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帝国を代表する剣士イスカ(小林裕介)と、魔女の国の王女アリスリーゼ(雨宮天)との戦いと交流を描いた物語。作家・細音啓のライトノベル『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』をアニメ化。2020年10月から放送が開始された。アニメーション制作はSILVER LINK.。監督は『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います』でも監督を務めたふたり、湊未來と大沼心が担当している。キャラクターデザインは『賢者の孫』などで作画監督の経験がある、佐藤香織が務めている。シリーズ構成には、『武装少女マキャヴェリズム』などを手がけている下山健人を起用した。魔女を逃がした罪で収監され、使徒聖を剥奪されたイスカ。帝国はそんなイスカの罪を許す代わりに、帝国の天敵ともいえる魔女の国のネビュリスの血を引く者「氷禍の魔女」を仕留めるよう命令する。イスカはそんなに帝国に対して、3人の同行者を要望した。それはジン・シュラルガン(土岐隼一)、音々・アルカストーネ(石原夏織)、ミスミス・クラス(白城なお)の3人だった。イスカと久しぶりの再会を果たした3人は、前線へと向かう途中、氷禍の魔女討伐の任務を聞いて驚く。氷禍の魔女は、歴代最高の強さを誇ると噂される魔女だったからだ。
日露戦争後の北海道を舞台に、元軍人の杉元佐一(小林親弘)とアイヌの少女アシㇼパ(白石晴香)のふたりが、アイヌ人の遺した金塊を求めて旅をする物語。漫画家・野田サトル原作の『ゴールドデンカムイ』のアニメ第3期シリーズ。アニメーション制作はジェノスタジオ。主要な制作スタッフは第1期、第2期に引き続いて担当している。監督は難波日登志。キャラクターデザインは大貫健一。シリーズ構成は高木登である。「キロランケは昔の仲間のパルチザンと合流するために、樺太に向かったはずです」。インカㇻマッ(能登麻美子)の話を信じ、アシㇼパを連れ去ったキロランケ(てらそままさき)を追って、杉元佐一は樺太の玄関口、大泊に上陸した。日露戦争後、樺太の南半分は日本領となっていた。アシㇼパを探そうと準備を始めると、アイヌ人の子どもであるチカパシ(渡辺明乃)がアイヌ犬リュウと荷物に紛れ込んで着いてきたことが判明。最初は北海道に返すことを考えるが、居場所がないというチカパシの主張を受け入れ、アシㇼパ捜索に加えることにする。大泊で情報収集していると、アイヌ人のアシㇼパに似た少女を目撃したと商店のおばさんから話を聞くことができた。杉元たちは急いで、町の近くにあるというアイヌの村へ向かうが…。
お笑い芸人を目指す女子、北風ふぶき、凩まふゆ、新谷りん、朝生祇なゆたの奮闘を描いた青春ストーリー。原作はむげんだい∞。吉本興業に所属する芸人がネタの監修や制作をしている。また、実在する芸人がアニメに登場し声優も務めている。アニメーション制作はStudio五組とAXsiZ。監督には『くまクマ熊ベアー』などで監督を務めている信田ユウを起用。キャラクターデザインは平田雄三。彼は『ストライクウィッチーズ』などで作画監督を務めている。シリーズ構成は、『ランウェイで笑って』などを手がけた待田堂子が担当している。母校の文化祭でネタを披露できる。はりきって挑んだお笑い芸人を目指す4人、北風ふぶき(大西亜玖璃)、凩まふゆ(大空直美)、新谷りん(五十嵐裕美)、朝生祇なゆた(中村桜)は、なぜかエアバンドを披露することになる。後輩たちに拍手喝采を浴びるも、ネタのほうでは思いっきりスベってしまう。しかも追い打ちをかけるように、後輩ですでに吉本興業に所属している女子高生漫才師JKクールのコンビにお笑い芸人としての差を見せつけられてしまう。「エアバンドでウケて、ネタでスベるとかないわ」。母校での失態に、まふゆはまだ落ちこんでいた。4人はカフェで反省会もかねて、コンビを組んだ経緯の話などをしながら、自分たちのお笑いについて話しこむことになるが…。
ドラマ『ドクターY~外科医・加地秀樹~(2020)』は、2020年10月に放送された医療系ドラマ。米倉涼子主演の人気ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』のスピンオフ作品で、「腹腔鏡の魔術師」と呼ばれるお金に汚い医師・加地秀樹の活躍ぶりが描かれている。主人公の加地秀樹を演じるのは、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』など、数々の人気作品に出演しているベテラン俳優・勝村政信である。そのほかにも佐藤隆太や桜庭ななみ、『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の大門未知子を演じる米倉涼子などの豪華面々も登場している。私立の名門病院である成鏡大学病院に、客員准教授として呼ばれた加地秀樹(勝村政信)。そこで出会った主任准教授・那須浩一(佐藤隆太)は、患者からも医師からも信頼される優秀な医師で人望が厚く、次期教授の座も確実だと噂されていた。しかし権威にはまったく興味がなく、患者第一で治療をおこなう那須の存在を面白くないと感じる加地。さらに、若きバスケット界のエースで、成鏡大学病院のVIP患者である大根類(松大航也)の手術も那須が担当するという。なんとか名声を取り戻したい加地は、もうひとりのVIP患者であるスポーツ連合会長・尾蔵大介(高田純次)に取り入ろうとするのであった―。
ドラマ『マリーミー!』は、2020年10月からABCテレビとテレビ朝日にて放送された、“ほわキュン”ラブストーリー作品。原作は、夕希実久が手掛けている恋愛漫画。「ニート保護法」により、見知らぬ女性との結婚生活を送る主人公たちが、徐々に打ち解けあい家族になっていくという温かみあるストーリー展開が人気を集めている。LINEマンガで人気が急上昇し、今回ドラマ化されることになった。主演を務めるのは、『仮面ライダーエグゼイド』で初のレギュラー出演を果たした瀬戸利樹と、雑誌「Seventeen」の専属モデルで人気急上昇中の久間田琳加である。これは、ニート保護法が成立した世界での物語。厚生労働省に勤める超エリートの国家公務員・秋保心(瀬戸利樹)は、恋愛経験はあるもののどこか冷めた雰囲気のある男である。しかも、結婚願望は皆無。そんな秋保を、上層部は国が制定したニート保護法の試験実施者に任命する。秋保も、任務成功による出世をもくろんでいた。一方、お相手となる沢本陽茉梨(久間田琳加)は、中学卒業後バイトもしたことがない引きこもりのニート。ともに暮らしていた祖父母が亡くなり、唯一の家族である猫と暮らしていた。恋愛経験は皆無である。そんな生きている世界が異なるふたりが、奇妙な法律により「結婚生活」を始めるのであった。
『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』を制作し、アカデミー賞に11回ノミネートされたという偉業を成し遂げた、アードマン・アニメーションズの新作『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』は、2018年7月6日に日本で公開された。都市国家の軍勢に故郷を侵略されてしまった!? しかし軍勢のリーダー・ヌース卿(大塚芳忠)は、サッカーが大好きであることが判明。若く勇気のあるダグ(梶裕貴)は、サッカーで故郷を賭けた勝負を申し込む。今作の主人公は、谷で石器文明の部族として暮らす少年ダグ。食料は少ないものの部族の皆と平和に暮らしていたある日、マンモスに乗り青銅武器で武装した都市国家の軍勢が攻め入ってきた。彼らの目的は、谷で取れる青銅である。故郷を奪われることをよしとしなかった少年・ダグが、ヌース卿に奇襲をしかけるも、偶然飛んできた鉄球にさらわれ、意識を失う。荷車に紛れてブロンズ・エイジ・シティまで運ばれてしまったダグは、都市が自分たち部族より遥かに文明が発展していること、サッカーが最も人気のあるスポーツであることを知る。原始人であることがバレて囚われてしまった瞬間、最後の賭けとして都市国家一のサッカーチーム「レアル・ブロンジオ」に、故郷を賭けたサッカーの試合を申し込むのであった。
2020年10月から、日本テレビ系で放送がスタートしたドラマ。原作、脚本を手がけるのは、2011年に大ブームを巻き起こした『家政婦のミタ』や、『過保護のカホコ』『同期のサクラ』など話題のドラマを数多く手がけてきた、脚本家・遊川和彦である。ヒロインを演じるのは、数々のドラマや映画のヒロインを多彩に演じてきた実力派女優・柴咲コウ。遊川和彦の作品に主演するのは、ドラマ『○○妻』以来のことで、5年ぶりの再タッグとなる。温かな家族に囲まれ、幸せいっぱいの今村望美(鎌田英怜奈)は10歳。ある日、母・多恵(鈴木保奈美)におつかいを頼まれた望美は、鼻歌まじりに自転車を気持ちよく走らせていた。しかし長い坂道に差しかかったとき、自転車のブレーキが壊れていることに気づく。加速し続けるスピードをどうすることもできず、大きな恐怖と焦りが望美を襲った。そして次の瞬間、激しい衝突音とともに目の前は真っ暗になった…。それから25年後、けたたましい警報音に目を覚ました望美(柴咲コウ)。うっすらと開けたその眼に映ったのは、病室の天井と、白髪だがどこか見覚えのある女性の姿だった。「このおばあちゃんは誰だろう」。朦朧とする頭で考えていた望美の顔を、奇跡でも見たような驚きの表情でのぞきこんだその女性は、なんと母・多恵だったのだ。そして窓に映った自分の顔を見た望美は、見慣れない自分の姿にがく然とするのだった…。
フランスの作家ロマン・ガリの自伝小説『夜明けの約束』を原作とする、フランス・ベルギー合作映画。2017年に制作され、日本では2020年1月に公開された。主人公のロマンを、『イヴ・サンローラン』『婚約者の友人』で知られるフランスの若手実力派俳優ピエール・ニネが演じている。また息子を狂おしいまでに溺愛する母・ニーナを、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘で、『アンチクライスト』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したシャルロット・ゲンズブールが熱演している。監督は『蛇男』『赤と黒の接吻』で知られる、フランス人監督のエリック・バルビエ。フランスのアカデミー賞と呼ばれるセザーヌ賞の、4部門に選出された話題作だ。ロシアからポーランドに移り住んだシングルマザーのニーナ(シャルロット・ゲンズブール)の、唯一の希望は息子のロマン(ピエール・ニネ)。思い込みが激しく、負けん気が強い彼女は、息子が将来、フランス軍で勲章を授与され、外交官になり、そして偉大な大作家となると信じてやまない。ロマンはそんな愛情に重圧を感じるが、次第に彼も母の夢を叶えようと必死となる。挫折を繰り返しながらも、少しずつ母の夢を叶えていくロマン。空軍のパイロットとして活躍を遂げ、そしてついに念願の小説が出版されるものの、母からの手紙は彼の予想を裏切るものだった。
『なくもんか』は2009年11月に公開された日本映画で、監督は水田伸生、脚本は宮藤官九郎が務めた。主演は阿部サダヲで、この3人は2007年に公開された『舞妓 Haaaan!!!』トリオの集結ということでも話題になった。舞台はとある東京の下町。そこでハムカツを売る「デリカの山ちゃん」を中心に、愛と笑いと涙の人情コメディが繰り広げられる。2009年度の第34回報知映画賞では、主人公の弟を演じた永山瑛太が助演男優賞を受賞。主人公の下井草祐太(阿部サダヲ)は、8歳のときに父・健太(伊原剛志)に連れられて、父の友人が営む「デリカの山ちゃん」へ働きにやって来た。しかし、健太は店の金を盗んで蒸発してしまい、祐太は店主の山岸正徳(カンニング竹山)・安江(いしだあゆみ)夫妻に育てられることに。そして成人した祐太は、正徳から40年間継ぎ足してきた秘伝のソースを受け継ぐ「二代目山ちゃん」となり、行列のできる人気惣菜店を営むことになった。祐太は「究極の八方美人」を呼ばれ、商店街の人たちから頼まれることは、どんなことでも嫌な顔ひとつせず引き受けていた。そんなある日、十数年前に家を出ていった山岸家のひとり娘・徹子(竹内結子)が、別人のような美人となって帰ってきた。そして、生き別れた祐太の弟・祐介(永山瑛太)は、イケメン兄弟お笑い芸人・金城ブラザーズのひとりとして、大人気を博していた…。
元弁護士と詐欺師の異色コンビが仕掛ける、痛快な復讐劇!『99.9 -刑事専門弁護士-』や『TRICK』などの人気作品を手がけた、作・蒔田光治、監督・木村ひさしが再びタッグを組んだ、待望のオリジナルドラマが新登場。NHK総合のドラマ10枠で放送された。復讐を裏稼業とする元弁護士・白沢真実が詐欺師の男・黒岩賢介とバディを組み、悪人たちに痛快な制裁を与える!大手法律事務所に異例の若さで就職した白沢真実(浜辺美波)は、ある日先輩弁護士が持て余したお荷物案件を担当することに。依頼人の綿貫依里子は大手企業の御曹司から性的被害を受けていたが、金と権力でねじ伏せられ泣き寝入りをするしかなかった。ついに我慢できなくなった依里子はネットで復讐代行の依頼をするが、金を振り込んでも一向に復讐が開始される気配がない…。真美はこれを詐欺だと見抜き、法で裁くために男を誘い出す。真美の直感は当たり、その男は詐欺師の黒岩賢介(岡田将生)だった。2人はひょんなことからバディを組むことになり、悪徳御曹司への復讐を開始する。2人は無事復讐を果たすことができるのか? ポップで痛快な復讐劇がついに幕を開けるー!
唐沢寿明がジャック・バウアーに!? 日本でも大人気を博した海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』がついに日本版リメイク『24 JAPAN』として、2020年10月9日午後11時15分から放送開始された。女性総理大臣候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の、命が狙われている!? CTUとして、さまざまな事件を止めようと奔走する獅堂現馬(唐沢寿明)の、24時間をリアルタイムに描くアクションストーリー。主人公は、CTU第1支部A班で働く男・獅堂現馬。日本にて女性初の総理大臣就任が期待されていたところ、その朝倉麗の命が狙われている可能性があることが発覚。獅堂現馬は暗殺者を止めようと奔走するなかで、消えた女性の事件、内通者の存在など、さまざまな事件に関わっていく。いったい内通者は誰なのか? 女性総理大臣候補・朝倉麗は無事就任できるのか? この物語は日本初の女性総理大臣が就任するまでの、CTUの24時間がリアルタイムで進行する、ハラハラドキドキのストーリー。
『ひぐらしのなく頃に(2020年)』は、田舎で起きる連続殺人を描いたミステリーホラーアニメである。2006年に一度アニメ化されたシリーズの、すべての設定をリセットしたリブート作品である。声優陣は2006年版から引き継がれるが、キャラクターデザインは新たに渡辺明夫が担当した。アニメーションはスタジオディーンに代わり、『女子高生の無駄づかい』などで知られるパッショーネが制作している。雛見沢に引っ越してきた前原圭一(保志総一朗)は、同級生の竜宮レナ(中原麻衣)たちと平和に暮らしていた。ある日、レナと訪れていたゴミ捨て場で奇妙な話を耳にする。それは、かつて雛見沢で起きたバラバラ殺人事件の話だった。カメラマンの富竹(大川透)によると、遺体の「腕」が見つかっていないらしく、その場に不穏な空気が流れる。不審に思った圭一はレナに事件のことを聞くが、「何もなかった」の一点張り。さらにほかの同級生たちも、何かを隠しているような雰囲気を漂わせるのだった。
「ミラクルジャンプ」や「週刊ヤングジャンプ」にて連載された、坂本拓による漫画『潔癖男子!青山くん』がアニメ化! 2017年7月~9月まで放送された。青山くん(置鮎龍太郎)はサッカーの天才だけど超潔癖で、財前かおる(関智一)はそこが気に入らない。この物語は、富士美高校にある弱小サッカー部の個性あふれる面々と、青山くんの青春と成長を描く物語である。物語の主人公は、天才サッカー少年だけれど超がつくほど潔癖な男子・青山くん。富士美高校のエースナンバー10を任されている財前かおるは、汚れることを嫌いすぎる青山くんのことが気に入らない。手洗いだけで時間がかかるし、接触プレイはNGだから決して体をぶつけず、必ず相手と距離をとってプレイする。ヘディングは絶対にしないし、チームメイトとのスキンシップも一切とらない。「おまえはサッカーを舐めているのかぁ‼」。青山くんと財前かおるの溝が埋まらないまま、格上の押上南高校と試合をすることになる。そこで青山くんは、U-16日本代表の武智と再会をする。果たして試合に勝つことができるのか…?
さまざまな色に染まる、名門女子校の美少女たち――。恋愛アドベンチャーゲーム『ましろ色シンフォニー』をもとにした、テレビアニメ作品。共学校との学園統合に揺れる名門女子校を舞台に、試験的に編入してきたひとりの男子生徒と美少女たちの甘酸っぱい恋愛を描く!伝統ある家屋が建ち並ぶ、旧市街地の隣に広がる新市街地。そこに住む少年・瓜生新吾(水島大宙)は、妹想いの男子生徒。大切な妹・桜乃(後藤麻衣)とともに、新市街地にある私立各務台学園に通う日々を送っていた。ところが各務台学園は経営悪化から、旧市街地にある名門女子校・結姫女子学園と統合されることになる。当然、結姫女子学園の側では、これまで女子校だったのにいきなり共学化されるということで、さまざまな反発が起こってしまう。そこでまずは新吾や桜乃をはじめ、各務台学園の選抜された生徒たちが、試験的に結姫女子学園に通うことになった。そんな新吾は、編入前日に旧市街地で迷子になった桜乃を探していたところ、瀬名愛理(小野涼子)という名の美少女と出会う。自身も迷子になっていた愛理は、頼もしい新吾に少しだけ心を許すのだった。しかし編入当日、ふたりは思わぬ再会をすることになる。なんと愛理は、結姫女子学園の生徒で、しかも学園統合に対し強く反対していたのだった。そうしてふたりは、複雑な気持ちを抱えたまま、新たな学園生活を送り始める。
半ニートでオタクの旦那と、ごく普通のOLのほのぼの夫婦生活!原作・クール教信者の4コマ漫画『旦那が何を言っているかわからない件』(一迅社)をもとにした、テレビアニメ作品。ニート同然の生活を送るオタク男と、ごく普通のまじめなOLが織りなす夫婦生活を描く!まじめな性格の大人女子・カオル(田村ゆかり)は、仕事熱心な会社員。オタク趣味とはまったく無縁の生活をしてきたものの、ひょんなことから知り合った2歳年下の重度のオタク男性・ハジメ(鈴村健一)と結婚することになる。さっそく同居を始めたカオルは、ハジメの不思議な生態を目の当たりにする。どうやらハジメはアニメを見ないと死ぬ生き物らしく、特に美少女キャラが登場するアニメを熱心に見ているようである。同人誌も好きなようで、たまに18禁のエッチな本がリビングに置きっぱなしになっている。また「働いたら負け」だと思っているらしく、普段はニート同然の生活を送りながら、ブロガーとして収入を得ているそう。「働きたくないでござる!」という、ニート特有のセリフも連発する。はたから見れば、どうしようもないハジメだが、カオルはそんな彼が大好きなので、大抵のことは受け入れてしまう。ときには猫っぽいポーズで、出不精のハジメを萌えさせて、外に連れ出すなど、彼の扱い方も心得ている。そうしたふたりの幸せな夫婦生活が、今日も繰り広げられるのだった。
息子が結婚したいといった女性が聴覚に障害を持っていたら、父親や親戚たちは反対するのかー!?1991年に公開された映画『息子』は、椎名誠の小説『倉庫作業員』が原作。『男はつらいよ』シリーズや、『家族』『幸福の黄色いハンカチ』など日本映画の名作を手掛けた山田洋次の監督作品。第15回日本アカデミー賞では、最優秀作品賞などさまざまな部門賞を総ナメにした。第65回キネマ旬報ベスト・テンでは、監督賞や主演男優賞など5部門を受賞した作品で、第34回ブルーリボン賞や第16回報知映画賞など数多くの映画賞も受賞している。東京で居酒屋のアルバイトをしている哲夫(永瀬正敏)は、不安定な仕事のためか、父親の昭男(三國連太郎)や、哲夫の姉のとし子(浅田美代子)、とし子の夫である徹(山口良一)など親戚たちから心配されている。哲夫が居酒屋のアルバイトをやめ、鉄工所のアルバイトをはじめたところ、出会ったのは征子(和久井映見)という女性だった。征子は笑顔が爽やかな美人で、哲夫はとたんに恋に落ちる。しかし、事務員のおばさん(中村メイコ)から征子が聴覚に障害があると知らされる。彼の征子への気持ちは冷めることなく、父親の昭男が上京してきたときに征子を結婚相手として紹介する。
慶応3年に起こった、歴史的な騒動「ええじゃないか」をモチーフにした日本映画。1981年に公開された『ええじゃないか』の構想にかかった時間は、なんと約10年。『うなぎ』『カンゾー先生』の有名作で知られる今村昌平監督の、はじめての時代劇で制作費5億円の超大作。「日本独特のミュージカル」が発想の原点。フランスでの評価が高い作品としても知られる。実際に東海地方を中心に起こった、教科書にも載っている歴史的世直しの民衆運動「ええじゃないか」がモチーフ。当時、公園を貸し切って巨大なオープンセットを組んだといわれている。エキストラを含む大人数が「ええじゃないか」を踊った。江戸末期の民衆の力強さ、下層庶民の生き様を描き、雑多ななかで生き残っていくために必死だった、人間たちのバイタリティあふれる姿を描く。慶応2年、アメリカへ漂流していた源次(泉谷しげる)が帰国し、妻のストリッパーであるイネ(桃井かおり)と暮らす。そして、アメリカに密航しようとするが断念する。その後源次とイネは、「ええじゃないか」に参加するが…。
謎の病気を患う子ども。不気味な空気が漂う病院。そして鏡に映りこむ幽霊たち。『ELI/イーライ』はホラー映画に必要な要素を、これでもかと詰め込んだ作品である。映画のはじまりから終わりまで、違和感を感じるように作られており、何が飛び出すか予測できない恐怖を味わえる作品だ。監督は『フッテージ デス・スパイラル』を制作した、キアラン・フォイ。今作は2作目の監督作品である。キャストは『はじまりへの旅』に出演した子役、チャーリー・ショットウェルを筆頭に、セイディー・シンク、ケリー・ライリーなどが名を連ねる。原因不明の病を発症し、無菌状態でなければ生きられないイーライ(チャーリー・ショットウェル)は、郊外にある病院に連れてこられる。病院の無菌室で入院することになった彼は、新しい治療を受け、順調に回復していく。しかし治療を始めてから、幽霊を目撃するようになってしまう。イーライは治療に対して抵抗感を持ち始め、ホーン(リリー・テイラー)の治療を拒み始める。そんなときに窓の外に現れた少女(セイディー・シンク)が、「ここには幽霊がいる」とイーライに警告するのだった。
『愛のむきだし』や『冷たい熱帯魚』など、独特な世界観を持つ映画を監督してきた園子温。グロテスクな映像を撮ることも多い彼が、実際に起きた殺人事件を下敷きに描いた作品が『愛なき森で叫べ』である。今作でも残虐な描写は健在であり、目を背けたくなるような映像の数々にも注目。そんな今作の主演を務めたのは、『アウトレイジ』などに出演した椎名桔平。高いカリスマ性を持つ、連続殺人鬼を演じている。夢を追いかけて上京してきたシン(満島真之介)は、ジェイ(YOUNG DAIS)率いるグループと映画を作ることになる。目標は新人監督を発掘するフィルムアワードの入選。すぐに仲良くなった彼らは、シンに妙子(日南響子)という女性を紹介する。さらに妙子の友人である美津子(鎌滝えり)と、彼女に近づく村田(椎名桔平)という男と知り合う。村田を怪しむシンたちだったが、酒を飲むとすぐに意気投合。ともに映画制作を始めるのだった。シンたちは撮影を通して、村田の異常性を知っていくことになる。
【2017年10月12日地上波にて新作放送】主演・米倉涼子×脚本・中園ミホのタッグで2012年No.1ヒットを記録した『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』がスケールアップしてこの秋、復活!!
アニメ『悪魔のリドル』は、2014年4月から6月にかけてMBSなどで、全12話が放送された学園アクションもの。原作は『アーシアン』や『ローラカイザー』など、数々の作品を世に送り出してきた高河ゆんによる同名漫画。あるひとりの女子高生を暗殺すべく送り込まれるも、暗殺対象に恋をしてしまう百合アクション物語。主人公の東兎角役には、注目の声優・諏訪彩花が抜擢されている。そのほかには金元寿子や南條愛乃など、駆け出しの新人声優陣が担当しており、フレッシュで見ごたえある作品に仕上がっている。これは、ミョウジョウ学園10年黒組を舞台に巻き起こる、ひとりのターゲットと暗殺者12人の話である。特別な時期にしか開催されない10年黒組。そこに在籍するのはひとりの女子高校生・一ノ瀬晴(金元寿子)と、素性を隠して入学するターゲットを狙う12人の刺客たち。なかでも、東兎角(諏訪彩花)は「東のアズマ」と称されている暗殺一家の名門の跡取り娘で、かなりの腕前である。そんな兎角だが、標的の晴と学園の寮で同じ部屋になったことをきっかけに、晴の温かさに触れ恋心を抱いていく。
今作は橋本環奈と、EXILEメンバーの佐藤大樹により実写化された青春映画である。原作は『マツリカ・マジョルカ』を執筆した相沢沙呼による小説『小説の神様』で、シリーズ化もされた人気作。タイトルにもある「小説の神様」とは、小説家たちが信じているとされる神様だ。メガホンを取ったのは、ミュージックビデオの監督としても知られる久保茂昭。映画ではEXILEのメンバーが出演する、『HiGH&LOW』シリーズなどを手掛けている。高校生小説家の千谷一也(佐藤大樹)は、自分の小説がなかなか売れず悩んでいた。ついには自暴自棄になり、小説を信じられなくなってしまう。そんなときに、所属する文芸部の部室に転校生の小余綾詩凪(橋本環奈)が現れる。彼女の正体は不動詩凪と名乗る売れっ子小説家であり、出版社からの提案もあって一也との共作を望んでいたのだ。小余綾がプロットを考え、一也が執筆する。そんな作業を続けていくうちに、一也は小説の力に気づきはじめ、ふたりは信頼関係で結ばれていく。そんなある日、一也は詩凪の誰にもいえない大きな秘密を知ってしまうー。
『はやぶさ/HAYABUSA』は2011年10月に公開された日本映画で、製作は20世紀フォックス映画。2010年に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクト、およびそれに参加したスタッフたちの姿を描いている。公開当時、はやぶさの帰還を受けて企画・製作された映画が相次ぎ、今作はそのうちの実写作品第1弾。東映の『はやぶさ 遥かなる帰還』、松竹の『おかえり、はやぶさ』とともに、大手3社競作として注目が集まった。主演は竹内結子。登場人物のほとんどが実在する宇宙開発関係者をモデルにしており、リアルな宇宙開発事情に適度なエンタメ性を盛り込んだ作品となっている。2002年の夏、主人公の水沢恵(竹内結子)は、宇宙科学研究所の的場室長(西田敏行)の講演を熱心に聞いていた。恵は大学卒業後、アルバイトをしながら科学者を目指していたが、ひょんなことからその宇宙科学研究所で働くことになり、小惑星探査機はやぶさのプロジェクトにも関わっていく。はやぶさプロジェクトは、イオンエンジンと地球スイングバイによって小惑星イトカワまで航行し、その小惑星のサンプルを回収して地球へ戻るという、世界的に例を見ないプロジェクトだった。低予算や材料の軽量化、打ち上げ場所の確保や文科省との交渉など、さまざまな課題を解決しながら、プロジェクトメンバーたちは懸命に研究・開発を進めていく…。
公開から2カ月後には興行収入50億円を突破し、観客動員は390万人を超える大ヒットを記録した映画。1回のみならず、何度も劇場に足を運ぶリピーターが多いことでも知られる今作は、2018年に日本テレビ系列で放送された大ヒットドラマ『今日から俺は!!』の劇場版である。ドラマ版を大いに盛り上げた俳優陣がそのまま続投し、さらなる豪華キャストも多数加わり、ますますパワーアップしたツッパリコメディ。ドラマ版同様、原作は1988年から「増刊少年サンデー」に連載された西森博之の同名漫画であり、脚本と監督を手がけたのは『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』などの人気アニメの実写映画版などでも知られ、コメディの奇才と呼ばれる福田雄一である。時代は80年代。転校をきっかけに、それまでの地味なスタイルからイメージチェンジをはかり、「今日から俺はツッパリになる!」と登校初日から金髪パーマで現れた三橋貴志(賀来賢人)。そして偶然、同じ日に転校してきた伊藤真司(伊藤健太郎)も、トゲトゲに髪の毛を逆立て「今日からツッパリ」として教室に現れたのである。周囲のツッパリたちからいち早く目をつけられた2人はコンビを組み、ケンカに明け暮れる日々を送り始めた。そんな2人もついに3年生。2人の前に現れた新たなる敵は、隣町の悪名高い北根壊(ほくねい)高校の番長、柳鋭次(柳楽優弥)と大嶽重弘(栄信)だった。
『靴ひも』は発達障害の息子と、車の整備士である父との関係を描いた作品だ。日本で公開されることが稀なイスラエル映画であり、現地の映画祭では賞を受賞した人気作である。父と息子の関係はイスラエル独自のものではなく、日本でも通じる問題だ。障がい者のケアも含め、世界中の人が考えなければならない問題でもある。今作は、実在する親子のストーリーを題材にしている。監督のヤコブ・ゴールドヴァッサーの実体験も盛り込まれており、温かさがあふれる作品に仕上がった。発達障害で誰かのサポートが必要なガディ(ネボ・キムヒ)は、母の死をきっかけに疎遠だった父のルーベン(ドヴ・グリックマン)に引き取られる。気まずい空気が流れるなかで、ふたりの共同生活が始まるのだった。ルーベンの経営する整備工場で洗車の仕事を任され、レストランの仲間たちとも仲良くなっていくガディ。父とのわだかまりも次第にほぐれていくが、ルーベンの身体は透析が必要なほど、病に蝕まれていた。
支離滅裂で不条理。だけどつい読みたくなる、漫画『ねこぢる』シリーズがアニメに!アングラな漫画の連載で、熱烈なファンを持つ雑誌「月刊漫画ガロ」で発表された『ねこぢるうどん』をきっかけに、『ねこぢる』シリーズが開始。作者はペンネームねこぢること橋口千代美。夫は漫画家の山野一で、2人で『ねこぢる』シリーズを執筆したこともあった。漫画家・ねこぢるの活動期間はわずか8年。可愛らしい猫のキャラクターと独特な内容の組み合わせが人気を博したが、若干31歳でこの世を去ってしまった。しかし『ねこぢる』シリーズの人気は健在で、作者の没後もOVAが製作された。漫画家の岡崎京子やコラムニストの唐沢俊一も『ねこぢる』作品のファンであると公言している。2001年2月21日に、オリジナルビデオアニメとして発売された『ねこぢる草』の監督は佐藤竜雄。2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した作品だ。病気になってしまった猫のにゃーこ。死神がにゃーこの手をつないでいる場面を目撃し、弟のにゃっ太は、にゃーこの魂を取り戻そうとする。しかし、魂の半分は死神に持っていかれてしまう。にゃーこの命は助かったものの、生気が抜けてしまったようになり…。にゃっ太はにゃーこをサーカスへ連れ出し、不思議な体験をする。
シアトルの病院を舞台に、甘くない現実、キャリアや恋に悩みながら前進していく、仕事も恋も命もあきらめない外科インターンたちの成長していく姿を描き、放送スタート直後から現在まで高視聴率を保ち続ける大人気シリーズ。
ヒロミ&フット後藤…。人気MCがタッグを組み総勢50名を超えるガヤ芸人たちを使ってゲストを笑いとともに掘り下げる新型トークショウ! 笑い、食、歌、ありとあらゆるジャンルにおいてガヤ芸人たちが持っている技術や経験を活かしながら、ゲストが興味の持てる「おもてなし」をガヤ芸人がご提供させて頂きます。
「アベンジャーズ」のスタジオが贈る。全員お尋ね者たちの宇宙最凶チームが、宇宙を救う為に立ち上がる、アクション・アドベンチャー超大作誕生。
劇場版『ドラゴンボール』記念すべき20作目はサイヤ人同士の誇りを懸けた超絶バトル 映画オリジナルキャラの中でも圧倒的人気の最強のサイヤ人・ブロリーが、装いも新たに再登場。かつて見たことのない度肝を抜かれる怒涛の圧巻のバトルシーンは必見! 「力の大会」後の平和な地球。さらなる高みを目指して修業に励む悟空とベジータの前に現れたのは、見たこともないサイヤ人・ブロリー。再び地獄から舞い戻ったフリーザも巻き込み、全く違う運命をたどってきた3人のサイヤ人の出会いは、壮絶な闘いへ?。
【2017年10月12日地上波にて新作放送】天才的な腕を持ちながら組織に属さず、病院を渡り歩くさすらいの女外科医。群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器…そんなクールでタフなスーパードクターに、米倉涼子が挑む!
ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』がついに実写映画化。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されることー。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。「ハリー・ポッター」シリーズで人気のエマ・ワトソンを主演に、ユアン・マクレガー、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クラインほか、豪華実力派キャストが集結。巨匠アラン・メンケンによる音楽に彩られ、壮大で、華麗な世界が甦る。観る者の期待と想像を遥かに超え、世界中の人々を魅了した、永遠に語り継がれる真実の愛の物語。ベル役の昆夏美、野獣役の山崎育三郎ほか、日本のエンターテインメント界で大活躍を見せる11名の豪華キャストによるプレミアムな日本語替版も必見!
『望み』は犯罪に関わっている息子と、その家族を描いた作品。事件に関わってしまった息子のために、家族がどれだけ多くの犠牲を払うのか。劇中では事件に興味を持ったマスコミ、雑誌記者、ネットユーザーが登場し、現代的な部分もリアリティをもって描かれている。事件に翻弄される父親を演じたのは、『一度死んでみた』に出演する堤真一。そして母親役には石田ゆり子と、日本を代表する演技派俳優の共演が実現した。また、清原果耶や岡田健史などの若手俳優も出演している。怪我が原因でサッカー部を辞めた石川規士(岡田健史)は、悪い仲間と関わるようになっていた。建築デザイナーの父・一登(堤真一)はそんな息子を心配しているが、ある日、いつものように夜遊びに出かけた息子との連絡が取れなくなってしまう。母の貴代美(石田ゆり子)も息子を探し始めるが、規士の友人が死体で発見されたというニュースを目にする。警察は規士も含む、3人の行方を追っており、規士にも疑いがかかっていた。事件はテレビでも大きく報道され、石川家の前には連日報道陣が押し寄せてくる。事件との関係が明らかにならないなかで、家族は事件の影響を大きく受けてしまうのだった。
世界で最も有名な探偵シャーロック・ホームズ。19世紀に誕生し、現在にいたるまで幅広い世代に親しまれてきた名探偵だ。『エノーラ・ホームズの事件簿』はそんなシャーロック・ホームズシリーズを下敷きとし、シャーロックの妹であるエノーラを主人公にしたミステリー映画である。主人公のエノーラを演じたのは、『ストレンジャー・シングス』への出演で世界的知名度を獲得した、ミリー・ボビー・ブラウン。最近では『ゴジラ』シリーズにも出演するなど、勢いにのっている女優だ。また、名探偵シャーロック・ホームズ役にはスーパーマンを演じている、ヘンリー・カヴィルが起用されている。母とふたりで暮らしていたエノーラ・ホームズ(ミリー・ボビー・ブラウン)は、言葉遊びが得意な活発な少女だった。ある日、前触れもなく母が失踪。家に帰ってきたシャーロック(ヘンリー・カヴィル)と、マイクロフト(サム・クラフリン)のふたりの兄は母の失踪に興味を示さず、特にマイクロフトはエノーラを寄宿学校に入れようとする。マイクロフトの勧めで厳しい教師を紹介され、エノーラは不自由な生活を余儀なくされる。兄への反抗心と、失踪した母を探すため、エノーラは家をとび出しロンドンへ向かうのだが…。
映画『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は、2020年9月11日に公開されたアクションギャグアニメ。今作は、クレヨンしんちゃんの28作品目の映画であり、クレヨンしんちゃん生誕30周年という記念すべき節目の作品となっている。今回、アニメ『クレヨンしんちゃん』でおなじみのキャストに加え、特別出演として俳優の山田裕貴、りんごちゃん、きゃりーぱみゅぱみゅが抜擢されている。主題歌は、和風テイストの曲調が魅力のレキシが担当しており、30周年にふさわしい豪華な仕上がりとなっている。これは自由に描かれたラクガキから発する、不思議なパワーをエネルギー源にしている王国「ラクガキングダム」と、春日部の戦いの物語である。雲の上に浮かぶラクガキングダムは、エネルギー不足による墜落が懸念されていた。そんなエネルギー不足を解消すべく、防衛大臣(山田裕貴)が狙いをつけたのは地上・春日部。春日部に住む人間に無理矢理ラクガキをさせ、エネルギーを抽出しようという計画を立てた。その計画を知ってしまったラクガキングダムの姫(きゃりーぱみゅぱみゅ)は、描いたものが動き出すという、幻のクレヨン「ミラクルクレヨン」を、野原しんのすけ(小林由美子)に託すのであった。
映画『糸』は、2020年8月21日に公開されたラブストーリー作品である。大物歌手である中島みゆきの楽曲「糸」から着想を得た平野隆が、原案・プロデュースした愛と絆の感動物語。人はまるで「奇跡」のような確率でさまざまな人と出会い、別れを経験している。そんな奇跡のような出会いをしたある少年と少女、そしてその周りの人々を巻き込みながら、不思議な巡り合わせで絡みつく「糸」を表現した、壮大なラブストーリーとなっている。今作はW主演であり、演じるのは俳優やアーティストなどさまざまな顔を持つ実力派俳優・菅田将暉と、映画『渇き。』など存在感のある演技が高く評価されている演技派女優・小松菜奈である。平成元年に生まれた高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。ふたりは北海道で生まれ育ち、13歳のとき美瑛で開催された花火大会で運命的な出会いを果たす。惹かれあうふたりであったが、養父から虐待を受けていた葵は、町を飛び出してしまう。そんな葵を助けようと駆け落ちを決行する漣であったが、ふたりはまだ13歳と未熟。結果、警察に保護され、葵は東京へと引っ越していってしまう。そんな苦い初恋から約8年。あるきっかけで、葵と遭遇するのであった―。
2019年にテレビアニメ化していた人気作品の『女子高生の無駄づかい』が、2020年1月からテレビ朝日系でテレビドラマ版として放送開始! 原作はビーノによる同名コミックで、個性派ぞろいの女子高生たちが女子高で無駄に日常を消費していく学園コメディ―が描かれている。主演の岡田結実はじめ、恒松祐里、中村ゆりかといった、ブレーク必至の若手女優たちが個性的な「JK」を熱演。また、彼女らの担任役は、劇団EXILEの町田啓太が務める。さらに、脚本や演出のスタッフも新進気鋭のクリエイターが勢揃いだ!タピオカ片手にインスタ映えを意識し、「いいね」の数で承認欲求を満たすキラキラした女子高生たち。そんな中、まったくキラキラしてない三人の女子高生が歩いていた。「バカ」こと田中望(岡田結実)、「ヲタ」こと菊池茜(恒松祐里)、「ロボ」こと鷺宮しおり(中村ゆりか)。彼女たちは、さいのたま女子高等学校(通称:さいじょ)に通うれっきとしたJKだ。入学早々、彼氏がほしいと大騒ぎのバカだったが、女子高なので当然だが女しかいない…。それなら担任教師に期待しようとするも、現れた担任の佐渡正敬(町田啓太)は、声たかだかに「ゴリゴリの女子大生派だ」宣言するような男であった。ほかのクラスメイトも超個性派の曲者揃いで…。華のJK生活に危機感を覚えるバカたちの未来はどうなってしまうのか!?
映画『青くて痛くて脆い』は、2020年8月28日に公開された青春サスペンス物語。原作は『君の膵臓をたべたい』が一躍話題となった、住野よるの第5作目の人気作品である。大切な仲間や自分の居場所を失った男子大学生が、悪意に染まりながら復讐を決行するという衝撃的な内容。主演を務めるのは、映画『キングダム』で圧倒的な演技を見せつけた人気俳優・吉沢亮と、『とと姉ちゃん』でヒロインの妹役を演じた、独特な雰囲気と確かな演技力を持つ杉咲花である。人付き合いが苦手で内気な大学生・田端楓(吉沢亮)は、人と距離を取り、周りになじめずにいた。そんなある日、ひょんなことから出会ったのが秋好寿乃(杉咲花)である。彼女も子どものような理想論にすがり、空気の読めない発言を続けるあまり、周りから浮いていたのだ。そんな周りとなじめずにいるふたりは惹かれあい、理想のサークル「モアイ」を立ち上げた。モアイが世界を変えると思い、サークルを発展させていくふたりであったが、徐々にふたりを取り巻く環境は変わっていき、突然目の前から秋好はいなくなってしまった。しかもモアイの形も変わってしまい、楓は居場所と大切な友の両方とも失ってしまうのだ。かつて秋好が叶えたいと願った想いを叶えるべく、楓の逆襲劇が始まった。
もし14才で妊娠が発覚したら、あなたは産みますか、産みませんかー? 2006年10月~12月まで、日本テレビ系で放送されたテレビドラマ『14才の母』。キャッチコピーは、「~愛するために生まれてきた~」。2006年12月度のギャラクシー賞、平成19年日本民間放送連盟賞の最優秀賞を受賞したほか、第44回ギャラクシー賞で民放ドラマにおいて唯一入賞をした作品。主題歌はMr.Childrenの「しるし」。未成年の妊娠、出産をテーマにしたドラマは、放送開始の2006年当時、かなりセンセーショナルなものだった。14才で子どもを身ごもった、中学生の未希(志田未来)。運命の相手と感じていた、同じ塾に通う中学3年生の桐野(三浦春馬)は、妊娠の事実を知ると母親のすすめで海外留学しようとする。未希が妊娠を母親の加奈子(田中美佐子)や父親の忠彦(生瀬勝久)に告白すると、最初は中絶をすすめられる。未希は産むと決意し、桐野の母親・静香(室井滋)と話し合いの場を設けるものの、慰謝料を払うなど確執が生じてしまい、未希は絶望する…。マスコミからの取材もあり、14才で子どもを産む決心をすることは、出産までに信じられないほど大変な道のりが待っていた事実を知る。未希は、中絶するのか、赤ちゃんを産むのかー。
教師と生徒の恋は禁断なのかー? 結婚を約束し、周囲から祝福される2人の教師だったが、男性教師には自分の教え子との間に秘密があった…。『大切なことはすべて君が教えてくれた』は、2011年1月から3月までフジテレビ系で放送されたテレビドラマ。第68回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で、佐伯ひかり役の武井咲が助演女優賞を受賞した作品で、脚本は安達奈緒子。戸田恵梨香と三浦春馬のダブル主演。三浦春馬は、フジテレビのドラマ初主演作であり話題を呼んだ作品。主題歌はポルノグラフィティの「EXIT」。誰からも祝われていた、私立明稜学園高等学校の教員同士のカップルがいた。上村夏実(戸田恵梨香)と柏木修二(三浦春馬)だ。しかし始業式の前日に、修二は生徒の佐伯ひかり(武井咲)と一夜を過ごし、関係を持ってしまい、恋人の夏実にも知られる。ひかりは病気を患っていて、その上家族の死を経験し心に傷を抱えていた。ひかりは修二へ純粋な恋心を抱いていたものの、修二との一夜の関係の証拠画像を使い、修二の恋人・夏実にいやがらせをする。そんななか、夏実は修二の子を妊娠したことに気づく。夏実はひとりで産むと決心したが…。夏実の出産だけでなく、修二の教員人生、ひかりの恋のゆくえ、すべてのラストが複雑に絡み合う。物語の結末はどうなるのか?
2010年に公開された『アウトレイジ』の続編で、前作の5年後を舞台にしている。ビートたけし、三浦友和、加瀬亮、小日向文世などの前作で生き残ったキャストたちはもちろんのこと、今作では西田敏行、松重豊、高橋克典、桐谷健太、新井浩文といった新たな面々が加わり、物語に厚みを持たせている。北野作品としては異例の続編であり、初日3日間の動員数が29万人超えと、北野作品史上初の快挙を成し遂げた。2012年10月に日本公開。また第69回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門正式出品作品でもあり、アメリカでは2014年1月に公開されている。前回の抗争から5年が経ち、新しく山王会会長となった加藤(三浦友和)と若頭の石原(加瀬亮)のもとで、山王会は国政にまでも影響を及ぼすほどの一大勢力を築き上げていた。山王会が勢力を拡大し続ける一方で、加藤と石原の新体制をよく思わない古参幹部に目をつけたマル暴の刑事・片岡(小日向文世)は、彼らをけしかけ、関西を支配する花菱会と結びつけようとする。そんななか、刑務所内で死んだと思われていた大友(ビートたけし)が生きていたことが判明し、ヤクザ界で動揺が走る。片岡の策略により東西ヤクザ界の抗争が幕を開け、引退を決意したはずの大友もその争いに巻き込まれていく。
2010年6月に公開された、15本目の北野武監督作品。「全員悪人」「下剋上、生き残りゲーム」というインパクトがあるキャッチコピーも話題になった。第63回カンヌ国際映画祭のパルム・ドームノミネート作品。バイオレンスなシーンが数多くあるため、R15指定を受けている。従来の北野作品に比べると、セリフ量が多い異色作品でもある。北村総一朗、石橋蓮司、國村隼などの大ベテランから、椎名桔平、加瀬亮といった実力派が揃ったバイオレンスアクションムービー。公開から10年たった今も、根強いファンが多いアウトレイジシリーズ3部作の記念すべき1作目である。関東のヤクザ界を牛耳る山王会本家会長の関内(北村総一朗)は、傘下の池元組が村瀬組と親密になっていることを快く思っていなかった。関内は、組の若頭の加藤(三浦友和)とともに、池元(國村隼)に村瀬(石橋蓮司)を締めるように命じる。自ら、兄弟杯を交わした村瀬を締めるのを避けたかった池元は、配下の大友組組長・大友(ビートたけし)に、村瀬を締めるように命令を下した。予想外の抵抗やトラブルの末に、大友は村瀬組を締めることに成功し、最終的に村瀬組は解散となる。しかしこの事件がきっかけとなり、関東ヤクザ界のなかで壮絶な権力争いが勃発するのだった。
コンプレックスはどんな人間であれ、ひとつやふたつは持っているもの。見た目のこと、内面的なことなどコンプレックスは人によってさまざまだ。『トールガール』は「身長が高すぎる」という大きなコンプレックスを持った、少女のストーリーである。主演を務めたのは、実際に身長180cm以上のエヴァ・ミッシェル。そのほかにも『ガール・ミーツ・ワールド』で知られるサブリナ・カーペンターや、声優としても活躍するグリフィン・グラックなどが出演した。身長が高さが悩みであるジョディ(エヴァ・ミッシェル)は、幼なじみのジャック(グリフィン・グラック)からアタックされていた。そんなジャックの家に、スウェーデンからの留学生スティグ(ルーク・アイズナー)がやってくる。ジョディは自分以上に身長が高いスティグを好きになってしまい、姉のハーパー(サブリナ・カーペンター)にアドバイスを求める。一方で、ジョディに想いを寄せるジャックのなかでは、スティグへの嫉妬心があふれそうになっていた。
『キャプテン・アメリカ』シリーズに出演し、ヒーロー役としての地位を確立したクリス・エヴァンス。そんな彼がスーパーパワーを使わない、現実に存在した「ヒーロー」を演じた作品が『紅海リゾート -奇跡の救出計画-』である。今作は実際に起きた「モーセ作戦」をもとにしており、現実に存在する諜報機関「モサド」が登場する。世界中にいるユダヤ人難民やイスラエル情勢など、現代でも根強く残っている問題点を描き出した作品だ。1980年代。ベタ・イスラエルと呼ばれる難民たちを救出するため、ある計画が持ち上がる。それはスーダンにあるリゾート地にホテルを建設し、そこを隠れ蓑にしながら難民救出にあたる計画だった。計画の立案者であるモサドの諜報部員・アリ(クリス・エヴァンス)は、仲間たちを連れてスーダンへと入国する。荒廃していたリゾートホテルを改築し、協力者のカベデ(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)と合流。計画は実行に移されようとしていた。しかし、スーダン政府の検問に引っかかってしまう。アリは決死の覚悟で検問を突破し、100人以上を国外へ逃がすことに成功するが…。
『密かな企み』は記憶喪失を題材にしたサスペンス映画である。「記憶喪失」になった人物が登場する映画は、これまでにも数多く作られてきた。しかし、今作では新たな観点から「記憶喪失」を描くことで、現実的な恐ろしさが感じられる作品となっている。主演はディズニーチャンネルのドラマ『スイート・ライフ』で、お金持ちのお嬢様を演じたブレンダ・ソング。ディズニーでアイドル的な人気を誇った彼女が、新たな役柄に挑戦した作品となった。そのほかにも『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で知られるマイク・ヴォーゲルや、『ダークタワー』などで有名なデニス・ヘイスバートが出演している。交通事故により瀕死の状態に陥ったジェニファー(ブレンダ・ソング)は、なんとか命を繋ぎとめたが、記憶を失ってしまう。入院していた彼女を訪ねてきた夫のラッセル(マイク・ヴォーゲル)の助けもあり、記憶は戻らないまでも、無事退院することとなる。自宅に帰ったジェニファーだったが、少しずつラッセルに対して不信感を抱いていく。彼が見せてきた写真が合成だと気がついた彼女は、ラッセルの正体を探っていくことになる。
ヴィクトル・ユゴーの小説で、幾度となく映画化・舞台化されてきた傑作『レ・ミゼラブル』。その舞台となったフランス・モンフェルメイユは、現在では犯罪多発地区の1つとなっている。2019年に映画化された『レ・ミゼラブル』は、権力者によって弾圧される人々の、“ミゼラブル(悲惨)”な世界の現状を描き、第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。監督はモンフェルメイユ出身で、数々のドキュメンタリーを制作し、今作が長編デビュー作となるラジ・リ。パリ郊外の街・モンフェルメイユで、犯罪防止班に新たに配属された警官のステファン(ダミアン・ボナール)。移民や低所得者たちが多い犯罪地域をパトロールしていくなかで、ステファンは街中で複数のグループがいがみ合っていることを知る。そんな住民たちに、横暴な態度で接する同僚クリス(アレクシス・マネンティ)とグワダ(ジェブリル・ゾンガ)に、ステファンは不安を覚える。ある日、イッサ(イッサ・ペリカ)という少年が起こした些細な窃盗事件が、警察や街中のグループを巻き込んだ大事件へと発展していくことになる。
『82年生まれ、キム・ジヨン』は、韓国で大ヒットを記録した小説を映画化した作品である。女性として生きることの苦しさ、居心地の悪さを描き出し、多くの共感を読んだ作品だ。日本でも翻訳出版され、話題を呼んでいる。主人公のキム・ジヨンを演じたのは、『トガニ 幼き瞳の告発』に出演したチョン・ユミ。主人公と同じく80年代生まれである彼女は、女性の内面部分も繊細に演じている。また、夫役には『新感染 ファイナル・エクスプレス』で主演を務めた、コン・ユが起用された。実家に帰省していたキム・ジヨン(チョン・ユミ)は、子育てと姑との関係に疲れきっていた。その結果、あまりのストレスから、姑たちの前で別人に豹変してしまう。キム・ジヨンはこれまでも、別人が憑依したかのような言動をとることがあったのだ。夫のチョン・デヒョン(コン・ユ)も心配し、精神科に行くことをすすめるもキム・ジヨンは通院してくれない。夫婦の関係にも亀裂が入っていくなか、チョンは育休の取得を決断するのだが…。
2016年韓国MBCで放送され、最高視聴率21.1%を記録した大人気ドラマ。2012年の大ヒットドラマ『神々の晩餐-シアワセのレシピ-』を手がけた演出家イ・ドンユンと、脚本家チョ・ウンジョンが再びタッグを組み、中華レストラン「家和萬事成」を舞台に繰り広げられる家族の絆や愛情を描いている。今作でも思わず食べてみたくなるような料理が登場し、ストーリーに彩りを添えている。また、ヒロインを演じたキム・ソヨンが韓国最大のエンターテイメントイベント“Korean Drama Awards”において大賞とスター賞を受賞。さらに“APAN STAR AWARDS”では、女性最優秀演技賞をキム・ソヨン、男性優秀演技賞をヒロインの夫を演じたイ・ピルモがそろって受賞するなど、出演キャストたちの演技も高い評価を得ている。韓国のチャイナタウンに、最大規模を誇る中華レストラン・家和萬事成をオープンさせることができたポン・サムボン(キム・ヨンチョル)。苦労の末、ようやく安定が訪れたと思った矢先、サムボン一家に次々と試練が訪れることに…。サムボンに長年連れ添い、支えてきた妻スンニョ(ウォン・ミギョン)が、サムボンのあまりの身勝手さに耐え兼ね、ついにある秘策に打って出た。さらに裕福な家に嫁ぎ、幸せだったはずの長女・へリョン(キム・ソヨン)は夫や姑から冷たくされる日々を送っていたのだった…。
韓国で実際に起きた事件をもとに、謎めいた殺人犯の供述に振り回されながらも、事件の真相を追う刑事の心理戦が描かれる。事件の謎を追う刑事・キム・ヒョンミンに、同じく実際の連続殺人を描いた『チェイサー』などで知られるキム・ユンソクが抜擢された。謎めいた言動で刑事を振り回す殺人犯・テオを、『アシュラ』『神と共に』などに出演したチュ・ジフンが演じる。キム・ヒョンミン刑事(キム・ユンソク)は、ある日たまたま逮捕現場に居合わせたことで、恋人の殺人容疑をかけられたカン・テオ(チュ・ジフン)から連続殺人の告白を受ける。警察内部でもテオの証言を疑う声が多いなか、テオの供述に真実味があると感じたヒョンミンは捜査を進め、証言通りに白骨死体を発見する。ところが、直後にテオは殺害を否認し、死体遺棄のみを認める証言をする。テオの挑発じみた言動に翻弄され、迷走していくヒョンミンと警察。果たして、ヒョンミンは事件の真相にたどり着き、残る死体を発見することはできるのか?
『アフター』はハリー・スタイルズをモデルにした、同人小説が原作である。オリジナル版はインターネットで公開された後に、書籍化もされ人気を博した。ワン・ダイレクションのファンだけでなく、一般層からも好意的に受け入れられたのが、今作の特徴である。主演は、『7 WISH/セブン・ウィッシュ』に出演したジョセフィン・ラングフォード。共演のヒーロー・ファインズ=ティフィンはハリーをモデルに作られた、ハーディンを演じている。有名大学に進学したテッサ(ジョセフィン・ラングフォード)は、勉強一筋で生きてきた真面目な学生だった。そこに同級生のハーディン(ヒーロー・ファインズ=ティフィン)がやってきて、テッサにちょっかいをかけ始める。ハーディンは人気の学生だったが、テッサにとっては邪魔な存在でしかなかった。しかし何度も絡んでくるハーディンに対して、テッサは不思議な感情を抱き始める。お互いの共通点を見つけた彼らは、次第に近づいていくのだった。
今作はフランスで公開された、『この愛のために撃て』のリメイク版である。同作は韓国でも『ポイント・ブランク ~標的にされた男~』のタイトルでリメイクされた、人気の高い作品だ。リメイク版では舞台をアメリカに移し、キャラクター設定も若干変更されている。主演はどちらも『キャプテン・アメリカ』シリーズに出演している、フランク・グリロとアンソニー・マッキー。『キャプテン・アメリカ』では敵対する関係にあったが、今作ではチームを組んでいる。看護師のポール(アンソニー・マッキー)が働く病院に、ひとりの男が搬送される。男は重体だったが一命はとりとめており、意識が戻るまで治療をおこなうことになった。しかし、男の正体はエイブ(フランク・グリロ)というお尋ね者だった。一方でエイブの弟のマテオ(クリスチャン・クック)は、兄を病院から連れ出すためポールの妻を誘拐。人質にとってしまう。脅されたポールは犯罪だと知りつつ、エイブを病院から連れ出すのだが…。
1970年代に全盛期を迎えていたブラック・ムービーのなかでも、特に人気を博したのが『黒いジャガー』だ。シンプルかつ、爽快なストーリーは多くの黒人たちから支持を得た。そして2000年代に一度リメイクされ、今作はその続編となる。しかも今作は『黒いジャガー』のリチャード・ラウンドトゥリー、リメイク版のサミュエル・L・ジャクソンと、新旧シャフトが共演した作品でもある。リチャード・ラウンドトゥリーは約50年ぶりにシャフトを演じた作品となった。警察官を辞めたシャフト(サミュエル・L・ジャクソン)は、アンダーグラウンドな探偵として活動していた。成長した息子のJJ(ジェシー・T・アッシャー)はFBIの捜査官になっており、父とは異なる道を歩み始める。しかし、JJの友人が謎の不審死を遂げたことをきっかけに、親子は再会。JJはニューヨークの情報が集まってくるシャフトに協力を求めるも、ふたりの捜査方針には決定的な違いがあるのだった。
『マーダー・ミステリー』は旅行中の夫婦が大事件に巻き込まれていく、ミステリー映画である。アダム・サンドラーが主演であり、彼の持ち味であるコメディ要素もふんだんに盛り込まれている。また日本人女優である忽那汐里が、容疑者のひとりとして出演。近年『デッドプール2』などハリウッド映画でも活躍している彼女の、堂々とした演技にも注目が集まった。そのほかにも『ウソツキは結婚のはじまり』で知られるジェニファー・アニストンや、『美女と野獣』などで有名なルーク・エヴァンスが出演している。ニック(アダム・サンドラー)とオードリー(ジェニファー・アニストン)夫妻は、結婚生活初となるヨーロッパ旅行に出かけた。オードリーは飛行機のなかで知り合ったチャールズ(ルーク・エヴァンス)と仲良くなり、夫婦そろってパーティーに誘われる。リッチな人々が集まるパーティーに戸惑うふたりだったが、そこで殺人事件が発生してしまう。殺害されたのはホストであるマルコム(テレンス・スタンプ)。彼は遺言書にサインする直前であり、遺産目当ての殺人であることは明白だった。しかし捜査の矛先は、部外者であるニックたちに向くのだった。
メイドロボットが弱小野球部をお手伝い!?第2回アニマックス大賞受賞作品。「21世紀のスポ根」をテーマに、弱小野球部のメンバーとなったメイドロボットが大活躍する姿を描く。制作は東京ムービー。22世紀を間近に控えた2099年。科学技術の発達により、スポーツロボットが登場し、高校野球でも助っ人として起用されるようになっていた。ロボットを使うのは邪道だとしていた弱小のカルガモ高校野球部も、部員がひとり退部したことにより、ついにスポーツロボットの導入を決断する。ロボット好きの部員・春巻春平(泰勇気)は、部を代表してロボットを買いに行くのだった。ところがいざ店に行ってみると、スポーツロボットはどれも高価で手が出ない。唯一買えたのは、中古のメイドロボット・アズサ(能登麻美子)だけだった。一応春平らは、野球をまったく知らないアズサに練習をさせてみるのだが、むしろ人並み以下の実力だったため、アズサをマネージャーにする。それ以来、ユニフォームの洗濯などに精を出すアズサだったが、実は彼女には隠された能力があった。ある日偶然その能力を発見した春平らは、それが野球の試合にも使えるかもしれないと考え、アズサをスタメンに加えることにする。そうして迎えた高校野球の試合当日。ライバル校の攻撃に苦戦する春平らは、アズサが起こす奇跡を目の当たりにすることになる。
美少女たちとひとつ屋根の下で――。戯画から発売されたPCゲーム『この青空に約束を―』をもとにした、テレビアニメ作品。自然豊かな島を舞台に、ひとりの男子生徒が同じ寮に住む女子たちと交流していく。原作ゲームは、「美少女ゲームアワード2006」大賞受賞作品。本州の南に位置する離島・南栄生島。航空宇宙事業を手がける出水川重工の進出により、島の人口は倍増し、活気に満ちた町並みが広がるようになった。それ以来、出水川重工は長らく島の産業を支えてきた。しかし近年の業績不振により、航空宇宙事業からの撤退を決定。島にある関連施設が閉鎖されるのに伴い、従業員とその家族も島を離れることになった。そうした状況は、島にある高見塚学園に通う男子生徒・星野航(中村悠一)もひしひしと感じていた。彼が住む学生寮「つぐみ寮」に入居している女子生徒たちすべてが、出水川重工の関係者だったからである。出水川重工が、完全に島から撤退するのは1年後。それまでに航は、羽山海己(森沢芙美)をはじめ、つぐみ寮のメンバーたちとたくさんの思い出を作ろうと心に決めていた。ところがそんな彼はある日、無愛想な転校生・沢城凛奈(こおろぎさとみ)と出会う。つぐみ寮に入居したものの、寮のメンバーの誰とも関わろうとしない凛奈に、航は手を焼くことになる。しかしそれでもめげない航は、凛奈が抱える想いに寄り添おうとするのだった。
吸血鬼に生まれ変わった子猫の日常!?原作yukiusaの同人誌『にゃんぱいあ』をもとにした、テレビアニメ作品。吸血鬼として生まれ変わった子猫が、仲間の猫たちとともににぎやかな日常を送る。原作は主婦と生活社からコミックスが刊行されたほか、グッズ展開もされている。あるところに捨てられた、かわいそうな1匹の黒い子猫がいた。誰にも拾われることのないその子猫は、お腹が空きすぎて、もはや立つ気力さえ残っていなかった。このまま死んでしまうように思われた矢先、暗闇からひとりのヴァンパイアが現れる。ヴァンパイアは子猫を抱きかかえると、自らの指を傷つけて、そこから出た血を子猫に飲ませた。すると子猫は、あんなに衰弱していたのが嘘のように、みるみる生気を取り戻していく。それとともに、かわいらしい牙と羽が生えていた。ヴァンパイアの血の洗礼により、吸血鬼となった子猫・にゃんぱいあ(小清水亜美)が誕生したのである。それからしばらく経ち、にゃんぱいあは人間の女の子・美咲ちゃん(廣田詩夢)に拾われ、彼女の家の飼い猫になっていた。吸血鬼の宿命として血を求めるにゃんぱいあは、ケチャップやいちごなど大好物の赤いものに囲まれながら日々を過ごしていく。そんなにゃんぱいあの前に、独眼竜まさむにゃ(杉山紀彰)やにゃてんし(福山潤)ら、個性豊かな子猫たちが現れ、ハプニングを巻き起こすのだった。
ドラマ『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』は、2020年10月14日から日本テレビで放送。時代に合わせた、ラブコメディ作品。企業に雇われている労働者の健康管理をおこなう女性産業医が、ごぶさただった恋愛に興味を持ちSNS上で恋をしてしまうという物語。主役の女性産業医役を演じるのは、ドラマ『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』や『未解決の女 警視庁文書捜査官』など、数々の作品に出演している人気女優・波瑠。そのほかにも、松下洸平や間宮祥太朗など今注目の若手俳優が出演している。鐘木パルプコーポレーションに勤める産業医・大桜美々(波瑠)は、「社員よ健やかに生きやがれ」をモットーに今日も社員たちの健康を見届けていた。そんな多忙な美々に、さらに追い打ちをかけるかのようにのしかかってきたのがコロナショック。美々の頑張りで社員たちの健康は守られたが、その怒涛の生活のなかでふと「恋がしたい」という感情が芽生えたのだ。普段、恋に無関心な美々。しかしオンラインで知り合った男性に、SNS上で恋をしてしまう。会ったこともない相手に恋をしたものの、実は社内にいる人間が相手だった―?
『パーフェクション』は復讐に溺れる女性を描いた、サスペンス映画である。嫉妬、怒り、欲望など人間の醜い部分を大胆に取り入れ、目を背けたくなるほど恐ろしい復讐劇を完成させた。その一方で、エンターテインメントとしての側面も持っており、どんでん返しの気持ちよさを味わえる作品でもある。主演はホラー映画『ゲット・アウト』で、キーパーソンを演じたアリソン・ウィリアムズ。二面性のあるチェリストを演じ、映画そのものを牽引するほどの演技力を披露している。相手役はローガン・ブラウニングが、ふたりを育てる教授役にはスティーヴン・ウェバーが抜擢された。チェロの才能を開花させ、注目を集めていたシャーロット(アリソン・ウィリアムズ)は、母の病を理由に学校を辞めることになる。表舞台から去った彼女の後釜には、同じチェリストのリジー(ローガン・ブラウニング)が抜擢された。それから数年後、シャーロットの母は亡くなってしまう。彼女は復学するため恩師であるアントン教授(スティーヴン・ウェバー)の元を訪れるが、そこには華やかなステージに立つリジーの姿があった。
『アイ・アム・マザー』は、人類滅亡後の地球を舞台にしたSF映画である。人工知能を搭載したロボットの母親「マザー」が、人類が残した生き残りを育てていくストーリーだ。マザーが子育てをする本当の目的、外界を拒絶する理由など、謎が謎を呼ぶ展開から目が離せない。マザーの声を演じたのは、『ピーター・ラビット』などで知られるローズ・バーン。抑揚がない声や、機械が発する冷たさを表現し、マザーをいっそう不気味なキャラクターにしている。クララ・ルガアードが娘役を、ヒラリー・スワンクが外から侵入する女性を演じた。人類が絶滅した未来。とある施設のなかで、ロボットが機械に入れられた胎児を育て始める。ロボットはマザー(ローズ・バーン)と名乗り、プログラムされた通りに娘(クララ・ルガアード)を育てていく。月日が経ち、ロボットと人間の間に絆が生まれてきたころ、突然施設の扉が叩かれる。成長した娘は扉の外にいた女性(ヒラリー・スワンク)をなかに入れるが、マザーは外部からの侵入を拒否する。幽閉された女性は娘に対して、ある真実を告げるのだった。
2019年にシーズン1の配信が開始されるやいなや瞬く間に話題を呼び、Netflixオリジナルドラマの人気作の仲間入りを果たした『セックス・エデュケーション』。そのシーズン2が、2020年1月より配信が開始された。シーズン2ではシーズン1同様に、リアルな10代の性の悩みをユーモアたっぷりに描くだけでなく、性的マイノリティへの目覚めや同姓同士の友情と結束、複雑な親子関係などにもスポットが当てられた内容になっている。晴れてオーラ(パトリシア・アリソン)との交際をスタートさせたうえ、生涯初のオナニーを成功させたオーティス(エイサ・バターフィールド)。しかしその後、異常なほどの自分の性欲に頭を抱えることになってしまう。一方、高校では性病が大流行し、感染源探しや感染拡大への恐怖でパニックに陥る学生や教師たち。オーティスはそんな学校を救うべく、復学したメイヴ(エマ・マッキー)と一緒にセックスクリニックを再開する。しかしオーティスとメイヴの仲を疑ったオーラが、ふたりのクリニック再開を妨げることに。さらに学校側が新しいセラピストとして採用したのは、オーティスの母・ジーン(ジリアン・アンダーソン)で…。
理論派と体力派、ふたりのイケメン警察学校生が難事件を解決に導く!『未満警察 ミッドナイトランナー』は、2020年4月11日から日本テレビ系「土曜ドラマ枠」で放送開始のTVドラマ。原作は2017年に韓国で公開されたカン・ハヌルとパク・ソジュンが主演の『ミッドナイト・ランナー』であり、本作はそのリメイク作品となっている。リメイク版の本作で主演を務めるのは、中島健人と平野紫耀のふたり。また、吉瀬美智子、中村ゆり、原田泰造、伊勢谷友介らが共演している。主題歌はふたつの曲が流れるW主題歌であり、主演の中島と平野がそれぞれ所属するSexy ZoneとKing & Princeが担当する。「警察未満」の存在、警察学校生――。そんな学生が通う警察学校に“理論派”の本間快(中島健人)と“体力派”の一ノ瀬次郎(平野紫耀)がいた。タイプがまったく真逆のふたりだが、なぜか警察学校でバディを組み、校内で起きる難事件を解決していくことになる。現場経験ゼロの「警察未満」であるふたりには、学校の授業で得た知識と若さ、そして情熱しかない…。しかし、お互いに足りない部分を補い合い、仲間や現役刑事の力を借りながらも事件を解決に導いていく。はたしてふたりは最高のバディになれるのか!?コミカルとシリアスが混ぜ合わさった、本格警察ドラマが今はじまる――!
近未来における生と死を、コメディタッチで描くAmazonプライムオリジナルドラマ『アップロード 〜デジタルなあの世へようこそ〜』。2020年5月からAmazonプライムビデオにて全世界同時配信が開始され、配信開始からわずか1週間でシーズン2への更新が決定したドラマだ。オフィスを舞台に繰り広げられる、シットコムドラマ『ジ・オフィス』などを手掛けたグレッグ・ダニエルズと、ハワード・クラインが製作総指揮として再びタッグを組んだ。ブラックユーモアや風刺を、ふんだんに取り入れた作風が非常に高く評価されている。ある夜、ネイサン(ロビー・アメル)は自動車事故で瀕死の状態で病院に運び込まれ、恋人のイングリッド(アレグラ・エドワーズ)によって仮想現実「レイクビュー」に送り込まれることに。突然の自分の死を受け入れられないネイサンだったが、レイクビューでエンジェルのノラ(アンディ・アロー)と出会い、互いに惹かれあっていく。一方、ノラはネイサンの記憶の一部が壊れていることを知り、死の真相を探り始める。生前ネイサンが、親友のジェイミー(ジョーダン・ジョンソン=ハインズ)と共同開発していた無料仮想世界「ビヨンド」が、その死に関わっていると考え始めるが…。
今作にはスーパーパワーを使う人間が登場するが、ほかのヒーロー映画とは一線を画す作品だ。「5分間だけ超人になれる薬」の出どころをめぐって、サスペンスチックな物語が展開する、異色のアクション映画となっている。そんな今作の主演には、『Ray/レイ』と『スノーデン』のそれぞれの映画で主役を演じ、圧巻の演技を見せたジェイミー・フォックスとジョセフ・ゴードン=レヴィットが起用された。めずらしい組み合わせだが、アクションシーンも含め、息のあった演技を見せている。謎の男がニューオーリンズの売人を集め、新薬を披露していた。「パワー」と名付けられたその薬は、飲むだけで超能力が手に入る、夢のような薬だった。売人たちはパワーを売りさばき、ニューオーリンズは能力者たちによる犯罪で混乱に陥ってしまう。警察官のフランク(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は自らパワーを使い、犯罪者に対抗していた。一方、フランクに薬を流していたロビン(ドミニク・フィッシュバック)は、パワーを追うアート(ジェイミー・フォックス)に誘拐される。
これまで何度もアニメ化されてきた、『Fate/stay night』シリーズ。原作の3つあるエピソードのなかでも最終章に位置しているのが、『Heaven's Feel』だ。2017年から劇場アニメがスタートし、今作『spring song』が3作目、シリーズ通しての完結編となる。監督は『Fate/Zero』からシリーズに関わっている、須藤友徳。アニメーションは『鬼滅の刃』や『GOD EATER』など、クオリティの高いアニメを作り続けるufotableが制作している。多くのサーヴァントが消失し、泥沼の戦いとなっていた聖杯戦争。参加者である衛宮士郎(杉山紀彰)は、闇に引きずり込まれた間桐桜(下屋則子)を救おうとしていた。しかしときは遅く、桜はすでに闇の力に蝕まれており、自身の姉である遠坂凜(植田佳奈)に対しても魔術を使ってしまう。それでもなお、桜を救おうとする士郎と凜。そんな彼らの前に立ちはだかったのは、かつて士郎のサーヴァントであったセイバーオルタ(川澄綾子)だった…。
『スターガール』は同名の小説をもとにした、実写映画作品である。高校を舞台に、転校してきた不思議な女子生徒との甘酸っぱい恋愛模様が描かれている。ディズニー映画らしい全年齢向けのストーリーと、ミュージカルシーンが魅力の作品だ。タイトルにもなっている「スターガール」役には、グレース・ヴァンダーウォールが起用された。彼女はアメリカのバラエティ番組で名を上げ、今作が初めての映画出演となる。フレッシュな役者ながら、大胆さを持ち合わせた演技に注目だ。学校の生徒をゲストに招待し、自ら番組を作っているリオ(グレアム・ヴァーシェール)は、自分の誕生日を祝ってくれたスターガール(グレース・ヴァンダーウォール)に恋をする。彼女を番組に招待しようとするが、いつしかスターガールは学校の人気者になってしまう。フットボールの試合では、チアガールと一緒に応援歌を歌い、他校の生徒からも注目されていた。しかし、ある試合でケガをした敵チームの生徒をかばってしまい、学校中の嫌われ者になるのだった。
1925年、数百キロ離れた場所に血清を届けた犬ぞりチームがいた。彼らは動物のヒーローとして現在でも語られている。史実をもとにし、命がけでアラスカを渡った犬ぞりチームを描いた作品が『トーゴー(2019年・映画)』である。主演は『永遠の門 ゴッホの見た未来』でアカデミー賞にノミネートされた、ウィレム・デフォー。犬と心を通わせる、犬ぞり操縦士を演じている。監督は『ワイルド・スピード』や、『X-ミッション』など多くのアクション映画で撮影を担当してきた、エリクソン・コアが務めた。犬ぞり使いのセッパラ(ウィレム・デフォー)は、重要な任務の一員となる。それは遠く離れたノームの町まで、血清を届けるというミッションだった。数チームの犬ぞり部隊がこのリレーに参加し、セッパラの部隊は最後から2番目の、最も過酷な道を踏破しなければならなかった。妻であるコンスタンス(ジュリアンヌ・ニコルソン)の反対を押し切り、リーダー犬のトーゴーを連れて家を飛び出すセッパラ。しかし大荒れのアラスカは、彼が想像した以上の過酷さに満ちあふれていた…。
小説家・脚本家のレモニー・スニケットの著書『世にも不幸なできごと』シリーズを原作とし、2004年に映画化された。『マスク』『トゥルーマン・ショー』などで知られるコメディ俳優ジム・キャリーと、『ゴーストシップ』『エンジェル ウォーズ』などに出演したエミリー・ブラウニングが主演を務めた。監督は『キャスパー』『素敵な人生のはじめ方』などで有名なブラッド・シルバーリングで、第77回アカデミー賞では、メイクアップ賞を受賞。また、2017年から『レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと』として、Netflixでオリジナルドラマ化されている。火事により突然両親を失ってしまった、優秀な発明家のヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、読書した内容をすべて記憶しているクラウス(リーアム・エイケン)、なんにでも噛みつく幼児サニー(カラ&シェルビー・ホフマン)のボードレール家の三兄弟。俳優のオラフ伯爵(ジム・キャリー)は彼らの後見人となるが、オラフの目的は彼らが相続した莫大な遺産だった。命を狙われる三兄弟は知恵をしぼって危機を脱出する。しかし、新たな後見人が次々とオラフの陰謀で殺害されてしまう。窮地に追い込まれた三兄弟は、オラフの策略を暴くことができるのか?
1963年に実際に発生した連続殺人事件「西口彰事件」をモチーフに、佐木隆三が発表した小説を原作とし、1979年に映画化。監督は、『うなぎ』『カンゾー先生』などを手掛けた今村昌平。主演は『砂の器』『武士の一分』などで知られる緒形拳、共演に三國連太郎や倍賞美津子など、日本を代表するキャストやスタッフが集結した。殺人、詐欺を繰り返し生きてきた主人公・榎津厳の、壮絶な人生をたどる。専売公社のタバコ集金係のふたりが、現金を奪われ殺害された。容疑者に浮かんだ榎津厳(緒形拳)を追いかける警察は、捜査中に榎津の悪行の数々を耳にしていく。その後、榎津の遺書と靴が見つかるが、警察は偽装自殺と疑い、父の鎮雄(三國連太郎)、母のかよ(ミヤコ蝶々)、妻の加津子(倍賞美津子)の元を訪ね、捜査の協力をとりつける。少年時代から犯罪と服役を繰り返してきた榎津は、父と妻の仲を疑っていて、父にまで斧を振り上げるほどだった。徐々に規模を大きくしていく警察の追跡から逃れ、浜松の旅館に流れ着き、女将のハル(小川眞由美)と男女の仲となる。素性がバレた後でも、榎津とともにいることを願ったハル。榎津とハルの運命とは?
ハプニング満載のコミック編集部の日常!?玉岡かがり作画による4コマ漫画『まんがーる!』をもとにした、テレビアニメ作品。漫画好きの女性編集者たちが、ゼロからコミック雑誌を立ち上げる! 原作は、月刊漫画雑誌「コミック アース・スター」で連載された。出版社に勤める佐々山はな(宮本佳那子)は、漫画が大好きな女性編集者。漫画に対する熱い思いを上司にアピールしまくった結果、今度創刊されるコミック雑誌「月刊コミック アース・スター」の編集長に任命される。まずは人材集めから始めようと考えた彼女は、同じ出版社に勤める中学時代からの親友・鳥井あき(駒形友梨)を半ば強引に引き込む。さらに新人社員のふたり、原木つぐみ(尾高もえみ)と西島りんご(大橋彩香)の勧誘にも成功する。こうして4人の女子がそろった編集部で、彼女たちは雑誌創刊に向けた作業を進めていくことになる。漫画家への連載オファーから始まり、ネームの確認、グラビア撮影への立ち合い、写植の指定、印刷所への出張校正など、さまざまな仕事をこなすのだった。しかし漫画編集の経験がゼロだった彼女たちは、初めての作業にとまどい、たくさんの失敗を重ねてしまう。漫画家との打ち合わせでも、アドバイスするどころか、逆にアドバイスされたり、フォローされたりする始末である。それでも彼女たちは、めげずに全力で漫画家たちをサポートしていくのだった。
戦う美少女たちと過ごす学園生活!みなとそふとから発売されたPCアダルトゲーム『真剣で私に恋しなさい!』をもとにした、テレビアニメ作品。武道を重んじる学園を舞台に、参謀役の少年が戦う美少女たちとドタバタな学園生活を送る!ユニークな行事やカリキュラムを組んでいる「川神学園」。生徒同士のいさかいは、戦国時代のごとく合戦によって決着をつけるという特殊な学校である。そんな学園に在籍する2年生の直江大和(神谷浩史)は、フリーダムな親友・風間翔一(小西克幸)が率いる風間ファミリーの参謀役。劣等生が集まる2年F組に所属しながらも、ずば抜けた戦闘力をもつ仲間たちを引き入れ、風間ファミリーを学園屈指の実力者集団に押し上げていた。彼らは学園のカリキュラムにしたがって武道を極めながら、武力と政治力を駆使して、数々の戦果を上げていくのだった。しかしそのかたわらで、風間ファミリーに所属する美少女たちは、みな密かに想いを寄せる大和を狙って、水面下でバチバチの戦いを繰り広げていた。そのなかで、椎名京(氷青)、黛由紀江(後藤邑子)、クリスティアーネ(伊藤静)らは、さまざまなアプローチを試していく。ところが、大和の方は風間ファミリー最強の武闘少女・川神百代(浅川悠)にぞっこん。百代の舎弟となり、彼女に認めてもらうべく、研鑽を積むのだった。はたして彼らの恋の行方はどうなるのだろうか?
レーシングニーラーに青春をかける女子高生たち!サイドカーレーシングを題材としたSILVER LINK.制作の、オリジナルテレビアニメ作品。レーシングニーラーを操る女子高生たちが、三宅島でおこなわれる全国大会で激突する! SILVER LINK.設立10周年の記念作品。ドライバーとパッセンジャーの2人組で操縦する、競技用サイドカー「レーシングニーラー」。その聖地である三宅島で、「女子高校レーシングニーラー全国大会」が開かれようとしていた。日本全国から一癖も二癖もある強豪が集まるなか、地元・三宅島からは三宅女子高校側車部の宮田ゆり(古賀葵)・目黒めぐみ(田中あいみ)ペアが出場。彼女たちを含めた7組の女子高生ペアが、三宅島を全周するレースで激突することになる。レースにかける思いはペアそれぞれ。ゆりとめぐみの場合は、ふたりが想いを寄せる側車部コーチとの約束を果たすため、なんとしても大会で優勝しようとしていた。そんなふたりは、大会期間中それぞれの実家が営む民宿に、全国からやってきた6組の女子高生ペアを泊めることになる。そのなかで、ふたりは個性豊かなニーラー少女たちと交流することを通して、それぞれのペアが巻き起こす恋や友情のハプニングを経験していく。それでも、本戦は真剣勝負。7組の女子たちは、互いに絆を感じながらも、それぞれ優勝を目指して、全力でレースに挑むのだった。
自由気ままな1人旅。しかしキャニオニングで岩とともに滑落し、右腕を挟まれてしまい、彼が生き延びるためにしたことの全記録。『127時間』は、アカデミー賞6部門にノミネートされた作品。原作は登山家アーロン・リー・ラルストンの、『奇跡の6日間』。『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督作品。脚本家にサイモン・ビューフォイ、共同製作者はクリスチャン・コルソンなど『スラムドッグ$ミリオネア』のスタッフが結集。登山中に思わぬアクシデントに見舞われた、127時間。主人公のアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、誰にも行き先を告げずに自由な1人旅を開始。道に迷っていたクリスティ(ケイト・マーラ)、ミーガン(アンバー・タンブリン)のガイドをしてパーティーに誘われるほど仲良くなる。しかしその後、キャニオニングを楽しんでいると岩とともに滑落。右手が挟まれてしまう。残されているのはボトル1本の水のみ。孤独と戦いながら、脱出の様子をビデオカメラに記録する彼。岩は崩せない、右腕は切ることができない、水がなくなり尿を飲むようになり、精神的にも追い詰められていく。狭い峡谷を脱出するために、彼が取った行動とは? 彼は生き延びることができるのか?
父親が再婚して、変な姉ができました…。安西理晃の4コマ漫画『お姉ちゃんが来た』の、テレビアニメ化作品。思春期真っ盛りの男子中学生と、弟ラブが止まらない義理の姉を中心に繰り広げられるドタバタな日常を描く! 原作は、4コマ漫画雑誌「まんがライフ」(竹書房)で連載されていたもの。13歳の中学生・水原朋也(愛美)は、幼いころに母親を亡くして以来、父親とふたり暮らしをしてきた男の子。ある日父親の再婚により、義理の母・夕子(森沢芙美)と姉・一香(長妻樹里)とともに暮らすことになる。思春期真っ最中のまじめな朋也は、黒髪ロングの美人女子高生である一香との同居生活にドキドキしてしまう。ところが、すぐに何かがおかしいことに気づく。一香が至近距離で写真を撮ってきたり、やたらスキンシップを図ってきたりするのである。しかも、部屋には朋也の写真やぬいぐるみまで並べる始末。なんと彼女は、弟ラブが止まらない残念美人になってしまっていたのである。そんな一香の目標は、大好きな朋也の部屋に移住すること。そういうわけで、朋也に何度追い出されても、当然のように部屋に入り浸ろうとする。その執念はすさまじく、ドアがダメならベランダから部屋に侵入を試みることもある。そうしたふたりの日常は、朋也が片想いする美少女・藤咲美奈(木戸衣吹)や一香の友達が加わることで、ますますにぎやかになっていくのだった…。
「レンタル彼女」という最新の職業にスポットを当てた作品。累計発行部数500万部の売り上げなど、人気急上昇中の『彼女、お借りします』がついにアニメ化し、2020年7月から9月にかけて放送された。彼女にフラれたショックからレンタル彼女をしたら、見栄を張って友達や家族にまで本当の彼女だといってしまった!? 冴えないどころか残念だらけな大学1年生の和也(堀江瞬)が、レンタル彼女・千鶴(雨宮天)との偽の交際の日々を通して、成長していく物語。偽物の恋は、本物の恋になりうるのか!? 主人公は、思春期真っ盛りで性欲を持て余すモテない男子大学生の和也。麻美(悠木碧)という美人の彼女ができてウキウキしていたところ、たった1ヶ月でフラれてしまった。将来をともにする覚悟さえしていた和也は、ショックから偶然目にしたレンタル彼女を利用してみる。期待せずに待ち合わせ場所に行ってみると、やってきたのは容姿端麗、立ち振る舞いまですべてが理想の千鶴だった。そんな折、和也の祖母の和(野沢由香里)が入院したと聞かされ、千鶴を連れたまま病院に連れて行った結果、千鶴を彼女として紹介することに。しかも、その和の友達が千鶴の祖母で!?レンタル彼女を借りたとバレてはいけない和也と、レンタル彼女をしているとバレてはいけない千鶴による、代金支払いありの偽交際物語が幕を開ける。
優しいベビーシッターが実は強烈な悪魔崇拝者だった…。誰もが憧れる女性の裏の顔を知ってしまい、命を狙われることになった少年を描いた作品が『ザ・ベビーシッタ-』である。スプラッター映画の王道を守りながら、コメディ要素も多く含んだ作品として人気を集めた。その続編となるのが『ザ・ベビーシッター 〜キラークイーン〜』だ。前作の主人公が高校生に成長した時代を描いており、さらにパワーアップした血しぶきなどのグロテスクな表現が楽しめる。ベビーシッターのビー(サマラ・ウィーヴィング)に殺されかけたことで、コール(ジュダ・ルイス)は心に大きな傷を負っていた。高校生に成長した彼は、同級生との接触を拒み続け、クラスでも浮いた存在となる。そんなある日、幼なじみのメラニー(エミリー・アリン・リンド )にボート旅行に誘われる。最初は乗り気ではなかったコールだったが、家庭での問題もありボート旅行に同行することに。しかしメラニーの正体はかつてコールを襲った悪魔崇拝者そのものだった。
タイムスリップを題材にした名作ドラマが、多数ある韓国ドラマ界においても「傑作」といわれ、根強い人気を誇る今作。2012年に放送された、タイムスリップを扱ったファンタジー時代劇として大きな話題を呼んだ『イニョン王妃の男』の制作スタッフが再び集結し、手がけた作品だ。2013年に韓国ケーブル放送局tvNで放送され、当時のケーブルテレビドラマ史上、最高視聴率を記録した。脚本家のソン・ジェジョンは、「2013大韓民国コンテンツ大賞」において長官賞に輝いている。また、当時のケーブルテレビ界では異例となる59億ウォンもの費用をかけて制作された、スケールの大きな美しい映像も魅力的である。CBM報道局のニュースキャスターを務めるパク・ソヌ(イ・ジヌク)は、たびたび襲うひどい頭痛に悩まされていた。病院で検査を受けた結果、脳腫瘍で余命1年という衝撃的な宣告を受ける。残された時間をどう生きるか…。ソヌはある目的を果たすため、ひとりでネパールを訪れた。目的のひとつは、ずっと行方不明だった兄・チョンウ(チョン・ノミン)がヒマラヤ山脈で事故死していたという連絡を受けたため、その確認をすることだった。兄の遺体に対面したソヌは、兄が死ぬ間際に握りしめたと思われる1本のお香を見つける。その晩、ソヌがそのお香をたきながら眠りにつくと、なぜか突然周囲の光景が変わり始め…。
2010年からイギリスの放送局BBCでオンエアがスタートし、またたく間に多くのファンを獲得した作品。主人公のジョン・ルーサー警部が毎回、凶悪犯たちの心理や行動を細かく分析し、プロファイルしていく過程などがとても緻密に描かれ、犯人たちを追い詰めていく様子は見ごたえがある。シーズン1は、6話で構成されている。トップ評論家たちが、英語圏で発表された映画やドラマなどの作品を評論するサイト“ロッテン・トマト(Rottenn Tomatoes)”において、とても高い評価がつけられた。さらに視聴者からの評価も高く、『LUTHER/刑事ジョン・ルーサー』シリーズのなかでも一番の人気作といわれた作品である。ロンドン警視庁に所属するジョン・ルーサー警部(イドリス・エルバ)は、これまで何人もの少女を誘拐、殺害してきた凶悪犯ヘンリー・マドセン(アントン・サンダース)をついに追い詰めることに成功した。足を滑らせ、今にも落下寸前の宙吊り状態のマドセンを目の前にしても、助けることなく、誘拐した少女の居場所を聞き出すために尋問を続けたルーサー。少女は無事に救出されたが、マドセンはそのまま落下し、昏睡状態に陥ってしまった。対応の責任を問われたルーサーは、停職処分となってしまうのだが…。
美少女ゲームアワード2007プロモーション賞を受賞した、恋愛シミュレーションゲーム『君が主で執事が俺で』のアニメ化作品は2008年1月~3月まで放送。暴力親父から逃げ出して、七浜市へやってきた錬(関智一)と美鳩(ひと美)。久遠寺未有(後藤邑子)を助けたことから、久遠寺家の使用人として働くふたりの日々が幕を開ける。主人公は、暴力親父から逃げるように、姉の美鳩とともに家を飛び出して七浜市にやってきた少年・錬。さっそく初日から仕事先を探しまわって市内を奔走するも、雇ってくれるところは見つからず、初日は野宿。翌日、再び二手に分かれて仕事先を探していたところ、錬が熱中症で倒れかけていた久遠寺家の次女・未有を発見。未有を久遠寺家まで連れて行った結果、歓迎され食事をともにすることに。メイドの朱子(氷青)や執事の大佐(秋元羊介)と顔を突き合わせるなり大喧嘩を始めた錬は、大佐の一撃で気を失う。目を覚ますと、美鳩が自分たちの事情を説明してくれており、自分たちも執事や使用人として働く約束を取り付けてくれていた。かくして、錬たちによる久遠寺家の執事としての日々が幕を開けるのであった。
今作は1955年に公開された、クラシックディズニー映画『わんわん物語』の実写化作品である。近年は過去のディズニー名作アニメの実写版が続いているが、今作は劇場公開はおこなわれず、ネット配信のみとなった。CGを極力使わず、実際の動物を使って撮影された、非常にめずらしい実写映画でもある。主人公ら動物たちの声を務めたのは、テッサ・トンプソンやジャスティン・セローなどの実力派俳優たち。監督は『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』で知られるチャーリー・ビーンが務めている。ある年のクリスマス。裕福な家に1匹の子犬がプレゼントとしてやってくる。家族はその犬をレディ(テッサ・トンプソン)と名付け、可愛がっていた。月日が経ち、レディの飼い主に子どもが生まれることがわかる。自分の立場を心配したレディは、夫婦の代わりにやってきたシッターに冷たくあたられ、家を飛び出してしまう。スラムに住んでいる野良犬のトランプ(ジャスティン・セロー)は、迷い込んだレディを救い、彼女との仲を深めていく。しかし、ふたりの間には野良犬と飼い犬という、身分の差があるのだった。
映画『架空OL日記(劇場版)』は、2017年に放送された連続テレビドラマの映画化作品で、2020年2月に公開されたOLの日常を描くヒューマンドラマ。銀行に勤めるOLたちの日常的な会話や人間関係を淡々と、ときにコメディチックに描写しており、「あるある」と思わせるような自然でリアリティある作風が評価されている。原作は主人公・私を演じるバカリズムが担当しており、バカリズムがOLに扮してブログに綴り書籍化された『架空OL日記』が土台となっている。芸人やイラストレーターなど、多方面で才能を発揮し続けているバカリズムの才能が存分に表れた、じわじわ笑える作品である。バカリズムのほか、メインキャストには夏帆や臼田あさ美などの豪華キャストが集結している。ある月曜日の朝。銀行OLたちにとって、憂鬱な週のはじまりが訪れていた。「私(バカリズム)」は、睡魔と闘いながらメイクをしっかりとおこない、いつもの満員電車へと乗り込む。このすし詰め状態の列車のなかでストレスを抱えながら、職場の同僚たちと最寄り駅で合流するのがいつもの日常。特に、同級生の藤川真紀(夏帆)は価値観や考え方が似ていて、会話が弾むのであった。そんないつもと変わらない日常会話に、後輩の五十嵐紗英(佐藤玲)や先輩の小峰智子(臼田あさ美)、酒木法子(山田真歩)が加わり、よりヒートアップしていく―。
一風変わった兄弟姉妹の日常――。香港の漫画家Yanaiの漫画『実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-』をもとにした、テレビアニメ作品。マッドサイエンティストの両親のもとに生まれた、5人の兄弟姉妹の日常を描く。原作の日本語版は、月刊誌「月刊コミック@バンチ」(新潮社)で連載された。海辺の静かな街に暮らすタニス(杉山里穂)ら5人の兄弟姉妹は、一風変わった特徴をもつ少年少女たち。タニスを除く4人は、マッドサイエンティストの両親から、違法な人体実験を施され、クリーチャーになっていたのである。長女のアシス(早見沙織)は、植物の遺伝子を組み込まれた少女で、光合成をして体から植物を生やすことができる。次女のアイスリ(森なな子)は、クモの遺伝子により背中から生やした4本の脚を駆使する少女。三女のスイシ(生田善子)は、他人の心を読む力の持ち主。そして、長男のスノー(浪川大輔)は、犬の姿に変身できる少年である。そんな彼らは、ある日両親が逮捕されたことを機に、実験施設から解放され、普通の人間に交じって暮らし始める。そこで、5人のなかで唯一改造手術を受けなかった末っ子のタニスが、兄と姉たちの面倒を見ることになる。しかし、人間の常識を超えた身体能力を発揮する兄と姉たちは、予想もつかないハプニングを次々と巻き起こしていく。そんな彼らにタニスはいつも振り回されるのだった。
「月刊コミックアライブ」にて連載されたemilyによる4コマ漫画『パンでPeace!』が、2016年4月~6月にかけてアニメ化放送! パンが大好きな少女・みなみ(木戸衣吹)が、高校で同じくパン好きの少女「パン友」たちを増やして、にぎやかな日々を過ごしていく物語。物語の主人公は、お母さんのサンドイッチが大好きでちょっと天然な女の子、みなみ。今日も今日とて、母親にサンドイッチを作ってもらい、ウキウキで高校の入学式へ向かうのであった。新たな学園生活にワクワクドキドキで登校すると、カバンにパンのストラップをつけている少女・ゆう(山崎エリイ)を発見。「パン友だー!」と一方的に友達承認してしまったみなみに、ゆうは若干困惑しつつも承諾。そこへ彼女の幼なじみであるふゆみ(豊田萌絵)が現れ、ふゆみの親がパン屋を営んでいるという理由でまさかのパン友に加わることになる。みなみの天然が大爆発しながらも、どんどんパン友を増やしていき…。今日もみなみとそのパン友たちによる、ドタバタにぎやかライフが始まっていく!
きゆづきさとこによる面白いだけでなく、絵画やデザインの専門知識まで身に付く4コマ漫画が原作の『GA 芸術科アートデザインクラス』は、2009年7月から9月にかけて放送された。この物語は芸術科アートデザインクラスに通う個性豊かな5人の生徒の、賑やかな学園生活を描くコメディ作品である。物語の主人公は、芸術科アートデザインクラスに通う個性豊かな5人の生徒。如月(戸松遥)は、眼鏡をかけた平凡で地味だけど物事に一生懸命に向き合える女の子。ミキ(徳永愛)は、小柄でいたずらが大好きなおしゃれさん。友兼(沢城みゆき)は、ボーイッシュで体力自慢な女の子。雅(名塚佳織)は、寡黙で博識な優等生。奈三子は(堀江由衣)しっかり者で常識人。5人は授業中だってちょっとしたことで大盛り上がり。標識のデザインについていつまでも話し合ったり、みんなで練り消しを作ったり。何気ない日常なのに、5人が揃うとどんなことでもお祭り騒ぎな学園生活。
妄想の止まらないブラコン姉が面白すぎる『姉ログ 靄子姉さんの止まらないモノローグ』は、2015年10月27日より3週連続TOKYO MX「アニサン劇場」枠で放送。この物語は、「私の弟は姉に欲情の止まらないド変態である」と信じている姉の靄子(小清水亜美)が、周囲を巻き込んで大暴走を繰り広げるモノローグ型ラブコメディである。主人公の靄子は成績優秀、眉目秀麗、スタイル抜群な高校2年生。後輩からも憧れられるまさに完璧超人とも思える彼女だったが、1つだけ残念な点が。高校1年生の輝(明坂聡美)を弟に持っており、弟のことを「姉に求婚し欲情するド変態である」と勘違いしているのである。今日も今日とて、輝の一挙一動に目を光らせ「朝から求婚するんじゃない!」「まさか、わざと股間をまさぐらせるため!」とありもしない弟の策略に、てんやわんや。靄子はそんな弟の魔の手から逃れようとしつつ、姉大好きな性癖を治させようとする。靄子の妄想は、友達や後輩まで巻き込んで暴走する! どんなことがあってもなんだかんだと仲のいい姉弟の、ちょっと甘酸っぱい日常。
アニメ『その時、カノジョは。』は、2018年10月から全12話放送された作品。福岡を舞台に、本編は3分のショートアニメとなっている。「恋する絵本」をテーマとして、恋愛のシチュエーションを1枚ずつ丁寧に見せる形でイラスト化されている。脚本には、妄想ツイートの発信で支持を集めている夏生さえりが抜擢。原案・キャラクターデザインは、日清のカップヌードルCM『アオハル』シリーズでおなじみの窪之内英策である。1枚1枚丁寧に描かれたイラストに命が吹き込まれたような映像演出が入り、見ていてドキッとさせられる作品となっている。福岡の街並みを舞台とし、4人の恋愛模様を描いた物語―。まずは、おとなしくて人見知りな少女・アイコ(福田愛依)の物語である。高校に通うアイコは、同じクラスのユウタ(浦田わたる)のことが気になっていた。授業中もつい、ユウタの姿を目で追ってしまう。「あなたは何を見つめているの?」と、そんなことを聞けたらいいなと妄想するアイコ。放課後、用事で先に帰ってしまった友人をよそに、誰もいない教室でユウタの目線の先の秘密をひとり考えていると、ついにユウタ本人に見つかってしまう…。
ドラマ『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』は、2020年9月19日よりNHK総合・NHK BS4Kにて放送されているヒューマンドラマ。脚本を手掛けるのは、ドラマ『泥棒家族』や『風林火山』など数々の名作を生み出した大森寿美男である。人生の終わりに「最後の願い」をかなえるため、心に傷を負った天使(エンジェル)たちが向き合い、歩みだすストーリーとなっている。主演には、ドラマ『東京ラブストーリー』や『白い巨塔』など、数々の名作に出演している演技派俳優・江口洋介が抜擢。ほかにも、演技派女優として注目を集めている上白石萌歌や、トランスジェンダーの役で第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門の、放送個人賞を受賞した志尊淳などが抜擢されている。これは、探偵である元マル暴の刑事・島田修悟(江口洋介)の元にきた奇妙な依頼の物語である。酒浸りの毎日を送っていた島田の元に、資産家風の女・佐藤和子(倍賞美津子)から不思議な依頼が届く。それは、余命わずかの大松幹枝(梶芽衣子)の、死ぬ前に富士宮へ連れて行って欲しいという、最後の願いを叶えて欲しいというものだった。助手である小嶋亜花里(上白石萌歌)に背中を押され引き受けると、富士宮で捨てた子どもに謝りたいという大松の本音が語られたのだ―。
それぞれヒット作を多数生み出した松智洋と矢吹健太朗による、ラブコメディラノベ作品『はてな☆イリュージョン』が2020年1月~6月にかけて放送!奇術師になることを夢見て上京してきた少年・不知火真(松岡禎丞)だったが、幼なじみの星里果菜(鈴木愛奈)は不知火真のことを男だと分かってなかった!? さらに明らかになる星里家の秘密。不知火真はアーティファクトの秘密を知り、奇術師を目指しながらも星里家の命運に巻き込まれていく。主人公は、星里衛(細谷佳正)のような奇術師になることを夢見て、上京してきた少年・不知火真。幼なじみの星里果菜のいる星里家で奇術師の勉強をするつもりだったが、肝心の星里衛が海外へと行ってしまう。しかも、星里果菜は不知火真を女だと思っていたらしく、男だと判明した途端「追い出そう」といい始めた。幸い追い出されることは免れたものの、置物を割ってしまい見習い執事として働くことに。幼いころは仲良しだったのに男だと知ってから毛嫌いしてくる、星里果菜。その妹で引きこもりがちな、星里夢未(富田美憂)。妄想癖の止まらないメイド、桜井エマ(M・A・O)。いつでも冷静沈着に仕事をこなす老執事、ジーヴス(松山鷹志)。賑やかな星里家の屋敷で始まったドタバタ同居生活のはずだったのだが、アーティファクトという手品の域を超えた魔法の品の存在が明らかとなり…?
1話、約4分!? ショートストーリーなのに、1度見るとハマって止まらない! ちょっとエッチな防具屋さんストーリーが好評となり、第2期の制作も決まった『おとなの防具屋さん』は、2018年10月~12月まで放送。偶然助けられ、落とし物を落としていった少女リリエッタ(東山奈央)は、まさかのおとなの防具屋さんの店員だった!? 倒産寸前の店を立て直すため、主人公カウツ(石井マーク)の防具屋さんでのドタバタな日々が幕を開ける。主人公はルボン村からやってきた、普通の少年カウツ。ある日、街の外にて少女と遭遇したのだが、スライムに囲まれてしまって大ピンチ。かと思いきや、少女リリエッタはものすごい怪力の持ち主で、逆にカウツが助けられてしまう。助けられた礼をいう暇もなくリリエッタは街へ帰ってしまったが、「おとなの防具屋さん」と書かれたお金を落としてしまっていた。カウツがその防具さんにお金を届けにいくと、そこは店主ナーデン(櫻井孝宏)が経営するエッチな防具専門の防具屋さんだったのである。「おれの夢は、すべての女性にエロい装備を着てもらうことだ!」。とんでもない夢を語っている割に、倒産寸前の経営であることが発覚。リリエッタのことを見捨てられないカウツは、おとなの防具屋さんで働くことを決意するのであった。
パンツをこよなく愛する、変態マンガ家!?原作・ヒロユキの青年マンガ『マンガ家さんとアシスタントさんと』の、テレビアニメ化作品。パンツが大好きな変態マンガ家と、美人のアシスタント女子のドタバタな日常を描く。原作は「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載されていたもの。ラッキースケベ満載のラブコメマンガを連載するマンガ家・愛徒勇気(松岡禎丞)は、パンツをこよなく愛するド変態。頭のなかはエッチな妄想であふれていて、いかにパンツをかわいく描くかに日々頭を悩ませていた。そんな彼の仕事場にアシスタントとして通うのは、黒髪ロングの美人・足須沙穂都(早見沙織)。エッチな妄想全開でたびたび暴走する愛徒にあきれながらも、彼が原稿を落とさないように叱咤し続けるのだった。しかしふたりきりの仕事場では、エッチなハプニングが次々と起こっていく。マンガの参考に足須に自分のおっぱいをもんでもらったり、足須にパンツを見せてもらえるようにお願いしてみたりと、ドキドキの展開が続くのだった。けれどもそのたびに愛徒は余計なことをして、足須からお仕置きを受けてしまう。そんな日常を送るふたりに、女性マンガ編集者の音砂みはり(能登有沙)や、スーパーアシスタントの少女・黒井せな(釘宮理恵)も加わることになる。こうして愛徒の仕事場は、ますますにぎやかになっていくのだった。
もうひとつの長門有希の物語。谷川流のライトノベル『涼宮ハルヒの消失』の、公式スピンオフ漫画『長門有希ちゃんの消失』をもとにしたテレビアニメ作品。少し内気な文芸部の少女が、片想いをする男子生徒とにぎやかな日常を過ごす。アニメ制作は、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズで知られるサテライト。県立北高校に通う長門有希(茅原実里)は、ちょっと内気で恥ずかしがり屋の少女。文芸部の部長を務める彼女は、秘かに片想いをする部員の男子生徒・キョン(杉田智和)と放課後の部室で過ごす時間を大切にしていた。互いに意識はしているものの、なかなか恋人関係になれないふたり。そんな彼らの事情を知る有希の親友・朝倉涼子(桑谷夏子)は、有希の家でたびたび食事会を開いては、有希とキョンをくっつけようとするのだった。季節は冬。有希の提案により、文芸部の部室でささやかなクリスマスパーティーを決行した彼らは、平和でにぎやかな日常を満喫していた。ところがパーティーの翌日、有希とキョンはひとりの女子高生が道端で倒れているのを発見する。彼女の名は、涼宮ハルヒ(平野綾)。凍えそうになっている彼女に事情を聞くと、なんとサンタクロースを捕獲するために、真冬の公園で一晩野宿していたらしい。その出会いから、ハルヒの企みに巻き込まれるようになった有希とキョンは、ますますにぎやかな学園生活を送ることになるのだった。
超絶お嬢様の華麗なる日常!?『てーきゅう』のスピンオフ漫画『高宮なすのです!』の、テレビアニメ化作品。超絶お金持ちのお嬢様が、執事の少年とともにハイテンションな日常を送る! 原作はウェブコミック配信サイト「コミック アース・スター」で連載されたもの。亀井戸高校テニス部に所属する女子高生・高宮なすの(鳴海杏子)は、超絶お金持ちのお嬢様。庶民とまったく違う金銭感覚を持っていることから、たびたび奇行を繰り返す日々を送っていた。夏休みのある日、なすのの友人・押本ユリ(渡部優衣)の弟である押本陽太(逢坂良太)が暇を持て余していたところ、突然なすのが現れる。彼女はそこで陽太の身柄を確保し、そのまま強引に高宮家の執事にしてしまうのだった。大富豪の令嬢の暮らしがどんなものか興味があった陽太は、期待を抱きながら高宮家の屋敷に入るのだったが、そこにあったのは珍妙なものばかり。たとえば、執事部屋が高床式倉庫だったり、本物の羊が執事部屋にいたり、なすのの父親が庭の銅像になりきっていたりと、理解不能な展開が続く。さらにそのカオスな空間に、新庄かなえ(三森すずこ)ら亀井戸高校テニス部の面々が遊びに来たのだから、事態はますます混迷を極めていく。こうして、ハイテンションでギャグをかましながら奇行を繰り返すなすのの隣で、陽太はツッコミを入れ続ける夏休みを送ることになるのだった。
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は、フランスや日本で2020年に公開されたフランスとベルギーの共同製作によるスリラー映画。監督は『タイピスト!』で長編映画デビューしたレジス・ロワンサル。本作はダン・ブラウン原作の『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズの第4作『インフェルノ』の、出版の際におこなわれた出来事をもとに、さまざまな仕掛けを盛り込んだ本格ミステリー。出版社のオーナー・アングストローム(ランベール・ウィルソン)は、世界的ベストセラーである『デダリュス』三部作の完結編の出版権を獲得したと発表。そして、世界同時発売のための多言語翻訳について、9人の翻訳家をフランスの豪邸へ招いた。翻訳家たちは、小説の流出を防ぐためにネットも電話も禁止の地下シェルターで、監視員が見張る中1日20ページずつの翻訳作業にかかっていく。そんな中、アングストロームの携帯電話に「冒頭の10ページをネットに流出させた。500万ユーロ払わないと、次の100ページも公開する」との脅迫メールが。小説の内容を知る者は自分と翻訳者たちだけ。翻訳者の中に犯人がいると確信したアングストロームは、流出を防ぐために次の100ページの配布を中止するが…。
『ダークナイト』や『インセプション』などを監督し、映画ファンから支持されているクリストファー・ノーラン。そんな彼の最新作が『TENET テネット』である。『インターステラー』を代表するように、ノーラン監督作は考証を重ねたSF設定が含まれることが多い。今作もタイムトラベルという概念を1から見直し、「時間の逆行」という新しい設定を取り入れた作品だ。今作には物理学者も参加しており、物理学の視点からタイムトラベルを描いた作品となっている。CIAに所属する男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、オペラハウスで起きたテロを未然に防ぐことに成功した。しかしその直後に捕らわれてしまい、毒薬を飲まされてしまう。その後船の上で目を覚ました彼は、謎の男から毒薬が偽物だったことを知らされる。「TENET(テネット)」という言葉を教えられ、時間の逆行についての訓練を受ける。そして特殊な弾丸の出どころを調査していくうちに、ロシア人のセイター(ケネス・ブラナー)にたどり着くのだった。
『ミッドウェイ』は太平洋戦争中に起きた、ミッドウェー海戦を描いた作品である。迫力あるバトルシーンだけでなく、「どのようにして戦争へと突き進んでいったのか」に触れている作品だ。実在した軍人たちが登場し、日本人俳優も多く起用されている。アメリカ側のキャストはウディ・ハレルソンやパトリック・ウィルソンなどが出演し、大日本帝国軍と戦う軍人を演じた。一方で日本側は山本五十六役に豊川悦司、南雲忠一役に國村隼が起用され、ほとんどのシーンが日本語での演技となっている。第二次大戦が始まる少し前。日本に滞在していたエドウィン・レイトン(パトリック・ウィルソン)は、山本五十六(豊川悦司)と会談していた。山本は米国に対し、日本を刺激しないよう忠告するが、数年後の1941年12月、大日本帝国軍が真珠湾を奇襲し太平洋戦争が勃発してしまう。何人もの死者を出した米国は日本への復讐心で燃えていた。暗号解読をおこなっていたレイトンは、上官のチェスター・ニミッツ(ウディ・ハレルソン)に対し、極秘情報を渡す。それは大日本帝国軍がミッドウェーに兵を進めているというものだった。
『グッド・ボーイズ』は2019年にアメリカで上映されたコメディ映画で、日本では2020年6月に公開された。監督は、映画『バッド・ティーチャー』の脚本・製作総指揮を務めたジーン・スタプニツキーで、今作の脚本も担当している。ほかにも、エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲンといった人気コメディ映画『ソーセージ・パーティー』の製作陣が今作を作り上げる。主演はジェイコブ・トレンブレイ。映画『ルーム』での好演で一躍脚光を浴びることとなった天才子役が、青春コメディに挑む。小学6年生のマックス(ジェイコブ・トレンブレイ)、ソー(ブレイディ・ヌーン)、ルーカス(キース・L・ウィリアムズ)は、いつも一緒の仲良し3人組。ある日、マックスはイケてるグループのソレン(アイザック・ワン)から「初キスパーティー」に誘われる。片思いのブリクスリー(ミリー・デイビス)と初キスができるかも…!? 淡い期待に胸を躍らせるマックスだったが、そこに大きな問題が。「キスの仕方ってどうやるの?」。キスの仕方を調べようとしてもなかなか納得のいく答えは出ない。そこで、マックスの父親のドローンを使い、近所のハンナ(モリー・ゴードン)とボーイフレンドとのキスの様子を盗み見することに…! しかし、そのことがきっかけでとんでもない騒動に発展してしまい!? 少年たちの爆笑必至の青春コメディ!
『ランボー ラスト・ブラッド』は、2019年に制作されたアメリカのアクション映画。ハリウッドのアクション俳優の大御所・シルベスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの第5作目となり、前作『ランボー/最後の戦場』から約10年のときを経て新作として制作された。今作でシリーズは完結となる。日本では2020年6月に劇場公開。映画『キック・オーバー』で知られるエイドリアン・グランバーグが監督を務め、脚本は主演のシルベスター・スタローンとマシュー・シラルニックの共同執筆によるもの。ランボーの本当の意味で“最後の戦い”が描かれている。ビルマでの出来事から11年のときが経ち、ランボー(シルベスター・スタローン)は祖国アメリカへと戻ってきていた。故郷にある亡き父の牧場で、旧友のマリア(アドリアナ・バラーサ)とその孫娘ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と一緒に平和で穏やかな生活を送っていた。しかし、ある日を境にランボーの平穏な日常は急転する。ガブリエラが、メキシコの人身売買カルテルに誘拐されてしまったのだ。自分の娘のように可愛がっていたガブリエラを助け出すために、ランボーは動き出す。かつて、グリーンベレーで会得したさまざまなスキルを武器に。ランボーの最後の血戦が、幕を開ける。
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