家に居候することになる。そして、いよいよ士官学校試験の日。街でロイドと偶然出会ったセレン(朝日奈丸佳)などとともに、ロイドは試験を受けるが…。
『裏世界ピクニック』は2021年1月から放送開始となったSFホラーアニメで、インターネット上に蔓延る実話怪談をモチーフに、女子大生たちが現実とは別の世界を探索する物語。原作は宮澤伊織による小説で、2017年2月からハヤワカ文庫JAにて刊行されており、水野英多の作画でコミカライズもされている。アニメ版の制作はLIDENFILMS×FelixFilmで、監督は『Fate/stay night』のシリーズ構成・脚本で知られる佐藤卓哉。SFを核にしたストーリーだが、一方で「百合」の要素がベースにもなっている。ネットロアや実話怪談が好きな女子大生・紙越空魚(花守ゆみり)は、あるとき偶然〈裏世界〉への扉を発見する。〈裏世界〉では怪しげな怪物が徘徊しており、空魚は「くねくね」という怪生物の攻撃で死にかけていた。それを助けたのは、同じく女子大生の仁科鳥子(茅野愛衣)だった。鳥子はある人を探して〈裏世界〉を彷徨っていたが、偶然助けた空魚に現実世界でも近づくようになっていく。まったく性格の異なるふたりだったが次第に惹かれ合うようになっていき、〈裏世界〉での探索が本格化していく…。
2018年に深夜帯で放送されていた、ドラマ『宮本から君へ』。サラリーマンとして生きる男の苦悩や挫折、そして成功を描いており、多くの共感を呼んだ。2019年に公開された劇場版では、原作でもっとも盛り上がる「決闘」のストーリーを映像化し、原作ファンからも好意的に受け止められている。主演は、『ラスト サムライ』に子役として出演した池松壮亮。共演は蒼井優やピエール瀧、井浦新など多くの著名な俳優が出演した。特に蒼井優は池松とのベッドシーンにも挑戦しており、今作の見所のひとつとなっている。サラリーマンの宮本(池松壮亮)は、会社の先輩を通じて知り合った靖子(蒼井優)に恋をする。ふたりは一夜をともにし、幸せな生活が続くかに思われた。しかし、宮本が営業先で知り合った男の息子である拓馬(一ノ瀬ワタル)が、靖子を強姦してしまう。そのとき宮本は泥酔していたため、靖子を助けることができなかった。復讐心に燃え拓馬のもとへ向かう宮本だったが、巨漢の拓馬には敵わず、あっという間に返り討ちにされる。さらに靖子の妊娠が発覚。父親もわからなかったが、宮本は靖子とその子どもを守ると心に決めるのだった。
近年めざましい発展を遂げているインド。なかでも映画産業はすさまじく、世界でも有数の映画大国となっている。『シークレット・スーパースター』はそんなインド映画のなかで、もっとも興行成績を上げた作品のひとつだ。物語は貧困層の少女がネットを通じて成功していくサクセスストーリーとなっており、インド映画初心者でも十分に楽しめる。エンターテインメント作品ながら、社会風刺やミュージカルなど「インド映画らしさ」が盛り込まれた作品だ。インドの地方都市に住むインシア(ザイラー・ワシーム)は、ミュージシャンを夢見る少女だ。しかし暴力的な父(ラージ・アルジュン)から音楽を禁止され、思う存分練習ができる環境ではなかった。母のナズマ(メヘル・ヴィジュ)は娘の夢を応援していたが、夫の制止を振り切れず、コンクールに出してあげることも叶わない。ある日、ナズマがインシアにパソコンをプレゼントする。インシアは顔を隠し、動画サイトを通じて自身の歌を披露したところ、インド中で話題となってしまう。「シークレット・スーパースター」を名乗り、たちまちネットの人気者となるインシア。ついにはプロデューサーのシャクティ・クマール(アーミル・カーン)からも声がかかり、デビューを打診されるのだった。
ビジネス界から、サッカーの世界へ華麗に転身!?葦プロダクション制作による、テレビアニメ作品。ビジネススクールに通っていた大財閥の御曹司が、さまざまな困難を乗り越えながら、プロサッカーの世界へと転身する。テレビ放送は1992年4月から1993年4月。全52話。サッカーが盛んなリゾート地・ゴダイリゾート。この地に、ふたりの青年がやってきた。ひとりは、伍代財閥の御曹司・伍代隼(草尾毅)。もうひとりは、その親友・ロベルト・バゼッティーニ(佐々木望)である。実業界での活躍を期待されるふたりは、現地のビジネススクールに入学する予定であった。船から降りたふたりは、隼のいとこ・香苗の高級車を借りて、この美しいリゾート地を散策する。そのなかで、隼は伍代財閥のプロサッカーチーム入りを目指すユースチームの面々と出会う。そして、ひょんなことから彼らとともに、ゴダイリゾートを訪れていた天才サッカープレイヤーのスーパープレイを目の当たりにする。そのプレイを見て、サッカーに興味を持ち始めた隼は、自分でも見よう見まねでプレイするうちに、次第にサッカーの楽しさにのめり込んでいく。それは、これまでいわれるがままに勉強してきた彼にとって、初めて真剣になれるものを見つけた瞬間でもあった。しかし、大のサッカー嫌いである曽祖父のカルロ・フェリーニは、そんな隼の変化を快く思わないのだった…。
突然やって来た転校生は、不思議な宇宙人!?ながとしやすなりのギャグ漫画『うちゅう人 田中太郎』をもとにした、テレビアニメ作品。ごく普通の小学校に通う男子が、転校してきた水色の宇宙人・田中太郎とかかわるなかで、さまざまなトラブルに巻き込まれていく。原作は、小学館の「月刊コロコロコミック」や「別冊コロコロコミック」で連載されていた。どこにでもあるようなごく平凡な学校、戸成町小学校。そこに通う元気な男子小学生、堀町タカシ(松本さち)は、今日も遅刻ぎりぎりで全力ダッシュ。なんとかチャイムが鳴る前に、教室にすべり込むことに成功する。ホームルームが始まると、担任の先生から転校生が来ることを知らされる。どんな転校生が来るのかとわくわくしながら待っていたタカシだったが、そこに現れたのはなんと水色の宇宙人。光る目ととんがった耳、頭についている謎の突起は、明らかに人間のものではなかった。「田中太郎」と名乗るその宇宙人は、タカシの隣の席になる。タカシは田中の正体を暴いてやろうと躍起になるものの、なかなかしっぽをつかむことができない。それどころか、田中とかかわるうちに、タカシは常識では考えられないさまざまなハプニングに巻き込まれていくことになる。いったい田中太郎とは何者なのか。次々と明らかになる田中の秘密により、その謎はますます深まっていくのだった。
ついに始まる異世界大河ファンタジー!?原作・春原ロビンソンの、異世界ファンタジー系ギャグ漫画『戦勇。』をもとにしたテレビアニメ作品。剣と魔法の世界を舞台に、ヘタレ勇者とお供のドS戦士のコンビが、復活した魔王を倒すために冒険の旅に出る! 各話4分30秒のショートアニメで、監督は山本寛。ある日、世界に巨大な穴が空いた。その穴からおびただしい数の魔物たちが現れ、人間の世界を脅かすようになった。これは、千年前に勇者によって封印された魔王ルキメデスが復活したに違いない――。そう考えた国王は、魔王討伐を果たすために、勇者の子孫を王宮に呼ぶのだった。だがそうして集まった勇者は、なんと75人もいた! それを見た国王は予想外の多さにとまどうものの、千年も経てば子孫がわからなくなるのは当然かとなぜか納得。とりあえず勇者の子孫を名乗る者たち全員に、魔王討伐を命じることにする。そんな自称・勇者の子孫のひとりであるアルバ(下野紘)は、ごく平凡なヘタレ少年。けれども、国王の命を受けた彼は、お供のドS戦士・ロス(中村悠一)とともに、勇んで魔王討伐の旅に出発する。しかし迫り来る魔物たちに対して、これといった活躍もできないまま、ときが過ぎていく。そんななか、アルバたちはひとりの幼女・ルキ(茅野愛衣)と出会う。驚いたことに、ルキは自らを魔王と自称するのだった…。
テレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第23作品目となる『劇場版ポケットモンスター ココ』は、「種族間を超える親子愛」がテーマ。2020年12月25日に公開。監督を務めるのは、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手掛けた矢嶋哲生。少年ココ役で上白石萌歌、ココを育てたザルード役で中村勘九郎が声優として出演する。少年・ココ(上白石萌歌)は、1匹のザルード(中村勘九郎)に育てられた。ポケモンが大好きなココは、傷ついたポケモンのために「癒しの水」を利用し、縄張りを占領するザルードたちと問題を起こしていた。「無茶をするな」と親ザルードに叱られるココは、「いつになったら、技が使えるのか」と自分がザルードでないことに気付き始めている発言をする。そんなある日、意識を失っていたところをサトシ(松本梨香)に助けられたココは、人間の街で目を覚ました。そこで初めて自分と同じ姿をした人間という存在たちと、人間と仲良く暮らすポケモンたちの姿を目にする。ポケモンのために一生懸命なサトシの姿に、彼を信用することにしたココは、親ザルードのもとにサトシを連れていった。「どう生きていくかはお前次第だ、ココ」と親ザルードにいきさつを聞いたココは、本当の親を探し求めて「ビオトープ・カンパニー」を訪れるのだが…?
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