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動画配信サービスで配信している作品から編集部が厳選した注目作品の一覧です。
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『あしたのジョー』は、1970年4月から1971年9月にかけて放送されたテレビアニメ作品。ボクシングをテーマにした少年格闘もので、作中で死んだキャラクターの葬儀が実際におこなわれるなど、多大な社会的反響を呼んでいた。原作の漫画は原作・高森朝雄、作画・ちばてつやによって1968年から1973年にかけて「週刊少年マガジン」に連載され、「戦後最大のヒット漫画」のひとつとして数えられている。アニメ版の制作は虫プロダクションで、監督は『エースをねらえ!』『宝島』などを手掛けた出﨑統。尾藤イサオが歌う主題歌も大ヒットした。ある日、東京にある山谷のドヤ街に矢吹丈(あおい輝彦)と名乗る流れ者の少年が現れた。喧嘩っぱやい丈は暴力団と乱闘を繰り返し、果ては警察に逮捕され、鑑別所へと送られてしまう。そんななか、アル中の元ボクサー・丹下段平(藤岡重慶)は丈に天性のボクシングセンスを見いだし、一流ボクサーに仕立て上げようと口説き続ける。はじめのうちは相手にしなかった丈だが、何度となく鑑別所へ送られてくる段平からのハガキに書かれたボクシング技術講座を実践するうちに、パンチの威力はみるみる上がっていく。そして、最大のライバル・力石徹(仲村秀生)との出会いが、丈の運命を大きく変えていく…。
ヒストリーチャンネルが制作した、初のドラマ『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』。今作のシーズン3は全10話で構成され、2015年に公開された。シーズン2では裏切りの連鎖が相次ぎ、ヴァイキングの王であるホリック(ドナル・ローグ)を殺すことになったラグナル(トラヴィス・フィメル)。ホリックの死によりスカンジナビア全土の王となったラグナルだが、今度はウェセックス国王エグバート王(ライナス・ローチ)の策略に力を貸すことになる。さらに、ラグナルはある出来事によって、死生観や絶対神オーディンの存在も揺らぎ始めてしまう。そんななか、カテガットでヴァイキングたちの帰りを待つアスラウグ(アリッサ・サザーランド)は不思議な男の夢を見る。翌朝カテガットには、手を負傷したハーバード(ケヴィン・デュランド)と名乗る男が放浪の末辿り着くが、それはアスラウグが夢で見た男だった。骨なしアイヴァーの苦しみを取ったハーバードを信頼するアスラウグだが、その日に村の子どもが死んでいるのが発見される。
『彼岸島X』は、2016年10月から2017年3月にかけて配信されたWebアニメ。全12話で1話3分ほどのショートアニメとなっており、吸血鬼に支配された孤島を舞台に、主人公の宮本明を中心に吸血鬼と戦っていくストーリーである。そしてシュールなギャグと残酷なシーンを交えた、独特な魅力を持つ作品になっている。また原作の設定を引き継ぎながら、オリジナルの要素を加えている。また1つのエピソードを、すべて1人の実力派声優が受け持つ設定がユニークだ。1話から3話を速水奨、4話から6話を千葉繁、7話から9話を関智一、10話から12話を山寺宏一が担当する。監督は、ショートアニメ『紙兎ロペ』でも活躍する青池良輔。原作漫画は、シリーズ累計1,000万部を超える大人気作品で、テレビドラマや実写映画なども制作されている。1年中彼岸花が咲く孤島・彼岸島では、血液感染によって凶悪な吸血鬼になってしまう奇病が猛威を奮っていた。その森のなかで、吸血鬼たちに囲まれた人々がいた。吸血鬼(速水奨)によって女性(速水奨)が血を吸われてしまったとき、空中から丸太を持って現れた男がいた。その男は宮本明(速水奨)という名前で、丸太1本で不死身であるはずの吸血鬼をなぎ倒していく。弓による攻撃にも丸太で防御して、吸血鬼を全滅させたのだった。
今作は、ジェイク・ギレンホールが主演を務めた、ヒューマンドラマだ。オリジナルタイトルの『Demolition』が意味するように、「解体」や「分解」がひとつのテーマとなっている。「解体」が癖となってしまう主人公を演じた、ジェイク・ギレンホールの怪演にも注目だ。事故により妻を失った男・デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、妻の死を悲しむことができなかった。気になるのは妻の死よりも、目の前にある故障した自動販売機であり、デイヴィスはクレームの手紙を送りつける。デイヴィスの精神状態はさらに不安定になり、今度は身の回りの物を解体するようになっていく。家にある物だけでは飽き足らず、ついには会社の備品まで解体してしまい、仕事場にも居場所はなくなった。一方、クレームの手紙を受け取ったカレン(ナオミ・ワッツ)が、デイヴィスに電話をかける。ふたりは電話を通じて、少しずつ距離を縮めていき、実際に会うことになるのだが…。
2005年に44作目のNHK大河ドラマとして放送された作品。戦国武将・源義経の一生を、家族との絆や新たな国づくりを目指すための戦いを中心にドラマチックに描いている。原作は、多数の作品で受賞経験があり、『一絃の琴』で直木賞を受賞した作家・宮尾登美子の歴史小説『義経』と『宮尾本 平家物語』であり、宮尾作品が大河ドラマ化されるのは今作が初めてのことである。主人公・源義経を演じたのは、俳優として多くのドラマに出演し、歌手としても人気を誇っていた当時22歳の滝沢秀明であり、NHK大河ドラマ史上、最年少の主演という大役を見事に果たしている。また、少年期の義経(牛若丸)は、実力派子役として有名な神木隆之介が演じている。1159年、平清盛(渡哲也)との激しい勢力争いをしていた源義朝(加藤雅也)は、京の都にいた後白河上皇(平幹二朗)らを幽閉し、反乱を起こしたものの、清盛によって鎮圧されてしまう。京の都を追われる身となってしまった義朝は、愛する妾・常盤(稲森いずみ)に子どもたちを託して逃亡するが、味方の裏切りに遭い、帰らぬ人となってしまう。3人もの幼子をかかえた常盤は、戦によって帰る場所も失い、途方に暮れていたところを、ある寺の住職に助けられる。しかし、住職から愛する義朝の死を知らされた常盤は絶望し、幼子らとともに義朝の後を追おうとするのだった…。
『冒険王ビィト』は、悪の魔人たちと戦う主人公とその仲間の活躍を描いた冒険ファンタジーアニメ。RPGゲームのような世界観の作品で、ビィトが特殊な武器である5つの才牙を操りながら、魔人たちに脅かされている世界を救うために旅をしていく。アニメは2004年9月から2005年9月にかけて、全52話が放送された。原作漫画は15巻が刊行されており、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』と同じ三条陸と稲田浩司のコンビによる作品である。アニメの続編として、『冒険王ビィト エクセリオン』が全25話で放送された。またメディアミックス作品として、ゲームも制作されている。ある町を、炎を操る魔人ギルス(川津泰彦)が侵略していた。そこで逃げ遅れた親子が襲われそうなとき、ビィト(木内レイコ)が助けに現れて槍を操りながら、次々と敵を倒していった。そしてビィトは町を救ったのだった。ビィトが特殊な武器を操り、魔人を倒すようになったのは3年前に遡る…。
『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』は、2013年から放送が開始され2020年にシーズン6をもって完結したカナダのテレビドラマ。シーズン1からシーズン5まではヒストリーチャンネルが制作した初めての海外ドラマとなったが、最終シーズンのシーズン6はNetflixに移行し制作・公開された。今作のショーランナーを務めたのは、『The Tudors ~背徳の王冠~』や『スパルタカス』の監督・脚本などを務めたマイケル・ハースト。総製作費約4,000万ドルをかけて、8世紀末の北欧スカンジナビアで活躍した伝説のヴァイキングであるラグナル・ロズブローク(トラヴィス・フィメル)と、その息子たちの半生を描いている。スカンジナビア半島にあるヴァイキングの村カテガットで、妻と子どもたちと暮らすラグナル。夏季になると東側近隣への略奪行為をおこない生計を立てていたヴァイキングたちだったが、ラグナルは東側の略奪に辟易し始め、まだ誰も行ったことのない西に、肥大な土地や財宝が眠ると確信する。いつしか西へ向かうことが、ラグナルの夢となっていった。ラグナルは、カテガットの首長ハラルドソン(ガブリエル・バーン)に意見を申し立てるも却下される。しかし夢を捨てられないラグナルは、船大工のフロキ(グスタフ・スカルスガルド)と兄ロロ(クライヴ・スタンデン)とともに自分たちだけで西へ向かう計画を立てるが…。
『ニュー・ミュータント』は『X-MEN』シリーズの最終作に位置付けられた、アメコミ映画だ。『X-MEN』シリーズではあるものの、これまで登場してきたキャラクターは不在であり、新キャラクターのみの登場に留まっている。また、作品のジャンルも舞台を限定したホラーになっており、最終作にして挑戦的な試みがされた。主要キャストも若手を中心にキャスティングされ、シリーズの顔であったヒュー・ジャックマンや、パトリック・スチュワートは出演していない。森の奥にあるアメリカ原住民の住む町を、大規模な災害が襲った。唯一の生き残りであるダニー(ブルー・ハント)は、父の幻影にうなされながら、病室で目を覚ます。そこはミュータントの隔離施設であり、自分と同じように問題を抱えた、若いミュータントたちが暮らしていた。しかし、ダニーにはミュータントとしての自覚がなく、自分の能力もわからない。施設内でたったひとりの医者・レイエス(アリシー・ブラガ)は、ダニーの能力を解き明かそうとするのだが、彼女の能力はレイエスの想像を超えるものだった。
『忍者戦隊カクレンジャー』は、1994年に放映された特撮ヒーロー番組の劇場版。当時おこなわれていた「東映スーパーヒーローフェア」にて『仮面ライダーJ』『ブルースワット』とともに映画3本立てのひとつとして公開された。『忍者戦隊カクレンジャー』は、「スーパー戦隊シリーズ」の18作品目となる。おなじみのポップで派手な忍術、お城のロボットや無敵将軍の戦闘シーンなどが見所となっている。町に引っ越してきたばかりの姉弟・由美子(藤田美紀)と茂(佐藤侑輝)。両親は家を空けることが多かったが、ふたりは仲良く暮らしていた。そんなある日妖怪ヒトツメコゾウから、家に飾ってある魔除けの人形を捨てろといわれ襲われる。そんな危機にカクレンジャーが現れ、彼らを守りながら戦う。しかし妖怪ヒトツメコゾウの上司であるオオニュウドウ(河合義雄)が出現し、由美子と鶴姫(広瀬仁美)を連れ去ってしまった。残された4人のカクレンジャーは、彼女らを救うことができるのか!?
「LaLa」で連載中のコミックスは既に26巻、テレビアニメは6期まで放送されている人気シリーズの『夏目友人帳』。妖(あやかし)の姿を見ることができる高校生・夏目貴志と、彼のまわりに集まる妖怪や人間たちとの心温まる、そしてときに切なく悲しい物語である。初の劇場版である今作は、原作者・緑川ゆきが監修した完全オリジナルのエピソードだ。幼いときに両親と死別した夏目貴志(神谷浩史)は親戚の家をたらい回しにされており、その能力のせいで友だちもできなかった。しかし縁あって心やさしい藤原夫妻の家に迎え入れられ、またクラスメイトたちやさまざまな妖怪と友情を育むうちに、自分の居場所を見つけたと思うようになる。貴志には強力な力を持った祖母レイコ(小林沙苗)がいたが、既に他界しており会ったことはない。そのレイコが妖怪たちに勝負を挑み、相手を負かして手に入れた“名前”。それを綴った友人帳を妖怪たちは狙い、名前を返してほしいと近づいてくるのだ。今作もそんな妖怪との出会いから物語は始まる…。
『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』は2016年11月から韓国MBCにて放送されたテレビドラマ。韓国版は全16話だが、日本版は全20話で構成されている。脚本を担当するのは、『ああ、私の幽霊さま』などを手掛けたヤン・ヒスンと、『ナイショの恋していいですか!?』で知られるキム・スジンのふたり。舞台は活気あふれる体育大学。チキン店を営む父と叔父からたくさんの愛を注がれて、幼いころから重量挙げ選手として育てられてきたキム・ボクジュ(イ・ソンギョン)。一方でチョン・ジュニョン(ナム・ジュヒョク)は、先輩や友達みんなから好かれている人気者で、水泳部のエースを務める。実は小学校の同級生だった2人。最初はいがみ合っていたが、お互いのことを思い出してからは急激に距離が縮まっていく。そうやって仲良く過ごしているうちに、ジュニョンは気づけばボクジュのことを考えてる自分に気が付く。しかしある日、ボクジュは雨のなか重い荷物を運んでいたとき傘をさしてくれた肥満クリニックの医師(イ・ジェユン)に一目ぼれし、重量挙げ選手であることを隠しながら病院に通い始める。一方、まだジュニョンに未練を抱えている元恋人・ソン・シホ(キョン・スジン)がボクジュのルームメイトになるが、仲睦まじいジュニョンとボクジュの姿を見て嫉妬し始めて…。ジュニョンとボクジュの恋の模様はどうなってしまうのか!?
『ねほりんぱほりん』はNHK Eテレで放送されている、本音でぶつかり合うインタビュー形式のバラエティ番組である。インタビュアーは山里亮太とYOUのふたりだが、人の本音を掘り下げるという趣旨からモグラの人形に扮している。またインタビュアーだけでなく、顔出しNGのゲストはブタの人形に、番組スタッフはカエルの人形に、アナウンサーはウシの人形になっている。ゲストはボイスチェンジャーで声も変わっており、つい本音が漏れてしまうような仕掛けが施されている。まずは自己紹介や、簡単な説明などライトな情報から入るものの、だんだん話題が深くなるにつれて、ぶっちゃけトークが展開していく。ここに登場してくる人々は「ホストに貢ぐ人」「戸籍謄本がない人」「元受刑者」など、普通ならば出会うことがないような人ばかりである。初回の放送は2015年7月に特別番組として放送され、プロ彼女や没落社長について取り上げられた。プロ彼女とは、芸能人やスポーツ選手と交際する女性のことを指す。有名人たちの気を引くためにしている努力などが語られる。一方で没落社長は、年商4億円の会社が倒産してしまった体験談を語る。彼らの知られざる裏側とは…?
『プピポー!』は2013年12月から2014年3月まで全15話で放送された、1話あたり約5分ほどからなるショートアニメ。霊感体質の小学生が、ピンク色をした謎の生き物とともに不思議な冒険を繰り広げるストーリーである。コメディにシリアス、ホラーなど多くの要素を含んだ心温まる作品になっている。原作漫画は、無料ウェブコミック誌「FlexComixブラッド」で連載されている。また原作者の押切蓮介は、『ミスミソウ』や『ハイスコアガール』などの作品を手掛けてきた人気漫画家だ。霊につきまとわれてしまう霊感体質の姫路若葉(佐々木詩帆)は、学校で孤立していた。そんなある日、学校の帰り道に若葉は、ピンク色をしているフカフカな生き物を拾う。そのプピポーと鳴く可愛い生き物・ポーちゃん(森千早都)との出会いで、孤独だった若葉の日常は大きく変わっていったのだった。プピポーのおかげで、オカルトが大好きな東礼子(後藤麻衣)ことあーちゃんと仲良くなれた。そんな若葉の前に、結城(大塚琴美)という少年が現れ…?
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、葛飾区亀有公園前派出所に勤務する警官の主人公・両津勘吉をはじめ、そのほかの派出所メンバーや東京の下町の人々が登場するハチャメチャなギャグアニメである。原作は秋本治による同名漫画で、「週刊少年ジャンプ」において1976年から2016年にかけて連載された。「最も発行部数が多い単一漫画シリーズ」として、ギネス世界記録にも認定された。アニメはフジテレビ系列ほかにて、1996年から放送が始まった。物語は一貫してストーリーのあるものではなく、1話で完結する。お金にだらしない両津勘吉に加え、中川圭一や秋本・カトリーヌ・麗子、大原大次郎といった派出所のメンバーに加え、テレビゲームとフィギュア収集が趣味の警官や、4年に一度しか起きない警官など個性的な人物が登場する。派出所に勤める両津勘吉(ラサール石井)は、町では“両さん”の愛称で親しまれている、お金が大好きな警察官。そんな両さんは借金を返すと、給料の残高がたったの150円しか残らなかった。さらに賭けでゲットしたたこ焼きが踏みつぶされるという不幸が続き、怒りを爆発させるのだった…。
ドラマ『コタローは1人暮らし』は、テレビ朝日系列のオシドラサタデー枠で4月24日より放送。原作は津村マミによる同名漫画。累計部数が100万部を突破した、ハートフル・コメディだ。脚本を務めるのは、『のだめカンタービレ』も担当した衛藤凛。また主演に関ジャニ∞の横山裕、1人暮らしの訳あり5歳児・コタローを川原瑛都が演じる。自堕落な生活を送る、売れない漫画家・狩野進(横山裕)。初デートをすっぽかして彼女から平手打ちをくらってしまい、ブルーな気持ちでいたときのことだ。インターホンが鳴って玄関を開けてみると、小さな5歳児が立っていたのである。その5歳児の名は、さとうコタロー(川原瑛都)。「隣に引っ越してきたさとうと申す」といったコタローはなんと、隣の部屋で1人暮らしを始めるというのだ。いろいろと混乱しつつも、出版社の編集担当・福野から、原稿催促の連絡がくる。原稿執筆に追われつつお腹を減らしている狩野のもとへ、またもやコタローが訪れてきた。どうやらお風呂がないことに困っているらしい。狩野は「面倒なやつだな」と思いつつ、コタローに近くの銭湯を教える。狩野とコタロー、そしてアパートの住人たちによる不思議で優しい物語が始まる。
平成を代表する人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』。アニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』は、セーラームーン25周年を記念して作られた作品である。アニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズでは、アニメオリジナルのキャラクターやストーリーが展開した。しかし今作は、原作の漫画を忠実に再現しているため、セーラームーンの技やタキシード仮面の服装などが少々違っている。主人公の月野うさぎ役は、前作と同様に三石琴乃が担当。しかしほかのキャラクターに関しては、声優も総入れ替えとなっており、違った角度から楽しめる作品に仕上がっている。月野うさぎ(三石琴乃)は、ドジで泣き虫な中学生。今日も遅刻スレスレの朝を迎えていた。そんなとき、道端の猫を踏んづけてこけてしまう。猫の額には絆創膏が貼られていて、うさぎが取ってあげると急にどこかへ去ってしまった。一方、別の場所では幻の銀水晶を狙おうとする敵の存在が―。最近巷で宝石店が相次いで狙われているなか、親友の大阪なる(佐藤聡美)の母が経営する宝石店がバーゲンセールをしていると聞き、うさぎたちは店へと向かうのであった。
『ONE PIECE』映画史上、もっとも多くのキャラクターが集結した作品が、『ONE PIECE STAMPEDE』だ。今作では海賊の祭典「海賊万博」がおこなわれ、これまでに登場した海賊、海軍が総出演している。そのため麦わらの一味や最悪の世代にとどまらず、海軍大将、麦わら大船団、革命軍なども参戦した。また、ゲスト声優として、ユースケ・サンタマリアや、指原莉乃が参加している。20年ぶりに開催された「海賊万博」。もちろんルフィ(田中真弓)ら麦わらの一味も参加しており、商品となる海賊王のお宝を狙って、ほかの海賊団と争奪戦を開始する。しかし、海賊万博の裏にはインペルダウンを脱獄した、ダグラス・バレット(磯部勉)の存在があった。万博の真の目的は、バレットによる海賊のせん滅であり、海軍をも倒そうとしていた。「ガシャガシャの実」の能力を使い、いとも簡単にルフィたちを倒していくバレット。現場には海軍大将や革命軍、CP-0の姿もあり、戦いはさらに大きなものになっていく。
父の復讐のために鉄槌を下す、ダークヒロインが織りなす本格医療サスペンス!『怪物くん』や『妖怪人間ベム』などのヒット作を担当した西田征史が、監修を務めた。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』がモチーフとなっている。TBSの連続ドラマに約7年ぶりに出演する上野樹里を主演に迎え、金曜ドラマ枠で放送された。父親を過度な手術で殺害した医師たちに、新人医師・水野明日美が冷酷な復讐の牙を向ける!消化器外科の新人医師として、聖林大学附属病院に潜入した水野明日美(上野樹里)は、父親である孝夫(眞島秀和)を死に追いやった医師たちへの復讐と、真相究明のための機会を虎視眈々と伺っていた。明日美は孝夫の死が医療ミスであることをほのめかす、2枚の手術看護記録に名前が記されていた看護師長・蛭子雅人(六平直政)に狙いを定め、巧みに蛭子を誘導して屋上から転落させるよう仕向ける。追い詰められた蛭子は、孝夫の手術に関わったある人物の名を明日美に告げて…。繊細かつ大胆にターゲットを破滅へと陥れる明日美の復讐劇が今、幕を開ける!
『ドラゴンボール改』は、1989年4月から1996年1月にかけて放送された『ドラゴンボールZ』の、デジタルリマスター再編集版となっている。今作はフジテレビ系の日曜アニメ枠「ドリーム9」で放送された。全159話。第1期にあたる「サイヤ人編」と「人造人間・セル編」は2009年4月から2011年3月、第2期にあたる「魔人ブウ編」は2014年4月から2015年6月に放送された。原作は鳥山明による漫画『ドラゴンボール』。第23回天下一武道会から5年後。かつて何度も地球を守ってきた孫悟空(野沢雅子)は、妻のチチ(渡辺奈生子)や息子の悟飯(野沢雅子)とともに平和な日常を送っていた。そんなある日、尻尾を持つ異星人が、地球にやって来た。その男はラディッツ(千葉繁)という名で、ほかの星を征服するため悟空を誘いに来たのだった。サイヤ人としての記憶をなくしてしまった悟空は、ラディッツの提案を受け入れず、闘うことになるのだが…?
今作は、異世界アニメの代表格『この素晴らしい世界に祝福を!』初の劇場版作品だ。原作における「紅魔の里編」を映像化しており、カズマたちの新たな冒険が描かれる。メインキャラクターを演じた声優陣も、テレビアニメ版から引き継がれ、長縄まりあや高橋広樹が新キャラクターを演じた。女神アクア(雨宮天)とともに、異世界に転生したカズマ(福島潤)。ファンタジー世界でパーティを組んだはいいものの、借金は増えてばかりで、毎日のようにトラブルに巻き込まれていた。そんなある日、パーティメンバーであるめぐみん(高橋李依)の故郷「紅魔の里」が、危機に陥っていることを知る。先に里へ向かったゆんゆん(豊崎愛生)の後を追いかけ、テレポートを使って「紅魔の里」へと到着した4人は、そのままめぐみんの家に泊まることに。平和なときを過ごしたのも束の間、魔王軍の幹部シルビア(渡辺明乃)が、里に攻め入ってくる。カズマの機転と出まかせによって、なんとかシルビアを撤退させたが、里にはカズマたちも知らない「古代兵器」が隠されていて…。
『ゾンビランド:ダブルタップ』は、大人気ゾンビ映画『ゾンビランド』の10年ぶりとなる続編だ。サブタイトルになっている「ダブルタップ」とは、劇中で主人公が使うルールのひとつ「2度撃ちして止めを刺せ 」から来ており、今作でも重要なワードとして登場する。『ゾンビランド』シリーズは、ホラーよりもアクションやコメディ寄りとなっており、カジュアルなゾンビファンからの人気も高い。主要キャスト4人も前作から続投し、より洗練されたアクションを楽しませてくれる。遊園地での激闘から10年後。世界はいまだにゾンビに支配され、完全な無法地帯と化していた。そんな世界に生きるコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、3人の信頼できる仲間とも出会い、ゾンビ世界を生き抜いてきた。しかし、コロンバスとタラハシー(ウディ・ハレルソン)の男子組に嫌気がさした、ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)が家を出て行ってしまう。1か月も過ぎたころ、暇を持てあましていた男ふたりの前に、マディソン(ゾーイ・ドゥイッチ)と名乗る女性が現れ…。
『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』は、2015年7月から9月まで第1クールが、2016年1月から3月まで第2クールが、TOKYO MXほかにて放送されたアニメ。監督は京極尚彦、シリーズ構成は浦畑達彦が務める。原作は柳内たくみによる小説。柳内たくみは元自衛官であり、アニメ化の際には自衛隊東京地方協力本部とコラボした。主人公の伊丹耀司役を務めるのは、諏訪部順一。そのほかにも戸松遥や東山奈央、金本寿子が出演する。8月某日、銀座の一角に突如巨大な門(ゲート)が出現。門から飛び出てきたのは、獣人やドラゴン、西洋甲冑で身を固めた人間たちであった。それらは突如、無抵抗な人々に襲いかかっていく。自衛隊の青年・伊丹耀司(諏訪部順一)はとっさの判断で、市民を危機から守ることに成功した。その後、門の向こうの世界を特地と改め、調査をおこなうことになった。その隊長に、伊丹は抜擢されてしまう。彼は不本意ながらも特地へと乗り込み、そこでの生活を目の当たりにする。特地は科学技術の発達した現代とは違い、魔法技術が発達した世界であった…!
長年勤めた企業を定年退職。その日の夜にいきなり、妻から離婚をいい渡されたら…?『熟年離婚』は2005年10月から12月にかけて、テレビ朝日系で放送されたドラマだ。主演は過去にエランドール賞新人賞や、ブルーリボン賞主演男優賞を獲得し、2005年には紫綬褒章を受章した渡哲也が務めた。主題歌はCOLORの「音色」。「熟年離婚」は、長く生活してきた夫婦が定年退職などをきっかけに、離婚することを指し、流行語にもなった。今作ではある夫婦の離婚をとおして、家族や夫婦のあり方が描かれる。仕事中心で生きてきた幸太郎(渡哲也)。夫婦の危機は、定年退職のその日から始まった。定年退職をした日の夜、妻の洋子(松坂慶子)から突然離婚したいといわれ、離婚届を渡される。離婚届を渡された幸太郎だけでなく、幸太郎の長女の律子(高島礼子)や長男俊介(徳重聡)、次女のみどり(片瀬那奈)にも、それぞれ問題が起こる。
『ダンスウィズミー』は、『ウォーターボーイズ』を監督した、矢口史靖初のミュージカル映画である。今作では「いきなり登場人物が踊りだす」という、ミュージカル映画お決まりの設定を使っていない。代わりに、「音楽を聴くと踊りだす催眠術」を登場させることで、より日本人の感覚に近いミュージカル映画が実現した。また、今作で使われている楽曲は「狙いうち」や「年下の男の子」など、懐メロが多く採用されている。俳優たちのパフォーマンスと融合し、日本ならではのミュージカルシーンに仕上がった。有名企業に勤めているOL・静香(三吉彩花)は姪を連れて、遊園地を訪れる。その一角には薄汚れた施設があり、そこではマーチン上田(宝田明)による、怪しい催眠術がおこなわれていた。姪に連れられるまま中に入ると、そこには催眠術にかかった女性・千絵(やしろ優)の姿があった。千絵への催眠術を目撃した静香は、マーチンに催眠術をかけてもらう。案の定、静香の身体はなんの変化もなかったが、翌日には「音楽を聴くと踊りだしてしまう身体」になっていて…。
『パッセンジャー』は宇宙船内で巻き起こる騒動を描いた、SF作品だ。宇宙船同士のバトルや、SFアクションは用いられておらず、男女の関係がメインとなっている。また、登場キャラクターも数人に絞られており、観客も宇宙の孤独感を味わえる作品となった。地球からの移民を運んでいる宇宙船アヴァロン。内部にはコールドスリープ状態にある数千人の乗客がおり、地球から120年かかる新天地へ向けて、旅を続けていた。地球を出発してから30年後のある日。機械の不具合により、ジム(クリス・プラット)だけが、到着より90年早く目覚めてしまう。ふたたびコールドスリープすることもできず、ジムは宇宙船内での死が確定となり、困惑するのだった。それから1年後。船内で悠々自適な生活をしていたジムは、コールドスリープ中の女性・オーロラ(ジェニファー・ローレンス)に、一目惚れする。彼女を目覚めさせることは可能なのだが、その行為は死の宣告に等しかった。ジムは長い葛藤の末、孤独に耐え切れなくなり、オーロラを目覚めさせてしまうのだが…。
『僕と彼女と彼女の生きる道』は、2004年1月から3月にかけて、フジテレビ系で放送されたドラマ。主演は草彅剛。『僕シリーズ3部作』の第2弾として放送された作品だ。『僕と彼女と彼女の生きる道』のほか、『僕シリーズ3部作』には『僕の生きる道』や『僕の歩く道』がある。草彅剛のほかに大杉漣や小日向文世、浅野和之は『僕の生きる道』に続き、今作にも出演している。主題歌は&Gの「Wonderful Life」。ドラマの放送がはじまった当初は、&Gについて伏せられていたが、稲垣吾郎だと発表された。妻の可奈子(りょう)から、突然離婚してほしいといわれた銀行員の小柳徹朗(草彅剛)。しかし徹朗は、離婚の理由が何なのか、まったくわからない。妻は娘の凛(美山加恋)を残していった。親の徹朗に対しても敬語を使う凛。徹朗は凜を妻の実家に預けようとするが、凛の家庭教師・ゆら(小雪)に娘とのコミュニケーションを大切にするようアドバイスされ、娘と2人きりの生活をすることにする。父と子、2人きりの生活でどんな変化が待っているのか…?
今作は韓国映画の『ブラインド』を、日本に舞台を置き換えてリメイクした作品だ。事故により盲目となってしまった主人公が、連続殺人犯を追い詰めていく、サスペンスとなっている。残虐的な描写もそのまま映像化されたため、今作はR15に指定された。警察への就職が決まり、将来が期待されていた浜中なつめ(吉岡里帆)は、車の運転中に事故を起こしてしまう。同乗していた弟は亡くなり、自身も盲目になったため、夢だった警察官になることもできなかった。失意のなかにいたなつめは、文字起こしの仕事をしながら生活していた。ある日、偶然居合わせた車のなかから響く、少女の声を耳にする。不審に感じたなつめは警察に相談するも、障がい者である自分の意見は聞き入れてもらえず、みずから捜査をはじめていく。視覚を失ったことで研ぎ澄まされた聴覚、嗅覚を頼りに、車を探していくなつめ。彼女はもうひとりの目撃者を探し出し、ふたりで捜査に乗り出していくのだが…。
2018年にアメリカで公開され、多くの国際映画祭で賞を受賞したドキュメンタリー映画。野生動物番組の制作者でもある監督兼主演のジョン・チェスターが映し出す、動物と自然のスケールの大きさと美しさには圧巻の一言だ。また、TVシリーズ『ハウス・オブ・カード』で知られるジェフ・ビールが、劇中の音楽を手がけた。犬や豚、ニワトリなど、映画に出てくる動物たちが可愛いだけでなく、それぞれキャラクターが立っており、ただのドキュメンタリー映画と一線を画す作品となっている。ただ、理想の農場や暮らしを作る素晴らしさだけでなく、実現する難しさや自然との共存の厳しさ、そして理想と現実の間で生じる矛盾への葛藤などが、ありありと描かれている。映画やテレビ番組の制作者・カメラマンのジョン(ジョン・チェスター)と料理研究家のモリー(モリー・チェスター)は、飼い犬の吠えグセが理由で、アパートを追い出されてしまう。それを契機に「本当に体にいいものを育てる」というモリーの夢を実現するために、夫妻は郊外に移り住むことを決意。そんなときモリーが見つけたのは、200エーカーの広大な荒地だった。その荒地に農場を作ろうとする、ジョンとモリーの8年間をカメラが追う。
ドラマ『死神くん』は、2014年4月から6月まで放送された。原作は「フレッシュジャンプ」や「月刊少年ジャンプ」で連載されていた、同名漫画である。脚本を、『忍たま乱太郎』を5期まで担当していた橋本裕志が担当した。また主演の死神くん役を嵐の大野智、死神くんを監視する監死官役をファッションモデルとしても活躍する桐谷美玲が演じる。読者モデルの真実(高田里穂)を親友に持つ、女子高生の福子(大原櫻子)。その真実が火災事故で失明してしまい、福子は毎日のようにお見舞いに行っていた。その福子の前に、スーツを着た30歳謎の男性(大野智)が現れる。「おめでとうございます。お迎えに上がりました」と告げ、彼は死神だと名乗ってくる。福子が残り3日で死ぬという事実を伝えに来たらしいが、もちろん福子はそんなことを信じない。そもそもその姿は、明らかに普通の人間なのだ。しかし「これで信じてもらえますか?」と、死神は空に飛んだ。やり残したことがないようにと死神は福子に伝えるが、福子は死への恐怖と悲しみに苛まれる。それでも何度も死神は、「あなたがしたいことを優先するべきです」と語り掛けてくる。そんな福子のもとへ、想い人である尚之(渡部秀)から電話がかかってきて…?
『おしえて北斎!-THE ANIMATION-』は、2021年3月から配信開始となったテレビアニメ作品。「日本美術×人生哲学」というコンセプトで、夢をかなえるためのヒントをゆる~く描いている。原作はいわきりなおとの漫画で、cakesに連載の後、2017年にサンマーク出版から単行本が発刊されている。1話10分のショートアニメとなっており、歴史上の絵師たちがコミカルなキャラクターとなって次々と登場。アニメ版の制作はコミックス・ウェーブ・フィルムで、CHAIが歌うオープニングテーマも話題。高校1年生の岡倉てんこりん(和氣あず未)は、絵師になりたいという夢を持ち、当面は「デッサン甲子園」という大会での優勝を狙っている。しかしそんな気持ちとは裏腹に、てんこりんはやる気も才能もないダメダメ女子高生だった。そこへ「風神雷神図屏風」に描かれている雷神(小西克幸)が突如現れ、てんこりんの夢をかなえる手伝いをすることに。雷神は、尾形光琳(KENN)、狩野永徳(平川大輔)など伝説の絵師たちを呼び出す力があったのだ。そして、てんこりんの前に現れた伝説の絵師たちが、独自の哲学でてんこりんに「夢をかなえる秘術」を教えていく…。
2002年に放送された、NHK大河ドラマの第41作目となる作品である。NHK大河ドラマ『秀吉』や、高倉健の主演映画『ホタル』の脚本を務めた竹山洋が脚本を手がけている。戦国時代を描いた作品には、名だたる武将を主人公にしたものが多いなか、今作は前田利家とその妻・まつのふたりに焦点を当て、戦国時代を生きた夫婦をメインテーマとした斬新な作品である。主人公の前田利家を演じたのは、NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』で一躍有名となった人気俳優・唐沢寿明である。ヒロインとなる妻・まつを演じたのは、NHK連続テレビ小説『ひまわり』でヒロインを演じ、大ヒットドラマ『GTO』や、『救命病棟24時』シリーズなどに出演してきた実力派女優・松嶋菜々子である。松嶋菜々子は今作がNHK大河ドラマ初出演であり、人気俳優ふたりの共演が大きな話題を呼んだ。尾張国荒子城の城主である前田家の四男・前田犬千代(唐沢寿明)。派手な格好を好み、片手で槍を振り回し、いたずらや悪さが大好きな“かぶき者”として有名だった犬千代はある日、自分よりもさらにスケールの大きな“かぶき者”がいるという噂を聞きつける。犬千代はさっそくその噂の主・織田信長(反町隆史)に自ら会いに行くと、信長はひと目で犬千代のことを気に入ってしまう。そこで犬千代は、荒子城を出て信長のもとで仕官することを決意するのだった。
『ホース・ソルジャー』は、たった12人でテロリストに立ち向かった軍人たちの実話を描く、戦争映画だ。「ホース」の名のとおり、兵士たちは馬に乗って、テロリストたちと戦っていく。『マイティ・ソー』で知られる、クリス・ヘムズワースが主演を務めたことでも話題になった。ヘムズワースのほかにも、『テイク・シェルター』に出演したマイケル・シャノン、『アントマン』シリーズに出演するマイケル・ペーニャがキャスティングされた。9.11同時多発テロの翌日。アメリカの反撃作戦は、すでに始動していた。愛国心の強いネルソン(クリス・ヘムズワース)は、アフガニスタン行きを志願。反撃作戦を指揮する隊長に任命される。ネルソンに与えられたメンバーは、自分を含めてたったの12人であり、少数精鋭での作戦を余儀なくされる。しかも、戦場はアフガニスタン山岳地帯になるため、彼らが足として使えるのは「馬」だけだった。圧倒的不利な状況のなか、ネルソンたちは知力と経験を頼りに、テロリストたちと戦っていく。
今作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』を制作したスタッフによる、長編アニメ映画だ。前2作では10代の若者を中心とした、青春ストーリーが描かれたが、今作では大人の恋愛関係も取り入れ、幅広い世代が共感できる作品となった。メインキャラクターのひとりには、アニメ声優初挑戦となる、吉沢亮が起用された。そのほかにも吉岡里帆や、若山詩音がメインキャラクターを演じ、松平健が演歌歌手の役を演じている。埼玉県は秩父市。高校生のあおい(若山詩音)は、はやくに両親を失っており、姉のあかね(吉岡里帆)とふたりで暮らしている。しかしあおいは進路のことも考えず、ずっとベースの練習に明け暮れており、あかねに心配ばかりかけていた。そんななか、秩父の音楽祭に大物演歌歌手の参加が決まる。そのバックバンドには、あかねの元恋人である慎之介(吉沢亮)の姿があった。夢を諦め、すっかり変わってしまった慎之介を前に、あかねは失望をあらわにする。一方、ベースの練習中だったあおいの前には、なぜか高校生の姿の慎之介が出現していて…。
『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の見所を徹底解剖!テレビアニメ『鬼滅の刃』と連動した、ABEMAオリジナルの特別番組『鬼滅テレビ』のスペシャル回。『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の公開を記念し、メインキャストが見所を語り合うほか、関連イベントやグッズなどの最新情報を届ける!2020年10月25日に「ABEMAアニメチャンネル」にて放送された。大人気テレビアニメ『鬼滅の刃』のその後を描く、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』。2020年10月16日に劇場公開がスタートした本作の魅力を伝えるため、ABEMAの特別番組『鬼滅テレビ』でもスペシャル回が登場した。番組に出演するのは、花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、平川大輔ら6人のメインキャスト。それぞれが劇場版のシーンを振り返りながら、各キャラの見所を語り合う。見た目とは裏腹に不気味で残酷な魘夢の役作りの難しさや、炭治郎らを夢から覚まそうとする禰豆子のかわいさについて、熱いトークが繰り広げられる。また、劇場公開翌日にTOHOシネマズ六本木ヒルズでおこなわれた公開記念舞台あいさつの模様を振り返るコーナーもあり、当日の舞台裏も明かされる。そのほか、劇場版の楽曲を用いたオーケストラコンサートやコラボカフェ、人気キャラのグッズなどの最新情報も紹介される。
フジテレビ系列で2010年に放送され、全話平均視聴率が17%を超えた人気のドラマ。原作は、『図書館戦争』や『三匹のおっさん』などのベストセラー小説で知られている人気作家・有川ひろの同名小説である。脚本は『救命病棟24時』や『僕の生きる道』などの作品を手がけてきた橋部敦子が担当し、家族の大切さや、主人公が少しずつ生きる力を取り戻していく過程が丁寧に描かれている。第67回ザテレビジョンドラマアカデミー賞において最優秀作品賞を受賞し、主人公を演じた二宮和也は、その演技が高く評価され、主演男優賞に輝いている。大学の工学部を卒業し、部品会社に就職した武誠治(二宮和也)だったが、社員研修のやり方や、嫌な上司に我慢することができず、3ヶ月で退職してしまった。次の就職先はすぐに見つかると甘く考えていたが、再就職活動はうまくいかず、父・誠一(竹中直人)からはいつも小言をいわれ続け、次第に家族を避けるようになってしまう。誠一から月々の食費を請求されたことがきっかけで、誠治はアルバイトを始めるが、どれも長続きせず、食費も納められずにダラダラとした生活を送るようになってしまう。そんなある日、誠治は台所で母・寿美子(浅野温子)がブツブツとひとり言をくり返している姿を見てしまう。夫や息子から冷たくされ、さらに隣人からの嫌がらせも重なり、寿美子は重度のうつ病を患ってしまっていたのだった。
2020年1月に、2夜連続で放送された。フジテレビ開局60周年特別企画として制作された。原作は2013年の「週刊文春ミステリーベスト10」において第1位に輝いた、長岡弘樹によるミステリー小説『教場』である。警察を舞台とするこれまでの数々のベストセラー小説とはひと味違う、「警察学校」という場所に着目した斬新な作品だ。主人公の警察学校教官・風間公親を演じるのは、大人気俳優・木村拓哉。風間が受け持つことになったクラスの生徒役を務めるのは、工藤阿須加、川口春奈、大島優子、林遣都、葵わかな、三浦翔平など実力派若手俳優たち。その豪華な顔ぶれに、放送前からとても大きな関心が集まった。脚本は、『踊る大捜査線』シリーズの脚本などを担当してきた脚本家・君塚良一が手がけており、スリリングかつ重厚なストーリーから目が離せない。初任科第198期短期課程の担任・風間公親(木村拓哉)。白髪で、サングラス越しの鋭い眼差しが印象的な教官だ。風間は初授業の日、自分を呼びに来た教場当番の宮坂(工藤阿須加)に突然、職務質問のシミュレーションをさせる。戸惑いながらも正確にこなした宮坂だったが、なぜか風間は宮坂に、退校届の用紙を突きつけるのだった…。
『王様のためのホログラム』は、サウジアラビアを舞台に活躍する営業マンを描いた、コメディ映画だ。主演は『キャスト・アウェイ』に出演した、トム・ハンクス。監督は『クラウド アトラス』で、ハンクスとタッグを組んだ経験を持つ、トム・ティクヴァが務めている。旅行に行くのも難しいサウジアラビアが舞台とあって、今作ではアメリカとのギャップが多く描かれている。国全体が禁酒体制をとっていたり、オフィスがテントだったりするなど、日本人も驚くような現地の文化が楽しめる作品だ。勤めていた会社の業績悪化により、すべてを失ったアラン(トム・ハンクス)。彼はIT企業に再就職し、サウジアラビア国王に最先端の映像装置「3Dホログラム」の営業をすることになってしまう。無事サウジアラビアに到着したものの、国王との面会はかなわず、時間だけが過ぎていった。アランたちの拠点は砂漠にあるテントであり、そこにはネット環境もない。絶望的な状況のなか、アランは国王に会うため、言語も文化も違う国で奮闘していくのだった。
第50作目のNHK大河ドラマとして、2011年に放送された作品。主人公・江を演じたのは、ドラマ『のだめカンタービレ』のヒロインを演じて一躍大人気となった若手女優・上野樹里である。上野樹里は初めての大河ドラマ出演で、主演の大役を果たすことになった。脚本を担当したのは、2002年のNHK連続テレビ小説『さくら』で橋田賞を受賞し、2008年には日本国内だけでなく、アジアでも大ヒットする作品となったNHK大河ドラマ『篤姫』の脚本を手がけたことで知られる田渕久美子である。『篤姫』に続く、女性を主人公とした大河ドラマに多くの期待が集まった。戦国の世の中、織田信長(豊川悦司)の妹・市(鈴木保奈美)は北近江の浅井家に嫁ぐことが決められてしまう。それは京の都に上洛することをもくろんだ兄・信長が、その道の途中にある近江の浅井家と同盟を結ぶために決めた政略結婚であり、市にとってはまったく気の進まない婚姻であった…。しかし、結婚相手の浅井長政(時任三郎)に出会った市は、その優しい人柄に触れ、長政のことを大切な伴侶だと思うようになる。やがてふたりは仲睦まじい夫婦となり、茶々(芦田愛菜)、初(奥田いろは)と名付けたふたりのかわいい娘に恵まれ、幸せな生活を送るようになった。その矢先、夫・長政と兄・信長ははからずも敵対関係となり、浅井家と織田家の全面戦争が勃発してしまうのだった…。
世界中の音楽シーンに多大な影響を与えた、ビートルズ。もし彼らが存在しなかったら、現在の音楽業界はどのように変化していただろうか? そんな「もしビートルズがいなかったら」という、ifの世界を描いた作品が、『イエスタデイ』である。今作はビートルズが消えた世界で、唯一彼らの曲を覚えているミュージシャンが主人公となる。劇中ではタイトルにもある「イエスタデイ」をはじめ、「レット・イット・ビー」など、ビートルズの名曲が披露された。売れないミュージシャンのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、アルバイトをしながら、音楽活動を続けていた。ある日、世界中で停電が起き、自転車に乗っていたジャックはバスと激突。そのまま病院に運ばれ、数日間のこん睡状態が続いた。ついに目を覚ましたジャックだったが、世界中の人々がビートルズを知らないことに気がつく。そしてみずからの音楽を捨て、ビートルズの楽曲を自分名義で発表。すぐにインターネット上で話題となり、一躍スターとなるが、ジャックの心には迷いが生じていた。
ドラマ『ハリ系』は、2007年10月に放送されたファンタジー作品。ハリネズミから進化したハリ系人間が主人公。人間の女性に恋をするも、背中に背負ったハリのせいでなかなかうまくいかないふたりに、もどかしくも心温まるストーリー展開が魅力である。主人公のハリ系人間役には、その後ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』や『美食探偵 明智五郎』などカメレオン俳優として知られる中村倫也が抜擢された。この世界には、ハリネズミが進化したハリ系人間と、サルが進化したサル系人間といわれる普通の人間が共存していた。ハリ系人間である耳田ハリ彦(中村倫也)は、実家で営んでいる鍼灸院を手伝う穏やかで心優しき青年。家族や周りの人にも恵まれ、何気ない日常を過ごしていた。そんなある日、ハリ彦は付き合っていたハリ奈(阿井莉沙)にフラれ塞ぎこんでしまう。落ち込むハリ彦をなんとか慰めようと、親友の藤井亮介(松澤傑)は繁華街へと連れ出したのだ。周りがカップルでにぎわうなか、ハリ系人間のなかでもエリートと称されるハリ也(中野雄一)が、ハリ奈を連れてドライブへと出かける姿を偶然にも見つけてしまう。
ドラマ『シェアハウスの恋人』は、2013年1月に放送されたラブコメディ作品である。当時、『テラスハウス』の影響で男女のシェアハウスで起こるラブロマンスに世間が注目していたこともあり、注目度の高い作品となっていた。地味な30歳OL・津山汐が、今までの人生を振り返り自分を変えるためにシェアハウスに入居。ふたりの男性の間で揺れ動く三角関係のドタバタラブストーリーである。主演には、その後ドラマ『失恋ショコラティエ』などに出演した女優・水川あさみが抜擢された。そのほかにも、大泉洋や谷原章介といった実力派俳優たちが勢ぞろいしている。地味なOL・津山汐(水川あさみ)は30歳になるが、恋人なし・友人なしの寂しい人生を送っている。一生独り身である覚悟はあるものの、このままではなんのご縁もないまま死んでしまうという考えがうっすら頭をよぎった汐は、意を決してシェアハウスに住むことに!そんな彼女の同居人は、スーパーで働いている川木辰平(大泉洋)と派遣社員の山吹(三浦理恵子)だった。そんなある日、辰平は突然汐に自分が宇宙人だと告白するのであった。
『トロピカル~ジュ!プリキュア』は、2021年2月から放送開始となったテレビアニメ作品。プリキュアシリーズの通算18作目となり、「今、一番大事なことをやろう!」がテーマとなっている。また、「海」と「コスメ」がモチーフであり、人魚も登場する南国イメージの少女戦士ストーリー。制作は東映アニメーションで、シリーズ構成は『ケロロ軍曹』『Re:ゼロから始める異世界生活』などを手掛けた横谷昌宏が務めている。南乃島という小さな島から都会のあおぞら市に引っ越してきた少女・夏海まなつ(ファイルーズあい)は、海岸で人魚のローラ(日高里菜)に出会う。ローラは、グランオーシャンという人魚の世界から伝説の戦士・プリキュアを探しにやってきていた。そこへグランオーシャンを襲撃した、あとまわしの魔女(五十嵐麗)の一味・チョンギーレ(白熊寛嗣)が現れ、怪物を操って人間の「やる気パワー」を奪いはじめる。ローラもその怪物に捕まってしまうが、まなつがローラを助けようと怪物に突進!そして、伝説の戦士だけが開けられるというコンパクトを開けてプリキュアに変身したまなつは、事情を飲み込めぬまま怪物に攻撃していく…!
『ラスダン』放送直前! 作品の魅力に迫るABEMAオリジナル番組!アニメ『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』の放送を記念した、ABEMAオリジナルの特別番組。作品に出演する主要キャストが全5回にわたり、同作の最新情報や見所を伝える!2021年1月放送開始のアニメ『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』。辺境の村出身のあどけない少年が仲間たちと出会い、大冒険を繰り広げる今作の魅力を伝えるため、ABEMAオリジナルの特別番組が企画された。番組の司会を務めるのは、ロイド役の花守ゆみりと、セレン役の朝日奈丸佳の2人。全5回にわたって、同作の魅力を伝える役目を担う。毎回の放送には、茅野愛衣、日岡なつみ、津田美波、伊藤美来をはじめ、作品に出演した声優たちがゲスト出演!各回1人ずつのキャラ紹介と、担当声優からの感想が披露される。特別ミニコーナーとして、クローズアップされたキャラの声優が、ランダムに引き当てたキーワードをもとに、エピソードトークをする企画もおこなわれる。番組の後半では、司会の2人とゲストたちが、家事女王決定戦、方言クイズ、イラスト選手権など、ユニークな企画にチャレンジ! 人気声優の知られざる意外な一面も明かされることになる。
アメリカ同時多発テロの首謀者として知られるビンラディン。テロが起きた当初は、アメリカ国民のビンラディンへの恨みは相当なものだった。今作ではビンラディンを捕らえるため、たったひとりでパキスタンに乗りこんだ男を描いている。フィクションのようなストーリーだが、今作で語られることのほとんどが実話である。実際のゲイリー・フォークナーも、7度パキスタンに入国しており、本気でビンラディンを捕えようとしていた。狂気と愛国心をあわせ持つゲイリーを演じた、ニコラス・ケイジの演技にも注目だ。アメリカに住むゲイリー(ニコラス・ケイジ)は、ビンラディンを逮捕できない政府に苛立ちを感じていた。そんなある日、ゲイリーのもとに神(ラッセル・ブランド)が降臨する。神は「ビンラディンを捕まえろ」とゲイリーに告げ、消えていった。しかし、ゲイリーにはパキスタンまで行く金がない。すぐにラスベガスに向かい、現金を調達。ヨットと日本刀を手に入れ、ビンラディン逮捕を現実のものにしようと奮闘していく。
累計発行部数5,500万部を超える週刊少年ジャンプ屈指のSFギャグコメディ漫画『銀魂』の最終章が、ついに『銀魂 THE FINAL』として2021年1月8日より映画化。監督を務めるのは、アニメ『銀魂』の第3期以降を担当した宮脇千鶴。銀時役に『ジョジョの奇妙な冒険』や『涼宮ハルヒの憂鬱』などの出演で知られる杉田智和、神楽役を『鋼の錬金術師』でアルフォンス・エルリック役を務めた釘宮理恵が演じる。物語はクライマックスから始まる。龍脈からあふれるエネルギー・アルタナを巡る戦いは、銀時(杉田智和)たちのかつての師でもある虚(山寺宏一)を倒すことによって一度は終焉を迎えた。しかし、虚の復活を目論む異星人らが急襲。ターミナルが占拠されるも、江戸の戦力の集結によって首謀者らの艦隊は撃墜。かつての伝説の攘夷志士である銀時と桂(石田彰)と高杉(子安武人)が一足先に、ターミナルのなかへと乗り込んでいく。兵士たちを蹴散らして進む3人。多すぎる敵の数に銀時たちがピンチに陥ったとき、あいつらが全員集結してターミナルになだれ込んできた。勢揃いした銀魂のキャラクターたちが力を合わせる最終決戦が幕を開ける。一方、敵陣営では復活を待たずして虚が暗躍し始めており…?
大学病院の内側や医局制度、医学界を描いた人気社会派ドラマ『白い巨塔』が2019年に、5夜連続で帰ってきた。テレビ朝日開局60周年記念のドラマスペシャルとして放送された。『花のれん』で第39回直木賞を受賞し、『大地の子』や『沈まぬ太陽』などの社会派小説を手掛けてきた山崎豊子による同名小説をドラマ化。医局の内部のさまざまな人間関係をリアルに描く社会派ドラマだ。『白い巨塔』は2019年5月22日に第1夜が放送され、26日の最終夜まで5日間にわたって連続放送された。監督は鶴橋康夫と常廣丈太の2人が担当している。今作では岡田准一が主演を務め、過去には1978年に田宮二郎、2003年に唐沢寿明、2007年に韓国でキム・ミョンミン主演でドラマ化されている。浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)と、第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)。財前は腹腔鏡手術が得意とし、天才的なオペをすることで知られ、数々の手術を成功に導く。一方で医局の同期・里見は出世欲があまりなく、研究や診療第一の姿勢をとる。浪速大学医学部では次期第一外科教授選選考委員会が開かれていて、財前は次期教授候補だったが違う人物も候補として名前が挙がり…?
タイムトラベル映画は数多く存在しているが、『タイム・トラップ』ほど奇想天外な設定を用いた映画は少ない。今作では「時間の流れが遅くなる」洞窟が登場し、過去・現在・未来が入り乱れるスト-リーが展開する。原始人が登場したかと思えば、次の瞬間にはるか未来からやってきた人類が登場したりと、時代の振り幅が大きいのも特徴である。若返りの泉を探すべく、ホッパー教授(アンドリュー・ウィルソン)はある洞窟にたどり着く。この洞窟ではすでに行方不明者が出ており、ホッパー教授も注意して洞窟内部へと入っていく。それから2日後。ホッパーの帰りが遅いことを心配した生徒たちは、捜索隊を結成。ホッパーの足取りをたどり、洞窟へと入っていくのだが、途中でロープが切れてしまい外に出られなくなってしまう。一方、洞窟から出ていたホッパーは、乗ってきた車がボロボロになっているのを発見。となりには生徒たちが乗ってきたであろう車もあり、こちらも同じように劣化していた。洞窟の中と外では、時間の流れが違うことに気がついたホッパーは、生徒たちを探すため、ふたたび洞窟に入っていくのだが…。
2012年に韓国で公開され、観客動員数1,200万人以上を記録した大ヒット映画である。日本でも翌年公開され、多数のドラマ出演などで日本国内でも高い人気を誇る実力派俳優イ・ビョンホンが主演を務めた。韓国で権威ある大鐘賞映画祭において、最優秀作品賞、最優秀男優賞をはじめ15冠に輝く名作となった。イ・ビョンホンは今作が初めての時代劇作品となり、さらに1人で2役を演じるという難しい役柄を見事に演じきっている。主人公の正室となるヒロインを演じたのは、ドラマ『トンイ』で主演を務めた人気女優のハン・ヒョジュ。また主人公に仕える忠臣役は、映画『神弓-KAMIYUMI-』などの出演で知られる実力派俳優リュ・スンリョンが務めた。朝鮮王朝第15代王、光海君(イ・ビョンホン)の時代。王の反対勢力が力を増し、光海君はたびたび命を狙われるようになっていた。料理にも毒が仕込まれるようになり、心身ともに疲れきってしまった光海君は、自分によく似た男を探すよう、極秘の命令を下す。そのころ都のとある妓生宿では、道化師のハソン(イ・ビョンホン)が、暴君となってしまった王のことを茶化した芝居をしていた。偶然その芝居を目にした光海君の側近であるホ・ギュン(リュ・スンリョン)は、王にそっくりの顔を持つハソンを強引に王宮へと連れて行くのだった…。
ごちうさのキャストがABEMA番組に登場!テレビアニメ『ご注文はうさぎですか?BLOOM』の放送を記念したABEMAオリジナルの特別番組。佐倉綾音、種田梨沙、佐藤聡美ら、主要キャストが同作にちなんだ企画をとおして、作品の世界観を盛り上げる! 2020年9月~12月にABEMAで不定期配信された。2020年10月放送開始のテレビアニメ『ご注文はうさぎですか? BLOOM』。シリーズ第3作となる本作を盛り上げるため、作品に参加した佐倉綾音、種田梨沙、佐藤聡美、徳井青空、村川梨衣の5人がスタジオに集結! 佐倉の司会により、作品の魅力をたっぷり伝えるABEMAオリジナルの特別番組が始まることになった。特別番組の初回放送日である9月19日が、実は佐藤演じる千夜の誕生日だということにちなんで、最初の企画がスタートする。その名も「ご注文は千夜ですか?」。佐倉、種田、徳井、村川の4人が、千夜に関するさまざまなお題にチャレンジし、千夜役の佐藤がそれをジャッジすることになる。出題されたのは、「千夜の魅力といえば?」「千夜とのベストコンビといえば?」「千夜に褒められたら嬉しい一言といえば?」という3つのお題。佐倉たち4人は、佐藤の気に入りそうな回答を模索するのだった。そのほかにも、「帰ってきたギャラクティかわいい選手権」をはじめ、個性的な企画が次々とおこなわれていく。
漫画家のココミによる『リスタートはただいまのあとで』を実写化した映画であり、2020年9月4日に公開された日本映画である。監督は、今作が長編映画監督デビューとなる井上竜太。監督作品はないものの、『パレード』『白夜行』『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』など数多くの作品を手がけた敏腕プロデューサーである。主演は日本だけでなく、中国でも高い人気を誇る古川雄輝と、『獣電戦隊キョウリュウジャー』で主演を果たし、役者だけでなく、声優・モデルとしても幅広く活動する竜星涼のふたりが務めた。故郷の田舎を離れて、都会で会社勤めをしていた光臣(古川雄輝)は、ある日、上司から人間性を否定される。このことがきっかけとなり、光臣は会社を辞職し、故郷に戻ることを決意。そんな光臣が、10年ぶりに戻った故郷で出会ったのが、近所のじいちゃん(螢雪次朗)の養子である大和(竜星涼)だった。はじめは「馴れ馴れしくてウザい」と大和を敬遠していた光臣だが、大和の優しさと穏やかさに少しずつ惹かれはじめていく。
『WAVE!!〜サーフィンやっぺ!!〜』は、2021年1月から放送開始となったサーフィンを題材にしたテレビアニメ作品。MAGES.によるメディアミックス作品であり、2020年10月に3部作の形式で劇場版アニメとして公開され、翌年からテレビアニメとして再制作されている。ほかに、スマホ用ゲームアプリやWeb漫画などのコンテンツも展開中。アニメ版の制作は、サンリオ関連をはじめ企業や地方PR作品を多く手掛けている旭プロダクション。バラエティーに富んだキャラクターたちと、それを演じる人気男性声優たちも話題となっている。舞台は茨城県の大洗町。この町で育った中学生・陽岡マサキ(前野智昭)は、泳ぎが苦手ということもあり、友人の田中ナル(中島ヨシキ)がいくら誘ってもサーフィンをやりたいとは思わなかった。しかし、転校生・秋月ショウ(小笠原仁)のサーフィン姿に魅了されたことで、自分もサーフィンをはじめると決意。もともとバランス感覚に長けていたマサキは、初心者ながら早い上達を見せる。そして、マサキはサーフィンの面白さとともに怖さもしっかりと学んでいき、仲間とともにサーファーの頂点を目指していく。
『EX-ARM』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、2030年の近未来を舞台に、EX-ARMと呼ばれる超兵器を巡る警察と犯罪組織との戦いを描いている。原作は、HiRockの原作・原案、古味慎也の作画によるSF漫画で、2015年からグランドジャンプにて連載開始され、その後も少年ジャンプ+などで続編が連載されている。2018年には、スピンオフとして久麻當郎による小説版も発表された。アニメ版の制作はビジュアルフライトで、監督は『KG カラテガール』などを手掛けてきた木村好克が務めている。舞台は2014年の東京。高校生・夏目アキラ(斉藤壮馬)は、不良たちにからまれる女性を助けようと道路へ飛び出したところで交通事故に遭ってしまう。そして時代は変わって2030年。警視庁交通課の上園美波(小松未可子)は、アンドロイド警察官のアルマ(鬼頭明里)とともに、EX-ARMの取引現場からまんまと「EX-ARM“No.00”」を奪取して密輸団の船に逃げ込む。そして、その「EX-ARM“No.00”」を起動すると、そこからアキラの意識が生まれる。「EX-ARM“No.00”」は、アキラの脳を利用した超兵器だったのだ。現状に混乱するアキラだったが、美波、アルマとともに密輸団と戦っていく…。
『2.43 清陰高校男子バレー部』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、福井県の高校を舞台にバレーボールで全国大会を目指す男子部員たちの物語。原作は壁井ユカコの小説で、2012年から集英社のWEB文芸サイト「RENZABURO」で連載開始され、翌年単行本化された。山川あいじの作画でコミカライズもされている。アニメ版の制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『あんさんぶるスターズ!』などを手掛けたdavid production、監督は木村泰大が務めている。舞台は福井県の紋代町。男子中学生・黒羽祐仁(榎木淳弥)は、幼いころ東京へ引っ越してしまった灰島公誓(小野賢章)が故郷・福井へ戻ってくると聞き、再会を楽しみにしていた。しかし公誓は祐仁を無視するかのように振る舞い、ほぼ活動休止状態のバレーボール部でひとり練習に励んでいた。そんな公誓に対し、不満ながらも祐仁は幼なじみとして一緒にバレーボールに励むようになるが、公誓のストイックぶりに少々ついていけない気持ちも生まれてくる。そんななか、地元の先輩から公誓が東京の中学にいたころ、部活でほかの部員を自殺未遂に追い込む事件を起こしていたと聞き…。
カズオ・イシグロの衝撃作、世界初のテレビドラマ化!日系イギリス人作家・カズオ・イシグロの小説『わたしを離さないで』をもとにした、テレビドラマ。山奥の寄宿学校で育った男女が、生まれながらに背負わされた哀しい運命に翻弄されていくヒューマンラブストーリー。2016年に全10話が放送された。山奥にひっそりとたたずむ、寄宿制の私立学校・陽光学苑。高い塀に囲まれた敷地のなかでは、子どもたちが元気に走り回っていた。学苑の方針により、寄宿舎で生活をともにする彼らは、大人たちの指導の下、健やかに成長していた。ある日、学苑に新米女性教師の堀江龍子(伊藤歩)が赴任してくる。新人でありながら、わざわざこの山奥の学苑を志望したのは、校長の教育理念に惹かれたからだった。期待に胸をふくらませた彼女は、学苑に着くなり、元気な子どもたちの様子を見て、改めて学苑の理念に賛同するのだった。ところが、まもなく堀江は奇妙なことに気づき始める。どこのクラスを見学しても、「社会」の授業がないのである。そのかわり、「心」という独自の科目が教えられている。それに加えて、子どもたちは週1回の身体測定が義務づけられ、自身の健康を守れない者は退学になると脅されていた。いったい校長が子どもたちに課した「使命」とは何なのか。その謎が明かされるとき、哀しい運命に翻弄される男女のストーリーが始まる。
『蜜蜂と遠雷』は恩田陸による同名小説を、映画化した作品だ。ストーリーはピアノコンクールに出場する、4人のピアニストを描く群像劇で、それぞれの視点に切り替わりながら物語が進行する。音楽面だけでなく、ピアニストたちが抱える心の問題にも注目したい。主演を務めたのは、今作の演技で日本アカデミー賞優秀主演女優賞に選ばれた松岡茉優。ライバルとなるピアニストたちは、ハリウッドでも活躍する森崎ウィンや、『娼年』に出演した松坂桃李が演じている。若きピアニストたちが出場する、国際ピアノコンクール。天才少女と呼ばれながらも、長いことピアノを避けていた栄伝亜夜(松岡茉優)の復活もあり、音楽ファンから注目を集めていた。同コンクールには、女性人気の高いマサル(森崎ウィン)や、サラリーマンとピアニストを両立する明石(松坂桃李)などが出場する。なかでも注目されていたのが、ピアニストのホフマンに育てられた風間塵(鈴鹿央士)だ。彼は亡きホフマンからの「ギフト」であり、批評家たちの間でも評価が真っ二つに分かれてしまう。そして、コンクールは予測不能の本選へと進んでいくのだが…。
『ジョン・ウィック』シリーズは、最強の暗殺者が復讐のために大勢の敵を倒していく、アクションシリーズだ。今作は第3作目であり、2作目のラストから直接つながるスト-リーとなっている。前作同様キアヌ・リーブスが主演、チャド・スタエルスキが監督を務めており、シリーズ最大の戦いが描かれた。シリーズの醍醐味は、その爽快さにある。たったひとりの殺し屋が、圧倒的多数の敵相手に「無双」していく姿は、説明不要なアクションとしての面白さに満ちている。R指定でもあるため、容赦ない流血描写にも注目だ。殺し屋たちの間にもルールがある。最強の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、中立地帯である「コンチネンタル・ホテル」内で殺人をおこない、鉄の掟を破ってしまう。彼の首には多額の賞金がかけられ、世界中の殺し屋たちから狙われていた。窮地に陥ったジョンは、かつて自身が手を貸した殺し屋ソフィア(ハル・ベリー)と会うため、カサブランカに逃亡。しかしすでにカサブランカには、ジョンの命を狙う大量の殺し屋が集結していた。
タイトルにある「ワンス・アポン・ア・タイム」とは、日本語で「むかしむかし…」という意味である。今作はハリウッドの黄金期である1960年代を舞台とし、フィクションと現実がミックスされた、「おとぎ話」といえる作品だ。監督のクエンティン・タランティーノは、熱心な映画ファンとしても知られている。そのため、今作にはマカロニ・ウエスタンや、ブルース・リーなど、タランティーノが憧れた映画の要素がふんだんに盛り込まれた。リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は西部劇のスターであったが、最近は仕事に恵まれず、将来に悩む日々が続いていた。彼の相棒でスタントマンのクリフ(ブラッド・ピット)もまた、仕事の少なさに嘆いている。そんなふたりに、イタリア映画の仕事が舞い込んでくる。リックは慣れないイタリアでの仕事をやり遂げ、成功を収めてアメリカへと帰国。一方そのころ、リックの家の隣に住んでいるシャロン・テート(マーゴット・ロビー)に、不気味な影が忍び寄っていた。
将棋の世界のリアル。勝負事の厳しさを、女流棋士の生活をとおして描く。映画『とらばいゆ』は2001年に公開された。監督は後に『NANA』や『NANA2』、テレビドラマ『恋がヘタでも生きてます』などを手掛けた大谷健太郎で、脚本も担当している。本城麻美(瀬戸朝香)は女流棋士。だが、Bリーグに所属していて成績はよくない。将棋の世界も厳しく、プロ棋士になっても勝ち負けの世界だ。また麻美の妹・里奈(市川実日子)も女流棋士で、麻美と同じくBリーグ所属だ。そんな里奈はミュージシャンの矢島弘樹(村上淳)と同棲している。麻美は、夫でエリートサラリーマンの一哉(塚本晋也)に、将棋のBリーグから落ちたら棋士をやめることと、一哉と離婚することを提案した。そのことを里奈に知られると、麻美と里奈は口げんかのようになり…。そして麻美のBリーグ残留を賭けた、対局相手が決まった。それは妹の里奈だった。麻美はBリーグに残留できるのか、それとも棋士をやめて夫と離婚するのか…?
『アタックNo.1』は、2005年4月から放送されたドラマ作品である。原作は、1968年1月より「週刊マーガレット」にて連載された浦野千賀子の代表作。昭和を代表するアニメ『アタックNo.1』が、記憶に残っているという人も多いなか、平成の『アタックNo.1』として上戸彩主演でテレビドラマ化された。今では考えられないようなスパルタ指導を受ける主人公たちだが、バレーにかける情熱が伝わってくる作品に仕上がっている。富士見学園のバレー部員として活躍している、鮎原こずえ(上戸彩)。同じバレー部の親友である早川みどり(酒井彩名)と石松(森田彩華)とは、切磋琢磨して成長しあえる関係性にあった。富士見学園と他校との対決では、みどりを筆頭にスパイクやアタックが決まり点の獲得に繋がったものの、勝利までは一歩届かず。みどりは下級生からも尊敬される高嶺の存在だが、こずえは努力してもなかなか芽が出ずにいた。そんなある日、努力の甲斐あってこずえは選抜に見事選出! しかし、活躍しているみどりが選ばれていないこともあって、周りからは非難の声が高まっていく。
ドラマ『黒革の手帖』は、2017年7月から放送されたサスペンス作品である。銀行の派遣社員として働きながら、母親が残した借金返済のために銀座のホステスで働く普通の女性。しかし、ある日を境に1億8千万円もの大金を押領し、銀座の一等地に自分の店を構えたのだ。人間の欲望が渦巻く描写が色濃く表現された世界観に、圧倒される作品となっている。原作は、『砂の器』や『ゼロの焦点』といった名作を世に輩出してきた、松本清張が手掛けた長編小説である。主演には、映画『るろうに剣心』シリーズでヒロインを務めるなど、清楚なイメージが強い実力派女優・武井咲が抜擢されている。東林銀行の派遣社員として働く原口元子(武井咲)。仕事をしない正社員に比べ、昇給もボーナスもなしの働きロボットでいることに嫌気がさしていた。そんな元子の裏の顔は、銀座のクラブ「燭台」で働く派遣ホステス。その背景には、亡くなった母親が残した借金があった。借金の返済でお水の世界に入った元子だったが、次第に生活の格差を痛感する。銀行の同僚である山田波子(仲里依紗)の誕生日会の帰り道、借金返済のために大金を持ち歩いていた元子はひったくりに襲われるも、偶然通りかかった安島富夫(江口洋介)に助けられたのだ。
アニメ『7SEEDS 第二期』は、2021年1月よりTOKYO MXで放送されたサバイバルSFストーリー作品。人類滅亡の危機に備え、冷凍保存された7人の男女たちが目覚めたのは海の上だった。未開のジャングルに降り立ち、巨大化した植物や荒れ狂う動物、昆虫に襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活が今はじまる。今作では、自分たちが課せられた使命を知ることで、個々の想いを抱きながら過酷な環境のなかを懸命に生きていく力強い姿が描かれている。黒髪の少女・岩清水ナツ(東山奈央)は、ある日目が覚めると荒れ狂う海に飲み込まれる寸前であった。間一髪のところ青田嵐(福山潤)に助けられるも、たどり着いた先は誰も足を踏み入れていない未開の地であった。そこは凶暴化した動植物や昆虫の巣窟で、サバイバル生活がはじまったのだ。そんななか、旅のガイドと称する人物から「7SEEDS計画」について明かされたのだ。自分たちは捨てられた人間なのではなく、人類滅亡の危機を救う選ばれし者なのだと。自分たちの使命を胸に行動をするも、春のチームに所属する末黒野花(日笠陽子)が姿を消してしまう。
大ヒットドラマ『不屈の嫁』に続く、不屈シリーズ第2弾!人気俳優パク・ユンジェ主演の韓国ドラマ。2011年に放送された韓国ドラマ『不屈の嫁』に次ぐ、不屈シリーズ第2作。ひとクセもふたクセもある家族が繰り広げる、笑いあり涙ありのラブコメストーリー! 全111話からなる。専業主婦として家族の面倒をみるミラン(キム・ボヨン)。冴えない夫のオ・ダルス(オ・グァンロク)にため息をつき、わがままで気難しい義父のオ・ドンパル(キム・ヨンゴン)に献身的に尽くす日々を送っていた。ある朝、出社するダルスの様子が奇妙であることに気づいたミランは、ダルスが勤める会社に電話をかける。ところが、そこでミランは衝撃の事実を知ることになる。なんと1週間も前に、ダルスは会社を辞めていたのである。家族に合わせる顔がないダルスは、気分転換もかねてペルーにひとりで旅行に行こうとする。だが空港から出発する直前に、追いかけてきたミランに捕まる。観念したダルスは、退職した経緯をミランに打ち明けることにする。話を聞いたミランは、社長にかけ合うべきだとダルスを勇気づけ、ふたりで会社に乗り込むことにする。だが応対した社長のキム・ジソク(パク・ユンジェ)は、無慈悲な言葉でダルスを切り捨てるのだった…。ここから波乱万丈の家族のストーリーが始まることになる。
ドラマ『がんばっていきまっしょい』は、2005年7月にフジテレビ系列で放送された青春スポーツ作品である。原作は敷村良子が手掛けた小説であり、松山市主催の坊っちゃん文学賞を受賞した。またドラマ化だけでなく、映画化もされた作品。ボート部の活動に打ち込む女子たちと、甘酸っぱい恋愛模様が描かれている。主演には、ドラマ『Stand Up!!』に出演した実力派女優・鈴木杏が抜擢された。ほかにも錦戸亮や内博貴といった、元NEWSのメンバーが出演している貴重な作品でもある。これは、ボートに青春を捧げる女子たちの物語である。高校ではボート部に入りたいと考えていた、篠村悦子(鈴木杏)。家出したときに見た、ボートをこぐ4人の姿に感動したからだ。そこで悦子は、早速ボート部の顧問のもとへ行く。しかし入学した松山第一高校には、男子ボート部しか存在しなかった。呆然となった悦子だったが、「ないなら作ればいい」という発想から、女子ボート部の創部を試みることに!
ドラマ『最後のレストラン』は、2016年4月からNHK BSプレミアムで放送されたグルメコメディ作品である。普通のあるレストランに、ときを超えて死ぬ間際の偉人たちが大集結! 無理難題の注文に立ち向かうシェフと、その仲間たちが面白おかしく描かれている。主人公のフレンチシェフ・園場凌役を務めるのは、ドラマ『ディア・シスター』や『南くんの恋人』などに出演している田辺誠一である。そのほかにも、個性的な偉人役には竹中直人や武田鉄矢、トリンドル玲奈などの面々が登場。演技力もさることながら、笑える展開が見逃せない!他界した父が経営していたレストラン「ヘブンズドア」。息子の園場凌(田辺誠一)は、父の後を継ぎオーナーシェフとして奮起していた。父がオーナーを務めていたころは、常連のお客さんもついていてにぎわっていたが、凌が継いでからはそのにぎわいも途絶えていった。お客が減り、従業員も減っていき先行きが不安になっているなか、突然甲冑を身に着けた武士が目の前に現れたのだ。しかもその武士はなんと、戦国武将である織田信長(竹中直人)と名乗った。信長は、死の直前でレストランを訪れていて、凌に難解な料理を要求する。
『クロール -凶暴領域-』は、ワニと人間との攻防を描く、パニック映画だ。日本では動物園でしか見ることができないワニだが、アメリカでは現在でも死亡事故が起きるほど、一般的な動物である。今作ではワニの恐ろしさが、リアリティーたっぷりに描かれ、話題を呼んだ。水泳選手のヘイリー(カヤ・スコデラリオ)は、思ったような結果が出せず、ひとり落ち込んでいた。そんな時に姉のベス(モーフィッド・クラーク)から、実家をハリケーンが襲っているとの連絡が入る。しかも、ひとり暮らしの父と連絡が取れない状況だった。ヘイリーはそんな父、デイブ(バリー・ペッパー)を心配し、大型ハリケーンが到来している父のコンドミニアムに車を走らせる。しかしコンドミニアムに父の姿はなく、かつて家族で住んでいた家に向かったと知る。家の地下室は半分浸水していたが、そこで傷を負った父を発見。脱出を試みるも、地下室には大型のワニが迷い込んでいて…。
『有閑倶楽部』は、2007年10月に放送された学園ドラマである。原作は、少女漫画界の巨匠と称される一条ゆかりが、1981年に「りぼん」で連載を開始した代表作品。テレビドラマ化が決まった時点で、コミックの累計発行部数が2,500万部に達するほどの人気作である。美男美女のセレブ高校生で、生徒会「有閑倶楽部」に所属する6名の生徒たちが、さまざまな角度から世の中の不条理や悪に立ち向かっていく! 主演には赤西仁が抜擢され、そのほかにも横山裕や田口淳之介、香椎由宇、鈴木えみが出演した。ここは、聖プレジデント学園。業界トップの子息や令嬢たちが集まる超セレブ高校だが、そのなかでも「有閑倶楽部」に所属する6名の美男美女たちは一際目立つ存在であった。警視総監を父に持つ生徒会副会長の松竹梅魅録(赤西仁)をはじめ、大病院の跡取り息子で生徒会長の菊正宗清四郎(横山裕)、スウェーデン大使の子息である美童グランマニエ(田口淳之介)など、そうそうたる顔ぶれである。暇を持て余した有閑倶楽部のメンバーは、再来週に控えた神無祭という社交ダンスの全国大会で起きようとしている事件に巻き込まれてしまう。
『ドクター・スリープ』は、スティーヴン・キングのホラー小説を原作とした映画だ。1980年に公開された『シャイニング』の続編でもあり、同作の設定を踏襲し、舞台になったホテルも再登場している。今作で主演を務めたのは、『スター・ウォーズ』シリーズで若きオビ=ワンを演じた、ユアン・マクレガー。彼が演じた役は『シャイニング』にも登場したダニー・トランスであり、トラウマを抱えたまま大人になった姿として登場する。オーバールックホテルでの事件から数十年後。「シャイニング」の能力を持ち続けていたダニー・トランス(ユアン・マクレガー)は、過去のトラウマが克服できず、孤独に暮らしていた。そんなある日、ダニー以上に強い「シャイニング」を持つアブラ(カイリー・カラン)から、テレパシーが送られてくるようになる。それから8年後。殺人事件を察知したアブラは、能力を使ってダニーにメッセージを送る。そのパワーはダニーの家にある黒板に「MURDER(殺人)」の文字となって現れ、ダニーはふたたび「例のホテル」に導かれていく。
『ロード・オブ・ザ・リング』のタイトルで映画化された、名作ファンタジー小説『指輪物語』。ホビットやエルフなど、さまざまな種族が登場する作品であり、現在でも根強い人気を誇っている。今作、『トールキン 旅のはじまり』は、『指輪物語』の作者であるJ・R・R・トールキンの半生を描いた伝記映画だ。トールキンを『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などに出演したニコラス・ホルト、ヒロインはリリー・コリンズが演じている。両親を亡くし、孤児となってしまったトールキン(ニコラス・ホルト)。彼を助けたのは心優しいフランシス神父(コルム・ミーニイ)で、親のいないトールキンを名門校に進学させた。しかし、学校では孤児であることを理由に、一種の疎外感を感じてしまう。最初こそ孤立していたトールキンだったが、芸術の話ができる3人の友人ができ、秘密クラブを結成。ときを同じくして、後に妻となるエディス(リリー・コリンズ)と知り合い、トールキンは幸せの絶頂にいたのだが…。
『メランコリック』は銭湯で秘かに活動している、「殺し屋」を描いた作品だ。低予算の映画ではあるが、サスペンスでも、コメディでもない新感覚の作風が話題となった。2018年にブームを起こした『カメラを止めるな!』と同様に、フレッシュなキャスト、監督で作り上げた作品でもある。主演を務めたのは、映画初主演となる皆川暢二。今作ではプロデューサーも務めており、IT企業に就職していた監督の田中征爾、俳優の磯崎義知らを集結させた。東京大学を卒業した和彦(皆川暢二)は、就職もせず、実家暮らしをしていた。ある日、近場の銭湯を訪れた際に、高校の同級生だった百合(吉田芽吹)と再会する。活発な百合に心惹かれた和彦は、彼女に勧められるがまま、銭湯で働きはじめるのだった。銭湯では掃除や番台など、簡単な仕事をやっていた和彦だったが、閉店後の銭湯で殺人がおこなわれていることを知る。さらに同僚・松本(磯崎義和)が殺し屋だと判明。和彦はいわれるがまま、殺人の後処理をやらされることになっていく。
『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』はアニメ化もされた、大人気コミックである。実写化となった今作では、原作そのままのビジュアルが再現され、原作ファンからも高評価を受けた。劇中では原作どおり、「告白したら負け」の一風変わったラブコメが展開し、表情と心の声とのギャップが楽しめる。日本の政治家、資産家などの子息が通う、名門学校・秀知院学園。この学校は日本で成功するための登竜門とされ、生徒会長はそのなかでも選りすぐりの人物が務めてきた。現在の会長である白銀御行(平野紫耀)は、一般家庭に生まれながらも、努力だけで生徒会長にまでのぼりつめた男だ。そんな白銀を支えるのが、優秀な生徒会役員たち。なかでも副会長の四宮かぐや(橋本環奈)は、白銀とは比べ物にならないほどの財力と家柄を持っており、学園の注目の的だった。このふたりの天才は互いに惹かれあっているのだが、どちらもプライドが邪魔して決して「告る」ことはしない。そして今日も、相手に「告らせる」ため、表には見えない恋愛バトルを繰り広げていく。
ドラマ『逆転のマーメイド』は、2017年12月から2018年5月にかけて放送された。演出を務めるのは、『妻の誘惑』などで知られるコ・フンシクや、 『ラブ・トライアングル~また君に恋をする~』などを手掛けたミン・ヨノン。しっかり者で夫を支える献身的な妻・イェウン役をシム・イヨン、ピアノ教室を設立するも赤字経営で、借金だらけな独身女性・サンウン役をハニョンが演じる。JU医療器社長のジンソプを夫に持つ、専業主婦のイェウン(シム・イヨン)。ジンソプ(カン・ソジュン)とともに結婚生活を送り、新築のマイホームを建てたばかりだった。しかしイェウンには、義母・マルシム(キム・ソンファ)の無茶な注文で振り回されたり、義父の愛人であるヘジョン(オ・ヨンシル)に無理な頼みごとをされてしまう、苦難も待ち受けていた。それでも夫のジンソプの愛があれば、頑張れた。ある日、ジンソプが出張で自宅に帰ってこないため、イェウンは何度も電話をかける。しかしなかなかジンソプは、電話に出てくれない。翌日に帰宅してきた際、ジンソプのワイシャツにキスマークを発見してしまう。ジンソプの不倫に打ちひしがれるイェウン。一方イェウンの姉・サンウン(ハニョン)は、多額の借金返済のために愛のない契約結婚をし、親友のダホン(ボラナ)は仕事をクビにされてしまう。人生のドン底に突き落とされた女たちは逆転することができるのか!?
『じみへんっ!! ~地味子を変えちゃう純異性交遊~』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品。普段は地味なOLが、実はエロティック満載の女性だったというストーリーが繰り広げられる。原作はいぶろー。による漫画。『地味子は意外にエロかった』のタイトルで、「絶対領域R!」で連載されている。アニメ版の制作はstudio HōKIBOSHIで、監督は石倉礼。ヒロインの声は、アダルトゲーム声優として有名な風音が担当している。行橋玲奈(風音)は、眼鏡にだぼだぼカーディガンという地味な見た目で社交性の低いOL。ある日、社内の休憩室で部長(七篠響)と話していた八谷稜平(河村眞人)は、部長から玲奈が処女かどうか確めろと命じられる。部長に弱みを握られている稜平は、やむなく玲奈を飲みに誘う。決して乗り気ではなかった稜平だが、待ち合わせ場所に社内とはまるで正反対な美しい玲奈を見てビックリ。そして飲み屋でも話が弾み、そのままラブホテルへ行くことになるが…。
2010年から2017年まで、女性向け漫画雑誌「デザート」に不定期連載されていた金田一蓮十郎による漫画の実写化作品。原作は、累計発行部数が190万部を突破するほどの人気漫画だ。『映画刀剣乱舞-継承-』や『暗黒女子』で知られる、耶雲哉治がメガホンを取った。主演は森七菜と、アイドルグループ・SixTONESのメンバー・松村北斗のふたり。松村が所属するSixTONESが歌う「僕が僕じゃないみたいだ」が、映画の主題歌となっている。地味で恋愛経験がない女子大生・湊(森七菜)は、両親と義理の弟との4人暮らし。両親の再婚で、義理の弟になった同い年の透(松村北斗)は、クールで無愛想。そして女癖が悪く、いつからか湊と透は互いに冷たい態度を取り合うようになっていた。そんなある日、撮影モデルのアルバイトで、ギャルの高校生の姿で渋谷に出た湊は、透と鉢合わせてしまう。とっさに湊は、別人のふりをするが、透はギャル姿の湊に熱烈なアプローチを仕掛けてくる。
『トラジディ・ガールズ』はSNSにのめり込んだ挙句、犯罪に手を染めるようになっていく女子高生たちを描いた作品だ。炎上やバズといった「SNS文化」に対する皮肉を込めたスト-リーで、ホラーコメディでありながらも、現代社会を風刺した描写も多い。主演女優たちの演技もあり、絶妙なリアリティーを保った作品となっている。アメリカの田舎町で、猟奇的な連続殺人が発生する。警察も犯人を捕まえることができなかったが、女子高生のサディ(ブリアナ・ヒルデブランド)とマッケイラ(アレクサンドラ・シップ)が犯人捜しを開始。ふたりの罠にはまった犯人は、あっけなく捕まってしまう。しかし、サディとマッケイラは犯人を警察に突き出すことはせず、逆に犯人を監禁。ふたりは「トラジディ・ガールズ」なるアカウントを作り、事件を自作自演することで、「いいね」を稼ぐ計画を立てていたのだった。すぐにネットで注目されはじめたふたりだったが、その犯行は徐々にエスカレート。邪魔する人間を次々と殺害し、「いいね」を荒稼ぎしていく。
『夏の恋は虹色に輝く』は、2010年7月からフジテレビ系月9枠で放送されたテレビドラマ。これまで『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー』『不機嫌なジーン』『ランチの女王』といった月9作品を手がけてきた、大森美香のオリジナル脚今作品。主演は『花より男子』の道明寺司役など、俳優としての活躍も目まぐるしい松本潤。ほかにも竹内結子、沢村一樹、伊東四朗、松坂慶子、桐谷美玲、永山絢斗といった俳優陣が出演する。楠大雅(松本潤)は、日本を代表する名優・楠航太郎(伊東四朗)を父に持ち、その偉大な父の背中を追って俳優になるが実力は鳴かず飛ばず。親の七光りと揶揄され、二世俳優として生きづらさを感じていた大雅は、気晴らしに友人とスカイダイビングをしに行く。そのとき、大雅だけ強風にあおられ、雑木林に落下し宙づりになって動けなくなってしまう。脱出することができず困り果てていたところに偶然通りかかったのは、北村詩織(竹内結子)。宙づり状態から助けてもらった大雅は、詩織のその美しさに一目惚れする。しかし、詩織は小学1年生の娘・海(小林星蘭)を育てる未亡人で、亡くなった夫に未練を残しており…!? 運命の出会いから、急速に接近していく大雅と詩織。2人の恋の行方はどうなってしまうのか!?
2012年にフジテレビで「月9」ドラマとして放送された、「密室」における事件のみを取り扱うミステリードラマ。貴志祐介の推理小説『防犯探偵・榎本シリーズ』に含まれる、『硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』などを原作としている。セキュリティ会社の社員・榎本が弁護士の青砥、芹沢たちとともに、密室にまつわる事件を解決していく様子を描いている。主人公・榎本を演じたのは、今作が「月9」ドラマ初主演となった、人気アイドルグループ・嵐の大野智。榎本の助手役になる弁護士・青砥を演じたのは、『LIAR GAME』シリーズや『SPEC』シリーズなどに出演している人気女優、戸田恵梨香である。大手弁護士事務所のフリードマン・芹沢総合法律事務所に移籍したばかりの弁護士・青砥純子(戸田恵梨香)は、やる気に満ちあふれていた。仕事を覚えるため、上司の芹沢豪(佐藤浩市)に同行し、大手銀行の金庫室を訪れた青砥。芹沢と頭取が金庫室内部のチェックをおこなっている間、扉の外で待つことになった青砥は、何気なく目の前にあったボタンを押してしまう。すると突然金庫室の扉が閉まり、芹沢たちは金庫に閉じ込められてしまう。暗証番号は金庫内にいる頭取しか知らない。絶望的な状況のなか、淡々と開錠作業を始めた男の姿が…。暗証番号を念入りに調べるこの男こそ、セキュリティ会社社員・榎本径(大野智)であった。
日本史上最大の合戦、関ヶ原の戦いの真実が今明かされる―。司馬遼太郎の歴史小説『関ヶ原』をもとにした日本映画。石田三成と徳川家康という2人の武将を軸に、豊臣秀吉晩年から関ヶ原の戦いの終結までの壮大な人間ドラマを描く。監督・脚本は原田眞人。2017年公開。1595年夏、豊臣家五奉行のひとり・石田三成(岡田准一)は、主君である豊臣秀吉(滝藤賢一)にとある願い出をしていた。それは、謀反の疑いをかけられ切腹させられた秀吉の甥・秀次の係累である女と子どもたちの処刑を思いとどまってほしいというものだった。しかしその願いは聞き入れられることなく、予定どおり三条河原で凄惨な処刑がおこなわれた。本当に秀次に謀反の意思があったかどうかはわからない。豊臣家の家臣たちの間では、秀吉が自らの子・秀頼に跡を継がせるために、秀次に謀反の罪を着せたのではないかという推測も流れていた。なによりも義を重んじる三成は、そうした秀吉のやり方に疑問を抱き始める。それでも、主君への忠義心から、豊臣家が盤石になるように家臣たちをまとめ上げていた。その一方、豊臣家五大老筆頭の徳川家康(役所広司)は、老いて弱っていく秀吉にあからさまに取り入り始める。どうやらなにか野望を抱いているようである。そんななか、ついに秀吉が没する。それをきっかけに、三成と家康はそれぞれの思惑にしたがって動き出すのだった…。
『白い影』は、日本のテレビドラマ作品。2001年1月期にTBS系列の東芝日曜劇場枠で放送された。原作は渡辺淳一の小説『無影燈』で、主演は中居正広。ほかにも竹内結子、上川隆也、小西真奈美、津川雅彦などが出演する。東京にある総合病院・行田病院。優れた医師が名を連ねる、都内での評判も高いこの病院に、1人の看護師がやってきた。彼女の名前は、志村倫子(竹内結子)。大学病院で働いていた倫子は、この病院に転職してきたのだ。同じ病院で働く外科医・直江庸介(中居正広)とは衝突することも多くあるが、次第に医師として、そして1人の人間として惹かれていく。一方、普段は不愛想でなにを考えているかわかりづらい直江も、ひたむきな倫子の姿に心を打たれ、変わっていくことになる。お互いの気持ちは医師と看護師との信頼関係を超え、やがて恋愛関係へと発展していく。しかし直江の体はとある病に冒されていた。2人にはどんな運命が待ち受けているのか?
『かもしれない女優たち』は、2015年6月にフジテレビ系列で放送されたスペシャルドラマ。お笑い芸人のバカリズムが脚本を書きあげた作品。人気女優たちが「もしも、売れていなかったらどうなっていたのか」をテーマに、もうひとつの人生を自分役として演じる新発想ドラマ。メインの出演女優は、竹内結子、真木よう子、水川あさみの3人。それぞれが女優としてのターニングポイントで、現在と違う選択をした場合のパラレルワールドの自分を演じる。2015年6月――。竹内結子(竹内結子)、真木よう子(真木よう子)、水川あさみ(水川あさみ)の3人は女優として順風満帆な人生を送っていた。しかしそれぞれに、女優として躍進するためのターニングポイントが存在している。もしも、そのときの分岐点で違う道を歩んでいたらどうなっていたのか!?舞台は変わり、2010年――。そう、これは彼女たちが女優としてのターニングポイントで違う道を歩んでいた場合の世界、いわばパラレルワールドのようなもの。ここでは、真木よう子は女優志望のフリーター、水川あさみは売れない女優、竹内結子は雑誌編集者として生きている。各々が悩みや問題を持ち、それにひたむきに向き合いながらもがき苦しむ。やがて、別々の道を歩んでいるはずの3人は不思議な接点を持ち、それぞれの人生がリンクしていく。
『マザー!』は子どもを身ごもった母親と、不審な訪問者たちを描いた衝撃作だ。観客のなかでも賛否が大きく分かれる作品であり、独特のテンポで進んでいくスト-リーは、観る者を圧倒する。日本では劇場公開されなかったが、一部のファンからコアな人気を誇っている。スト-リー面では賛否両論あるものの、主演のジェニファー・ローレンス、ハビエル・バルデムの演技は絶賛された。ふたりともアカデミー賞受賞経験を持つベテランで、観客の恐怖感を搔き立てる名演技を披露した。草原のなかにたたずむ一軒家に住んでいる、1組の夫婦。夫(ハビエル・バルデム)はかつてヒット作を生み出したが、現在はスランプ状態にある詩人。ある日の夜、医者を名乗る男が家にやってくる。不審に思う妻(ジェニファー・ローレンス)だったが、夫はすぐに家に入れてしまった。その日から、毎日のように不審な訪問者が来るようになる。不可解な事態に焦りを感じる妻は、夫に相談するが聞く耳を持たない。彼は誰でも家に入れてしまい、家のなかは見知らぬ訪問者たちであふれかえっていく。
映画『名探偵コナン 緋色の不在証明』は、2021年2月11日から当初3週間限定上映となっていた作品。4月16日公開の映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』のキーパーソンである赤井ファミリーの、出会いや今までの話などをぎゅっと凝縮しており、赤井ファミリーを知らない方はもちろん知っている方でも楽しめる作品に仕上がっている。今作では、アニメで赤井ファミリーの見所となる話をピックアップ! 黒の組織との攻防戦やライバル・安室透(古谷徹)との心理戦バトルといった、手に汗握る展開が丁寧に描かれている。父親の死を不審に思った赤井秀一(池田秀一)は、FBIへ入局後、黒の組織で潜入捜査をおこなっていた。コードネーム・ライとして父親の消息を掴もうと試み、うまく立ち回っていたが、仲間のミスで潜入捜査官だとバレてしまう。組織の情報を持つ赤井の抹殺に動き出す黒の組織。そんなある日、組織に潜入捜査をおこなっていたCIA諜報員の水無怜奈(三石琴乃)を組織に戻すことに成功するも、赤井秀一は来葉峠で肺と頭を撃ち抜かれてしまう。
有村架純の架空の休日を描く、8つのストーリー!2020年3月から5月にWOWOWプライムで放送された、オムニバス形式のオリジナルテレビドラマ。有村架純が架空の休日を過ごす姿を、是枝裕和はじめ5人の監督が想像を膨らませながら描き出す。有村架純が本人役を務めたほか、柳楽優弥やリリー・フランキーら、豪華キャストが共演した。国民的女優、有村架純(有村架純)。現在、主演を務めるテレビドラマ『検察官 轟夕子』の撮影のため、スタジオの楽屋で台本チェックを進めていた。そんななか、楽屋のドアをノックする音がする。入ってきたのは、マネージャーの塚本(野間口徹)。架純を見るなり、申し訳なさそうに「明日は1日撮休になりました」と告げる。なんと撮影現場でインフルエンザが流行し、役者たちがダウンしたらしい。突然の1日休みをもらった架純は、ふと思い立って兵庫の実家に帰ることにする。新幹線と電車を乗り継ぎ、実家の最寄り駅に着いた彼女は、母・由美子(風吹ジュン)と落ち合い、実家へと向かう。久しぶりの実家で、由美子と料理をしながら羽を伸ばす架純。ところがそこに、上島誠(満島真之介)と名乗る見知らぬ若い男性が訪ねてくる。しかも、由美子と親しげに話しこみ、夕飯まで食べていくことになる。いったい彼は誰なのか。そう尋ねる架純に、由美子は言葉をにごすのだった…。
『ぼくらの勇気 未満都市』は、1997年10月から12月にかけて日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ。KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛の2人が主演を務めた。主題歌は、KinKi Kidsの「愛されるより 愛したい」。KinKi Kidsのほかに、嵐結成前の相葉雅紀と松本潤が出演している。また宝生舞や小原裕貴、矢田亜希子がキャストとして名を連ねている。今作は第15回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の撮影賞を受賞した。千葉県幕原市で、大地震が発生した。友人のキイチ(小原裕貴)を探している高校生のヤマト(堂本光一)は、災害ボランティアをしに来たタケル(堂本剛)という高校生とともに幕原市へ向かう。しかし地震が起きたというのは政府の情報操作によるもので、幕原市では「T幕原型ウイルス」が蔓延していたのだ。皮膚接触によって感染し、成人は数時間で死んでしまう「T幕原型ウイルス」により、幕原市に大人はいなくなり子どもたちだけが生き延びていた。ヤマトとタケルのふたりは、大人がいなくなり治安が悪化してしまった幕原市に秩序を取り戻すべく、奔走していく。
2008年に発生し、世界中を震撼させたムンバイ同時多発テロ。イスラム過激派による外国人を狙ったテロであり、100人を超える死者を出す、痛ましい事件となった。今作ではテロの標的のひとつである、「タージマハル・ホテル」に居合わせた観光客と従業員たちを描いている。主演を務めたのは、『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』に出演した、デヴ・パテル。テロが起きたホテルで働く、紳士的なホテルマンを演じた。またホテルに宿泊する観光客役で、アーミー・ハマーが出演している。タージマハル・ホテルで働くアルジュン(デヴ・パテル)は、生活費を稼ぐため、今日も懸命に仕事にあたっていた。一方、ホテルの外ではイスラム過激派によるテロが発生。機関銃を持ち込み、駅で乱射していた。そんなテロリストたちの次なる標的は、アルジュンが働くホテル。数十人でホテルに侵入した男たちは、またたく間に巨大なホテルを占拠してしまう。取り残された宿泊客、スタッフたちは裏の通路を使い安全な部屋に集められた。そして、機動隊到着まで乗り切ることになるのだが…。
ムッソリーニとは、第二次世界大戦時にイタリアを支配していた独裁者、政治家である。今作では「ムッソリーニがもし現代に復活したら…」のストーリーが描かれ、彼が少しずつイタリアを支配していくブラックコメディだ。ドイツのコメディ映画『帰ってきたヒトラー』を、ムッソリーニ版としてリメイクしている。同じ独裁者であるヒトラーとムッソリーニだが、性格的に異なる部分も多く、映画のスト-リーにも変化が加えられている。第二次大戦時、死を間近にしたムッソリーニ(マッシモ・ポポリツィオ)は、ひょんなことから現代に復活してしまう。見知らぬ公園で目覚めた彼は、現代社会に戸惑いながら、住民たちに話しかけていく。そんなムッソリーニを偶然カメラで撮影したカナレッティ(フランク・マターノ)は、彼をものまね芸人だと思い込み、ドキュメンタリーを撮ることを決める。そしてムッソリーニと一緒に、イタリア全土を旅する計画を実行。ふたりの企画はネット上で盛り上がり、ムッソリーニは徐々にイタリア人たちに受け入れられていくのだった。
赤ん坊を抱えたルパン三世が大活躍!?原作モンキー・パンチのアニメ『ルパン三世』TVスペシャルシリーズ第24作。天下の大泥棒・ルパン三世が、飛行船産業で有名なシャハルタ共和国の秘宝を狙う! 2013年に日本テレビ系列の「金曜ロードSHOW!」で放送された。オランダ・アムステルダム上空に浮かぶ巨大飛行船。そこでは、長年鎖国していた高地の小国・シャハルタ共和国の開国を記念するパーティーが開催されていた。招待された各国の要人は、共和国の若き首相や財界人と歓談しつつ、共和国の開国を祝っていた。ところがその飛行船に突如、謎の空賊団が襲撃する。彼らの狙いは、船内の宝物庫に展示されている水晶。早々に船内を制圧し、水晶を入手した空賊団は、それを入れたバッグを手に、飛行船からの離脱を図るのだった。そんなとき、空賊団の前にひとりの警備員が現れる。実はその警備員こそ、変装したルパン三世(栗田貫一)であった。自らも水晶を狙っていたルパンは、空賊団からバッグを奪取することに成功する。しかしアジトに戻ったルパンは、バッグの中身を確認してびっくりする。なんと中に入っていたのは、水晶が抜き取られた空のケースと、赤ん坊だったのである。困ったルパンは、空賊団の正体を探り出すべく、その赤ちゃんを抱えて、あえて目立つ行動をとることにする。
おいらの人生は、いつもチキンレースだった―。2013年にWOWOWのドラマWで放送されたテレビドラマ。体は64歳、心は19歳の男性患者と、医師を目指すも挫折した男性看護師との交流を描く。東京ドラマアウォード2014の、作品賞単発ドラマ部門優秀賞受賞作品。海辺の町の小さな病院に勤める新人看護師・神谷猛(岡田将生)は、医師の家系で生まれ育った青年。父や兄にあこがれ自身も医大を目指すものの、挫折を経験し、看護師の道を選ぶことになった。そのコンプレックスから、鬱屈とした思いを抱えながら、日々の業務に取り組んでいた。しかしそうした猛の態度は、同僚の看護師・櫻井久美(有村架純)をイラつかせてしまう。猛の教育係となった久美は、猛がミスをするたびに彼を叱りつけるのだった。こうしてまもなく病院のなかにも、猛の居場所はなくなってしまう。そんななか猛は、意識不明で寝たきりになった男性患者・飛田譲(寺尾聰)の世話を担当することになる。なんとその患者は19歳で交通事故に遭い、それから45年間昏睡状態を続けているのだという。はじめはおそるおそる飛田のケアをする猛だったが、そのうち飛田の意識が戻らないことをいいことに、彼の前で愚痴をこぼすようになっていく。ところが、ある日そんな飛田の意識が奇跡的に回復することになるのだった…。
愛憎復讐劇が繰り広げられる『左利きの妻』は、2019年4月から放送された。 『名前のない女』 や『笑ってトンヘ』で知られる監督・キム・ミョンウクと脚本家・ムン・ウナが再びタッグを組んだ作品。明るく、どれだけの苦難にも果敢に立ち向かう真っすぐなサナ役をイ・スギョン、交通事故をきっかけに、顔ごとドギョンに変えられてしまったスホ役をキム・ジヌが演じる。化粧品開発研究員として働くサナ(イ・スギョン)。孤児院出身で医師であるスホ(ソン・ウォンソク)との交際を親に反対されていたが、押し切って密かに結婚。スホの病気を治すため、スホにも内緒で腎臓の提供者となる。無事、手術は成功。親にもスホとの結婚を認められ2人は幸せいっぱいだったが、スホと同じ孤児院出身のエスター(ハ・ヨンジュ)たちの状況は正反対だった。エスターはオーラグループの御曹司・ドギョンと交際が続いていた。しかしエスターが妊娠したとわかると、ドギョンはエスターと別れようとしたのだ。サナたちは、2人を慰めるために新婚旅行に同行させる。その新婚旅行先で、エスターたちが行方不明になってしまった⁉ サナは5年もの間スホを捜し続けるが、実はエスターによってスホの顔がドギョンの顔に変えられていて…?
自由な校風の学校で繰り広げられるラブコメディ!コナミデジタルエンタテインメントが運営していたオンラインゲーム『ときめきメモリアルONLINE』をもとにした、テレビアニメ作品。自由な校風の学校を舞台に、ごく平凡な転校生の少年が、学園の美少女たちとドタバタなラブコメを展開する。青い海に囲まれた小高い丘の上に建つ新設校、私立つむぎの高校。自由な校風をとにかく重んじるその学園には、個性的すぎる生徒や教師たちが在籍していた。そんな学園に、ある日ひとりの少年が転校してきた。彼の名は、青葉陸(宮野真守)。見た目も中身もごく平凡な少年である彼は、さっそくクラスメイトや教師たちから、熱烈な歓迎を受け、面食らうことになる。その後、生徒会から呼び出しを受けた陸は、生徒会長からネコ耳がついたヘアバンドを装着するようにいわれる。よくわからないが、これをかぶっていると、全校生徒から歓迎してもらえるらしい。陸は疑いつつも、ヘアバンドをつけることにする。ところがその直後から陸は、目を血走らせた全校の男子生徒たちから追い回されることになる。なんとそのヘアバンドを手に入れた者は、学園のマドンナ・天宮小百合(牧島有希)からメアドを教えてもらえるという連絡が回ったのである。こうして陸は、生徒会長が仕組んだ強制歓迎イベントに無理やり引きずり込まれるのだった…。
豪華出演メンバーで話題を集めた、大人気スパイラル復讐愛憎劇『華麗なる誘惑』。今作はKNTVより、全74話が放送された。脚本を担当するのは、『黄金の虹』を手掛けたソン・ヨンモク。また夫を亡くしてしまったシングルマザーのシン・ウンス役をチェ・ガンヒ、父を殺したソクヒョンへの復讐を果たそうとする冷酷な男チン・ヒョンウ役をチュ・サンウクが演じる。夫のミョンホ(イ・ジェユン)と、幸せな新婚生活を送っていたウンス(チェ・ガンヒ)。お腹のなかにいるミレを含めた3人で微笑ましい遊園地デートをしていたのだが、メリーゴーランドの最中にミョンホが姿をくらましてしまった。やっと帰ってきたと思ったら、ウンスの手を引いて焦った様子で車へ向かう。さらに乱暴なカーチェイスを繰り広げるミョンホ。無事、家に送り着いたものの、もちろんウンスは「なんてことをしてくれたのよ!」とカンカンである。ミョンホは謝りながらも、「仕事があるから」と家を後にするのだった。結婚1周年祝いのために、ミョンホの帰りを待つウンス。しかし次の日、ミョンホが会社の金を横領した容疑をかけられていることと、崖から転落死してしまったことが判明する。ウンスはミレの出産後、共犯の罪で懲役1年の刑に処されてしまう。それから6年後、質素ながらも平穏な生活を送っていたウンスのもとへ、ミョンホの死の秘密を巡る謎の電話がかかってくる。
今作は日本の「九尾の狐伝説」をモチーフにした、ハンガリー映画である。今作には嫉妬深い日本人歌手、トミー谷が重要なキャラクターとして登場し、日本とも関係の深い作品だ。ヨーロッパ映画独特の、ファンタジーのような世界観にも注目したい。ハンガリーのブタペストに住むリザ(モーニカ・バルシャイ)は、恋人のいない独身女性だ。彼女は日本人の夫を亡くした、マルタ田中(ピロシュカ・モルナール)の看護師で、ほぼ同居に近い暮らしをしていた。寂しい暮らしをしているように見えるリザだが、彼女にはたったひとりの友人がいる。亡くなった日本人歌手のトミー谷(デヴィッド・サクライ)だ。トミーはリザにしか見えない亡霊として、日本語の歌を披露して楽しんでいた。そんなある日、リザが看病していたマルタ田中が突然亡くなってしまう。そのことをきっかけに、リザの周りでは不可解な死亡事故が相次いで起こりはじめる。突然の状況に戸惑うリザは、自分が呪われているのではないかと考えはじめる。しかし本当の原因は、トミー谷の嫉妬心にあった。
今作は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への出演で知られる、トム・ハーディの主演作であり、一風変わったドラマ映画だ。今作の登場人物はトム・ハーディが演じる主人公のみで、彼の会話だけで物語が進行する。上映時間も86分しかなく、ひたすら主人公の電話を聞き続ける、くせのある作品といえる。主演を務めたトム・ハーディのひとり演技と、セリフが連想させる人間関係を思い浮かべながら、86分を堪能したい。アイヴァン(トム・ハーディ)は、真夜中の高速道路を走っていた。彼は不倫相手(オリビア・コールマン)の出産を知らされ、仕事や家族、すべてを投げ出して病院へ向かっていたのだ。アイヴァン自身も父に捨てられた過去があるため、これから生まれる子どもに対しては愛情を注ごうとしていた。そんな彼のもとに電話がかかってくる。相手は最愛の妻(ルース・ウィルソン)だ。アイヴァンの行動に腹を立てる妻は、二度と家に戻ってくるなと告げる。さらには会社の上司からも連絡があり、アイヴァンの人生は一夜にして狂いはじめてしまうのだった。
『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜1』は、2008年の1月に木曜ドラマ枠で放送された刑事ドラマである。警視庁捜査一課の特殊犯捜査係である交渉班に配属された女性交渉人・宇佐木玲子。人質も犯人も、一滴の血を流すことなく事件を解決するという、強い信念を持つ宇佐木の活躍が鮮明に描かれている。主演には、その後ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』など、デキる女性のイメージが強い女優・米倉涼子が抜擢された。凶悪犯罪がはびこる現代社会。そんななかで、犯罪者も被害者も一滴の血を流すことなく、凶悪犯罪を解決しようと奮起しているチームがある。それが交渉人だ。ある日、本人の強い希望により交渉班の主任として異動してきた宇佐木玲子(米倉涼子)。彼女は、父親が殉職した少年グループの立てこもり事件の首謀者である、真里谷恭介(城田優)のもとへ通っていた。すべては父の死の真相を暴くため。そして、犯罪者や人質が一滴も血を流すことなく事件を収束させるために、今日も彼女は奮起するのであった。
今作は太宰治の晩年と、『人間失格』を執筆するまでを描いた作品である。タイトルには『人間失格』が含まれているが、実際の作品との関連はほとんどなく、あくまでも太宰の伝記映画として作られている。また、太宰の妻や愛人であった3人の女性たち目線でストーリーが展開し、太宰を客観視するシナリオ構成となった。監督は特徴的な映像表現で知られる、蜷川実花が務めているため、一種のファンタジーのような映像美を楽しめる。『ヴィヨンの妻』のヒットにより、世間からも注目される存在だった太宰治(小栗旬)。彼はすでに自殺未遂を起こしており、小説界でも問題児扱いされていた。そんな太宰は妻子がありながらも、文通相手の太田静子(沢尻エリカ)と不倫関係になってしまう。さらには未亡人である山崎富栄(二階堂ふみ)とも関係を持ちはじめ、太宰の女性問題は妻・美知子(宮沢りえ)の知るところとなった。当の太宰は長年温めていた『人間失格』の執筆に取り掛かるのだが、次々と問題を起こして…。
『上流階級〜富久丸百貨店外商部〜』は、日本のテレビドラマ作品。フジテレビ系列の赤と黒のゲキジョー枠で2015年1月16日に放送された。連続ドラマではなく、1話完結のスペシャルドラマ。原作は、小説家・高殿円の同名小説で、神戸の老舗百貨店が舞台の作品となる。主演は、『黄泉がえり』や『ストロベリーナイト』など、人気作へ数多く出演する女優・竹内結子が務める。ほかにも斎藤工、竹中直人、草刈正雄、浅野ゆう子、松雪泰子、高畑淳子、桂文枝といった豪華な俳優陣が出演する。神戸の老舗百貨店である富久丸百貨店・神戸元町店。ここに、アルバイトから地道にキャリアを積み重ねていった苦労人の女性がいた。彼女の名前は、鮫島静緒(竹内結子)。店舗リニューアルの企画を成功させた手腕が認められ、正社員となった彼女につきつけられたのは、外商部への突然の異動だった!? いままでとは180度違う世界で働くこととなった静緒は、月1,500万という途方もないノルマを達成するために奮闘する。個性豊かな外商部のメンバーや、一癖も二癖もある外商の顧客たちを前に静緒は苦戦を強いられるが、持ち前のバイタリティーとやる気で困難に立ち向かっていく。静緒は外商員として羽ばたくことができるのか!?
人気俳優・竹内涼真が過ごす架空の休日!2020年11月から12月に、WOWOWプライムで放送されたオムニバス形式のオリジナルテレビドラマ。『有村架純の撮休』に続く“撮休”シリーズの第2弾。3人の監督が妄想をふくらませながら、人気俳優の竹内涼真が過ごす架空の休日を描き出す。多忙なスケジュールをこなす人気俳優・竹内涼真。テレビドラマの撮影の合間に、仮眠室でひと眠りしていた彼は、マネージャーから起こされ、急に明日1日撮休になったと告げられる。翌日、突然休みを与えられた竹内は、家でカレー作りをしようと考えて、かねてから気になっていた近所のスパイス店を訪れる。そこで出迎えてくれたのが、美しい年上女性の店主・薫(小池栄子)。竹内は薫にすすめられるままに、棚に並んだ多種多様なスパイスの瓶を手に取ってみる。ところが、竹内はうっかりハバネロのにおいを嗅いでしまう。あまりの刺激に目を開けられなくなった彼は、薫に介抱されることになる。その後、薫はおわびと称して、店で竹内と一緒にカレー作りをするといい出す。そうして彼女は竹内にスパイスについてあれこれと指南を始める。竹内はどこか無防備で距離感の近い薫を相手に心が揺れるのだった。しかしそんなとき、店にひとりの男性(渋川清彦)が入ってくる。
2020年8月28日に公開された日本映画。事故物件住みます芸人・松原タニシの心霊体験をまとめた著書の実写化である。監督は、『リング』や『スマホを落としただけなのに』を手掛けた中田秀夫。映画は、オムニバス形式で進んでいく。主人公の山野ヤマメを、KAT-TUNの亀梨和也が、普段のキラキラしたアイドルとしての顔は封印し、売れない芸人役を体当たりで演じている。また劇中では関西弁も披露しており、役者・亀梨和也の器用さもうかがうことができる。芸歴10年目の売れない芸人・山野ヤマメ(亀梨和也)は、相方の中井(瀬戸康史)が放送作家に転身したため、否応なしにピン芸人になることに。そんなとき、知り合いの松尾プロデューサー(木下ほうか)からテレビ出演と引き換えに、番組の企画で事故物件に住むことになったヤマメ。そこで、彼は映るはずのないものをカメラに収めてしまう。企画は成功し、これを転機にヤマメの事故物件に移り住む生活が始まる。
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