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女子高生が猫になって、猫と結婚することに…!?『猫の恩返し』はスタジオジブリ制作、鈴木敏夫と高橋望が製作プロデューサーを務めた2002年公開の映画。第20回ゴールデングロス賞最優秀金賞、第6回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作品である。また作品の雰囲気にぴったりな、つじあやのによる主題歌「風になる」は、大人気の楽曲となった。金曜ロードショーでもたびたび放送され、幅広い世代に愛されるアニメーション作品となっている。主人公でラクロス部に所属する女子高生・吉岡ハル(池脇千鶴)が、車に轢かれかけた黒猫を助けたことから始まる、猫との不思議な交流を描くファンタジーアニメ。ある日ハルが黒猫を助けると、その猫は「ありがとう」と礼を述べ、二足歩行でその場を後にした。その日の夜中に猫王一行が現れ、助けた猫が「猫の国」の王子・ルーン(山田孝之)だったことが判明。翌日、大量のプレゼントを贈られ戸惑うハルに、王様の家来・ナトル(濱田マリ)は「猫王が王子とハルを結婚させたいと考えている」と告げる。「夜中に迎えに来る」といわれ困惑するハルは、謎の声に導かれて「猫の事務所」に赴き、猫の男爵・バロン(袴田吉彦)と体の大きな猫のムタ(渡辺哲)と出会う。そこに「猫の国」へのお迎えがやってきて…。果たしてハルは、ありがた迷惑な「恩返し」を乗り越え、日常に戻れるのだろうか?
世界中で圧倒的な人気を誇る傑作モンスター「ゴジラ」を、閣僚や自衛隊の視点で「ゴジラ=虚構」を描いた大ヒット作。 圧倒的なリアリティさで、その人気は社会現象にまで発展した。 東京湾アクアラインにて原因不明の崩落事故が発生する。日本政府が情報収集に追われるなかで、東京湾に巨大不明生物が突然現れ、東京に上陸を果たす。 その生物は急速な進化を遂げて歩行しはじめ、市街地の建物を破壊し尽くす。 前代未聞の事態に対応が後手に回る政府、ようやく自衛隊の出動要請が下るが、巨大不明生物を海中へ取り逃してしまう。 再襲撃に備えるために、当初から巨大不明生物の存在を示唆した、内閣官房副長官の矢口蘭堂を中心に対策本部・巨災対を設置。巨大不明生物を無力化させる凍結プランの研究が進められる。 その折りに、米国の大統領特使から巨大不明生物の通称「ゴジラ」の正体、及び凍結プランの鍵となりうる暗号化された資料が提供される。 巨災対が資料の解析を急ぐなかで、さらなる進化と巨大化を遂げたゴジラが再び出現し、逃げ惑う人々を恐怖に陥れる…。 『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズで手腕を発揮した天才・庵野秀明監督が新たな解釈でリメイクし、エヴァ好きやアニメファンをも巻き込んだ超話題作!
『ジュリー 虹の方に』『ドクター・ドリトル』といった話題作の出演が続く注目の女優、ジェシー・バックリーの初主演作品。歌手としても活躍するバックリーの歌声は圧巻で、映画をさらにドラマチックに盛り立てている。2019年4月にイギリス公開、日本公開は2020年6月。監督はイギリスの新鋭監督・トム・ハーパー。主人公の母には『リトル・ダンサー』で有名なジュリー・ウォルターズ、主人公をサポートする資産家に『ホテル・ルワンダ』で知られるソフィー・オコネドーが出演。刑務所を出所したばかりのローズ=リン(ジェシー・バックリー)の夢は、カントリー歌手としてアメリカにある音楽の聖地・ナッシュビルでの成功。しかし地元・スコットランドのグラスゴーはナッシュビルから遠く、ふたりの子どもを持つシングルマザーでもある彼女にとって、その夢は無謀ともいえるものだった。破天荒で夢を諦められないローズ=リンと子どもたちとの間には、次第にすれ違いが生じ始める。その状況を見兼ねた母親から夢を諦めて子どもたちと向き合うようにいわれたローズ=リンは、資産家のスザンナ(ソフィー・オコネドー)のもとで家政婦として働き出す。しかし、このスザンナの出会いがローズ=リンの運命を変えることになる。彼女の歌声に魅了されたスザンナは、支援をする。そうして少しずつローズ=リンの夢が実現していくように見えたが…。
このピアノを…すべての人に捧げる!一色まこと原作の漫画をTVアニメ化した作品。ひとりの少年がかつて天才ピアニストと呼ばれた教師や、偉大なピアニストの息子との出会いのなかで、ピアノの才能を開花させていき、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描いた感動の成長物語。全24話で構成され、第1シリーズは1~12話まででショパン・コンクールの第1次予選で演奏するまでが描かれ、第2シリーズは13~24話まででコンクールの最終結果が発表されるまでが描かれている。小学5年の一ノ瀬海は森に捨てられていたピアノをおもちゃの代わりとして遊んでいた。そんななか、海の学校に世界的にも有名なピアニストを父親にもつ雨宮修平が転校してくる。また、海の学校にはかつて天才ピアニストとして名を馳せた音楽教師の阿字野宗助がいた。海はふたりとの出会いをきっかけにピアノに対する考え方が変わっていく。やがて、海は阿字野と師弟関係を結ぶ。ここから海のピアニストとしての道がひらかれていくのだった…。
『一度死んでみた』は、CM監督として活躍してきた浜崎慎治の初監督作品。不仲な父娘を中心に、霊界と現実世界が入り混じって展開するコメディ作品になっている。主演は『ちはやふる』シリーズで知られる広瀬すず。デスメタルバンドのボーカルという、ハチャメチャなキャラクターを演じた。服装や髪形だけでなく、内面もロックに染まった、今までにない広瀬すずの演技が見られる。共演は映画『キングダム』で嬴政と漂を演じた吉沢亮や、『ルームロンダリング』で主演を務めた池田エライザなど、豪華な顔ぶれ。母親を亡くし、父とふたりで暮らしている七瀬(広瀬すず)は、父親への反抗心からデスメタルバンドに打ち込んでいた。一方で父親の計(堤真一)は新開発された「一度死ぬ薬」を飲み、計画的に仮死状態に陥る。数日で蘇る予定だったが、裏切り者の策略により、蘇る前に火葬されることになってしまう。そんな策略を知ることもなく、突然亡くなった父への悲しみに暮れる七瀬。しかし、幽霊となった計が七瀬の目の前に現れたのだ。事実を知った七瀬は、火葬されるまでに社内スパイをあぶり出し、2日後に迫る計の火葬を止めるため奮闘する。
これまで100本以上の作品を制作し続け、常に日本映画の最前線を走り続ける監督、三池崇史。その三池にとって初のラブストーリーでオリジナル作品となったのが『初恋』だ。キャストは、窪田正孝、内野聖陽、大森南朋、染谷将太、村上淳、塩見三省らに加え、ベッキー、小西桜子、藤岡麻美、矢島舞美ら、日本映画界の実力派キャストが大結集した。天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)は、下馬評では圧倒的有利とされた相手に、まさかのKO負けを喫する。試合後の病院での検査で、自身の身体がガンに侵され余命がわずかであることを知る。自暴自棄になり、夜の街をさまよっていた葛城は、気まぐれで男に追われていた少女モニカ(小西桜子)を助ける。その偶然の出会いをきっかけに、葛城とモニカはヤクザ、悪徳刑事、中国マフィアの大抗争の渦中へと巻き込まれていく。強烈な野望、因縁、欲望や愛情がぶつかり合う、人生で最も濃密な一夜を描いた、アクションラブストーリー。
『デッドマン』『ゴースト・ドッグ』などで知られる鬼才・ジム・ジャームッシュが作り上げた、新感覚のブラックゾンビコメディ。ジャームッシュ作品の常連であり、『ゴーストバスターズ』シリーズなどで有名なビル・マーレイが主演を務める。共演に『スターウォーズ』シリーズで類まれな存在感を発揮し、スターの仲間入りを果たしたアダム・ドライバーを始め、ティルダ・スウィントン、スティーブ・ブシェミ、ダニー・グローヴァーなど、豪華俳優陣が顔を揃えた。そのほか、イギー・ポップやRZAなど有名アーティストも俳優として参加している。田舎町センタービルの警察署に勤める署長クリフ(ビル・マーレイ)、署員のロニー(アダム・ドライバー)、ミンディー(クロエ・セヴィニー)の3人は、住人たちの小さなトラブルに対応する日々を送っていた。しかし、のどかな町のダイナーで突如、残忍な殺人事件が発生する。それをきっかけに、町の墓場から死者たちが復活し、3人は謎の葬儀屋ゼルダ(ティルダ・スウィントン)や町の住人たちとともに、ゾンビ退治へと向かうことになる。
氷で閉ざされた南極で巻き起こる不可解な連続殺人事件、真犯人は誰だ⁉エミー賞受賞、数々のヒットドラマを世に送り出したラン・テレムが製作指揮をとり、日欧共同製作で送る極限のサバイバルドラマ『THE HEAD』。全6話構成の本作はヨーロッパ最大級の制作会社THE MEDIAPRO STUDIO主導のもと、Huluが連続ドラマとして独占配信をしている。山下智久の初海外ドラマ出演も話題になった今作、南極にひっそり佇む科学研究所を舞台に、極限のサバイバルミステリーが開幕する!「南極科学研究基地ポラリス6」は、6ヶ月の長い越冬期間を終えようとしていた。しかし6ヶ月後、越冬隊からの連絡が途絶えたことを不審に思った夏期班長のヨハン・ベルク(アレクサンドル・ウィローム)は、同僚と基地へ向かった。そこには無惨な7つの死体だけが残されているという、恐ろしい光景が広がっていた。6ヶ月の間にいったい何が起こったのか、犯人は誰なのか、ヨハンは手掛かりを探るため調査に乗り出した。生存者の証言の食い違いに、謎が謎を呼ぶ展開の数々。ヨハンは誰がウソをついているのか見抜き、真犯人を突き止めることはできるのか?
ドラマ『ごくせん(2005年)』は、『ごくせん(2002年)』に続く第2シリーズで、2005年1月15日から3月19日まで「土曜ドラマ」枠で放送された。関東地区では視聴率全話25%を記録したほどの大ヒット作品であり、最終回は32.5%と30%超えを達成した。主演の山口久美子役である仲間由紀恵や、そのほか任侠集団などはシリーズ1作目と変わらないキャスト陣だが、生徒役には当時人気沸騰中であったKAT-TUNの亀梨和也と赤西仁のほか、豪華なキャストが目白押しである。祖父が任侠集団・大江戸一家の3代目である熱血教師・山口久美子(仲間由紀恵)。白金学院高校が廃校となり、黒銀学院高校に教頭として赴任した猿渡五郎(生瀬勝久)だったが、優秀な生徒が多い中、不良が集まった3年D組に手を焼いていた。あまりに手がかかる生徒だったこともあり、逃げ出してしまった担任の穴を埋めるため、派遣センターに出向いたところ、3年D組の担任としてやってきたのはなんとヤンクミこと山口久美子であった。白金学院高校廃校後は、実家のことでなかなか定職につけずにいたが、手違いで派遣されたのだったー。
ドラマ『ごくせん(2002年)』は、『ごくせん』シリーズの第1作目。2002年4月から、日本テレビの水曜ドラマ枠で放送された青春学園ドラマもの。熱血教師の指導によって、自分自身と向き合い始める不良少年たちのストーリー構成は評価が高く、ファンたちの心を掴み、最高視聴率23.5%を獲得した。熱血教師を演じるのは、ドラマ『TRICK』シリーズでおなじみの大人気実力派女優・仲間由紀恵。不良生徒役には、国民的アイドルグループ・嵐の一員である松本潤や、人気ドラマや映画に数多く出演している小栗旬などが抜擢されている。創立30周年を迎える白金学院高校には、保健室の先生以外で女性の教師を設けたことがなかった。初めて、女性の先生が赴任してくるという生徒の期待が高まる中、そこにはまじめに教壇に立つ山口久美子(仲間由紀恵)の姿があった。しかも山口久美子ことヤンクミは、問題児たちが集まる3年D組の担任に抜擢されてしまう―。さまざまな問題を抱える生徒と、ヤンクミはどう向き合っていくのか?
Sっ気ある「黒王子」と優しい「白王子」のふたりから、地味女子だった由宇が好意を持たれる!「別冊フレンド」で連載中のマキノによる同名漫画が原作。映画は2016年2月27日に公開。映画公開前に日本テレビで今作が、2015年12月22日、23日に2夜連続で放送された。ドラマやアニメにもなった超話題作の原作漫画は、2020年4月に16巻が発売され、まだ完結していない。ドラマは、映画のスピンオフ作品。夏帆演じる一色鈴音が黒崎くん、白河くんの幼なじみとして登場し、ドS級の黒崎くんに惹かれていく由宇の心を乱す…!?キャストは主人公・由宇を小松菜奈、黒崎役をアイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人、白河役を千葉雄大が務めた。主題歌はSexy Zoneの「Make my day」。胸キュンシーン満載のラブストーリーとなっている。地味女子だった由宇(小松菜奈)は春美高校に転校し、寮生活を送ることになる。ただ、そこには学内でもトップクラスのモテ男子「白王子」こと白河くん(千葉雄大)が住むほか、同じクラスで後ろの席の「黒悪魔」と呼ばれる黒崎くん(中島健人)もいた!愛情表現は違っても、黒王子と白王子の両方から好かれる由宇。おまけに寮でひとつ屋根の下…。奇妙な三角関係の行方は一体どうなるの!?
『HELLS』は、『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』の公式漫画や『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』のキャラクターデザインを担当した、ヒロモト森一による漫画『HELLS ANGELS』のアニメ映画化作品。原作は2002~2004年まで「ウルトラジャンプ」で連載され、今作は2008年の東京国際映画祭で上映された作品である。少し暗くて荒々しいタッチの映像が特徴の、ブラックファンタジーアニメ。地獄の世界へと足を踏み入れてしまった少女が、現世へ戻ろうと地獄の学校で奮闘する姿を描いている。明るく前向きな性格な主人公・天鐘りんね(福圓美里)は、転校初日に交差点で猫を助けて不慮の事故に遭ってしまう。しかし、それに気づかず登校を続け、着いた先は地獄の学校「三途ノ川学園」だった。学園長に「死んだ」といわれてしまうりんねだったが、彼女は諦めず、学園の生徒たちと心を通わせながら、もとの世界へ戻る方法を探していくのだった。りんねは地獄の謎を解き、もとの世界へ帰ることができるのであろうか?
『人形草紙あやつり左近』は、「週刊少年ジャンプ」で連載された同名漫画が原作のアニメ作品。『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』で有名な小畑健が原作の作画を担当しており、アニメは1999年10月8日~2000年3月31日にかけて全26話で放送された。内容は人形遣いの橘左近(緒方恵美)が、操り人形・右近(くまいもとこ)をパートナーとして、さまざまな怪奇殺人事件を解決していく推理サスペンス。左近と右近の人間同士のような交流が軽快に描かれているが、謎解きに際しては、登場人物の狂気や悲しみを、暗めのタッチで丁寧に描いている。あるとき、左近は大学生の船崎葉月(冬馬由美)の依頼で東北地方のある学校に行くことになった。そこには脅迫状で集められた人形劇クラブのメンバーが集まっていた。すると突然、謎の人物からの脅迫めいた放送が流れる。その後、近くを通りかかった警官も合流し、脅迫した人物を捜すもなにも見つからなかった。その後学校から帰る橋が落とされてしまい、人形劇クラブのメンバーの1人が殺害されてしまう。しかしその殺人事件は、血塗られた惨劇の始まりでしかなかったのだ。果たして左近と右近は、事件の謎を解くことができるのだろうか?
映画『ハウルの動く城』は、2004年11月20日より公開されたジブリ作品である。監督および脚本は宮崎駿が担当しており、イギリス作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズが手掛けたファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作としている。魔女の呪いで老婆にされてしまった少女・ソフィーと魔法使い・ハウルとの共同生活は原作を忠実に再現し、その上で随所に宮崎駿流にアレンジを加えて描いている。主人公のハウルの声優には、「キムタク」の愛称で長く親しまれている木村拓哉が抜擢された。父親が遺した帽子屋でお針子として働く長女のソフィー(倍賞千恵子)。ある日、兵隊に絡まれていたところを金髪の美青年・ハウル(木村拓哉)に助けられる。しかし、ハウルに助けられたことにより、ハウルの心臓を狙っていた荒れ地の魔女(美輪明宏)に呪いをかけられ、90歳の醜い老婆の姿へと変えられてしまう。老婆の姿では帽子屋にいられないと思い街を出たソフィーは、カブが頭になっている不思議なかかしを助け、彼が引っ張ってきた動く城へと乗り込むのであった―。
累計発行部数1,200万部を突破した宮崎駿による同名漫画が原作の、世紀末ファンタジー『風の谷のナウシカ』が2020年6月26日より全国の映画館で再上映! 腐海が広がり人々の住める領域が狭まる中、トルメキア軍が風の谷を占拠した。ナウシカ(島本須美)は風の谷を救うため、これ以上蟲たちの怒りを呼び覚まさないため、争いを止める選択肢を追い求めていく。腐海が放つ瘴気により、人間の住む場所が衰退の一途を辿っていた終末の時代。主人公は、風の谷に住み、動物や蟲たちと心を通わすことができる少女ナウシカ。師匠のユパ(納谷悟朗)が風の谷に帰ってから数日が経ったある日、トルメキア軍が風の谷を占拠しに飛行船部隊でやってきた。トルメキア軍は、巨神兵による腐海一掃を画策しているのだ。反対の想いを抱えながらも、ナウシカは風の谷の人々に矛を収めて従うことを提案する。別日、トルメキア軍の飛行船部隊によってナウシカが連行される際、謎の襲撃者によって飛行船部隊が全滅してしまった。小型の飛行船でトルメキア軍のリーダー・クシャナ(榊原良子)らとともに命からがら脱出を果たしたナウシカは、一帯の蟲たちが怒りの感情を震わせていることに気づく。蟲の怒りから襲撃者の少年を救うため、単身で腐海の奥へと乗り込むナウシカなのであった。
キューブを獲得して、韓国合宿への切符を手に入れるのは誰だ?2PMやTWICEを輩出した韓国の大手事務所JYPと、ソニーミュージックによる共同プロジェクトが本格始動! 世界に通用するガールズグループを目指し、デビューをかけたオーディションを繰り広げていく。敏腕総合プロデューサーJ.Y.Park(パク・ジニョン)が日本8都市とハワイ、ロサンゼルスの全10ヶ所で地域予選をおこない、のべ1万人超えの参加者の中から選び抜いたメンバーが、韓国合宿に向けて火花を散らす。地域予選を突破した26名の参加者が、韓国行きの切符をかけて4泊5日の東京合宿に参加する。オーディション参加者には虹色のペンダントが渡され、ボーカル、ダンス、スター性、人柄のキューブを獲得してペンダントを完成させることが合格の肝となる。Part1では個人のダンス・ボーカルのレベルテストとスター性テスト、5つのグループに分かれて課題曲を披露するショーケースがおこなわれる。最終メンバーを目指し、実力をぶつけ合うガールズグループオーディションが今、幕を開ける!
運命の波にもまれる、黒髪の少年と“灰色狼”の娘の物語――。桜庭一樹の人気ライトノベル『GOSICK-ゴシック-』シリーズ(富士見ミステリー文庫)の、テレビアニメ化作品。ヨーロッパの小国を舞台に、黒髪の留学生の少年と西洋人形のような外見の聡明な美少女が、数々の怪事件を解決していく本格ミステリー!長い歴史を誇るヨーロッパの小国・ソヴュール王国。そこにある聖マルグリット学園は、貴族の子弟たちが通う名門校で、各国から留学生たちを受け入れていた。そのひとり、久城一弥(江口拓也)は、極東の島国からの留学生。黒い髪に黒い瞳という外見は、ヨーロッパではめずらしく、学園内では「春来たる死神」と恐れられ、同級生たちから避けられていた。そんな彼は、ある日学園の図書館の屋上にある植物園で、ひとりの少女と出会う。彼女の名は、ヴィクトリカ・ド・ブロワ(悠木碧)。まるでビスク・ドールのような見た目の小柄な美少女であった。彼女は学園の生徒でありながら、授業にはいっさい出ず、植物園の片隅で難解な本を読みながら、日々退屈そうに過ごしていた。しかし、ヴィクトリカにはある秘密があった。それは、ソヴュール警察から難事件の推理を依頼されていること。彼女はその明晰な頭脳を駆使して、ソヴュール王国随一の安楽椅子探偵として活躍していたのであった…。
『劇場』は演劇にのめり込む若者を描いた、青春映画である。又吉直樹が執筆した同名タイトルの小説を、『世界の中心で、愛を叫ぶ』で知られる行定勲が実写化した作品だ。主演は山﨑賢人と松岡茉優が務めている。又吉直樹の処女作『火花』と同じく、夢を追うことの苦悩や挫折が痛々しいまでに描かれているのが特徴である。実写映画でも原作の雰囲気を再現しており、精神的にも摩耗していくふたりをリアリティを持って描き出している。爽やかなイメージから脱却し、長髪と無精ひげで挑んだ山﨑賢人の演技にも注目だ。主人公の永田(山﨑賢人)は演劇の脚本家として、いくつもの劇を手掛けたが、評判は最悪。ついには演劇仲間にまで見捨てられてしまう。そんな絶望的な状況で出会った女子大生の沙希(松岡茉優)に一目惚れし、ふたりの同棲生活が始まる。それから数ヶ月。永田は仕事もせず、沙希に養われながら演劇の脚本を書き続けていた。しかし、作品は思ったように評価されず、怒りの矛先は沙希に向けられてしまう。沙希はアルバイトをしながら献身的に永田を支えるも、ふたりの心は徐々に離れていく。
その妄想が現実になる――。ニトロプラスのWindows用ゲーム『CHAOS;HEAD』のテレビアニメ化作品。東京の渋谷を舞台に、妄想を現実に変える能力をめぐって少年少女たちが戦うサイコサスペンス! 今作は2008年10月から放送が始まった。また2017年には、続編アニメ『CHAOS;CHILD』が放送された。東京の渋谷に住む高校2年生の西條拓巳(吉野裕行)は、引きこもり寸前のオタク男子。渋谷のビルの屋上に設置されたコンテナハウスで、大量の美少女フィギュアに囲まれながら、1日の大半を過ごしていた。そのころ渋谷では、「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解な連続怪死事件が起きていた。最初の事件は、高校生5人がタワーの屋上から集団飛び降り自殺をしたというもの。続いて、胃の中に胎児が詰め込まれた男子大学生の死体が発見された。現場の状況があまりに凄惨であったため、人々の間ではさまざまな憶測が飛び交うようになった。そんな中、拓巳は「将軍」と名乗る謎の人物からのチャットで、次に起こる怪死事件を予告する画像を見ることになる。画像から特定した、現場に向かった拓巳は、予告の通り第3の怪死事件を発見してしまう。その後、拓巳はその現場で会った少女・咲畑梨深(喜多村英梨)と関わる中で、妄想を現実に変える能力をめぐる戦いに巻き込まれていく。
日本のゲーム会社セガの代表的キャラクター、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の実写化作品。これまで数々のゲーム作品、アニメ作品に出演してきたソニックだが、実写映画化されるのは本作が初めて。CGキャラクターとして表現されたソニックが、アメリカの田舎町を舞台に活躍するアクションコメディとなっている。メガホンを取ったのは本作で初めて長編映画を手掛けるジェフ・ファウラー。制作した短編アニメーションで、アカデミー賞にノミネートされた経験を持つ期待の監督だ。ソニックと共演するのは、ジェームズ・マースデンやジム・キャリーなどの実力派。公開して間もないが、すでに続編も決定している。故郷の惑星から逃げるように地球へとやってきたソニック(ベン・シュワルツ)は、アメリカの田舎町でひとりぼっちで暮らしていた。ある日、ソニックのパワーを感知した軍がマッドサイエンティストのドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)を派遣する。ロボトニックに追われたソニックは別の惑星へと逃げようとするが、直前になって町の保安官トム(ジェームズ・マースデン)に姿を見られてしまう。
私の描く人生のシナリオは完ぺき!?竹宮ゆゆこによるライトノベル『ゴールデンタイム』のテレビアニメ化作品。記憶喪失の男子大学生と、残念美人のお嬢様を中心に展開される青春ラブストーリー! 原作者は大人気ライトノベル『とらドラ!』も手掛けた。高校の卒業式の直後に記憶喪失になった多田万里(古川慎)は、1年間の浪人生活を経て、やっと大学生になることができた。憧れのキャンパスライフに期待をふくらませる万里。ところが入学式の当日、慣れない東京で迷子になってしまう。焦る万里だったが、まわりを見ると同じような境遇の男子がいた。彼の名は、柳澤光央(石川界人)。いかにも都会にいそうなイケメンの同級生だった。万里は彼と協力して、なんとか会場の前までたどり着くことに成功する。しかし、そこに1台の高級車が止まり、そこからとんでもない美女が現れる。しかも、その美女はいきなり花束で光央をビンタしてしまったのだ。突然の展開に驚く万里。話を聞けば、彼女は光央の幼なじみ・加賀香子(堀江由衣)で、光央と添い遂げるため、彼を追って東京の大学まで来てしまったのだという。あまりに堂々としたストーカー宣言に、光央はそれからずっと香子を避け続けることになる。一方で万里は香子の相談に乗るうちに、不器用でポンコツだけれども自分をしっかり持っている彼女の内面を知り…。
『BUZZER BEATER』は、バスケットボールを題材にしたアニメーション作品で、原作は井上雄彦による同名漫画。『SLAM DUNK』に次ぐバスケットボール漫画として、1996年に「J SPORTS(旧・スポーツ・アイ ESPN)」のホームページ上でWeb漫画として連載された。アニメは、トムス・エンタテインメントの製作で2005年に第1期が、2007年に第2期が放送された。監督は宮繁之。原作とはところどころで設定やストーリー展開が異なり、SFとスポーツが融合した珍しい作風となっている。西暦2×××年。地球発祥のスポーツであるバスケットボールは、今や全宇宙に広がり大人気を博していた。しかし、その中心である「宇宙リーグ」は身体的に有利な異星人が完全に席巻しており、地球人の姿はなかった。そこで立ち上がったのが、大富豪・ヨシムネ(石森達幸)である。ヨシムネは地球人のみで構成する最強チームをつくり、宇宙リーグに殴り込みをかけると宣言したのだ。そして、ヨシムネのもとに地球全土からエキスパートが集い、その中に主人公・ヒデヨシ(瀧本富士子)の姿もあった。身体能力では明らかに劣る地球人に対し、宇宙リーグ所属の異星人たちはこぞって見下す発言ばかり。しかし、バスケットボールを生み出した地球人としての誇りを胸に、ヒデヨシたちは果敢に宇宙へと挑んでいく!
大人気トレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』のアニメ第9シリーズ『デュエル・マスターズ ビクトリーV』!! 2012年4月に放送が開始された。新学期が始まり、日本一のデュエリストである勝太(小林由美子)の人気を横取りするほどの、カリスマ性を持った転校生・レオ(寺島拓篤)が5年2組に転入してくる…!そして勝太は、レオとアイドルグループ・YARASHIを巡ったデュエマバトルに巻き込まれていく。今日も今日とて朝からデュエマに勤しむ小学5年生の少年勝太は、コンプレックスを乗り越えて日本一のデュエリストへと成長していた。新学期が始まり、「学校に行きたい」と姫ことプリンプリン(ゆりん)が暇を持て余したり、強すぎる個性を持つ5年2組のメンバーが勝太をもてはやす中、転校生が転入してきた。「オレはレオ!上から読んでも下から読んでも、オレはレオ」。目立ちたがり屋で、いちいちキラキラせずにはいられらない謎のカリスマ性を持つ転校生・レオは勝太のクラス内での人気をあっさりとさらってしまう。少しの嫉妬を覚えてしまう勝太の元へ、レオはデッキを持ち出して、デュエマを申し込むのであった。
原作は1920年代に発行された、児童文学作品の『ドリトル先生』。1967年に『ドリトル先生不思議な旅』のタイトルで実写化されており、映画になるのは今回が初めてではない。98年には今作と同じ作品名の『ドクター・ドリトル』が、エディ・マーフィ主演で映画化された。今作では新たに『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrがドリトル先生役に起用されている。ロバート・ダウニー・Jrは、ハリウッドでも最も稼ぐ俳優の1人として知られ、出演する作品が軒並みヒットを記録する売れっ子俳優だ。今作では動物と話す獣医を演じ、CGで作られた動物たちとの軽快な会話も楽しめる。妻の死をきっかけに、森の奥にある大豪邸に引き籠ってしまったドリトル(ロバート・ダウニー・Jr)。かつては「動物と会話できる」能力を使って、獣医として名をはせていたが、今は見る影もない。そんな彼の住む屋敷に、重症のリス(クレイグ・ロビンソン)を抱えた少年トミー(ハリー・コレット)がやってくる。久しぶりの治療をおこなったのも束の間、次はヴィクトリア女王(ジェシー・バックリー)の治療を従者に頼まれてしまう。家を没収されることを恐れたドリトルは、動物たちを連れて、嫌々ながらバッキンガム宮殿へと足を運ぶのだが…。
個性的すぎる同居人たちとの青春ライフ!?宮原るりによる、青春コメディ漫画『僕らはみんな河合荘』のテレビアニメ化作品。純和風の下宿「河合荘」を舞台に、個性豊かな住人たちに囲まれて過ごす男子高校生の日常を描く。原作漫画は「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)で連載された。親の転勤により下宿生活を始めることになった高校1年生の宇佐和成(井口祐一)。その下宿先は、今どきめずらしい純和風の下宿「河合荘」。期待と不安が入り交じるなか、下宿に着いた宇佐は、そこでひとりの少女と出会う。その少女の名は、河合律(花澤香菜)。宇佐が通う高校の先輩で、放課後はひとり図書室で本を読んでいるような、無口でクールな雰囲気の美少女だった。宇佐はそんな彼女に密かに想いを寄せるようになる。あこがれの先輩女子との共同生活に期待する宇佐だったが、すぐに自分の思い違いに気づくことになる。なんとこの下宿は変人たちの巣窟だったのだ。たびたび警察に補導されるドM男子、男運がない残念美人OL、男をたぶらかす腹黒な小悪魔系女子大生と、それはもう個性的すぎる人々がそろっていた。河合荘のなかで唯一の常識人になってしまった宇佐は、そんな彼らが巻き起こす数々のトラブルに頭を抱えながらも、にぎやかな日常を送ることになる。それでも、想い人の律と少しでも距離を縮められるように、宇佐は涙ぐましい努力を続けるのだった。
2016年韓国のSBSが制作し、同時間帯に放送されたドラマの中で視聴率1位をキープし続け、最高視聴率21.3%を記録した大ヒットドラマ。『天国の階段』でヒロインの子役を務め、子役時代からその演技力には定評がある人気女優パク・シネが主人公の女医を演じる。また彼女を見守り、支えていく年上の医師を実力派俳優キム・レウォンが演じた。SBS演技大賞では、主演のふたりがそろって最優秀演技賞を受賞している。演出はオ・チュンファンが担当。オ・チュンファンは、韓国のみならずアジアでも大流行したドラマ『星から来たあなた』の演出を手がけ、大ヒットドラマ『ホテル・デルーナ』の監督・演出を務めたことでも知られる。今作ではヒロインの成長を、見応えたっぷりに描き出している。愛する母を亡くし、再婚した父とその継母との関係もうまくいかず、問題ばかり起こすようになったヘジョン(パク・シネ)。注意しても無視し続けるヘジョンの態度に愛想を尽かした父は、ヘジョンを家から追い出し、食堂を営む祖母マルスン(キム・ヨンエ)のもとへ押し付ける。学校にもろくに行かず、ケンカや悪さを繰り返していたヘジョンは偶然、万引き現場を教師のジホン(キム・レウォン)に見つかってしまう。不良少女の自分にもしっかりと向き合い、一風変わったジホンに少しずつ興味を持ち始めるヘジョン。彼女の中でなにかが変わり始めようとしていた…。
『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』を手掛けた漫画家・うすた京介の、シュールな4コマ漫画がアニメ化!原作は「週刊少年ジャンプ」で、2000年~2010年に連載されていたギャグ漫画『ピューと吹く!ジャガー』。10年もの長い期間連載されていたギャグ漫画をもとに、2007年にOVA化、2008年に実写映画化され、2009年にアニメ映画『ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』が制作された。ピヨ彦こと酒留清彦(金丸淳一)が、謎な存在のジャガージュン市(藤原啓治)に出会ってからの日々が描かれる。就職も大学進学もしない選択をしたピヨ彦。そんなピヨ彦は謎の笛吹き男・ジャガーことジャガージュン市に出会い、付きまとわれる。ジャガーはピヨ彦を追いかけ回し、その先々で、無理やり笛を吹かせようとする。ピヨ彦は芸能養成学校などの数々のオーディションを受けるも、何度もジャガーに妨害され落ちる日々…。スター養成校のガリクソンプロダクションに入校しても、ジャガーに付きまとわれ、入校してくる。しかも、ジャガーはふえ科の講師に就き、ピヨ彦もふえ科に入ることになってしまった。その後ふえ科には、忍者のハマー(小西克幸)、地味でもキレると怖い白川高菜(笠木泉)も入り、奇妙な青春の日々が始まる。個性派揃いの登場人物とゆるいストーリー展開は、きっとあなたの癒しになるはず!?
ハリウッド映画への出演も果たし、世界的スターとなったイ・ビョンホンの、6年ぶりのドラマ復帰となった作品である。2009年に放送された。韓国KBSが総製作費200億ウォンという破格の製作費をかけ、壮大なスケールで描いた今作は、最高視聴率39.9%を記録した。秋田県の観光地でも重要なシーンが撮影され、日本でも放送前から話題となった。共演俳優陣も『天国の階段』で強烈な悪役を演じた美人女優のキム・テヒや、幅広い役柄を演じ分ける実力派俳優チョン・ジュノなどが揃い、韓国ドラマ史に残る大作といわれている。特殊部隊の精鋭隊員であるキム・ヒョンジュン(イ・ビョンホン)は、美しい女性スンヒ(キム・テヒ)に出会い、一目惚れしてしまう。一方、同じ部隊に属するヒョンジュンの親友・サウ(チョン・ジュノ)も地元の先輩からスンヒを紹介され、心を奪われていた。そんなある日、ヒョンジュンは突然知らない男に連行され、ひどい拷問を受ける。必死に抵抗する中、助けを呼ぶサウの声を聞いたヒョンジュンは、決死の覚悟でサウが監禁されていた部屋を突き止め、彼の救出に成功する。しかし脱出を図ろうとしたふたりを待ち受けていたのは、国家安全局(NSS)副局長ペク・サン(キム・ヨンチョル)であり、すべてはNSS要員になるための極秘テストだったのだ。こうしてNSS要員となったふたりには、さらに過酷な任務が待っているのだった…。
私は呪われた道具だ――。水瀬葉月のライトノベル『C3 -シーキューブ-』(電撃文庫)の、テレビアニメ化作品。心優しい男子高校生と呪われた道具が擬人化した少女たちが、襲いかかる敵たちを倒していくバトルアクションアニメ。原作は全17巻で完結している。古びた一軒家でひとり暮らしをする夜知春亮(梶裕貴)は、ごく普通の高校生。ただし、呪いの効力を受けないという特別な体質の持ち主だった。そんな彼のもとに、ある日ひとつの荷物が届く。それは1辺1mほどの謎の黒い立方体。実はその正体は、さまざまな形に変形する呪われた拷問器具だった。しかも、長年にわたって人間の負の思念を吸い続けた結果、青い髪の美少女フィア(田村ゆかり)に擬人化するようになっていた。フィアははじめて見る日本の家屋や食べ物に興味津々。特にせんべいとお茶が気に入ったようである。彼女は自らが放つ呪いの力の影響を受けない春亮のことを知り、呪いの力が弱まるまで、夜知家で彼と同居することを決める。そこに、妖刀が擬人化した少女・村正このは(茅原実里)や、クラス委員長の上野錐霞(喜多村英梨)も加わり、春亮の周りはにぎやかになっていく。ところが、そんな春亮たちの日常は、呪われた道具をめぐって暗躍する人物たちに脅かされることになる。彼らの恐ろしい企みを阻止するため、春亮たちは立ち上がるのだった…。
夢に向かって、あがき続けろ!P.A.WORKSの、オリジナルテレビアニメ作品『SHIROBAKO』の劇場版。アニメ業界で働く5人の女子を中心に、アニメを作る人々の苦悩と葛藤を描く。2020年公開作品。老舗のアニメ制作会社「武蔵野アニメーション」。過去の栄光にすがるしかないといわれたその会社は、『えくそだすっ!』と『第三飛行少女隊』の制作を経て、かつての活気を取り戻しつつあった。しかしその4年後、かつての制作陣のほとんどが、武蔵野アニメーションから離れてしまっていた。同社が手がけたオリジナルアニメ作品が制作中止に追い込まれたことで、会社自体が倒産寸前になってしまったからである。そんな武蔵野アニメーションに残った数少ないスタッフのひとりが、制作進行の宮森あおい(木村珠莉)。複雑な思いを抱えながら、下請けの仕事をこなす日々を送っていた。ところが、ある日あおいは1枚の企画書を見せられる。それは、他社がさじを投げた劇場版オリジナルアニメ『空中強襲揚陸艦SIVA』の企画だった。上映まで1年しかないにもかかわらず、タイトル以外なにも決まっていなかったその企画を、あおいは引き受けることになる。そうしてあおいはかつての制作メンバーを集め、『空中強襲揚陸艦SIVA』の完成を目指す。けれども制作が進む中で、再びトラブルに見舞われることになるのだった…。
信じる力は、未来を変える――。中国のモバイルゲーム会社・Happy Elementsによる、オリジナルストーリーのアイドルアニメ。バーチャル空間でライブをおこなう次世代型アイドルの成長を描く。各話30分枠で、前半にアニメ本編、後半に声優陣のバラエティ番組が収録されている。物語の舞台は、バーチャル空間でアイドル活動がおこなわれる近未来の世界。VR技術を駆使した臨場感あふれるライブは、世界的な人気を博していた。アイドルを目指す少女たちは、バーチャル空間でのパフォーマンスを学ぶため、世界各国のアイドル養成校に通うのだった。そのひとつが、私立華音学園。多数のアイドルを生み出した名門校として知られ、現在もアイドルを目指す数多くの少女たちが所属している。明るくて元気いっぱいな林薇薇(豊田萌絵)も、そうした少女たちのひとりである。彼女は自らが所属するグループ「StarRing」の仲間たちとともに、日夜レッスンに取り組んでいた。目指すは、アイドルリーグのトップ! そのためには、アイドルランキングの上位に食いこまなければならない。元アイドルの学園長・白雪翔子(水樹奈々)から直接声をかけられたこともあって、薇薇はますます気合いを入れるのだった。ところがアイドルリーグの裏では、華音学園をつぶす陰謀がうごめいていた…。果たして彼女たちはアイドルの頂点に立てるのか!?
アイドルを目指す5人の美少女とエクササイズ!アース・スター エンターテイメントが手掛ける5分枠のショートアニメ。視聴者が5人のアイドル候補生とともに、フィジカルトレーニングを楽しめるトレーナー番組。毎回正しいトレーニングの仕方も紹介される。最近、運動不足で体型が気になっているあなた! そんなあなたと一緒にフィジカルトレーニングをしてくれるのは、アイドルを目指す個性豊かな美少女たち。大好きなソフトクリームを食べるため、カロリーを消費したい元気いっぱいな女子高生・星あさみ(伊藤美来)。かわいい水着を着るために、陰で努力している負けず嫌いな女子中学生・樋口えり(和氣あず未)。美味しい手料理をさらに美味しく食べてもらいたい、清楚系お嬢様の早乙女静乃(小牧未侑)…。個性豊かな彼女たちは、トレーニングに打ち込む理由もバラバラ。だが、トレーニングに取り組む気持ちは本物である。そんな彼女たちが、基本の腕立てや腹筋、応用のヨガ、体幹トレーニングなど、幅広いジャンルのエクササイズをこなしていく。それに合わせて、各種トレーニングの注意点や効果的なトレーニング法なども紹介される。彼女たちと一緒にエクササイズをして、気持ち良い汗を流してみよう!
新しい季節、少女たちとの出会い――。『枕男子』、『あにトレ』シリーズを手がけたスマイラル・アニメーションによる、「バーチャル・アニメ」第3弾。アパートの一室に住む主人公と3人の美少女との交流を描く。視聴者が主人公気分を味わえるように、セリフはヒロインのパートのみで、カメラワークも主人公の一人称視点になっているのが特徴。大学生の主人公はとある冬の日、ひとり暮らしをするアパートで、黒髪セミロングの清楚な女子高生と出会う。その子の名前は、花坂結衣(M・A・O)。大学受験に集中するため、主人公の部屋の隣に住む姉のもとに引っ越してきたらしい。かわいい結衣にドキドキしながらあいさつをする主人公。だが、話しているうちに、結衣の志望先が主人公の通う大学であることが判明する。そこで、結衣は意を決して、主人公に家庭教師をお願いする。実は受験勉強がうまくいっておらず、ひとり悩んでいたのだった。そんな結衣のお願いを快諾した主人公は、家庭教師として彼女とふたりで長い時間をともにする。やがて一緒に銭湯に行ったり、結衣の手料理に舌鼓を打ったりと、勉強以外の場面でも関わることが増えていく。こうして、ふたりはそれぞれへの想いを育んでいくのであった…。第1期となる今作では、「花坂結衣編」のほかに「桃原奈月編」、「青島萌香編」が描かれている。
「それ」は、鈴の音とともに、やってくる…!『シライサン』は、小説家・乙一の名で知られる安達寛高が監督・脚本を務めたホラー映画。2020年1月に全国公開され、新しいパターンの都市伝説ホラーとして、早くも傑作の呼び声が高い。本作が長編映画デビュー作となる安達寛高は、乙一としてライトノベルからミステリーまで幅広く活躍。作風によって、山白朝子、中田永一名義でも小説を発表している。『シライサン』では、『リング』の貞子や『呪怨』の伽椰子に次ぐ新たなホラー・クイーンを生み出した。女子大生の瑞紀(飯豊まりえ)と加藤香奈(江野沢愛美)がレストランで食事中、突如何者かに怯えて立ち上がった香奈が、その場で異様な死を遂げる。ときを同じくして、鈴木春男(稲葉友)は弟の和人(渡辺佑太朗)を異様な死で失う。そのふたりの遺体は、死因は心不全ながら、ともに眼球破裂という奇妙な共通点があった。そして、香菜と和人はバイト仲間でもあったのだ。その事実を知った瑞紀と春男は、同じくバイト仲間であり、数日前に一緒に旅行をした詠子(仁村紗和)へ事情を聞きに行く。そこで詠子が話したのは、「異様に目の大きい女性がいて、その名前を知った人は死んでしまう」という都市伝説的な怪談。そして、詠子はその名前「シライサン」を瑞紀と春男に聞かせてしまい…。
アニメ『腐男子高校生』は、AT-Xやテレ玉で2016年7月から9月まで放送されたボーイズラブアニメ。原作は、オンラインマガジン「ゼロサムオンライン」にて連載されていた、みちのくアタミが描く同名4コマ漫画である。腐男子とその周りにいる愉快な仲間たちが描く、日常系コメディが面白いと話題になった。今作の主演を務めるのは、アニメ『黒子のバスケ』や『ユーリ!!! on ICE』など、話題の作品に出演している羽多野渉。そのほかにも、野島健児や鈴木達央・洲崎綾など若手の実力派声優たちが出演している。これは、どこにでもいるような平凡で普通の男子高校生・坂口(羽多野渉)の物語である―。一見普通の高校生に見える坂口は、実はBLが大の好物。BLであれば、有機物・無機物どちらでもいけてしまうほど、こよなくBLを愛する青年であった。そんな腐男子高校生・坂口には、実は一風変わった趣味や性癖を持った仲間たちがいるのだ。そんな腐男子高校生と、愉快な仲間たちの日常はやっぱりはちゃめちゃだった。
女子高生たちが送るドタバタ百合系ラブコメディ、ここに開幕ー!一迅社の「コミック百合姫」に2017年まで連載されていた、くずしろによる人気百合漫画作品『犬神さんと猫山さん』が待望のアニメ化。豪華声優陣を迎え、テレ玉をはじめとする各放送局や、ニコニコ動画、バンダイチャンネルで5分間のショートアニメとして放映された。小さく可愛いもの好きの犬神八千代(いぬがみやちよ)と中二病気味女子高生の猫山鈴(ねこやますず)の、対照的なふたりが織りなす甘々癒し系な百合ストーリーから目が離せない!高校1年のある日、幼なじみの柊木秋(大坪由佳)に猫山鈴(東山奈央)を紹介された犬神八千代(上坂すみれ)は、運命の出会いをしてしまう(デスティニる)。犬神なのに猫派で積極的な八千代と猫山なのに犬好きで恥ずかしがり屋の鈴は、お互いを探り合いながら少しずつ仲を深めていく。頼もしいツッコミ役の秋をはじめとする個性豊かな友達に囲まれながら、新しい学園生活をスタートさせた対照的な性格のふたりだったが…。クセの強い登場人物も次々登場する予感、果たしてふたりの恋の行方はいかにー?
映画『サヨナラまでの30分』は、2020年1月24日に公開されたラブストーリー作品。ボーカル・アキが遺したカセットテープを再生することで、30分だけアキと大学生の颯太が入れ替わるという不思議な出来事により、物語が展開していく。映画『ちはやふる』で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した俳優・新田真剣佑と、映画『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した注目の俳優・北村匠海のW主演となっている。監督には、映画『東京喰種 トーキョーグール』でおなじみの萩原健太郎が抜擢されている。メジャーデビュー前に突如解散してしまったバンド「ECHOLL」。解散から1年、その出会いは突然だった。「ECHOLL」の元メンバーである山科健太(葉山奨之)・重田幸輝(上杉柊平)・森涼介(清原翔)の目の前に突然現れた大学生の青年・窪田颯太(北村匠海)。その圧倒的な歌声に魅了され「ECHOLL」が再結成されたのだが、颯太の中身は1年前に死去したボーカル・宮田アキ(新田真剣佑)だった! アキが生前遺したカセットテープの不思議な現象が、想いを紡ぐ―。
夜の病院。そこは、なにかが起こる場所…!知念実希人原作の『仮面病棟』は、2020年に公開された医療サスペンスである。療養型病院で当直バイトをすることになった主人公の医師が、ピエロの仮面を被ったコンビニ強盗犯の立てこもり事件に巻き込まれる!監督・脚本は木村ひさしで、脚本には原作者の知念実希人も加わっている。知念実希人は医師でもあり、ミステリーの背後に深い医学的見地があるとの定評もある。外科医の速水秀悟(坂口健太郎)は、先輩・小堺司(大谷亮平)に頼まれてある療養型病院の当直バイトを務めることになった。そこは元精神病院ということで、鉄格子や有刺鉄線がある異様な空間で、手術室も鎖で固められ使われていない様子。実は秀悟は、小堺司の妹でもある恋人を事故で亡くしてから仕事をしていなかった。今回の当直バイトは、秀悟にとって良いリハビリになるはずだったのだが、事態は思わぬ方向に。病院内にピエロの仮面を被ったコンビニ強盗が現れ、巻き込まれて怪我をした川崎瞳(永野芽郁)を治療しろというのだ。ピエロの男はそのまま籠城し、秀悟が使われていないという手術室に入ると、そこには最新の医療設備が揃っていた…。
SEGAより発売されたPlayStation 3用ゲーム『戦場のヴァルキュリア』を、アニメ化した作品。2009年4月から放送された。監督は、『おおきく振りかぶって』などで演出を務めた山本靖貴が抜擢された。今作は山本靖貴の初監督作品でもある。キャラクターデザインは、『ヴァンパイア騎士Guilty』で作画監督を務めた渡辺敦子が起用され、作画監督も兼任している。シリーズ構成は、『カウボーイビバップ』などで脚本を務めた横手美智子が担当した。ヨーロッパ大陸は、「東ヨーロッパ帝国連合(通称・帝国)」と「大西洋連邦機構(通称・連邦)」の、東西のふたつの国に分かれていた。鉱物資源・ラグナイトを豊富に産出する小国・ガリア公国は、東ヨーロッパ帝国連合(帝国)の侵攻を受けた。後に「ガリア戦線」と呼ばれる、ガリア義勇軍の戦い描いた物語が始まる。帝国軍がガリア公国にある国境の街・ブルール村に迫っているという情報が入り、人々は避難していた。村の自警団にいたアリシア(井上麻里奈)も避難の手伝いをしていたのだが、村の川辺でスパイかなにかが情報のやりとりをしているという知らせが入る。アリシアは川辺へ駆けつけると、そこにはメモになにかを書き込んでいる青年がいた。アリシアは青年をスパイ容疑で逮捕するが、魚のスケッチをしていると主張するため、彼の名前を聞くと…。
映画『ロマンスドール』は、型破りな設定と感情が揺さぶられるような展開が魅力的なラブストーリー作品。監督を務めるのは、『百万円と苦虫女』『お父さんと伊藤さん』など、独特のセンスと表現力で話題となったタナダユキ。恋愛や結婚という普遍的な題材をもとに、現代らしい夫婦の形を見出していくストーリー構成に目が離せない。主人公の北村哲雄を演じるのは、映画『シン・ゴジラ』や『億男』に出演している人気実力派俳優・高橋一生。ヒロインの園子は、映画『るろうに剣心』や『百万円と苦虫女』に出演している女優の蒼井優が演じる。監督のタナダユキと共演を果たすのは、今作で2回目となった。美術大学で彫刻科を専攻し、卒業した北村哲雄(高橋一生)。卒業後はフリーターをしていたが、先輩から紹介されてラブドール工場に勤務することになる。ある日、リアルなラブドール制作を命じられた哲雄たちは、医療用の人工乳房を作るためと偽り、美術モデルに小沢園子(蒼井優)を呼ぶことに。園子のあまりの美しさに一目惚れした哲雄は猛アタックし結婚。しかし、哲雄は嘘をついて園子を呼んだことに負い目を感じており、自分の職業がラブドール職人であることを隠し通したまま歳月が流れた。徐々に会話が減り、セックスレスになっていく中、園子の秘密が徐々に明らかとなる―。
スクウェア・エニックスから配信されている、スマートフォン用ゲームアプリ『グリムノーツ』をアニメ化。放送は2019年で、全12話。監督は、『境界のRINNE』シリーズなどで監督を務めた菅原静貴を起用。キャラクターデザインも、『境界のRINNE』シリーズで作画監督を務めた松本健太郎が担当している。人は生まれたとき、運命の書を与えられる。そして運命の書に記されている通りに生きる。しかしエクスが持つ運命の書にはなにも書かれていなかった。そんな空白の運命の書を持つ者たちの冒険を描いた物語。空白の運命の書を持つエクスたちは、想区と呼ばれる世界の区切りを跨いで旅をしていた。新たな想区へ足を踏みいれると、ヴィラン(怪物)に襲われている幼い少女がいて…。「逃げて、早く逃げて!」。そういって少女を逃がした女剣士は怪物を倒し、やがて少年へと姿を変えた。助けた少女は森の奥へと逃げた。エクス(逢坂良太)は英雄に変身する能力「コネクト」を解除して、倒したヴィランを見ると村人だった。それは運命を書き換え、想区を崩壊させるカオステラーの存在を示していた。一緒に旅をしているレイナ(上田麗奈)、シェイン(久保田未夢)、タオ(江口拓也)が合流し、村人を治療する。そして村人から逃げた少女は、「赤ずきん」と呼ばれていることを知る。4人はどこかへ消えてしまった赤ずきんを探しに、森ヘ向かうのだが…。
「銀色の虎毛ってことは、そうだ銀がいいや!」。虎毛を持つ犬は、良質な熊狩りの猟犬になるといわれる。生まれたばかりの秋田犬は銀と名付けられた。原作は高橋よしひろによる同名漫画で、「週刊少年ジャンプ」で連載された。アニメはテレビ朝日系列にて、1986年4月から放送が始まった。『銀牙 流れ星銀』は、犬が主人公のストーリー。秋田犬の銀(山田栄子)は、奥羽の二子峠に牙城を築いた巨大熊の赤カブトを倒すため、仲間を集めて全国を旅していく。監督は、『北斗の拳』の演出や『夢戦士ウイングマン』でシリーズディレクターを務めた勝間田具治を含む5人。脚本は『エースをねらえ!』を手掛けた馬嶋満と、『ファイナルファンタジー』のゲームシナリオを担当した寺田憲史が起用された。秋田犬・リキ(銀河万丈)と富士(梨羽由起子)の間に、銀色の虎毛を持つ子犬が生まれた。虎毛の犬は良質な熊狩の猟犬となるといわれており、マタギ(猟師)に重宝される犬であった。そのころ、マタギの竹田五兵衛(渡部猛)はリキを連れて、赤カブトを探していた。赤カブトは奥羽の山中で縄張りを張る巨大熊で、人を襲うことから殺人熊と恐れられていた。竹田は過去に赤カブトと戦い、右目を撃ち抜いてた。山中で倒れている人を発見したリキは、それが赤カブトの仕業であり、危険が迫っていることに気づいた。リキは服を引っ張り、竹田に知らせようとするが…。
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリ制作のアニメーション映画。『火垂るの墓』や『おもひでぽろぽろ』などで有名な、今は亡き高畑勲監督が原作・脚本・監督のすべてに関わった唯一の作品である。東京の多摩丘陵を舞台に、宅地開発によって自分たちの住処を脅かされたタヌキたちが、いろいろなものに化ける能力である化学を復興させることで、自分たちの住処を守ろうとする内容。野々村真や石田ゆり子、泉谷しげるが声優として出演。自然破壊により、自分たちの住処を追われてしまうタヌキたちの姿がリアルに描かれており、ドキュメンタリー的な要素も含まれている。また厳しい状況の中、健気に頑張るタヌキたちの姿が、可愛らしくも愉快に描かれている。東京にある多摩丘陵の自然豊かな環境で暮らしていたタヌキたち。しかし住宅開発が進むことで自然が壊され、タヌキたちの生活する場所は減っていってしまった。そのため化学を再興することで、人間に負けない力を得ようとしていた。しかしタヌキたちが化学を使い、工事を邪魔したり人々を怖がらせていっても人間の宅地開発は止まらなかった。そうしてますます住む場所が減っていき、追い詰められたタヌキたちは、「妖怪大作戦」を決行する。自分たちの住処を守りたいタヌキたちの最後の大奮闘。果たしてどうなっていくのだろうか?
『うえきの法則』は、不思議な力を持つ中学生・植木耕助(朴璐美)が主人公の超能力バトルアニメ。原作は福地翼による同名漫画で、アニメは2005年4月からテレビ東京系列にて放送された。ごみを木に変える能力をもらった植木が、ほかの能力者たちとバトルを繰り広げていく。神の座を手に入れるため、神候補の天界人は自分が選んだ中学生に能力を与える。能力を与えられた中学生たちは互いに戦い、勝ち残ることができると、その能力者を選んだ神候補は神に、能力者にはなんでも好きな才能を手に入れられる「空白の才」を与えられる。能力を与えられた植木は、100人の能力者たちによる神バトルに巻き込まれていく。ただ『うえきの法則』は白熱したバトルシーンだけでなく、お気楽なキャラクターたちによるほのぼのとした雰囲気も漂っている。あるとき、公園を掃除している少年がいた。そこで不良らしき人間に絡まれるも、ごみを大きな木の棒に変えることで撃退した。その少年は植木という名で、神候補であった担任の小林先生(森功至)は自分が神になるため、ごみを木に変える能力を彼に与えたのだ。しかし能力で一般人を攻撃すると才能がひとつ減ってしまい、すべてを失うと植木は消滅してしまうという。それを知った同級生の森あい(川上とも子)は、植木にそのことを伝えるも、植木は自分のことを顧みず人のために力を使って戦った。果たして植木の戦いの行方は?
『1日外出録ハンチョウ』は、『賭博破戒録カイジ』に登場するキャラクター・大槻を、主人公にしたスピンオフアニメである。原作は同名漫画であり、原作・原案を萩原天晴、漫画を上原求と新井和也、そして福本伸行も制作に加わっている。『中間管理録トネガワ』の14話に今作が差し込まれ、以降も不定期放送された。架空の会社である帝愛の地下強制労働施設から、お金を支払うことで1日だけ解放された大槻班長の、地上での悠々自適な生活が描かれている。カイジシリーズ本編のシリアスな雰囲気とは違い、パロディ満載の内容となっている。あるとき、大槻(チョー)は帝愛の地下強制労働施設の1日外出券を購入した。大槻は地下でのギャンブルを利用して大儲けしており、高額な1日外出にも慣れた人物だった。そのため24時間しかない自由な時間も焦らず過ごす大槻。服の毛玉を数時間かけて取ったりしており、無駄に見える時間を過ごしていた。見張りの黒服も、その異常な行動に驚いている。そして次の日、大槻はスーツを購入したのち、大衆蕎麦屋に入る。その行動にさらに見張りの黒服は驚いた。蕎麦屋で昼間からビールを飲む大槻。なんと大槻は急いで食事をとるサラリーマンの姿を肴にして、ビールを飲んでいた。そうして大槻は満足して地下強制労働施設に帰っていったのだった。こうして1日しかない外出を、奇想天外な方法で楽しむ大槻の話が始まる。
『青鬼 THE ANIMATION』は、大人気フリーホラーゲーム『青鬼』を原作とした劇場アニメーション。3Dアニメーションを駆使し、完全オリジナルストーリーと新しいキャラクターで制作されている。逢坂良太や喜多村英梨、佐倉綾音といった人気声優が出演。ある高校の民俗学研究部の部員たちが、自分たちの地元に伝わる「桔梗鬼(青鬼)」の伝承の謎に迫っていく、ホラー・サスペンス作品。ゲームとも関連させながら、民話という設定にすることで、青鬼の恐怖をサスペンス風に表現しており、ゲームとは違う青鬼の魅力を感じられる作品。ある日、高校の民俗学研究部員たちは地元の民話に登場する怪物・桔梗鬼について調べていた。部員たちは、桔梗鬼が大人気フリーゲームに登場する「青鬼」と似ていることに注目し、その研究内容を文化祭での発表のテーマにしようと決める。祖父が部員たちの地元に住んでいるという、青鬼のゲームの作者に会おうとするも、会う約束をした直後に作者は自殺してしまう。不審に思った部員たちは、独自に青鬼について調べ始める。そしていつの間にか防火扉が閉まり、密室となった学校で調査を続ける部員たちを、突如青鬼が襲うのだった。部員たちに忍び寄る青鬼の恐怖と惨劇。果たして部員たちは、地元の伝承と関連しているであろう青鬼の謎を解き、無事に学校から脱出することができるのだろうか?
『パーフェクトブルー』は、1998年2月に公開されたアニメ映画。原作は竹内義和による『パーフェクト・ブルー 完全変態』で、監督は今敏、脚本は村井さだゆきが務めた。アイドルから女優に転身した主人公・霧越未麻(岩男潤子)に起こる不可解な出来事が中心に描かれる、サスペンスホラーアニメーション。身の回りでさまざまな事件が起きる上に、レイプシーンなどを演じることで、現実と空想の区別がつかなくなってしまう未麻の姿が、物語の不穏さを際立たせている。またそれらの姿をリアルな内面描写によって表現することで、視聴者側も何が現実か分からなくなるような工夫がなされている。また未麻の身の回りで起こる事件の犯人の謎には、最後までハラハラさせられてしまう。あるとき、アイドルグループ「チャム」のメンバーとして活動していた未麻は、ライブの最中に引退を宣言した。その後は新人女優として活動をし始める未麻。しかし、女優業がなかなか上手くいかない上に、自分になりすました何者かが運営するホームページや、身の回りで起こる恐ろしい事件に悩まされていく。そうして未麻の精神は壊れていき、次第に現実と空想の境が分からなくなっていくのだった。果たして未麻の身の回りで起きていることは、どこまでが現実なのか。そして事件の犯人は一体誰なのだろうか?
『もののけ姫』は壮大なストーリーが人気を博し、興行収入193億円を記録した作品。日本の興行収入記録を塗り替えた稀代の名作が、2020年6月26日より全国の映画館で再上映! 公開されたのは1997年7月12日で、監督・脚本を務めたのは、宮崎駿。エミシの村に住み、やがてその村の長となるべき青年アシタカ(松田洋治)は、村を救うためにタタリ神に矢を放って死の呪いを受けてしまった。腕の呪いを解くため、そして世界に迫る異変の謎を探るため、アシタカは旅に出る。17歳のアシタカは、やがてエミシの村の長となるべき弓の腕と運動神経を身につけた、風格ある青年。ある日、エミシの村を襲ってきたタタリ神から村の人間を守るために矢を放ち、その腕に死の呪いを受けた。掟により村を追われることとなったアシタカは、老巫女のヒイ様(森光子)からいわれ、西の異変を探るために旅立つ。そこでアシタカが遭遇したのは、人と人との争い、そして獣たちと人との争いであった。タタラ場にて、エボシ(田中裕子)がまとめる人々の生活に触れ、もののけ姫(石田ゆり子)という獣に肩入れする少女の話を聞く。アシタカは、「己の曇りなき眼で見定める」といい、自然と人間の双方に肩入れして争いを止める選択肢を選ぶのであった。
アーシュラ・K・ル=グウィンの同名傑作小説『ゲド戦記』を原作にし、76.9億円の興行収入を叩き出したジブリの名作が、2020年6月26日より全国の映画館にて再上映開始! 映画は2006年7月29日公開。監督は宮崎吾朗。エンラッド王国の王子アレン(岡田准一)は、父王を殺して国から逃亡した心に闇を抱える少年。旅の途中に出会った魔法使いハイタカ(菅原文太)に保護され、弟子として自分自身の心と向き合うための冒険が幕を開ける…!主人公アレンはエンラッド王国の王子であり、心優しい少年。しかし、自分の心に巣くう闇に人格を乗っ取られ、突然父王を殺して国を逃亡してしまった。その後アレンは旅をしていたある日、狼の群れに食い殺されそうになっていたところを魔法使いのハイタカに助けられる。ハイタカは滅多なことでは魔法を扱わない変わり者の魔法使いであり、アレンを心優しく弟子として迎え入れてくれた。しかし、アレンはたびたび心の影に恐怖し、迷子になったり、闇の誘惑に負けそうになっては、ハイタカに助けられていく。そんなある日、アレンは奴隷にされそうになっていた1人の少女を助けた。一度は拒絶されるも、再会し、その少女テルー(手嶌葵)が幼いころに両親に虐待され、捨てられたことを知るのであった。
宮崎駿が原作・脚本・監督のすべてを7年ぶりに担当し、興行収入155億円を叩き出した、子ども向け大冒険アニメーション映画の傑作。2008年7月19日に公開された。主人公は、崖の上の家に母親のリサ(山口智子)と住む5歳の普通の男の子・宗介(土井洋輝)。ある日、海でポニョを保護した結果、ポニョの脱走と海の時代を巡る大アドベンチャーに巻き込まれていく。どこにでもいる5歳の男の子・宗介が海で船のおもちゃ遊びをしていたところ、奇妙な生物が空き瓶を頭にハメて流されてきた。宗介はその生物を金魚だと思って助け、ぽにょっとした体型からポニョ(奈良柚莉愛)と名付ける。宗介はポニョを、幼稚園や母親のリサが働く介護施設に連れて行ったりしては、周囲の人間にポニョのことを「金魚だよ」と紹介していく。周囲からも可愛がられ、認められていくポニョだが、憎まれ口が絶えないトキ(吉行和子)だけは「人面魚じゃないか」「津波がくるよ」とポニョのことを恐れていた。ポニョを大事にすることを決意する宗介だが、突如海の中から現れた奇妙な男にポニョが連れ去られてしまい…!? 宗介とポニョによる、世界の命運をも巻き込む海の大冒険が幕をあける。
アニメ『魁!!クロマティ高校』の原作は、野中英次の同名漫画。クロ高と略され愛されてきた漫画がアニメに…!テレビ東京系列にて、2003年から2004年まで15分番組として全26話が放送された。原作第8巻までに収録されたストーリーの一部を、アニメ化した作品である。「ワルのメジャーリーグ」と呼ばれるほど、選りすぐりの不良が通う東京都立クロマティ高校で起きる日常を描く。優等生だった主人公の神山高志(櫻井孝宏)は、自分を助けてくれた親友とともに高校に通うために、クロマティ高校を受験し、合格する。しかし、親友は受験に失敗し、1人でワルばかりの高校に入学することに。真面目な神山であったが通っているうちに、非常に個性的な友達ができる。たとえば家族はエリートなのにバカな林田慎二郎(鈴木琢磨)、自称正真正銘のワルなのにクロマティ高校に来て常識人になり、ツッコミ担当になった前田彰(稲田徹)。そのほかにもロボットのような見た目で、ときどき初期化してしまうメカ沢新一(若本規夫)や、裏番長だが乗り物に弱い竹之内豊(内藤玲)などとも仲良くなる。日本でも、有名な不良高校で繰り広げられる笑える日常とは!?
『C』は2011年4月から6月にかけて、フジテレビ系列ノイタミナ枠などで放送されたテレビアニメ。制作はタツノコプロ(旧・竜の子プロダクション)で、『THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』という副題もついている。『モノノ怪』や『空中ブランコ』のシリーズディレクターを手掛けた中村健治が、テレビアニメにおいて初めて監督を務めた。近未来の日本で、「金融街」と呼ばれる世界に巻き込まれていく大学生の姿が描かれる。20XX年の日本――。巨額の財政赤字により危機的状態の日本経済だったが、ある政治家の活躍によって奇跡的な財政再建が実現された。そして総理が日本経済の復活を宣言をしたことで世界中の注目を浴びるも、一般市民の生活に目を向けると依然財政状況は厳しく、景気回復の兆しを見ることができない。そんな時代に、大学2年生の余賀公麿(内山昂輝)は、公務員になって安定した生活を送ることを夢見ていた。公麿はある日謎の男に出会い、「あなたの未来の可能性を担保にお金を貸します。そのお金をあなたの才覚で運用してみませんか?」といわれる。この一言が、安定を求める公麿の運命を大きく狂わせる。不思議な世界「金融街」とは? 未来を代償にした「ミダスマネー」の正体とは?
『NO.6』は2011年7月から9月まで、フジテレビ系列ノイタミナ枠で放送されたテレビアニメ。原作はベストセラー小説『バッテリー』で知られる、あさのあつこの同名小説。後に『僕のヒーローアカデミア』シリーズの監督をすることになる長崎健司が、今作でも監督を務めた。またアニメーターの石野聡が、キャラクターデザインと総作画監督を務める。少年たちが理想都市「NO.6」の、隠された本質と秘密に迫っていく近未来SF作品。2013年。理想都市・NO.6の中にある高級住宅街・クロノスで暮らす少年・紫苑(梶裕貴)。彼は2歳のときに受けた幼児検診で知能面の最高ランクをマークしており、今まで何不自由なく暮らしてきたエリートだった。しかし、そんな生活は12歳の誕生日を境に豹変することとなる。「矯正施設」から脱走した謎の少年・ネズミ(細谷佳正)を助けたことにより、今まで受けていた特別待遇のすべてをはく奪されてしまったのだ。そして、その4年後――。クロノスを追いやられ、ロストタウンで暮らしていた紫苑は、奇妙な事件の容疑者として連行されそうになったところをネズミに救われる。すべてを捨てて、ネズミとともにNo.6から脱出した紫苑。さまざまな人と出会っていく中で、彼らはNo.6に隠された秘密を知ることとなる――。
『Paradise Kiss』は2005年10月から12月まで、フジテレビ系列のノイタミナ枠で放送されたテレビアニメ。漫画家の矢沢あいの同名漫画が原作となっており、ファッション誌「Zipper」に4年間にわたり連載されていた。そのおしゃれで独特な世界観が話題を呼び、雑誌の読者層を超えた幅広い年齢の女性に愛される作品となった。矢沢あいの漫画作品『ご近所物語』の続編として、同じ世界線の数年後の物語となっている。ファッションモデルの山田優や女優の松本まりかが声優として出演している。早坂紫(山田優)は進学校・私立清栄学園に通う高校3年生。受験生として学校のほかに塾にも通っているが、勉強漬けの人生に疑問を感じていた。そんなある日、紫は「パラダイス・キス」(通称・パラキス)のメンバーである小泉譲二(浜田賢二)、櫻田実和子(松本まりか)、永瀬嵐(水谷俊介)、山本大助(鈴鹿千春)に出会い、学園祭のファッションショーのモデルにスカウトされる。最初は「あんたたちの遊びに付き合ってるほど暇じゃない!」とモデルを断る紫だったが、パラキスのメンバーと一緒に過ごすうちに、夢に向かって一生懸命な彼らの姿に心を動かされショーに出る決意をする。夢とは? 自分の可能性とは? 観たあとにハッピーになれる青春ラブストーリー。
『ハマトラ』は2014年1月から3月にかけて、テレビ東京で放送されたテレビアニメ。2013年10月に「週刊ヤングジャンプ」にてプロジェクト始動が発表され、テレビアニメ放送に先行して漫画も連載が開始された。『Persona4 the ANIMATION』などを手掛けてきた、岸誠二が総監督を務める。逢坂良太、羽多野渉、加藤英美里、神谷浩史、中村悠一、福山潤、喜多村英梨など、豪華な声優陣が出演する。「ミニマムホルダー」と呼ばれる、特殊能力者が起こす事件に立ち向かっていく探偵コンビ「ハマトラ」の活躍が描かれる。2014年、横浜――。ナイス(逢坂良太)とムラサキ(羽多野渉)はコンビ探偵「ハマトラ」として、今日も仕事の依頼を待っていた。そんなある日、ふたりのもとに舞い込んだ依頼には、昔からの仲であるエリート警察官・アート(神谷浩史)が追う連続殺人事件と奇妙な“つながり”があることを発見する。その事件は、被害者全員が特殊能力者・ミニマムホルダーだったのだ。“ミニマム”とは、ごく限られた人間にだけ先天的に発現する特殊能力であり、その能力をもつ者はミニマムホルダーと呼ばれている。実はナイスとムラサキもそれぞれ「音速のミニマム」と「偉力のミニマム」を持つ、ミニマムホルダーであった。これをきっかけに、ふたりはミニマムホルダーを巡る猟奇的な事件に巻き込まれていく。
みんなで正義の巨大ロボットを作ろう!Xbox 360・PlayStation 3用の拡張科学アドベンチャーゲーム『ROBOTICS;NOTES』のテレビアニメ化作品。巨大ロボットを製作する高校生たちが、ひょんなことから拡張現実をめぐる不思議な現象に巻き込まれる!物語の舞台は、現実とは異なる世界線にある2019年の日本。そこでは、タブレット型端末「ポケコン」の普及により、拡張現実が身近な存在となっていた。そんな中、種子島に住む女子高生・瀬乃宮あき穂(南條愛乃)は、高校の「ロボット研究部」で、巨大ロボットの製作に取り組んでいた。しかし、その部に所属するのは、彼女を除けば、幼なじみの八汐海翔(木村良平)ひとりのみ。しかも、彼はロボット製作には興味はなく、日々格闘ゲームに打ち込むだけだった。そんなわけで、ロボット研究部は廃部の危機に瀕していた。ところが、そんなふたりはやがてロボット製作を手伝ってくれる仲間たちを迎えることになる。さらに、種子島に宇宙センターを持つJAXAから協力の申し出も受ける。こうして彼らは万博への出展を目指して、巨大ロボットの完成を急ぐのだった。しかし、その背後で「君島レポート」と呼ばれる謎の文書にまつわる事件が進行していた。レポートを発見した海翔たちは、拡張現実をめぐる真実を知っていくことになる。
ひとりぼっちの少女の友達づくり大作戦!?カツヲによる学園コメディの4コマ漫画『ひとりぼっちの○○生活』を原作とする、テレビアニメ作品。極度の人見知りの女子中学生が、さまざまな作戦を通して友達づくりに奮闘する姿を描く。原作は「コミック電撃だいおうじ」(KADOKAWA)にて連載中。中学生になったばかりの一里ぼっち(森下千咲)は、極度に人見知りの女の子。自分から他人に話しかけるのが大の苦手で、小学校時代は友達が1人しかいなかった。その唯一の友達である八原かい(小原好美)も、別の中学校に進学することになる。そういうわけで、ぼっちは友達ゼロの状態から中学校生活を始めることになる。ぼっちを心配したかいは、彼女にある約束をさせる。それは、中学卒業までにクラス全員と友達にならなければ絶交する、というものだった。かいと絶交したくないぼっちは、約束を果たすため、友達づくりに奮起し始める。しかし、ぼっちの考える友達づくりの作戦は、いつも少し的外れ。見かねたクラスメイトの砂尾なこ(田中美海)が、彼女と行動をともにし始める。そして、そこに残念な性格を持つ委員長の本庄アル(鬼頭明里)や、海外から来た転校生ソトカ・ラキター(黒瀬ゆうこ)も加わることになる。そうして、ぼっちのまわりに少しずつ友達の輪が広がっていくのだった…。
手作りカクテルが織りなす、至福の夫婦コメディ!クリスタルな洋介による、コメディ漫画『お酒は夫婦になってから』を原作とするテレビアニメ作品。クールで努力家な大人女子が、愛する夫の手作りカクテルを楽しむ夫婦コメディ! エピソードごとに、カクテルの作り方も紹介される。原作は、無料マンガサイト「やわらかスピリッツ」(小学館)で連載されていた。PR会社で主任を務める水沢千里(喜多村英梨)は、クールな大人女子。会社ではテキパキと仕事をこなすキャリアウーマンで、同僚や後輩の女子にとってはあこがれの存在であった。しかし、そんな彼女は、実は感情表現が苦手なだけの甘えたがり。お酒が入ったときにだけ、素の自分をさらけ出すことができるのだった。そういうわけで、彼女は毎晩家に帰ると、大好きな夫・水沢壮良(市来光弘)が手作りしたカクテルを味わい、酔った勢いで夫にべったりと甘えていた。壮良もそんな千里が大好きで、毎回凝ったカクテルとおつまみを用意して、彼女の帰宅を待つ日々を送っている。自家製梅酒で作った梅スプレッド、日本酒をアレンジしたみかんブリーゼ、ウイスキーをベースにしたアイリッシュ・コーヒー…。続々と登場するカクテルに、今日も千里は結った髪をほどき、眼鏡を外して、「しふく!」とため息をつくのだった。
アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の世界観を受け継いだ、『遊☆戯☆王』の新シリーズ。テレビ東京系列で、2004年10月から2008年3月にかけて放送された。登場キャラクターはデュエリストを養成する「デュエル・アカデミア」の生徒たちである。主人公の遊城十代(KENN)は、デュエルを心から愛し、楽しむ生徒の1人。十代は「エレメンタルヒーロー」と呼ばれるデッキを使用する。多くのヒーローがアメリカンコミックに登場するキャラデザインであり、各ヒーロー単体では決して強くないのが特徴。しかし、エレメンタルヒーローは「融合」することで無限の可能性を引き出し、より強いモンスターへと進化する。デュエル・アカデミア実技試験会場に向かう途中で十代は、伝説のデュエリスト・武藤遊戯からハネクリボーを託される。遊戯からハネクリボーを受け取った十代はその後、デュエル・アカデミアへの入学を果たした。十代は数多くの強きデュエリストと対峙することで成長していくが、その過程で忘れ去られたものもあり…。
世界を救うため、俺の子どもを産んでくれ!PlayStation Portable用ゲームソフト『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』のテレビアニメ化作品。主人公の少年が、世界を救う「星の子」を生み出すため、12人の女の子たちと愛を育む!物語の舞台は、ケガレに侵されつつある魔法世界・グランバニア。ある日、その世界に召喚された男子高校生・弓削イツキ(小野友樹)と幼なじみの女子高生・粉月マヒル(加藤英美里)は、世界を救う「マレビト」の使命を背負うことになる。その使命とは、世界のケガレに唯一対抗することができる12体の「星の子」という存在を生み出すこと。しかし、そのためには、選ばれた男子であるイツキが、「愛好の儀」と呼ばれる儀式を通して、12人の女の子たちと愛を育まなければならない。しかも、その12人の中には、なんとイツキとともに召喚されたマヒルも入っていた。個性豊かでかわいい12人の女の子たちは、12星座をつかさどる特別な存在。世界を救うために自分に身を捧げる彼女たちを前にして、イツキはひるんでしまう。けれども自分が儀式をおこなわなければ、世界は滅んでしまう。決心したイツキは、愛好の儀を通して、彼女たちと愛を育んでいくのだった…。
俺は、君の「楯」になる―。柊★たくみによるライトノベル『アブソリュート・デュオ』のテレビアニメ化作品。自らの魂を具現化させた武器で戦う少年少女たちの姿を描いた学園バトルアクションアニメ。原作はMF文庫Jから全11巻が刊行されている。自らの魂を具現化させた武器「焔牙(ブレイズ)」。その適性を持った少年少女は1,000人に1人といわれる。物語の舞台である昊陵学園は、そんな少年少女たちに戦闘技術を叩き込む学校のひとつ。生徒たちはパートナー制度のもとで、戦闘訓練を積み、互いに高め合っていた。そんな学園に入学した少年・九重透流(松岡禎丞)は、焔牙が剣や槍ではなく、楯の形をとって現れた例外的な存在だった。1人では攻撃することができない彼だったが、ひょんなことからユリエ=シグトゥーナ(山本希望)という銀髪の少女のパートナーになる。とある理由で北欧から留学してきた彼女は、双剣の焔牙の使い手。圧倒的な攻撃力で敵を追いつめる彼女を、透流は自らの楯で援護するのだった。透流の楯とユリエの双剣があれば、どんな強敵にだって打ち勝てる。透流たちは学園での模擬戦を通して、その確信を強めていく。しかし、そんな彼らの前に、イギリスからやってきた金髪美少女の焔牙の使い手・リーリス=ブリストル(山崎はるか)が現れる。そして、透流にとある要求を突きつけるのだった…。
2013年に韓国のSBSで放送された、最高視聴率24.1%を記録した大ヒットドラマ。話題のドラマ『ドリームハイ』の脚本で知られる作家、パク・へリョンが入念な準備を重ねて書き上げたストーリーは、法廷サスペンスでありながら、ラブロマンス、そして超能力といったファンタジー要素がバランスよく組み合わさっている。主演のイ・ボヨンは、ソン・ヘギョやコン・ヒョジンなどの実力派女優たちを抑え、2013年のSBS演技大賞で大賞を受賞した。10年前、目の前で父親を殺されてしまい、ショックで言葉を話せなくなってしまった少年・スハ(ク・スンヒョン)。彼にはそのとき、父を殺そうと企む犯人ミン・ジュングク(チョン・ウンイン)の心の中の声がハッキリと聴こえたのだ。父の殺害を隠ぺいしようとするミンに対し、スハは筆談で必死に真実を訴えたが、幼いスハの証言だけでは殺人立証は難しい…。そんな中、偶然事件を目撃していた女子高生のヘソン(キム・ソヒョン)が、ミンがスハの父を殴り、殺害したことを証言した。有罪が確定し、ヘソンに暴言を浴びせて怒り狂うミン。裁判後、ミンの復讐を恐れ、泣いているヘソンの心の声を聞いたスハは、将来ヘソンを守ることを幼心に誓う。それから10年、裁判の日以来ずっとヘソンの行方を探し続けていたスハ(イ・ジョンソク)は偶然、ヘソン(イ・ボヨン)に再会する…。
多発するレイバー(ロボット)犯罪に、対応するために結成された「警視庁警部特科車両二課(通称・特車二課)」に所属するメンバーの活動を描いた、ギャグありシリアスありのアニメ。「週刊少年サンデー」で連載された、ゆうきまさみの漫画『機動警察パトレイバー』をテレビアニメ化。放送が開始されたのは1989年10月。すでにOVA、劇場版で高評価を得ており、ファンにとって待望のテレビアニメ化だった。原作はヘッドギア。これはゆうきまさみの意向によって、結成されたグループである。メンバーは原案・原作をゆうきまさみ、キャラクターデザインを高田明美、脚本・構成を伊藤和典、監督を押井守が務める。今作品では押井も、脚本を手がけている。泉野明巡査(冨永みーな)は、特車二課がある基地を訪れていた。レイバー操縦者のテストを受けるためである。しかし特車二課に配属された新型レイバー・イングラムが何者かによって強奪された。現場に居合わせた泉野明巡査は、イングラムを取り戻すべく、原付バイクで追跡を開始。途中、取り締まりしていたパトカーに乗り換えるも、強奪犯が乗るレイバー運搬用の車両をぶつけられ、大破させられる。だが、野明巡査は諦めなかった。
大人気トレーディングカードゲーム『デュエルマスターズ』のTVアニメ第8シリーズが、新作&新主人公になり『デュエル・マスターズ ビクトリー』として新スタート! 放送は2011年4月2日に開始された。主人公は、兄が一流デュエリスト・切札勝舞であることにコンプレックスを持っているデュエマ嫌いな少年・切札勝太(小林由美子)。ある日、ベンちゃん(平田絵里子)の頼みでデュエマ大会の会場へたどり着いた切札勝太は、ドラゴン龍に挑発されてデュエマ大会に参加するのであった。主人公の切札勝太は、どんな分野にも「おれは天才だぜ」と自信家でありながら、兄が切札勝舞であることにコンプレックスを持ちデュエマだけは決しておこなわなかった。そんなある日、ベンちゃんに大量のカレーパンを渡される。「カレーパンを渡せば、なんでも頼みごとを聞いてくれるんだろ?」カレーパンに目がない切札勝太は、その頼みごとを聞こうとするものの、ベンちゃんは待ち合わせ場所のみを教えてくれただけで肝心の内容を話さぬまま去ってしまう。次の日、約束の場所へ向かった切札勝太が目にしたのは、デュエマ大会に参加するために集まった人々だった。いくらカレーパンでもデュエマだけは…、と頼みを断ろうとした勝太であったが、新人実力者デュエリストのドラゴン龍(竹内幸輔)に挑発され、デッキすら持ってない状態で3人1組のデュエマ大会に出場するのであった。
普通の女子高生たちが、アメリカのチアダンス選手権大会で優勝する…?映画公開は2017年3月11日。『チアダン』は2018年に、土屋太凰主演のテレビドラマでも放送された。 主人公のひかり役を広瀬ずすが熱演し、チアダンス経験なしの彼女が、クランクインの前から特訓したというダンスシーンは必見。映画『チア☆ダン』のキャストは、ひかりの憧れのサッカー部男子に真剣佑(現・新田真剣佑)、チアリーダー部「JETS」のメンバーとして中条あやみ、山崎紘菜、富田望生、福原遥が抜擢され、チアリーダー部の顧問に天海祐希を迎えている。全米チアダンス選手権の後、通算6回の優勝を経験した福井商業高校チアリーダー部「JETS」がモデルだ。主題歌は大原櫻子の「ひらり」。主人公は高校1年生の、友永ひかり(広瀬すず)。同じ中学出身のサッカー部の男子を応援しようと思い、軽い気持ちでチアリーダー部に入部。しかし初めての大会で大失敗。チーム内の雰囲気も険悪になり、チアリーダー部の廃部が決定しそうな状態に。しかしひかりは、「私たちアメリカで優勝します!」と校長先生に直訴する。絶体絶命の状況だが、福井県のフツーの女子高生たちの、「全米優勝」への挑戦は叶うのか!?
『GRIMM/グリム』は、アメリカ合衆国のサスペンスファンタジードラマ。ホラーやファンタジーの要素を取り入れつつ、事件を解決していく刑事ドラマでもある。今作のシーズン5は、2015年10月から全22話が放送された。ポートランド市警の刑事であるニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)は、グリム一族の末裔で、ヴェッセンという怪物を見分ける能力を持っている。育ての親である叔母のマリーから、一族に伝わるヴェッセンについて書き記した本や、ヴェッセンと戦うための武器を保管しているトレーラーを受け継いだ。ニックはある事件でブルットバットのモンロー(サイラス・ウィアー・ミッチェル)と出会い、悪いヴェッセンばかりではないと知り、刑事として弱きヴェッセンを救い、悪いヴェッセンはことごとく退治していく。しかしアダリンド(クレア・コフィー)がジュリエット(ビッツィー・トゥロック)の姿でニックと関係を持つことでグリムの力を奪い、その呪いを解くための魔術の副作用により、ジュリエットがヘクセンビーストになってしまったことで、ふたりの関係は一変し、破局を迎える。ヘクセンビーストになったジュリエットは強大な力を持っていた。ジュリエットは、この事態を招いたアダリンドへ憎しみを向けていたが、アダリンドがニックの子どもを妊娠していたことを知ると、王家と手を組み、ニックたち全員を追い詰めていく。
ドラマ『恋がヘタでも生きてます』は、「プチコミック」で連載された藤原晶による漫画が原作。2017年4月から日本テレビ系列で放送された。恋がヘタな男女が、「好きの次ってなんだっけ」と悩みながらもがく、純粋で不器用な恋愛模様をリアルに描いたラブコメディドラマ。スマホゲーム会社「バスキア」でプロデューサーを務める茅ヶ崎美沙(高梨臨)は、仕事一筋の恋愛ベタ女子。ある朝、公園でジョギングをしている際に理想的な相手と運命の出会いをする。その後出勤した際にバスキアの社長が引退するという報告を聞き、「次の社長は自分かも!」と美沙は昇進を夢見る。次期社長と浮かれる美沙をよそに、ルームシェアしている親友の千尋(土村芳)にも大きな変化が…。婚約中の時藤(長田成哉)に浮気されてしまい、その原因は千尋のSEXがつまらないからだといわれてしまう。一方美沙は、新社長を名乗る雄島佳介(田中圭)という男が会社に現れ、しかもその彼は美沙が運命の相手と思っていた男と同一人物であることを知る。新社長の登場で戸惑う美沙だったが、彼からのアプローチに少しずつ心が動かされていく。不器用で恋がヘタなふたりの恋は、いったいどうなってしまうのか!?
カギ爪の男に最愛の女性を殺されたヴァンと兄を誘拐されたウェンディが、カギ爪の男を追って旅をする物語を描いたアニメ。アニメをもとに脚本・兵頭一歩、作画・ひのき一志によって「週刊少年チャンピオン」で同名漫画が連載された。漫画とアニメでは設定や内容が別物になっているのは、企画段階で決められていた。アニメが放送されたのは、2005年7月から12月。監督は『新機動戦記ガンダムW』などを手がけた谷口悟朗。脚本には『魔法少女プリティサミー』などを手がけた倉田英之を起用している。キャラクターデザインは木村貴宏。キャッチコピーは「痛快娯楽復讐劇」。キャッチコピー通り、復讐劇でありながら「暗さ」を感じさせない作風となっている。両親を亡くした少女・ウェンディ(桑島法子)が住む街を盗賊団が襲った。兄はさらわれてしまったのものの、カギ爪の男に復讐を誓う主人公・ヴァンが現れ、ウェンディは殺される寸前に助け出された。ヴァンの実力を見込んで、街を救って欲しいと頼み込むウェンディと街の人々だったが、自分たちの力で悪党たちと戦おうとしないその姿勢を嫌ったヴァンは、申し出を拒否する。そんな折、ヴァンに倒された盗賊団たちは、ヨロイ(ロボット)の存在をほのめかし、街ごと破壊することを宣言する…。
松本潤と榮倉奈々による実写映画が話題となった、兄妹の許されざる恋が切ない『僕は妹に恋をする』には傑作のOVAアニメが! OVAは2005年5月18日に発売された。原作は、青木琴美による同名の少女漫画。主人公の結城頼(森久保祥太郎)は成績優秀・スポーツ万能で女子たちの憧れの的だったが、妹の結城郁(中原麻衣)のことが好きだという悩みを抱えていた。そんな頼の気を知らずに接してくる郁に、頼は徐々に自分の感情を抑えきれなくなっていく。学年トップの成績と高い運動神経を持つ主人公の頼は、郁への恋心を押し殺すため密かに県外受験を決意する。そしてずっと自分のことを好きでいてくれている、楠友華(川上とも子)と付き合うことにした頼。しかし、郁はそんな頼の感情など露知らず、兄妹として平気でスキンシップを取ってきて、あげくに「恋人ができたら楽しいだろうなー」という話までしてきた。頼は、自分の感情を隠し切れず、怒鳴ってしまったあと郁にキスをしてしまった。徐々に、郁も頼に対する恋心を芽生えさせていき…。許されない愛に立ちはだかる大きな壁。ふたりの距離を引き裂いていく時間と人間関係。果たして、ふたりの恋の結末にハッピーエンドはありえるのか…?
韓国の放送局KBSで2010年に放送され、瞬間最高視聴率58.1%を記録した名作。平均視聴率も38.7%という高い数字を記録しており、これは『ホジュン』や『宮廷女官 チャングムの誓い』などの歴史超大作に続く、韓国ドラマ歴代5位の記録である。逆境にも負けずに明るく生きる主人公の姿とともに、名門一族の複雑な人間関係の背後に隠された秘密、そして異母兄弟が繰り広げるライバル対決などをとてもスリリングに描いたストーリー。脚本を担当したカン・ウンギョンは、KBS演技大賞脚本賞をはじめ、多くの主要アワードにおいて高く評価された。コソン食品の会長ク・イルチュン(チョン・グァンリョル)と政略結婚した妻・インスク(チョン・インファ)。ふたり目の子どもがまた女の子であり、後継ぎの男子を産まなければならない強いプレッシャーに苦しめられていた。占い師から、夫との間には男子は授からないと予言され、悩んだインスクは夫の秘書であるハン・スンジェ(チョン・ソンモ)と関係を持ち、妊娠する。一方、イルチュンも使用人ミスン(チョン・ミソン)と不倫関係にあり、ミスンはイルチュンの子を身ごもっていた。インスクの怒りを知ったミスンは身を隠し、密かに男の子を出産し、タックと名付けた。やがて小学生になったタックは、母から実の父親のことを聞かされ、イルチュンのもとに引き取られるのだが…。
アパートの管理人は、キュートな女子中学生!?「まんがタイム」(芳文社)などで連載されている、水瀬るるうの4コマ漫画『大家さんは思春期!』の、テレビアニメ化作品。ひとり暮らしの男性会社員とアパート管理人の女子中学生の交流を描く。2分枠のショートアニメ!会社員の前田さん(近藤隆)は、まじめな性格の眼鏡男子。就職を機に、6畳風呂なしのアパートでひとり暮らしを始めることにした。これから始まる新生活にワクワクする前田さん。ところが、部屋で片付けをしていると、なぜかそこに小柄でかわいらしい女子中学生が現れた。彼女の名は、里中チエ(久保ユリカ)。なんとこのアパートの大家さんだという。料理と掃除が得意なチエは、たびたび前田さんの部屋を訪れては、夕飯を作ってあげたり、部屋の掃除をしてあげたりと、かいがいしく世話を焼く。チエとの思わぬ半同居生活に、前田さんはテンションが上がるのだった。やがてそんなふたりの生活に、隣の部屋のホステス・白井麗子(生天目仁美)やチエの同級生たちも加わる。前田さん含め、チエのことが大好きな面々は、チエのためにお弁当を用意したり、課外活動を勧めてみたりと、いろいろ奮闘するようになる。そんな訳で、チエを中心とした前田さんたちの日常は、ますますにぎやかなものになっていくのだった。
キュートな子猫たちと過ごす女子高生のゆるふわライフ!「コミックキューン」で連載されている、たらばがにの4コマ漫画『にゃんこデイズ』のテレビアニメ化作品。個性豊かでキュートな3匹の子猫たちと過ごす女子高生の日常を描く、3分枠のショートアニメ!黒髪おさげの高校1年生・小長井友子(上原あかり)は、人見知りで引っ込み思案な女の子。高校に入学してからまだクラスになじめず、友達がひとりもできていなかった。そんな彼女の唯一の癒しが、家で飼っている3匹の子猫たち。元気いっぱいのマンチカン・まー(木戸衣吹)、マイペースで泣き虫なシンガプーラ・しー(山崎エリイ)、知的でしっかり者のロシアンブルー・ろー(小松未可子)である。個性豊かでキュートな3匹と遊んでいる間だけ、友子はリラックスできるのだった。子猫たちさえいれば、学校でひとりでも頑張れる…。そう思う友子だったが、ある日クラスの人気者・白鳥あづみ(大空直美)も猫を飼っていることを知り、それをきっかけにあづみと友達になる。しかも話を聞いてみれば、あづみも大の猫好きらしい。すっかり意気投合したふたりは、互いの飼い猫を紹介し合ったりしながら、友情を深めていくことになる。
キュートでハプニングも満載な、漫画家女子寮の日常!「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載されている、はんざわかおりのコメディ漫画『こみっくがーるず』のテレビアニメ化作品。漫画家専用の女子寮に住む、現役漫画家たちの日常を描く。高校1年生の萌田薫子(赤尾ひかる)は、駆け出しの4コマ漫画家。出版社「文芳社」の漫画雑誌でデビューを果たすものの、その後は読者アンケートで最下位をとるなど、苦戦を続けていた。薫子は独学で漫画の作り方を学んだため、画力やストーリー構成力が低く、キャラクターにも魅力がない。その上、本人のメンタルが弱く、編集者の指摘に毎回涙目になる始末。これでは自力で漫画を改善させることができそうにない。そんな様子を見かねた編集者から、薫子は漫画家専用の女子寮に入ることを勧められる。女子寮で薫子を待っていたのは、個性豊かでかわいい3人の漫画家たちだった。元気いっぱいでいつも前向きな少女漫画家・恋塚小夢(本渡楓)。大人っぽい色気を漂わせるティーンズラブ漫画家・色川琉姫(大西沙織)。そして、ボーイッシュな見た目の少年漫画家・勝木翼(高橋李依)である。薫子はそんな彼女たちと交流する中で、漫画家として少しずつ成長していくことになる。
押しかけ妻は、美少女の生徒会長!?「月刊ComicREX」(一迅社)で連載されていた、ラブコメ漫画『おくさまが生徒会長!』のテレビアニメ化作品。親同士のテキトーな約束で婚約した高校生の男女が、ひとつ屋根の下で暮らす。今作は2015年7月から、AT-Xほかにて放送された。新設されたばかりの星風高等学校に通う高校生・和泉隼斗(興津和幸)は、眼鏡がトレードマークのまじめ男子。生徒会長選挙に立候補するものの、美少女の同級生・若菜羽衣(竹達彩奈)に負けてしまう。結局隼斗は、羽衣率いる生徒会の副会長に就任する。ある夜、隼斗の家に羽衣が大きな荷物を持って訪ねてくる。驚く隼斗を前に、羽衣は「今日からここに住む」といいだす。なんでも親同士の軽い口約束で、ふたりは幼少期から婚約していたらしい。事態をのみこめず困惑する隼斗に対して、羽衣は着々と同居の準備を進めていく。隼斗は親同士の婚約に従う必要はないと羽衣を説得しようとするが、どうやら羽衣の方はまんざらでもない様子。結局なしくずし的に羽衣の同居を認めることになる。ところが、ふたりはまだ高校生。しかも、生徒たちの模範となるべき生徒会のメンバー。ふたりが同居していることは、絶対にバレてはならない! そんな訳でふたりは、秘密のドキドキ同居生活をスタートさせるのだった。
『愛の不時着』『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』『未生-ミセン-』などの大ヒット作品で有名なケーブル放送局tvNで2016年に放送され、同時間帯に放送された地上波ドラマを抑え、視聴率1位をキープし続けた作品。またネットの検索回数やSNSの口コミなども加味した、韓国のコンテンツパワー指数において5週間連続で1位を獲得し続け、大きな話題となった。ヒット作『パパはスーパースター!?』『恋愛じゃなくて結婚』などの演出を手掛け、コメディ要素の中に繊細な感情を入れ込む演出が得意なソン・ヒョンウクが監督を務める。婚約者との結婚を前に、幸せな日々を送っていたはずのオ・ヘヨン(ソ・ヒョンジン)は、結婚式前日に突然別れを告げられ、結婚は破談となってしまう…。さらに、会社でも上司からは辛く当たられ、昇進とはほど遠い位置にいた彼女の前に、才色兼備で優秀な女性チーム長が新しく就任する。彼女の名はなんと同姓同名のオ・ヘヨン(チョン・へビン)。高校時代、優秀で誰からも愛され、周囲からは“美人の”オ・ヘヨンと呼ばれていた彼女。彼女がいたことで常に劣等感に苦しめられ、“普通の”オ・ヘヨンというあだ名までつけられた、屈辱的な日々が再びやってくる…。不幸のどん底に突き落とされてしまったヘヨンだが、ある日映画音響監督として、業界では有名なパク・ドギョン(エリック)との運命的な出会いが訪れる…。
映画『耳をすませば』は、1995年7月に公開された青春ラブストーリーもの。監督は近藤喜文で、脚本は宮崎駿。甘酸っぱい恋愛映画として、今でも多くのファンから支持されている不朽の名作である。原作は、「りぼん」で1989年8月号から掲載された、柊あおいによる同名の漫画作品。設定に関して、漫画と映画で異なる部分がある。映画のヒロインである月島雫の声優を、映画『おもひでぽろぽろ』で声優デビューを果たした本名陽子が担当した。相手役で女性人気の高い天沢聖司の声優は、映画『シン・ゴジラ』やドラマ『わろてんか』など、数々のヒット作品に出演している人気俳優・高橋一生が担当している。月島雫(本名陽子)は、受験を控える中学3年生の女の子。雫は図書館司書の父と社会人学生として大学院に通う母、大学1年生の姉と4人で暮らしている。読書が大好きな雫はある日、父親が勤務する図書館で借りた本の読書カードを見ると、すべてに「天沢聖司」という人物の名前が書かれていることに気づく。雫は、天沢聖司(高橋一生)とはどんな人物なのか想像を膨らませていくのであった―。
アニメ『魔法少女なんてもういいですから。』は、2016年1月からTOKYO MXほかにて放送された。原作は、コミック配信サイト「コミック アース・スター」で2015年3月から2018年6月まで連載されていた双見酔による同名漫画。略称は「まほいい。」。魔法少女のパートナーであった小動物・ミトンと出会うことで、優等生として生活を送っていた女子中学生の人生が大きく変わる物語。主人公・葉波ゆずかの声優を務めるのは、アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』などに出演している藤田茜。かつて、地球に攻め込んできた侵略者と長きに渡って戦い続けてきた魔法少女たち。相打ち同然の死闘を繰り広げた後、魔法少女とそのパートナーたちは各地に散らばったのであった―。ある日、優等生の女子中学生・葉波ゆずか(藤田茜)がスーパーから帰っている途中に、生ゴミをあさる奇妙な生き物を発見する。普通の人間には見えないその生き物は、ミトン(若井友希)という。そんな奇妙な生き物・ミトンから、「魔法少女にならないか」と誘われるも、説明が怪しすぎて不安になるゆずか。しかし、このチャンスを逃すと一生気になってしまうと感じた彼女は、ミトンと魔法少女になる契約を交わしてしまう―。
『華麗なる遺産』は、2009年に韓国SBSで放送された大人気ドラマである。平均視聴率31.8%を記録し、最高視聴率47.1%という驚異的な数字を叩きだした。不幸な出来事が続き、どん底に落とされてしまったヒロイン・ウンソンを演じるのは、『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督が手がける四季シリーズドラマ『春のワルツ』で無名ながらヒロインに抜擢されたハン・ヒョジュ。どんな逆境でも前向きに生きるヒロインを、爽やかに演じている。裕福な家庭に育ち、ニューヨークに留学中のウンソン(ハン・ヒョジュ)。一時帰国のため韓国に戻ると、最愛の父が経営する会社が倒産し、父は多額の負債を残したまま不慮の事故で亡くなってしまった。父の後妻であり、ウンソンの継母であるソンヒ(キム・ミスク)は、父の死亡保険金を横取りし、ウンソンを追い出してしまう。突然すべてを失ってしまったウンソンだが、何とか前向きに生きる手立てを考える。そんなある日、道端で倒れていた老婆を助け、回復するまでしばらく面倒をみたウンソン。一命を取り留めたこの老婆はなんと、韓国最大手「チンソン食品」の社長・スクチャ(パン・ヒョジョン)であった。会社の後継者問題に悩んでいたスクチャは、ウンソンの優しい人柄とひたむきに生きる姿勢に惚れ込み、家族の前で、自分の莫大な財産を赤の他人であるウンソンにすべて譲ると発表してしまうのだった…。
映画『魔女の宅急便』は、角野栄子が手掛けた児童書をもとに、アニメの巨匠・宮崎駿監督がアニメ映画化した作品である。映画は1989年に放映され、その後も金曜ロードショーやDVDなどで多くの人から親しまれた、ジブリアニメの代表作品のひとつ。親元から離れ、知らない町へと移り住んだ主人公・キキの、魔女として独り立ちしていく姿を描いている。主人公・キキの声優を高山みなみ、キキに興味を示している丸眼鏡の少年・トンボ役を山口勝平が担当。主題歌には荒井由実の楽曲の、「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」が採用された。13歳になった魔女の血を受け継ぐ少女・キキ(高山みなみ)は、しきたりによって魔女のいない町で修業を積むこととなる。田舎町の親元を離れ、大都会へとやってきたキキ。キキはパン屋「グーチョキパン店」の女将であるおソノ(戸田恵子)に気に入られ、居候させてもらいながら空を飛ぶ力を活かした「魔女の宅急便」を開業することに。魔女の修行とお手伝いに励む中、人力飛行機を作る夢を持つ少年・トンボ(山口勝平)と出会うのであった。
アニメ『まじかる☆タルるートくん』は、1990年にテレビ朝日系列で放送され、全87話で完結したギャグコメディもの。原作漫画の作者は、『東京大学物語』や『GOLDEN BOY』などの青年誌向け漫画を手掛ける江川達也。少年誌「週刊少年ジャンプ」で読み切り作品として発表後、1988年から1992年まで連載された人気作品である。勉強・運動ともにダメ、おまけにエッチと絵に描いたようなダメ小学生が、ある日魔法使いのタルるートを召喚することで人生が変わる物語。人気キャラ・タルるートの声優には、シンガーソングライターとして活躍しているTARAKOが抜擢された。とあるところに、勉強も運動も苦手でケンカも弱く、おまけにスケベと絵に描いたようなダメ小学生・江戸城本丸(高山みなみ)がいた。学校でもいじめられていて、むしゃくしゃすることも。そんなある日、絵本作家の父を持つ本丸は、父の書斎で見つけた大魔法百科の魔法陣で魔法使いのタルるート(TARAKO)を呼び出してしまう。本丸は、タルるートの力を使っていたずらを繰り返し、ことあるごとに騒動を巻き起こす。いじめっ子でありライバルでもある原子力(堀川亮)との勝負も頻繁に繰り広げられるが、本丸はタルるートともに特訓をおこなうことで、心身ともに成長していく―。
『みどりのマキバオー』は、つの丸によって1994年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、「競馬」をテーマに描かれた動物ギャグマンガを原作としたアニメ。1996年3月から1997年7月まで、フジテレビ系列で放送された。下品さのある作風とは裏腹に、競走馬の縦社会が色濃く描かれたシリアスな展開が、競馬作品として根強いファンから支持されている。今作の主人公であるうんこたれ蔵ことミドリマキバオーの声優を担当するのは、アニメ『ポケットモンスター』のニャースの声優を務める犬山犬子(現・犬山イヌコ)。当時、声優ではなかった犬山犬子のデビュー作でもある。北海道勇払郡鵡川町にある「みどり牧場」で生まれたうんこたれ蔵(犬山犬子)。血統はサラブレッドであるが、豚のような胴体にカバの顔がくっついた容姿をしている。そんなある日、「みどり牧場」が抱える借金の肩代わりとして、母・ミドリコ(有馬瑞香)が「堀江牧場」へと売り飛ばされてしまう。たれ蔵は、母に会いたい想いから「みどり牧場」から脱出する。母に会うためにさまざまな困難を乗り越え、ライバルである競走馬たちに出会うことで、たれ蔵は競走馬・ミドリマキバオーとして成長を遂げるのであった―。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は、1991年から放送されたアニメ。エニックス(現スクウェア・エニックス)の人気RPGゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』の設定や世界観をもとに、1989年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されたオリジナル漫画をアニメ化したものである。ドラゴンクエストのゲーム内とはまた異なる、仲間やストーリー構成、呪文が面白いと話題になった。音楽は、ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』でもおなじみのすぎやまこういちが担当。漫画ならではのドラゴンクエストの世界観が、映像として表現された、見応えのある作品となっている。魔王ハドラー(青野武)が率いる魔王軍を倒した勇者一行のおかげで、世界に平和が訪れていた。それから15年後、モンスターが平和に暮らすデルムリン島に暮らす少年・ダイ(藤田淑子)は、勇者になることを夢見ていた。ある日、仲良しのゴールデンメタルスライムのゴメちゃん(冬馬由美)以外、島のモンスターが凶暴化する事態に。育ての親である鬼面道士のブラス(田の中勇)は、魔王が復活したことを察知する。そんな中、勇者の家庭教師だと名乗る男・アバン(田中秀幸)と、その弟子である魔法使い・ポップ(難波圭一)がダイの前に現れるのであった―。
『賭ケグルイ』は、同名漫画を原作とするアニメの第1期。漫画は「月刊ガンガンJOKER」で、2014年4月から連載している。今作は2017年7月から、全12話が放送された。また第2期も、2019年1月から放送が始まった。原作漫画は原案などを河村ほむら、作画を尚村透が担当している。ギャンブルによる独自の階級制度が存在する学園で、生徒同士の金と階級を賭けたギャンブルバトルが勃発する。主人公の蛇喰夢子には、アニメ『バクマン。』や『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』などの人気アニメに出演している早見沙織が抜擢。舞台は名門校の私立百花王学園。表向きは普通の学校であるが実際は、生徒の階級はすべてギャンブルで決めるという絶対的な掟が存在するギャンブル学園だった。ある日、クラスで一番ギャンブルが強い早乙女芽亜里(田中美海)に負け、家畜同然の仕打ちを受けていた鈴井涼太(徳武竜也)。そんなところに、転校生である蛇喰夢子(早見沙織)が現れた。黒髪でおとなしそうな印象の夢子だが、ギャンブルを始めた途端豹変する―。
1988年4月16日に公開され、視聴者を涙の渦に巻き込んだ、戦争の悲惨さを伝える感動の名作『火垂るの墓』。原作は、野坂昭如の同名短編小説。監督は高畑勲。主人公は、14歳の中学生男子の清太。ある日、空襲で母親を失い、妹の節子とふたりで日々を生きていく術を探す。兵庫県神戸市は、空襲で焼け野原となった。そこに住む14歳の中学生男子の清太は、母親と後で落ち合う約束をして4歳の妹の節子とともに自宅から避難するも、母親は空襲で大やけどを負って帰らぬ人となってしまった。親戚の叔母さんの元に引き取られたものの、叔母さんは徐々にふたりをやかましく思い、清太は「帰りたくない」という節子のために叔母さん宅を後にし、防空壕での生活を送ることに。清太は盗みまでして節子守ろうとしたものの、節子は栄養失調で徐々に弱っていく。「お兄ちゃん、行かないで」という節子に、今度こそ帰ったらずっと一緒にいることを約束し、食料を調達しにいく清太。しかし、その先で父親が既に戦死しているだろうことを知ってしまう。
『僕等がいた』は2006年7月より、全26話が放送されたアニメ。2002年から「ベツコミ」(小学館)で連載がスタートした小畑友紀の同名漫画を原作としており、その甘酸っぱくてキュンとするストーリーに魅了されるファンが急増した。コミック累計発行部数が1,000万部を突破するほどのヒット作となり、第50回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。主人公・高橋七美の声優には、後にアニメ『らき☆すた』や『とある魔術の禁書目録』などの人気アニメを担当することになる、ささきのぞみが抜擢。監督は、平成11年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した、NHKの人気アニメ『おじゃる丸』の監督でもある大地丙太郎。釧路市にある高校に入学したばかりの女子高校生・高橋七美(ささきのぞみ)。新しい環境に胸を高鳴らせていた彼女は、クラスで友達もでき、順調な高校生活をスタートさせていた。そんなとき、中学ではクラスの女子の過半数に好かれれていた男子・矢野元晴(矢崎広)とひょんなことから顔を合わせることに。第一印象はあまり良いものではなかったが、クラスメイトとして関わっていく中で七美は矢野に惹かれていく。しかし、矢野は以前の恋人と死別した暗い過去を持っていた―。
『BLADE(ブレイド)』は、2011年7月からアニマックスにて全12話が放送された、スーパーヒーローもののアニメ。マーベル・コミックの『ブレイド』を原作としており、マーベル作品アニメ化プロジェクトの第4弾として発表された。内容の面白さの鍵を握る脚本は、映画『バトル・ロワイアル』や『同じ月を見ている』など、人気作品の監督を担当していた深作健太が担当。深作健太にとっては、脚本家として初めて携わった作品である。お腹に子どもを身ごもっている女性が出産直前にヴァンパイアに襲われ、その後ブレイド(大塚明夫)が誕生した。ブレイドは、ヴァンパイアが持つ超人的な強さと、人間が持つ日光に対する耐性能力とを併せ持つ「デイ・ウォーカー」という、極めて稀な存在。母親を襲った「四本牙」と呼ばれるヴァンパイアたちを狩るため、日々ヴァンパイア狩りに明け暮れるのだった。そんなある日、宿敵である四本牙の一員のディーコン・フロスト(磯部勉)と日本で遭遇するのであった―。
『イナズマイレブン アレスの天秤』は、2018年4月からテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。今作の時間軸は、『イナズマイレブン フットボールフロンティア編』から1年後で、エイリア事件の起こらなかったパラレルワールドの物語となっている。フットボールフロンティア全国大会で雷門中が優勝してから1年が経ち、過熱したサッカー人気により、サッカーを取り巻く状況は一変した。スポンサード制度が義務化され、スポンサーのいない伊那国島のサッカー部は廃部の危機に陥った。そこで伊那国中サッカー部が、部を存続させるために課せられたのは、「強化委員制度により部員不在となっている雷門中に転校し、フットボールフロンティアで一勝すること」という試練だった。ときを同じくして稲森明日人(村瀬歩)は、母を亡くす悲劇に見舞われてしまう。しかし母からの「おまえが必要とする限り、サッカーはそこにある」という言葉を胸に、サッカーを取り戻すため、仲間とともに雷門中へ向かうのであった。サッカーを取り戻すために戦う明日人。アレスへの復讐のために戦う灰崎凌兵(神谷浩史)。世界を変えるためアレスとともに戦う野坂悠馬(福山潤)。思惑渦巻く、フットボールフロンティアが開幕する!
そこは、人間とアンドロイドを区別しない不思議な喫茶店だった。『イヴの時間』は、人間とアンドロイドの絆を描いた6つの短編からなる作品。2008年から順次インターネットで全6話が公開され、2010年にはその6つのエピソードを再編集したものが劇場版として公開された。監督・原作・脚本・演出は、『サカサマのパテマ』の吉浦康裕。物語の舞台は、アンドロイドが実用化された未来の世界。人間と見た目が変わらないアンドロイドたちが日常の至るところで、決して人間に逆らうことなく黙々と働いていた。とある高校生の向坂リクオ(福山潤)の家で家事を担当するハウスロイドのサミィ(田中理恵)も、アンドロイドのひとり。世間の人々と同様に、リクオはサミィのことを「便利な道具」としてしか見ていなかった。ある日、リクオはサミィの行動履歴データの中に、命令したはずのない場所に立ち寄っていた記録を見つける。これは本来ありえないことで、アンドロイドが勝手に行動したとしたら大問題だ。真相を明らかにするべく、リクオは親友のマサキ(野島健児)とともに、サミィの位置情報を特定。彼女が無断で立ち寄っていた場所を突き止める。そこは、なんと人間とアンドロイドを区別しない、「イヴの時間」という不思議な喫茶店だった。その喫茶店で、リクオはさまざまな人と出会い、人間とアンドロイドをつなぐ想いや絆を知っていくことになる。
圧倒的ファンタジーな世界観×少年少女の出会いが視聴者の心をわし掴みにする、ジブリを代表する冒険活劇作品『天空の城ラピュタ』。公開は1986年8月2日で、監督は宮崎駿。少年パズー(田中真弓)は天空の城ラピュタの存在を証明しようとした父の想いを受け継ぎ、鉱山で働く少年。ある日、空から振ってきた少女シータ(横沢啓子)を助けた結果、シータを守るべく彼女が持つ飛行石を巡るトラブルに巻き込まれていく。鉱山で働く少年パズーは、父親が目にしたという天空の城ラピュタの実在をいつか自身で証明することを夢見ていた。ある日、空から降ってきた少女シータを助けたところ、少女を狙う空中海賊ドーラ一家に目をつけられシータとともに逃げ回ることに。政府の軍隊が駆け付けてきて助けてもらえるかと思いきや、彼らさえシータを捕えようとしていた。大逃亡の末、谷の廃坑へと落ちていったパズーたちは、シータが持つ謎の青い石のペンダントの力でなんとか命を落とすことを回避する。廃坑で老人ポム(常田富士男)と遭遇したパズーたちは、その青い石のペンダントが飛行石であることを教えてもらった。ラピュタと飛行石の関係とは? シータが執拗に狙われ続ける理由とは? ラピュタは本当に実在するのか? パズーとシータの天空の城ラピュタをめぐる大冒険活劇が、幕を開けるのであった。
映画『mellow』は、2020年1月17日より全国公開されたラブロマンス群像劇。原作はないオリジナル作品で、監督と脚本は映画『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』で、脚光を浴びた今泉力哉が手掛けた。街一番のおしゃれな花屋と、廃業寸前のラーメン屋を舞台に、さまざまな人の実らない恋愛模様が描かれているが、切なさだけでなく美しさや面白さも感じる作品に仕上がっている。主演を務めるのは、今大注目の人気俳優・田中圭。ヒロイン役には、若手女優・岡崎紗絵が抜擢された。この街一番のおしゃれな花屋「mellow」を営む店主・夏目誠一(田中圭)。見た目は爽やかだが、独身で彼女なし。好きな花に携わる仕事をして、穏やかな毎日を過ごしていた。また、夏目には姪っ子がいて、姉の代わりに姪っ子の面倒を見る日には、決まって古川木帆(岡崎紗絵)が営む近所のラーメン屋に行くのであった。ラーメン屋に行くとき、木帆の父である先代の店主に花を供えるのも夏目の役目である。夏目の優しさに惹かれていった木帆だが、同じくして常連客の娘・浅井宏美(志田彩良)も夏目に恋心を抱いていた。そんなある日、たくさんのお客様に対して丁寧に対応をする夏目のもとに、常連客である人妻・青木麻里子(ともさかりえ)が突然、「好きです」と告白するのであった。
『24 -TWENTY FOUR- シーズン6』は、イマジン・エンターテインメント制作、FOX放送のサスペンスドラマ。1シーズンにつき、24エピソードで構成されており、1話で1時間をリアルタイムに描いていく。計24時間で1シーズンが完結するようにできている。アメリカ政府と中国政府の交渉により、帰国を果たしたジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)。その一方で、CTUは政府からの指示で、テロ集団の首謀者であるアサド(アレクサンダー・シディグ)の暗殺準備を進めていた。ジャックはテロ集団の腹心であるファイエド(アドニ・マロピス)との交渉のために、アメリカに呼び戻されていたのだ。命を投げ出して、アサドの居場所を見つけようとするジャックだったが、思わぬ事実を知る。真の首謀者はファイエドで、アサドはテロを止めるために渡米していたとのことだった。命からがら逃げ出したが、ロサンゼルスの各地で自爆テロが起きていく。中国での激しい拷問とやり場のない虚無感がジャックは包む中、何かがジャックをテロリスト逮捕へと突き動かす。それは故郷アメリカへの忠誠心ではなかった。テロリストに迫ったジャックたちであったが、核爆弾が爆発するのを止めることができなかった。ジャックは国を守ることができるのか?
『だぁ!だぁ!だぁ!』は、NHK衛星第2テレビジョンの「衛星アニメ劇場」で放送されたテレビアニメ。2000年3月28日に放送が始まり、その後、約2年間にわたって全78話が放送された。原作は川村美香による同名の少女漫画で、月刊漫画雑誌「なかよし」で連載された人気作品。基本的には原作に沿ったストーリー展開となっているが、連載漫画とテレビアニメが同時期に終了するなどの理由から、話の展開や設定が異なる点もいくつかある。光月未夢(名塚佳織)は中学2年生。両親が仕事でアメリカに行くため、その間、母親の知り合いの西遠寺という寺院に預けられることになる。しかし、未夢が西遠寺に到着してすぐに、住職の西遠寺宝晶(緒方賢一)もインドに修行へ向かってしまう。残されたのは未夢と、宝晶の一人息子・西遠寺彷徨(三瓶由布子)のふたりだけ。仕方なく一緒に暮らすことになったふたりだが、さらにハプニングは重なるもので、その日の夜に西遠寺に小型UFOが墜落してくる!UFOから現れたのは超能力を持った宇宙人の赤ちゃん・ルゥ(かないみか)とベビーシッターペットのワンニャー(千葉千恵巳)。墜落によりUFOが壊れてしまい、地球から120億光年離れた「オット星」へ帰れなくなってしまったルゥとワンニャー。3人と1匹は各々の事情を抱えた者同士、西遠寺で共同生活をすることに!?
『ゾイド -ZOIDS-』は、玩具メーカー・トミー(現タカラトミー)が製作したテレビアニメ。1999年9月からMBS・TBS系列で放送が開始され、全67話が放送された。今作はトミーが販売している玩具「ゾイド」がモチーフ。『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』シリーズなどで知られる加戸誉夫が監督を務め、この作品をきっかけにゾイドのアニメが複数誕生しシリーズ化された。「ZOIDS」は“動物の”という意味の「ZOIC」と“アンドロイド”の複数形「ANDROIDS」を足した造語。その名の通り、動物や恐竜などがモチーフとなっており、発売当初から絶大な人気を誇っている玩具である。アニメのほかにも、漫画やライトノベル、ゲームなどさまざまなメディア展開がされている。天真爛漫でいつも明るい熱血少年のバン・フライハイト(岸尾大輔)。バンは、亡くなった父親ダン・フライハイト(梁田清之)が立派なゾイド乗りだったことから、自分もゾイド乗りになることを夢見ている。あるとき、遺跡の中でカプセルから生まれた恐竜型のゾイドであるジーク(鈴木琢磨)と少女フィーネ(大本眞基子)と出会う。フィーネはなぜか一切の記憶を失くしていたが、ダンやジークとともに過ごすうちに“ゾイドイヴ”という言葉だけを思い出す。ゾイドイヴとは何なのか? その言葉を頼りに、彼らはフィーネの失われた記憶を探す旅に出る。
『24 -TWENTY FOUR-』は、日本でも人気のあるサスペンスドラマシリーズ。イマジン・エンターテインメント制作で、FOXで放送された。シリーズを通して1シーズンにつき全24話という構成で、1話ごとにドラマの中で1時間のときが進む設定。1シーズンにおいて、24時間で起きる出来事が描かれる。シーズン4で中国への身柄引き渡しを逃れるために、偽造工作をおこなったジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)たち。見事作戦は成功。ジャックは死んだことになり、身柄をしばらく隠すことになった。ところがある日、ジャックは元大統領であるデイビット・パーマー(デニス・ヘイスバート)が暗殺されたということをニュースで知る。そして、立て続けにミシェル(レイコ・エイルスワース)とトニー(カルロス・バーナード)が狙われたとの情報が。テロ対策ユニット(CTU)で働くクロエ(メアリー・リン・ライスカブ)は、狙われた人物がジャックの生存を知っている人だという共通点を見つける。しかしながら、クロエのもとにも暗殺者が。そして、驚きの事実が明らかになる。それはパーマーの暗殺犯がジャックに仕立て上げられていたということだった。ジャックはクロエと協力し、密かにパーマーが暗殺された理由と犯人を追う。果たして、パーマーが暗殺された真の理由とは。そしてその裏に隠された大きな陰謀とは?
『セイレン』は2017年1月にTBS、サンテレビなどで放送されたテレビアニメ。高山箕犀が原案のオリジナルアニメとなっており、Studio五組とAXsiZの共同製作である。高山箕犀の別作品『アマガミ』の後継作でもあり、9年後の世界が舞台となっている。本作には3人のメインヒロインがおり、各ヒロインに4話ずつを割り振ったオムニバス形式の作品となっている。しかし、主人公の正一は同一人物であり、正一が起こす行動によってそれぞれのヒロインルートに分岐していく形で、恋愛シミュレーションゲームのような構成になっている。嘉味田正一(田丸篤志)は輝日東高校に通う冴えない男子高校生。将来について何も考えていない正一だったが、担任である鬼型雅美(田村ゆかり)と面談をしたことで、将来について真剣に考えだす。ある日、親友の七咲郁夫(浅利遼太)から夏期講習に誘われて悩む正一だったが、同級生の常木耀(佐倉綾音)がアルバイトをしている姿を見かけたことで、自分も変わることを決意する。しかし参加した夏期講習には、なぜか耀の姿が。耀は無断でアルバイトをしていることが親にバレてしまい、夏期講習に強制的に参加させられたのだ。夏期講習をきっかけに、急速に接近していく正一と耀。ふたりの関係はどうなっていくのか!? また、宮前透(下地紫野)編と桃乃今日子(木村珠莉)編のストーリーも展開される。
『ガーリッシュ ナンバー』は2016年10月から放送されたテレビアニメ作品。製作はTBSとガーリッシュナンバー製作委員会で、TBSやサンテレビなどで放送された。原作は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』シリーズで知られる渡航の同名小説。キャラクターの原案は、ソーシャルゲーム『ガールフレンド(仮)』のキャラクターデザインでも知られるQP:flapperが務めている。主人公は声優業界で奮闘する可愛らしい女子大生だが、内容は殺伐としたリアリティのあるストーリー展開となっている。烏丸千歳(千本木彩花)は、ナンプロに所属する新人声優。野心は人一倍あるが、実力も人気もまだまだで回ってくる役はモブ役ばかり。この状況に危機感はあるものの、特に自分から何かをしようという気持ちはなく、悶々とした毎日を過ごしていた。そんなある日、千歳についに『九龍覇王と千年皇女』のメインヒロイン・ユウナ役の依頼が舞い込む。喜ぶ千歳だったが、実はこの起用には裏があった。サブヒロインである久我山八重(本渡楓)、片倉京(石川由依)と声優ユニットを組ませて売り出すために、ルックスのみで起用されたのだ。実力が伴っていない千歳は初収録で失敗してしまう。その一方、アニメの制作現場でもトラブルが発生し…。千歳は声優として成功することができるのか!?
『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』は、神奈川県の海猫商業高校の水泳部を舞台にしたスポーツラブコメディである。主人公である要(豊永利行)はかなづちなのになぜか、水泳部のマネージャーになる。要とヒロインのあむろ(豊崎愛生)を中心とした、コメディ要素が盛りだくさんの明るい内容のアニメ。スポーツアニメだが、ちょっとエッチな内容も物語の随所にある。登場人物たちが下着や裸になるシーンが多いものの、明るい雰囲気でいやらしさを感じさせない内容である。主人公の要は、神奈川県立海猫商業高校水泳部のマネージャーであった。あるとき海猫商業高校近くの浜辺に、家型のいかだが辿り着く。そこには明るく元気な少女あむろとその父親がいた。あむろは海猫商業高校に転校してきた女の子。自分で捕まえたサメを、お土産に渡すような天然少女であった。そのあむろは、要を見てどこかで会ったことがあるという。しかし要はあむろと会ったことをどうしても思い出せなかった。その後あむろは要を気に入り、学校でもついてくるようになる。またあむろは、泳ぐのが大好きで海でもしょっちゅう泳いでおり、水泳部に入ることになった。こうしてあむろや要たちの、ちょっとエッチで明るい高校生活が始まった。
『秘密結社 鷹の爪』の主人公は、世界征服を狙う悪役…!?『秘密結社 鷹の爪』はFROGMAN作の大人気Flashアニメーションで、蛙男商会が製作などを担当した。『秘密結社 鷹の爪』シリーズは映画化もされ、YouTubeではDLE Channelを開設し、東宝シネマのマナームービーも手掛けている。今作のテレビアニメ第1期は、2006年からテレビ朝日で放送された。その後7期まで制作され、テレビアニメだけでなくWebアニメ版も作られた。2020年4月1日には、新シリーズ制作も決定し、これからも注目が集まるシリーズだ。悪の秘密結社である鷹の爪団が、世界征服を狙うも、ちっともうまくいかないコミカルな日常を描く。登場人物は、総統、吉田くん、クマにしか見えないレオナルド博士、菩薩峠、日本語を話せないフィリップという個性的な人物(動物?)たち。この5人が世界征服を狙っているものの、正義のヒーロー・デラックスファイターに邪魔され、弱い鷹の爪団の世界征服は今日も叶わない…。アニメに登場するキャラクターは濃い人々ばかり。総統は涙もろく失敗ばかりで、吉田くんは自由すぎて総統を置いて逃げることもあり、フィリップはいつも中指(実は人差し指)を立てている。その上、正義の味方のデラックスファイターもわがままな性格。むしゃくしゃしているから、理由なんてないのに鷹の爪団をやっつけに来ることもある。
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